セーラームーンのゲームでこれありといわれる名作です。原作者の武内直子先生が本作のストーリー及びオリジナルキャラクターデザインを担当していることもありセーラームーンのゲームとして優秀、キャラゲーとして優秀、またRPGとしても優秀なゲームです。
昔持っていたのですが、躓く人が多いであろう序盤の亜美ちゃん一人旅で躓いていたら、母親にいつの間にか売られてしまいました。悲しいね。どうしてもクリアしたいと思っていた作品だったので、買い直してプレイしていました。プレミア価格つくとは思わなんだ。
元々セーラームーンが好きで、原作も全巻持っています。武内先生の後輩だったり、直接お会いしたことは流石にありませんがちょっとご縁があったりします。引っ越しの時に手元からなくなってしまいましたが、Vちゃんの方も原作持っていました。
ただ、原作のレイちゃんが女の子の初恋なのですが、それもありアニメは正直受け付けられなくて見れません。所謂「ぶっ壊レイちゃん」ってやつがだめだったんですね。というか今もだめなんですね……アニメ気になっているけど見たくない……。
ぶっ壊レイちゃんに関しては、武内先生も声優さんの富沢さんも苦言を呈していたそうで。スポンサーの関係とは言え、うさぎちゃんがミーハーしているし別に良かったんじゃないかなあ……。個人的に富沢さんはとても好きだし富沢さんの声がとてもレイちゃんにマッチしていて良いと思うのですが(crystalが見れないのもこれが影響している)、難しいね。ただ、富沢さんへの贖罪も込めて作られたらしい「カサブランカ」は大好きなので、これまた難しいね。
話は本筋に戻しまして、本作は原作のセーラームーンとアニメのセーラームーンのいいとこどりな感じです。ぶっ壊レイちゃんに関しては、まあ、うん……。悲しみで話が進まなくなるからおいておこう……
原作第4期にあたるデッド・ムーンより前の敵たち+ゲームオリジナル敵が出てきます。中には一瞬しか出てこない敵キャラもいますが、猫も杓子もきれいなドット絵で表現されているので満足。一部変なポージングしているキャラがいるのは、まあ、ドット絵ならではのご愛嬌ということで。オリジナルの敵キャラクター「オポシティオ戦士」たちも魅力的、かわいく描かれています。個人的にはデス・バスターズの面々のドット絵が見れたのが嬉しかったです。可愛いんだけれども特に後半の3(4)人が、原作では一瞬なんだよね。アニメキャラのDDガールズたちも1戦だけですが、それぞれ個別に戦闘が用意されています。
アニメ設定をベースに原作要素、ところどころ原作裏設定要素も取り入れていて好印象。映画キャラのフィオレやカグヤもちょいキャラですが出てきます。一瞬ではありますが、その丁寧な一瞬によって印象って変わるよね。
セーラー戦士10人を動かせるだけあって、二手に分かれるパートなども出てきます。特定の戦士の組み合わせで特殊技(リンク技)を発動出来たり、好きな戦士たちでPT組む(セーラームーンPT固定、ちびムーン半固定なので、実質3-4人ですが)、といったこともできるので、オールスターとして素晴らしい作品だなと思います。
不満点らしい不満点といえば、やはり冒頭にも挙げた亜美ちゃん一人旅の難易度ですかね。順番的に亜美ちゃんが最初に来るのはわかるのですが、如何せん火力ががが。亜美ちゃん自身参謀役でちょっと火力低めでやわいのもあって、この一人旅がょぅι゛ょごころをへし折ってくると思います。へし折られました。亜美ちゃん一人旅は、洞窟前はともかく、専用装備取るまでは洞窟内は逃げましょう。
今書いていて思ったけれど、だから亜美ちゃんの専用装備は取り逃しがほぼない場所に置いてあるのかも。火力が高いまこちゃんの専用装備が取り返しのつかない要素だったりはるかさんの装備がかなり隠れた場所に配置されていることを考えると、そこらへんでバランスを取ろうとしていたのかと思います。キャラゲーでそんなことをするな。
とはいえデバフや補助技の大切さがわかった大人になってプレイしてみると、亜美ちゃんとせつなさんが二大壊れキャラです。この二人のどちらかが入ればほぼほぼ勝てるので、分かれて行動するパートなどは意識してチーム分けしましょう。
ちなみに私の最終PTは、ムーン(固定。マーキュリーとの補助が終わった後は攻撃)、ウラヌス(火力高い)、マーズ(火力高い&嫁)、マーキュリー(補助役。PTに入れることでセーラームーンも補助役に回ることができる)、ヴィーナス(初手補助、その後アイテム係)でした。正直ヴィーナスは、ネプチューンかサターンと入れ替えても良かったかもしれない。一応、ウラヌス→ジュピターにして内部四戦士で固めると、ラスボス戦のみかな? 通常攻撃倍率に上昇補正がかかることも書いておきます。いうてそれでも好きなキャラPTで必殺技連打の方が効率良いよ。原作にしかない必殺技もボイス付きで実装されているのが嬉しいし。
ある程度のレベルがあればどんなPTでもクリアできますし、PT&フォーメーション編成が適切なら、第二章以降最低限の戦闘だけでもクリアできるらしいです。とはいえラスボス前のボス撃破~ラスボスまでの期間、雑魚敵キャラが出てこなくてレベリングできないので、好きなキャラで攻略したい人たちはレベリング時期だけ注意しましょう。
ストーリー的にも、それぞれの個性がちゃんと反映されていて良い。うさぎちゃんこんなんだったっけ……ちょと鬱陶しいな……とはなりましたが、なんかこう、それは私が大人になったから思っているかもだし、もともと通常うさぎちゃんはそんな好きではなかったな……と思い出しました。覚悟をバチクソに決めているときのうさぎちゃんは好きなんだけどな……。
キャラクターごとの口調のぶれもほぼありません。むしろ「みちるさんがドロイドの存在を知らないので、全てダイモーンと認識している」といったような細かい設定も垣間見れる。ちびうさとせつなさんの思わずニヤリとするようなやり取りも必見。全員合流後に個々のやり取りが減ってしまうことは少し不満ですが、SFCだし許容範囲だと思います。
あと個人的好きポイントとして、アイテムの説明ですね。マニキュアが「真っ赤なマニキュア。胸が高鳴るわ」でファンデーションが「乙女の素肌を危険から守るのよ」なのは、控えめに言って大好き。真っ赤なマニキュアを自分の攻撃力高めたい時に使うよね~! わかる~~!! となりました。
あと攻略上、注意すべき点としてあげられるのは
・パズルは早めにそろえた方が良い(第2章でレベリングをしていれば大丈夫かと思いますが)
・レイちゃん編前半でしか買えない、コスパも性能も最強の回復アイテムがある
・聖杯についてのアイテムとしての効果説明が作中でないが、使わなくともどうにかなる。(お助けアイテム的な感じですが、ムーン&ちびムーンの火力が上がる代わりに、リンク技が使えなくなったり、使用以前にかけていた強化が消えたりするので注意)
・アイテム&必殺技は使い惜しみしない(特にコロン)
ってことですかね。ラストエリクサー症候群の方にはお辛いかもしれませんが、コロンを買い占めて、症候群発症していても「こんだけあれば使ってもええか……」という状態になってください。ラスエリ症候群である私はその手で行きました。
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