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「なんで令和の世の中なのにTOPやってんの?」って言われながらもやっていました。平成でやらなかったからですかね……。
テイルズ履歴書としては、マザーシップタイトルは初クリア。マイソロ3部作とテンペスト、それからツインブレイブはクリア済みです。バーサス? 知らない子ですね……。そしてマイソロは321の順番でクリアしています、なんで?
なのでマイソロで知れる程度のふんわり情報はあらかじめ知っている状態でプレイしました。これからやるタイトルももれなくそんな感じです。よろしくお願いします。
テイルズシリーズは小学校の帰り道で友人に布教されまくった思い出がありますが、まさかマザーシップタイトルに手を付け始めるのがこんなに遅くなるとは思わなかった。やり始めたのでセーフです、許して♡
面白かったです! 古き良きRPGといった感じ。あと、古のRPG主人公の村焼き遭遇率、冷静にやばいと再確認しました。
FFやドラクエと違って、声優含め初代からキャラ立ちがしているのは、テイルズの魅力の一つだと思います。自分は個人的にシリーズ1作目主人公が後々に「初代主人公」として最強に居座るのが好きなのですが(ポケモンとかペルソナとか)、当たり前のことではあるのだけれど1作目を出した時点ではそれがシリーズになるかどうかなんてわからないことじゃないですか。けれども確かにクレスの人となりは「初代主人公」たるキャラクターだなあ、なんて思いつつ。
話としては本当にシンプルな復讐劇です。のどかな村で暮らす青年・クレスが幼馴染のチェスターとともに、生まれ育った村を焼かれる。家族を知り合いを殺される。家族や村の人たちを守れなかった悲しみや悔しさ、そしてなによりも憎悪にまみれた復讐心とともに、クレスは元凶であるダオスを倒す旅に出ます。でも勧善懲悪ものではない。敵キャラであるダオスも、野望や野心のために殺戮をしているのではなく、譲れぬものをもっています。しかしクレスがそれを知るのは、知るまでに彼が成長するのは、物語の終盤なのです。
それにしても戦闘中でのクレスのやることが多いこと多いこと。前衛職一人なのにもかかわらず5回中3回は挟み撃ち、くらいの頻度なので前の敵を攻撃して慌てて後ろに行って最後衛のクラースが殴っている敵を殴りに行って、と「やることが……やることが、多い……!」という状態になっていました。お前は金田一の犯人たちの事件簿か。
あとクリア後に見たSFC時代の顔グラの方が地味に好きです(小声)。
以下、ネタバレを含みます。
●クレス・アルベイン
王道を地で行くような優しい主人公なのに、その内には優しさ故に生まれてしまった確かな憎悪が渦巻いています。自分以外の復讐にも寄り添うし、パーティメンバーのアーチェが復讐相手の事情に気が付こうとするシーンで、感情に身を任せてそれを(意図していなかったこととはいえ)阻害してしまいます。
ミントを気遣って母親の死を隠して背負うことができる優しさを持っている、しかも自分も両親を亡くしておじには裏切られたばかりだというのに。クラースの軽口に赤くなりながらもやり返すことができる好青年である。自分の剣の腕が、成長したことも父には未だ及ばないことも、客観的に見ることが出来る冷静さがある。自分の生まれ故郷を愛していた、故に復讐に憑りつかれた。
だからこそダオスを倒したあとにダオスが背負っていたものを知ってしまい、苦悩する。復讐者がなんたるかの本質を、クレスは理解できていなかったんです。「自分が誰かにとっての悪かもしれない」という考えを――旅で出会った人々が悉くクレスの世界の人たちであったということもありますが――するに至らなかったんですね。それでも逃げることなく掲げていた大義名分に甘えることなく、他人の悪意や自身が復讐者であるという事実を受け止めて前に進んで行く。良い主人公です。
あとはマイソロ系でゴリ押しされるほど駄洒落好きって感じでもなくない? とは思いました(後半ほぼ言ってないし……チェスターも言うし……)。まあバンナムが自社IPの扱いの酷さで荒れるのも珍しくない……いやそれが珍しくないのはダメなんですけどね!
●ミント・アドネード
実は姉さん女房なミントさん。私がやったのはPSPなので声は岩男さんでした。声優変更前のファンタジア女性キャラ、ロリボイスしかおらんな……。
芯の強い女性だと思います。個人的には「敵さんにも事情があったの><」的なことを言いださなくて心底良かったと思いました。無条件にそういうことを言うタイプが苦手でして……。最後の戦いの前の事情に気が付くけれども、それでも自分たちの相互理解が決定的に無理だということを受け入れて戦うことができることが出来るのは良い女の証ってワケですわ。
神官の家系だし一応聖職者? 見習い? になるのか? だけれども割と初期の段階からクレスに惚れていて、ユニコーンのイベントの下りはあれども清廉すぎる感じはしない。丁度いい塩梅の清楚さ。
近年のテイルズ回復職と違って本当に回復技専門なのが時代を感じるけれど、ミントのキャラクター像を考えると専門の方が自然だと思います。攻撃魔法使ってくるミントってのも、なんか、いやなので……。
●チェスター・バークライト
私は「きょうだいを想いやり、想い続ける」キャラクターが好きなので、チェスターがな、あのな、すごい刺さったんや……。あ、きょうだいと愛憎まみれるキャラクターも好きです、よろしくお願いします。
チェスターもクレスも復讐者なのですが、チェスターがクレスと明確に違うのはやはり「過去に行ったか否か」という点です。だからこそ加入時にレベルアップしていないというメタ的仕様が適用されているのですが。
過去でいろいろ見てきたり経験を積んできたクレスと違い、チェスターはアミィを殺されたその時から動いていない。徹頭徹尾復讐者でいてくれた君が好き。親を早くに無くしてかつ保護するべき対象がいたからクレスよりも成熟していて、復讐者がなんたるかを理解したまま復讐者として突き進んだ君が好き。
復讐者でない時の彼は初代スケベ大魔王だし、決戦前夜の親友をフォローしつつ自分も良い雰囲気になったりと、身内にはおちゃめで優しくて頼れる気配り上手な好青年なんだよな。そりゃたった一人の肉親である妹が可愛くてしょうがなかっただろうし、そんな妹が親友に惚れているというのもくすぐったくも嬉しかっただろうし、親のいない自分をなんだかんだ見守ってくれた村が好きだろうし。一度奪われたからこそ、復讐者に走る覚悟を持っていたのだろうな……。
すずとの絡みが地味に好きです。「すずはすずでアミィはアミィ、でもアミィみたいに閉じたままの世界で終わってほしくない」ってのがまた良いですね。それを聞いたすずが、自分と妹が違うことをチェスターが理性ではわかっていつつも割り切れていないことを察してしまうのもまた辛いけれど好き。
あとアーチェに「一目惚れ」ってのがまた地味に好き。
●アーチェ・クライン
スタッフが好きなのか、OPとかミントよりも目立っている気がします。きゅーとでかわいいからね。
天真爛漫のムードメーカーでありながらハーフエルフという長寿種族で時折知識にとんだ一言が出てくる……という設定なのですが、長寿種族で人間のクレスたちと同い年ということは、合法ロリ的などちらかというと幼さが表に出てくるのでは? と設定に疑問を持ちました。まあそれはおいておいて。
個人的には母親に会いたくて駄々こねるのをクラースに叱られるところと、それを踏まえた上でのミントとの帽子のスキットが好きです。彼女の無邪気は時として誰かを傷付けてしまうかもしれないけれど、彼女はそれをわかって反省して成長することが出来る人だし、友達が大切な優しい子です。いやミントとの帽子のスキット、ミントが「母親はもう生きていない」ことと「それをクレスが自分のために隠して、一人で背負おうとしてる」ことを悟って気が付いていないフリをして言い直すのが最高だし、アーチェもそんな彼女の気持ちを汲み取ってミントの気持ちもクレスの気持ちも最大限大切にするけれどそのことは言わないの、可愛い……可愛くない? 可愛いよ(断言)。
●クラース・F・レスター
リメイク版だからか「気難しく偏屈屋」という設定が全然ピンときませんでした。知らん人がなんかいきなりやってきたらあんな対応もするだろ、と思う。下手すりゃチェスターの方が気難しいぞ。
一歩引いた位置にいながらも、クレスをからかったり反撃されたりするお茶目な年長者。
ダオスを倒したことに対して「これでよかった」というのがクラースで本当良かったです。ダオスの悪逆非道は、理由があったかもしれませんが、それでも悪逆非道だという事実に変わりはありません。ダオス本人も承知してはいたことですが、関係のない人々をたくさん巻き込んだのは紛れもない事実です。ダオスの事情を知って悩むクレスを諭すことができるクラースが好きです。
パーティの中で唯一ダオスに対する復讐が無い彼ですが、そのことと年長者ということが相まってパーティを見守っていてくれた感じ。
パーティのリーダーはクレスだけれども、対外的なリーダーを担ってくれていました。復讐で我を忘れるパーティメンバー(主に男性陣)を時に窘めて、時に一歩引いた位置で見守って、時にからかうことで道を戻してあげて。良い保護者だあ。
アーチェ以外と再会できないことがもう確定しているけれど、功績ってのは消えないんだよ。ED後の世界で、彼の研究成果がクレスたちの時代にまで伝わっていることを望みます。クラースがクレスたちと旅をした、彼が生きた、証になるので。
●藤林すず
加入は出来たけどあまり活躍させてあげられなかった、許せ……。
「忍」というのは刃に心が必要なんですよ、心無くしてはそれはただの道具の刃なので……。両親が最後にすずのことを思って自分たちで自決したのも、すずのおじいさんがクレスに依頼したことも、すずがクレスたちと一緒に行くと決めたことも。全ては心無くしてはできないことなんですよ。
それで良いんだよ、そのままいろんなことに悩みながら自分の感情を大切にしながら成長して立派な忍者になってね……と思いながら見ていました。
それはそれとして「私、シノビですから」が便利過ぎて笑っちゃった。ダンガンロンパの舞園ちゃんの「私、エスパーですから」を思い出した。
●ダオス
作中で多少なりとも関係のない人々の命を巻き込まないようにしていますが、それって『道端に生えていた花を鉢に植え替えたけど、その植え替えている途中で蟻たちを踏みつぶしている』みたいな、そんな感じ。所詮はダオスの自己満足の範囲でしかないんですよ、魔科学を人類が止めない限り、争う理由は消えないので……ユグドラシルの悲鳴も止まらないので……人類は愚か……。
ダオスの所謂『悪のカリスマ』的なポイントは、やはり覚悟を決めて自らの行いをやっていたことだと思います。だからこそ言い訳染みた必要以上の語りはしない。非情な行為もする、時間転移を繰り返して足掻き続ける、諦めない。怨嗟の声を受け止めて突き進む。信念が強い悪のカリスマ。
マナを死後に持ち帰ることが出来たのは彼にとって本懐を遂げられたこと、間違いなく安らぎになるでしょう。この世に悪があるとすれば、それは人の心だ。
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次はどのテイルズをやろうかな~。今のところ候補は2作目であるディスティニーか、関係性のあるシンフォニア、携帯作品かつリメイク前後どちらもやる予定のイノセンス(リメイク前)あたりを予定しています。
ところでTOPなりきりダンジョンも一応持っているのですが、ちょっとやばすぎるキャラがいると聞いて戦々恐々しています。賛否両論とかそんなレベルではないとお聞きしました、えぇ……(困惑)。
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