FINAL FANTASY ⅩⅣ 解放戦争戦後編 感想

前回(紅蓮のリベレーター)の感想はこちら

すごい……あの、あの……人の心がない…………

ドマやアラミゴの解放者になったヒカセンが、蒼天と同じく戦後処理に追われている最中に、もっと大きい戦争がやってくるお話です。
この解放戦争戦後編は話の流れが凄い丁寧で、「ああこの話の流れにしたかったから、先ほどあの展開にしたんだな」とわかるようになっています。また、逆もしかりで、「アッアッ、これが話に出てきたってことは、この後、アッアッアッ……」と、展開が読めて逆に辛いということになります。なりました……

漆黒へ向けての激動の章といえる部分でした。
ずっと傍にあった帝国という脅威に対して、きちんと向き合わなければならない時が来た。きっと本当は、戦後のその場所に武力での解放者の居場所なんてない方が良いのに、抑制力とかそういう理由もあってそうはいかない。
守りたい人たちの姿がそこにあるから、主人公は戦場だけではなく政治舞台にも出たりするけれど、さまざまなしがらみや思惑も相まって、全体的にどん詰まりなどうしようもなさが感じられる。全ての歯車が嚙み合わずに、徐々に好転していた事態は一気に坂を転げ落ちていく。
そんな現状を打破する手掛かりは、別世界にあった―――。

そんな物語です。
あと今回考察多めです、よろしくお願いします。過去作要素を用いたメタ読みも微妙にあります。

◆以下、ネタバレあり感想

●ドマの戦後について

ヨツユ関連、人の心がねぇ~~~!!!!

夜から逃げられなかった女を、蛮神化させて(=人の身を捨てさせて)からやっと夜から出られるということを示唆させて、人として死ねた時に黒色をなくして完全に夜から脱却させるの、マジで人の心がねえ〜!!
蛮神名が「アマテラス」か「ツクヨミ」だろうなとは、まあヨツユがそういう流れになった時から思っていたのですが、彼女が人の身を捨てないと夜から出られないことを示すようなヨツユに対して皮肉であるアマテラスの方か、どう足掻いても夜に囚われる運命にあることを示すツクヨミか、どっちが彼女にとってまだ救いがあったのかな……

「引き金を引いた男に優しくされちゃあ、もう生きていられやしない」というのが、切なくて仕方なかったな……
ゴウセツは古いドマの、良い意味でも悪い意味でも、象徴だと思ってます。なんというかな、ゴウセツもヨツユも、古いドマでしか生きられなかったんじゃないかな。引き金を引くほどに憎いドマを表していた男が優しくするのは、ある意味で、「これもまたドマの一面なんだよ」とも言われているようで。心の何処かで理解していたであろうそれを自分が受け取る日はないと思っていただろうに、記憶をなくしたとはいえそれ以外は変わらない自分に、差し出してくれる人がいるということを知ってしまったんだもんな。

刀で生きてきた男が刀を取り上げられて、ある意味での古いドマの被害者であった女と過ごすうちに、例えばヨツユに対して吐き捨てた言葉だとか、例えば亡くなった妻子のことだとか、そういった過去の己やかつてのドマにいろいろ向き合ったのではないでしょうか。
ゴウセツの忠義は揺らがない。ただ、変わりゆく街が眩しくて、変わりゆく主君が眩しくて、それを支えられる同僚が眩しくて。一人ではどうしたらいいかわからなくて、そこにツユになることによって一緒に変わってくれるヨツユがいたから新しいドマでも生きていけると思ったのに、ツユがいなくなっちゃったもんだから。でも死に場所と見て死んだり、ツユの所業の責任を取るべく自決するのは過去のドマの行いで、そんなものはツユは望んでいないだろうから。だから出家して旅に出たのかなあ、なんて思いました。ツユや妻子の形見でも持って、自分たちの世界を広げにいっているかもしれない。いつか旅先で会いたいな。

アサヒに関してですが、前回不安に思っていたようなピンポイント地雷は踏まれました。踏まれましたが人と通話しながらやれたし、そのあと紅蓮祭で花火SS撮っていたので、なんとか致命傷にならずに済みました。マキシマ……マキシマさんはなんで、帝国軍人なのにあんな穏やかで……な、なんで……?

ドマ町人地復興は頑張ってやってます。アラミゴも復興事業した方が良いのでは……と思っていたら、メ・ナーゴのお得意様が解放された。なるほどね、コンテンツ分けね。完全に理解した。

●暁について

泳ぎを頑張ることも帝国に向かうこともそこから更に無茶をすることも、全てのアルフィノの成長が嬉しいのだけれども寂しかった……。シンエヴァのゲンドウもこんな気持ちだったのかなって思いました……立派になったな、アルフィノ……FF14でシンエヴァに対する理解を深めるな
アルフィノが頑張っていることが、暁や盟主たち、果てにはマキシマさんやガイウスにまで伝わって、それが実を結ぶのがとても嬉しかったです。終始後方保護者面しました。マキシマさんはなんであんな性格で、帝国で今まで生き延びてこれたんですか?(2回目)

あとアリゼーが可愛すぎて終始親戚のおばちゃんと化していました。かわいいねえ……飴ちゃんあげようねえ……
そうだよね~~まだ16歳の双子の兄弟だもんね~~ってなりながら見ていました。アリゼーがどんなに勝ち気で気丈でも不安にならないわけが無いし、その不安を吐露して良い対象に俺はなったんだが~~!?!? って全世界に向けてマウントを取りたい。アリゼーを置いていくことが怖かったので、置いて行かれる方は甘んじて受けるとしよう……

ウリエンジェと「アリゼーが1番好きな親戚のお兄ちゃん/お姉ちゃん」ポジションを取り合いたいです。そして一緒にアリゼーの結婚式で号泣したい……うそ、まだ結婚して欲しくない……でもウェディングドレスを着たアリゼーは世界一可愛い…………
これは妄想なのですが、俺とウリエンジェがアリゼーに向かって「どっちの方が好き?」って聞くと、アリゼーはぽこぽこ怒りながら決められないに決まっているでしょ! って言ってきて、俺とウリエンジェは可愛い~~~ってなります。アルフィノに対してはクルルの姐さんと「どっちの方が好きなの」ってにじり寄ってガチの困らせをさせて可愛い~~~ってなりたいです。アルフィノの周りにからかい上手のお姉さんが多すぎるのが悪い。

賢人以外のNPCもフォーカス当たっていてとても良きです。リオルとかフェルミエが優秀なの、まじで好きなんだ……というか地味にリオル好きなんだ……新生から一緒の彼らが、漆黒に入るこのタイミングでも、存在感のあるNPCとして物語に関わってくれていることがとても嬉しいです。キャラとしてそこに生きているんだな、って思う。リオルとサンクレッドのエピソード、もっと聞かせて欲しいが!?
保護者賢人3人組は今から向かうから少し待っててな。

●謎の声の人物について

グ・ラハ・ティアだとほぼ確信しています。

というのも、4.3 – 4.5は何かしらの前振りが必ず行われています。例えば

・アライアンスレイドでドマ以外の東方に触れて東方の現状についての解説
→東方同盟の話(ここ、パッチ次第では本来は反対かも。でも反対でも成り立ちます)

・サドゥ(命を輝かすドタール族)とヒカセンの対決
→魂が呼ばれる、という話

といった感じ。ヨツユ関連で一連の流れが明確に見えていた前半とは違いますが、数珠繋ぎに話がつながっているのが解放戦争戦後編の後半です。

で、なぜ声の主がグ・ラハ・ティアだと確信しているのかというと、複数の要因があり、

・アラグ帝国についての話が凄い出てくる(ソル(アシエン)がアラグ帝国に関わっていたと明かす、魔大陸についての真相考察、アジムステップのアラグの遺物など)
→過去の冒険の中で出てきたアラグに関するキャラクターで再登場しそうなキャラ、で、ドーガやウネといったメタ的に過去要素サービスだと思われるものを除外し、声付きキャラになりそうでまだ声が付いていないキャラを考える
・メ族のところで、オスのミコッテの生態や、ミコッテ族の名前の読み方などについて説明やクエストがある(紅蓮部分ではありますが)
・4.5の最後で「クリスタルタワーに来い」と言われる(ほぼ決め手)

です。
いや、第七星暦編クリア時に「再会できるのかな」とか言っていたけれど、本当に再会できるとは思っていなかった……いやまだ確定はしていないけれど……

●アシエンについての考察(めっちゃ思考中。まとまってないかも)

アシエンについてまず思うのは、天体に関係しているんだろうな、とずっと思っていることと、新生の最後で過去作主人公(7、13、あと1人いた気がする)に姿の似たアシエンがいたな、ということです。

天体に関係しているんだろうなというのは、まず彼らの神がゾディアークということと、エリディブスとウヌクアルハイの名前。ウヌクアルハイはそのまんま(へび座アルファ星)。
で、エリディブスは最初目にした時から「なんかどこかで見たことあるような語感だな~」と思っておりずっと考えていて、竜詩戦争編あたりでわかったのですが、エクリプスでした。エクリプスを元ネタにしたお名前なのかと思います。ちなみに過去に目にしたのは真島先生のフェアリーテイルです、FTなことだけ覚えていたから読み返して探し出した。

で、FF14には原初世界と13個の鏡像世界が存在することが、紅蓮突入前に語られています。

14はFF14のナンバリング数であり、「クラウドたちのような姿をしていたのも、過去作を表しているのかな~」と新生クリア当時は思っていました。ただ、今回の解放戦争戦後編で明かされた、アシエンにはオリジナルと転生という2種類が存在すること(白と黒とは関係なく)設定により、このことは少し意味合いが変わってきました。

過去作についてのことは後で触れるので少し置いておくとして、ここで見方を少し変えて、13個ある鏡像世界について、「13という数字を天体で表す」ことについて考えてみようと思います。更に言うのであれば、歴代ナンバリング作品の中で11と14(これを原初世界と仮定します)が特殊(主人公が可変であるMMO作品)ということから、「12+1という数字を天体で表す」ことについて考えたいです。
なぜそんなことをするかというと、ウヌクアルハイが鏡像世界の住人であったこと、そして彼には明確な主がいることに、何か意味があると思うからです。エリディプスを独立させたい。

天体でまず12と言われて思い浮かぶもの。ゾディアークに関連するもの。言うまでもなく黄道十二星座かと思われます。また、黄道帯には十二星座の他にへびつかい座があり、これはウヌクアルハイ(へび座アルファ星)の主=エリディブス(オリジナルのアシエン)にあてはめることが出来るのではないかと思います。へびつかい座は黄道帯に存在しながら星占いには含まれていない特殊な(=特別な)星座で、近年では13星座式の占い方法が提唱されていたりします。
これで「12+1」セットの天体ができあがり、さらに言うとその+1は特別なものである、といえます。

次に大切になるのは、アシエンには特別な存在(=オリジナル)が存在する、という点です。上記で言うと+1(エリディブス)の部分です。
なので今度はこの+1を(エリディブス)+3(エリディブス、ラハブレア、エメトセルク)にしたいです。これは「12+1」を×3にするのが手っ取り早いですが、かといってどこからともなく持ってくるのもあまり納得できないので、持ってくるより前に増やせないかな? と考えるところから始めてみます。

ここでふと思ったのは、紅蓮パッチのアライアンスレイドでは、FFTやFF12といった、いわゆる松野作品(イヴァリースシリーズ)のオマージュやリスペクトを色濃く感じました。
そしてこれらには星座モチーフの存在(ルカヴィ)がいますが、彼らには対存在がいます。また、黄道十二星座自体に「黄道十二宮の天使」が存在し、天使と対存在になる亡者の存在もあります。黄道十二宮の天使および亡者自体は12個で、へびつかい座にはありませんが、イヴァリース作品にもへびつかい座の対存在は明らかになっていません。それを従順承知したうえで、今回の考え方に置いては対存在という概念がアシエンにもあるのではないか、「12+1」は「12+1+12+1」に出来るのではないか、ということが言いたいです。対存在の中身よりも、対存在という概念を重視して進めます。(エメトセルクやラハブレアが特別な存在でなくなってしまうので、むしろ中身重視でないほうが良いのかも)

また、黄道十二星座の天使は、堕天して悪魔になったとする説も存在します。天使の面と悪魔の面をそれぞれ独立して考え、「12+1」を「(12+1)×2」として考えることも可能ではないでしょうか。
ただこの場合、「対」存在なのだから、相対するもう片方の数字も上げて数えるべきなのではないかな、と思いました。「(12+1+12+1)×2」なんじゃないの、と。これで少し余分にはなりますが、目的であった数は満たせました。
ので、本当は「12+1」が4つ存在して、何かがあってオリジナルの方の1(エリディブス、ラハブレア、エメトセルクの3名ではない)が欠けたのではないかなあ、と思いました。

ここで過去作主人公の姿をしていたアシエンについてに話を戻しますが、これが転生組なのではないかと思います。
FF12に登場するルカヴィには、全部ではないにしろ、過去作を元ネタとするものがありました。FF14にも過去作ネタは多々あり、シリーズファンには堪らない要素です。例えばFF14新生部分で魔導アーマーが登場した時、「FF6の!」となったのは私だけではないでしょうし、マウント魔導アーマー騎乗時のBGMがティナのテーマであることは、「う~ん、わかってる!」と、FF6が好きなプレイヤーを後方彼氏面にさせることでしょう。しました。
ただ、アシエンのあの演出に関しては、そういった思考を逆手に取ったものだったのではないかなあ、とここにきて思いました。「過去作をモチーフにしているFF14の要素」ではなく、「FF14のオリジナル要素なんだけれども、それを悟られないために過去作のモチーフを纏っている」とでも言えばいいのかな。クラウドやライトニングをだしてFF7やFF13を表したではなく、過去作主人公のクラウドやライトニングの姿をしたアシエンを出すことによって、転生というものを表現したのではないかなあ、と思いました。

で、ここまできて、ふと思ったのが、「4種類の13は、トランプにあてはめられるのでは?」でした。いきなりトランプが出てきたと思うかもしれませんが、トランプは占いに用いることもあり、そこまで唐突ではないと思います。

何が言いたいのかというと、トランプは、数字組と絵柄組(と、絵柄組からさらに独立したジョーカー)に分けることが出来て、スペード(剣)、ハート(杯)、クラブ(杖)、ダイヤ(貨幣)の4種類がある、ということです。また、フランスタイプでは絵柄の人物に、実際に存在した人をモデルとして採用されています。ハートのクイーンに、スペードのクイーンを務めることはできせん。トランプのスートが変わると数字は変わりませんが、絵柄のJKQは変わる(=オリジナリティがある)のです。(フランスタイプは、Aはあくまで「1」であって「A」でないとされています。)
トランプは4種類の普遍的な12たちと、唯一無二の絵柄を持つ3たちと、あったりなかったりする1という見方をすることが出来ます。
絵柄をエリディブス、ラハブレア、エメトセルク。ジョーカーを欠けてしまったオリジナルアシエン、数字を転生組などの他のアシエンとして見ることが出来るのではないかなと思いました。

トランプや天体の概念などを元に組み合わせて、アシエンという組織が生まれたのではないかな。天体のくだりがちょっと強引な気がしないでもないので、他に何かないか探しておこう。もっと単純に、オリジナルアシエンは、太陽、月、エクリプスの3つ、くらいの可能性もあるかも。月は2つあって、1つは失われるものだし、もしかしたら月があってその月の1つが失われたものだった可能性もある。

エリディブス以外にも調停者アシエン(白アシエン)はいる(あるいはいた)のかなぁ。存在していれば十二星座の天使と悪魔が割と有力説になってきてくれたりしないかな、と思っているのですが。

ちなみに数字たちの一部を、概念はあるけれど不在にする(欠けさせる)、というのは過去作にも存在します(零式)。ので今回も、ジョーカー(あるいはロストした月)不在でもおかしくはないかなと思っています。
ジョーカーというのは切り札ですよね。ところでここに、何かにつけて切り札扱いされるヒカセンがいますよね。お前……まさか…………

追記(最初から追記というのも変な話ですが。別の見方を、ここまで書いた後に思いついたので、切替の意味も込めて)

「12+1」を無視すれば、対存在の数をイヴァリースのまま採用できるなと思いました。対存在がいる11体+いない2体、これを天使と亡者で×2をして「(11+2)×2」。特別な4とそれ以外の44。
これの何が良いかというと、22ってタロットの大アルカナの数なんです。特別な4以外にも役割を持たせることができる。小アルカナにスートの概念があるから、先ほどのトランプ概念にもうまい具合に絡ませられるかもな。

この考えの場合、特別な2つを切り離して考える理由だけ悩みます。MMOの11と、デフォルト主人公が決まっていない(パーティ可変)の1とかどうかな。割とありな気がする。

●アライアンスレイドについて

すっごいイヴァリースじゃん!! って思っていたら、松野さんが現れました。今回のアライアンスレイドが松野さん脚本ということも知りました。つまり松野さんの新作じゃん!!(じゃん!!)

松野作品としてもFFの一つの物語としてもRPGの一つの物語としても良かった……しみじみ……
人種や両親から注がれるものというのは、アイデンティティの形成に関わってくるものです。ましてデュライ家にとっては一族の悲願も双肩にかかっているわけで。ジェノミスやラムザにとっては大きいものでしょう。
けれども今を生きているのは彼らなわけですから、アルマが妹として娘として、今を生きる家族を心配してアルテマに囚われてしまうというのもよくわかる。
娘として父親にちゃんと見て欲しいというのもよくわかる。生きている人が何より大切だけれども、死者は会えないからこそどうしても思い続けてしまう。

レジスタンスたちが祖国のためにたたかいの道を選ぶのもアイデンティティを守るため。フランが捨てた故郷を懐かしんで守るために光の戦士をオーボンヌに案内するのも、アイデンティティを守るため。

登場人物たちの行動が、全て各々のアイデンティティ形成に基づいていて、見ていてそういう「どうして」がないんですよね。そして純粋にお話として面白い。う~好きだ……

ただ、ガレアン人と思われる劇団員くんは私に殴られる準備をしておいてください! いいですね! いや祖国というアイデンティティを重視する彼の行動もわかるんだけどさあ……わかるんだけどさあ……! 

●アレキについて(オルシュファンについて)

※今回のBGMです。

アレキをまさかのこのタイミングで終わらせました。蒼天部分じゃね?
それは置いておいて、蒼天パッチの直後にこの話を持ってくるの、人の心がねえ……となりました。自分を守った人の話を続けてして、否が応でも先に進まされるヒカセンと、一緒に留まることを選ぶことが出来たミーデの対比のお話する!?!? お、俺もお前(オルシュファン)の元に行きたいが〜〜〜!?!? 全てを捨ててお前の元に行きたいが、お前が守ったものを代わりに守ったり慕ってくれる双子がいるためにできないが~~~!?!? くそ……来世で待ってろ…………お前の盾と世界を巡って思い出を増やして会いにいくから待ってろ………………

余談ですが自機がメスラ・ゼラなせいで、ミーデとより対比的に感じました。ラウンドロクス見ていると、俺は双子を置いてはいけない……
私はオルシュファンに向かって泣き笑いを見せた自機は、可哀想なほど可愛いと思っているので……まじであのシーンの自機の笑顔がたまらなく可哀想で可愛い……ひどいなこのプレイヤー……(プレイヤーと自機の乖離)

それはそれとしてアレキのBGM、イイですね。機工士などのちょっとスチームパンクな感じとマッチしていてとてもイイ! 彼女たちのこれから幸あれ。

いや~……面白いね……FF14、面白い……
絶対、このタイミングで噛みしめることではないとは思うのですが、漆黒に対するわくわくが凄いので……ぜったい体力使う感じのエピソードが来るんだろうなという確信もあって少し怖いですが……

エドモンが出てきたのにも意味があるんだろ!!!! わかってんだからな!!!! お前は俺の家やぞ!!!!(????)

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

FINAL FANTASY ⅩⅣ 紅蓮のリベレーター 感想

前回(竜詩戦争編)の感想はこちら

賛否両論ちっくなことは聞いていましたが、なるほどな~と納得しました。思っていたより面白かったです。
紅蓮は、というか紅蓮/漆黒は、個人的に楽しみにしていたパッチでもあります。というのも、就活現役のころにスクエニ説明会で見たFF14の動画が(その時まだヒカセンじゃなかったです)、紅蓮と漆黒を混ぜたオリジナルトレーラーだったからです。記憶が確かなら。リセとひろしが修行で殴り合うシーンや、ひろしが何者かに襲われているシーンを非常に覚えており、前者を紅蓮OPで見たときには「これ覚えてる!!」と感動に包まれました。

最初の新生感想でメスラでプレイしているといいましたが、正確に言うとメスラ・ゼラでプレイしています。なのでアジムステップで会話差分などあり、そのあたりが嬉しくてどんどん進めていました。あとFF6を拗らせているので、「ドマ~~!! ドマだ~~~!!」ってなっていました。FF6はイイぞ。

独立運動を手伝うところから始まる紅蓮は、主人公たちがずっと抑圧された側にいるんですよね。蒼天では帝国との関わりが終盤に少しだけだったこともあり、それが顕著なのだと思います。
そこがプレイしていて、シナリオ良いけど苦しさをずっと感じさせて、好きな人と嫌いな人に分かれるのかなあ、と思いました。

◆以下、ネタバレあり感想

紅蓮は全体を通して「多様性」と「自由」ですよね。多様性とはどういうことか、自由とはどういうことか。

アラミゴも、ドマ(というかクガネ)も、アジムステップも、帝国も。数多くの民族が暮らしています。数多くの民族が暮らしているということは、数多くの考え方や慣習、宗教などがあるということです。
FF14はいろんな種族が暮らしている他民族世界ですが、紅蓮ではそのことが弊害になることを改めて感じました。

敵対者が、みるからに侵略者である帝国であった新生とは違い、みるからに異形のものであった竜と対峙する蒼天とは違い(まあ一部元人間なのですが)、自分の同胞をも含んだ「人」と紅蓮は戦っていきます。
そして、戦っているリセやヒエンを、見守り、時には一兵卒として手助けする、そういったポジションとしてヒカセンは「紅蓮のリベレーター」という物語を歩んでいきます。

●リセ

彼女は確実に、物語の中で成長していました。
姉の代わりになろうと姉の真似事をしていた彼女は、リセ自身の生き方を選びました。
抗わないという道を選んでいた同胞に対しての苛立ちは、理解へと変わりました。
彼女にとっての思い出の中にしかなかったアラミゴは、彼女の体験を通して実際に感じたアラミゴへと成長しました。

ただね~、リセの問題点として、自分が言うべき台詞を自分で言わないということがね~……。急成長しないことは、個人的にはどっちでも良いかな。急成長すると蒼天のアルフィノと被るし。

少しだけ4.0~区間の話に触れるのですが、「暴力で国を治めるのは帝国や過去のアラミゴの時と同じだ、だから良くない。暴力以外で国を治めるべき」みたいなことをプレイヤーに話してくれる。そして個人的にはそれはなるほどな、と思いましたし、その信念に基づいて行動しているのはとてもいいと思いました。イイ!

しかしながら、それを自身が治めるべき群衆の前に立つと言えないのはマイナスポイントです。身近な人しか良さがわからない為政者じゃダメなんだよ。

●アリゼー

リセが「姉の真似事」からの脱却を行ったわけですが、アリゼーも「兄のそっくり」からの脱却を行っています。
紅蓮に入る時にタタルから新しい服を貰い、兄妹はそっくり双子の見た目ではなくなりました。東へ出る時にウリエンジェから彼女のために拵えてもらった武器を貰い、戦い方というかロール(DPSとヒーラー)の違いも明確に異なっていきます。

紅蓮中にバハムートを走り切ったこともあって、アリゼーの成長は個人的にかなり感じました。バハムートのアリゼー、めっちゃ成長していない? えらい。
バハムートには双子ならではの演出もあるのですが、そこを除けば、それぞれからの脱却を図り始めている時期で、蒼天ではアルフィノが、紅蓮ではアリゼーが「自分個人」を見つける話なんだなあ。蒼天か紅蓮の間にバハムートはやったほうが良いと思います。バハムートのアルフィノ、イキリフィノ時代なのに結構イイお兄ちゃんしているなって思いました。かわいいねえ……♡

それにしても紅蓮のアリゼーはすげー可愛かった。めっちゃ可愛かった。アリゼーとしても、いろんな人に見守られながら、自分の在り方について模索していたんだろうな。俺のこと好き? 俺もアリゼー好き。
アルフィノは泳げないけどねっ! って言うところ、可愛いが過ぎる……。川の時点でビビりまくっていたから察してはいたよ……。お互いに相手に背伸びした姿を見せたいお年頃なんだろうな。
「アルフィノ! 妹さんを妹にください!」とかずっと言っていました。安心しろ、アルフィノも既に俺の弟だから。

俺とリセとアリゼーの女子会……いつか絶対やろうな……!

●ドマ

ヒエンは漢字だと緋燕かな。シュン坊なので燕は確定、でまあ残ったヒは緋で良いと思います。ヒエン、お前がドマの緋色を纏う、紅蓮の解放者となれ……。
ドマの象徴であるドマ城を壊しちゃうのイイ。ヨツユの言葉を受け止めて、ドマの闇を知る。ドマの象徴であったものを、次のドマを作るヒエン自身が壊す。
ヒエンは本当に、太陽のようですよね。太陽のようなCV.小西克幸は健康にイイ。個人的にヒエンは人柄が出来過ぎていたので、ここから悩んでいる姿とか見れるのかなあ、とちょっと期待しています。

ヒエンとは対照的に、ヨツユは夜のよう。ドマの薄暗いところを煮詰めたような女であるヨツユは、まあ名前からして夜の女であることを押し付けられていますよね。従弟の名前がアサヒなのも意図的でしょう。マリンチェみたいだよね、てか割とまんまマリンチェだよね。

ヨツユは「廓きっての女狐、ナエウリの忌み子、サシハイの寡婦」と呼ばれていました。それらは全て、何かに付随している肩書です。遊廓の主、忌み子の父であるナエウリ、寡婦の旦那であるサシハイ。いやな言い方を敢えてしますが、全部男に振り回されています。ヨツユ自身、自分の力、自分自身だけの力、という肩書が「代理総督」だと感じていたのではないかな。

ヨツユは割とグリーンワートのことを気に入っていたと思っています。言葉の節々が少し優しいんですよね。なんだかんだ言って面倒を見ていて、腕っぷしとしては信頼しているようなセリフもあるし。少し愚鈍と言えてしまうようなところと誰かに振り回されているところが、昔の自分と重なったりしたのかな。
グリーンワートの「かわいそうだど」はヨツユにとって地雷ワードではあったのですが(ゼノスに散々ドマの女であることを指摘された後だったし)、グリーンワートの実験はゼノスがフォルドラに持ちかけた形とは異なり、グリーンワート側から希望したと見ています。「ヒカセン倒す」「自分が中央に戻りたい」ばかりだったグリーンワートが、中央に戻ることを捨てて、ヨツユを気遣ってヨツユを守る(のとヒカセンを倒す)ために「ヨツユ守る」「ヒカセン倒す」に覚悟を決めたのかなって。
恋愛とかではないのですが、ここの2人が、不器用で可愛くて可愛そうだなって思いました。

ゴウセツはなんというか、カイエンのキャラクター要素を、ヒエンとゴウセツで分けた感じがあるよね。主君と妻子を無くした老侍。
主君を差し置いて生き延びてしまっている、という自責の念を抱えつつ、主君から託された息子には好々爺の面だけを見せながら生きている彼が、ドタール族との交流で改めて覚悟を決めました。あのシーン良いよね、ゴウセツの強さが改めてわかってかつ覚悟が伝わってくる……。

対してユウギリはゴウセツとは違い、初めから主君がカイエンではなくヒエン。故郷を捨て、しかし故郷を含めたドマを守るために主君に尽くす。死に場所を探しているようなゴウセツとは違い、生き場所を見つけてそこを守るのがユウギリ。まあ、忍びの割には表に出てき過ぎではないかという気は……しないでもない!

●アジムステップ

帝国の支配を受けず、かといって隣国のドマにも染まらず、独自の神話信仰と慣習を持って生きるアジムステップのアウラ・ゼラの人々。余談ですがアウラ・ゼラが結構民族としてしっかり独特に描かれているのを見て、自分ヒカセンの過去設定とかどうしようかな~♪ なんて考え始めています。楽しい。

神託で暮らすモル族、魂を輝かせるドタール族、実力主義のオロニル族。そのほかにも諸々。
他の族の習慣が訳分からんとは言いつつも、アジムステップで暮らすアウラ・ゼラたちは、他民族の在り方を否定はしません。種族としてはみんなアウラ・ゼラなので、帝国やアラミゴが抱える悩みとはまた違うんですけど。合戦でヒエンが勝つことによって、そのアジムステップごとドマに組み込むのは、力業過ぎて好き。
アウラ・ゼラヒカセンで合戦を勝つの、気持ちよくない……? “わからせ”た感がすごかったです。聞いとるか余輩。マグナイクエストみたからなお前。

●アラミゴ

割と最悪ですよね。イルベルドが動かなければ帝国支配下21年目に突入していたんだろうな。んで、21年目になっていたとしても蛮神は変わらず降ろされて、アラミゴ内が荒らされるだけで終わった。
地元に愛着があるかどうかでアラミゴに対する評価が変わるんだろうな。地元に根付くヤンキーみたいな人たちばかりなので。

それはそれとしてストーリーでも4.0以降に触れられますが(今ね、4.1-2くらいです)、リトルアラミゴなどの、国外(と言って良いのかどうか)にいる難民たちをどうするのか。これから先、「アラミゴ」として他国とやっていけるのかどうか、という問題があります。
イシュガルドが戦後の対応に奮闘しているように、アラミゴも頑張って欲しいですね。

●帝国

「髑髏の処刑人」であるフォルドラ。アラミゴ人でありながら帝国の市民権を所持しておりますが、実際は、帝国内では差別の対象、アラミゴ人としては侮蔑の対象のように扱われています。余談ですが、帝国幹部(隊長格)っぽい人たちの中でフォルドラだけ装備が露出高いのも、まあそういう対象に見られていたってことなんだろうなって感じさせるよね。
属州出身でありながら上司の信任厚く部下の尊敬を集めるリットアティンは、非常に恵まれていたと言えます。

フォルドラは手柄さえ立てれば現状を変えられると信じていました。アラミゴ解放軍に対しても苛立ちを見せています。しかしながら、それは現状から目を逸らしていただけでした。少し後ろの話になりますが、父親が死んだ時点で、子どもにすら悪意を向けるアラミゴ人がいる時点で、石を投げられることを肯定した帝国軍人がいる時点で、それに気が付くべきだったんだよ。ここが若いフォルドラと、年齢と経験を重ねたリッドアティンの違いだと思います。
結局のところ上に立つもの次第で、帝国内における属州出身の待遇は変わるので。彼女自身がアラミゴ人であることはどうあがいても拭えるものではないし。差別する側を排除しまくっていたら、今度は彼女が差別される側に取り残されるだけだし……。
アラミゴにおけるヨツユなんだろうな。そしてヨツユと違い、若輩者ということもあって、仲間(髑髏連隊)がいるということと自分だけが昇級していくことの折り合いがうまく付けられなかったんじゃないかなって。ヨツユは覚悟を決めて仲間をつくらなかった。

ゼノスはね、孤独だったのでしょうね。狂信者や信徒、敵対心を抱いてくるような取るに足らない存在はあれど、自分と同じ存在はいなくて。孤独とか、そういう重いものに限らず、何が楽しいか何が嬉しいのかとかそういった小さなことを話して分かってくれる人がいなかった。だから探したし、だから生み出せるような環境を求めた。
だから倒されてから、ヒカセンのことを友と呼び始めるのでしょうね。いや、倒した感覚全然ねえけど…………。
イシュガルドの前に出会っていたら、正直どうなっていたかわかんねえなって思っています。帝国側に付いていたかもね。

あとアサヒがすっごい嫌な予感がします。アサヒの行動次第で私のリアルトラウマがピンポイントで踏み抜かれるので、主にそういう意味で戦々恐々しています。ゼノスの噂のところでワナワナしているの、ぜってーお前じゃん!!

●オルシュファン(イシュガルド

※はい、今回のBGMです。

なんだっけ、名前は忘れたのですが。テオモサンが出てくる一連のクエストを紅蓮中にクリアしました。事件屋とはまた違う、少し古典的な感じすらさせる事件男爵はイイ。少し古めの探偵小説が好きなので、是非続けて欲しいところです。エリーにも言及されて良かった〜!
イシュガルドの話が終わったのではなく、まだ続いてくれることに嬉しさを感じます。

いや~~~俺とお前で守った街を、俺だけが今日も見守っている…………クソな貴族をぶん殴りながら見守っている……(ヒント:メインジョブの一つに機工士があります)
それにしても、マジでクソな貴族が多いのに、四大貴族の本家の面々は、偉大だなと思います。騎士団の内部もわりとクソ野郎が多いのが辛いですね。アイメリク頑張れ……。
どんなに怖くたって辛くたって、イシュガルドから目は離さないからな…………全ての終わりに愛があるのなら……………………
あ、おうちのアパート、イシュガルドに引っ越しました。
あとフォルタン執事からカード強奪しまくりしたりしました。オルシュファンもらえるまであと何人だ……?

エスティニアンはおいしいところ、掻っ攫っていくよね。再会できるの、楽しみにしているからな。

紅蓮は蒼天に比べて女性が、しかも強い女性や強くなっていく女性が多かったです。イイですね。
漆黒は非常にイイと聞いているのでとても楽しみです。まあその前に、4.5までの期間が嫌な予感がするんですけれどね!!

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら