VA-11 Hall-A ヴァルハラ 感想

PS Storeはこちら

そんでその後に見つけた公式サイトはこちら

PS4版でプレイしました。vitaでの評判聞いていて、買うか悩んでいた時にPS4パケ版初回購入特典付きが丁度発売したので購入して、ずっと積んでいた感じです。

グリッチシティの片隅にあるバー。登録コード名「VA-11 Hall-A」、通称「ヴァルハラ」は、コンクリート砂漠の、小さなオアシス。様々なお客が訪れます。
人間、非人間、生身が残っていたり残っていなかったりする人間。性的対象や価値観が異なる人たち。それが当たり前なんですけれどね。
プレイヤーはヴァルハラのバーテンダー、ジルとしてお客にカクテルを提供します。注文通りのカクテルを提供することもできますし、敢えて注文とは異なるカクテルを出すこともできます。カクテル作りは都度都度レシピを参照できるので、「あれ。あのカクテルの材料なんだったっけ」となることもありません。

かなりパンチの効いた下ネタを繰り出される(時にジルが繰り出す)のですが、まあバーだしこれくらいは出るだろ、といった範囲の下ネタです。
政治的な話題も同様ですが(キャラクターの一人が左翼モチーフで作られていることを特典冊子で述べられていたり)、それもまあバーだし日常な感じ、という範囲。バーというか飲み屋になんか偶に、めちゃ政治語ってる人いない? そんなイメージ。政治に無関心すぎるのも良くないしね。

サイバーパンク世界観の中で、さまざまな悩みを抱えながら、それでも生きていくお客たちを、バーテンダーという立場から、時としてプレイヤーという立場から。眺めて、刺激を受けて与えている。そんなゲームでした。
ハヤカワ文庫が好きならばぜひ遊んでみて欲しい。そんな作品です。

このゲームの感想を述べる前に何となく言っておいた方が良いかな、と思うので改めて書きますが、私はパンセクシャルのクィアです。ここにも書いています。それなりにいやな思いもしたことあるし、好奇の眼に晒されたこともあります。
んで、それを言った上で言いたいこととして、作中での所謂LGBTQ+の扱い方が気持ちよかったです。昨今、クィアベイティングや、「いまいちずれているんだよなあ」というLGBTQ+配慮もある中で、今作は本当に気持ちよかった。これこれ、こういうのだよ。って気持ちになりました。

以下ネタバレあり感想。

●ジル

ビアン寄りのバイである主人公。

ジルは無意識的に自分の道を選んでいて、お客に「使えないバーテンダー」呼ばわりされたと時には怒っています。バーテンダーという仕事に誇りを持っていることが伝わってきます。
レノアと大喧嘩しても分かれても、それでも研究者は嫌だった。レノアは研究者になりたかった。ひいては、研究者がジルにとっても良い選択だと思っていた。
価値観や意識のずれというのは、非常に大きなものです。結婚さえ考えていた二人にとっては、これから一生を共にするうえで見過ごせないものでしたでしょう。愛していても、受け入れられないものや譲れないものはある。多分、無意識的にジルはそれを持っていたのでしょう。

謝るといってもこの場合「貴方の望み通りに生きれなくてごめん」になってしまうし、謝ってわだかまりが溶けた瞬間に、二人を繋ぐものが何もかもなくなってしまいそうだし。だからジルはずるずるしていたのかな、という感じがしました。好きだからこそ、縁を無くしたくなかったからこそ、たとえ嫌な縁のままであってもつながっていたかったのかな、と。
だから互いに互いの道を尊重できるような別れ方をできれば付き合いも残っただろうけれど、自分の余命を悟っているであろうレノアにそんな余裕もあったとは思えない。結局喧嘩別れしかできなかったのかな、なんて思います。ガビィとは仲直りできてよかった。

ボスへの好きは,恋というよりも憧れという感じがします。憧れの先輩みたいな、アイドルみたいな。ボスから親友だと思っているといわれても、特にショック受けている様子もないし。

●イングラム

セクハラ行為が、「生々しい話やリアルの話を聞いて、現実に戻りたいが故の自傷行為」という感じがします。甘いお酒を出すことで話す内容変わるみたいだし。

家族の死が描かれているという意味でジルと比較があるイングラムですが、大切な人の死を受け入れて前に進むジルと、大切な人の死を受け入れられなくてその場に一緒にとどまっているイングラム。
ドロシーに娘役を頼んでいるあたり、イングラム自身、前に進みたいという気もないと思います。甘いお酒が好きなドロシーが今の彼にとっての夢の象徴であることがなんか示唆的だなって思いました。身内が亡くなったところから進むつもりがない私にとって、初日に出てきたこのキャラの過去話は本当に刺さったし共感した。
夢の中で生きて居たい。甘い優しい、夢の中で。

●セイとステラ

ヴァージリオとの絡み方は予想外でしたが、再会できて良かったなあと思えました。逆に言うと、ホワイトナイトが瓦解しなければ彼女たちは恩人と再会できなかったので、結局人生は巡り事だと感じます。

真っすぐに生きようとしているところが似た者同士。
ヴァージリオとの再会で、セイはホワイトナイトへの想いを吹っ切ることができた感じがあるし。ステラも念願のキラ☆ミキの生コンサートに行けたし。これからも真っすぐ二人で支え合って生きていってほしいです。

●キラ⭐︎ミキ

最推しまである。好きだ…………。
アイドルの自分に対して、というか音楽に対して非常にストイックでとても好きです。俺もポスター欲しい。そんな彼女だからこそ、訓練された質の良いストーカーに恵まれるのだと思います。訓練された質の良いストーカーに恵まれるって日本語、冷静に何????

●アルマ

「巨乳女は頭が悪い誤解をいちいち解かなくていい」みたいなフレーズで手を叩いて喜んじゃった。自分の能力も胸も誇りに思っている良い女だぜ。

アルマにとって家族が非常にあたたかいものなのだと思いました。だからこそ真剣に慎重に交際をするし、少しでも引っかかるところがあればすぐに分かれる。良いことなんだけれども、婚活パーティとか行って家族観の話から入った方が良い気がする。
逆に言えば家族観が合うからジルとは親友続けられるし、バッドエンドで家に泊まらせることもできるのだと思います。アルマの性的嗜好でジルと付き合うことはありませんが、ずっと友達でいてほしいな。

姉との確執も、大好きだった姉と今はもうどうしようもなく家族観が合わないっていうのが、一番どうしようもなくて悲しい。本当にどうしようもない。
彼女の中で「姉と喧嘩した前の家族」と「姉と喧嘩した後の家族」が多分分かれていて、アルマは前者に憧れというか郷愁を抱いているのだと思います。

●ドロシー

さっぱりしていて非常に気持ちのいいキャラです。猥談多いけど、ドロシーの語り方がなんというか、カラッとしているんだよなあ。

義理の姉への憧れを純粋に語っていて、義理の母への大切ゆえの遠慮と配慮があって。
物理的に他人と結びつく仕事をしているのは、精神的に他人と結びつくことへの憧れもあるのかな、なんて思いました。多分ひとという存在が純粋に好きなんだろうな。

●ガビィ

たぶん、ジルにすぐに気が付いてほしかった。
そして何かしらの、拒絶ではない言葉をかけてほしかった。
のだと思います。最終的にちゃんと、自分たちの想いをわかりあうことができてよかった。
でもキュウリは墓場まで知らなくていいと思う。

●デイナ

初回限定盤特典冊子などでわかること? なのかな? として、デイナは言ってしまえばメアリー・スーなのですが、困っている人たちにきちんと手を伸ばして、そして実際に勝手に救われるまで見守って、時には支えて。
デイナ(やギリアン)に支えられるジルに私も救われて。良いボスだなあ、と思います。ヴァルハラではなくなってしまうけれど、小さなオアシスをまた作り上げてくれ。

●ギリアン

割と好き。結ばれてよかったね。
セイを病院に運んだのは恐らく彼だと思うんですけれども、どこにも行けない彼がグリッチシティの中で人のつながりというのに触れて、これからどうなるのかな。

追記。ジョンジョンって呼ばれているの、ジョン・ドゥと重ねていたんですね。なるほど。

●マリオ

AKIRAの金田+鉄雄モチーフ(リスペクト)キャラだと思う。金田3:鉄雄7くらいの。男らしさへの憧れと羨望。

●ベティ&ディール

恋愛関係とはまた違うかもしれないけれど、互いがなんだかんだで唯一無二の二人が好きです。なんか、恋人じゃないけど、仕事辞めた後とかに同棲というかルームシェアとかしていて欲しい。
いろんな意味で母性を感じさせるベティが、ディールにはそうでない面を見せることができる、という構図が好きです。

因みに冒頭に述べていた左翼モチーフキャラがベティ。特典冊子に買いとったわい。

N1RV Ann-Aも楽しみ! 開発中止ではなく延期なのでいつまでも待ちます、待てます。積みゲーが山のようにあるのでね……。その代わり絶対出してくれよな……。

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Helltaker 感想

steamページはこちら

2020年5月、突如としてsteamに現れた無料ゲーム『Helltaker』。無料・高いクオリティ・パズルゲームなのにパズルを飛ばせるなどなど、様々な理由で一躍有名になったこの作品ですが、間違いなく一番の要因は「キャラクターが全員かわいい」だと思っています。いやまじで全員性癖、主人公もやぞ♡
いうて自分はパズルもクリアしたいなあ、と頑張りながらやっとクリアできたので感想を書こう……としたら一周年を記念しアップデートで Extra が追加されたので慌ててやってきました。最終面は難しすぎて流石に飛ばしましたが、いつか再チャレンジしたいと思います。
気になっている方にはぜひともやってとおすすめしたい一作です。やれやれ! 無料やぞ! お布施も払えるぞ! 

あとね何が良いって、導入が良いです。ある日、主人公が悪魔の娘たちでハーレムを作る夢を見て、マジで作るために地獄へ赴くお話です。本当にこの一行で全部説明できています。もうシンプルで良い、これ以上ない説得力で良い。悪魔の娘のハーレムなんてね、夢で見ちゃったのならね、そりゃ作るしかないんすわ。誰だってそーする、俺もそーする。

所謂倉庫番に分類されるパズルゲームで難易度は高めだと思うのですが、前述したとおりパズルが飛ばせる。またそのことを抜きにしても、リスタートが気持ちよくできるのが良い。道中で詰まってもボタン一つでやり直せるし、手数の問題で死んでしまってもすぐに最初からになるあたりがとてもいい。そういうやり直しで積み重なるストレスというものがまるでないです、パズルを解けない自分に対して溜まるストレスは残念ながらあります……。

余談ですがこれをきっかけにsteamを始めてしまったので、つまりどういうことかというと、steamの積みゲーも始まってしまいました。噂には聞いていたけれど、steamセールのあの異様なほどの高揚感、何なのでしょうね。もう既にかなりの数のsteamゲームを積んでいます……。やるのでお勧めのゲームをギフトとして贈ってくれてもいいんですよ? いやでも壺男とかは贈られても多分やらないな……。

悪魔、白髪。大半のキャラクターたちはそれらを共通して持っているのに、きちんとそれぞれの悪魔娘がキャラ立ちしているのが非常に良いです。余談ですがアザゼルが「生えてそう」って結構言われているのが好きです、私も思う。
パズルがどんどん難しくなるのに、ヒントがどんどんヒントとして役に立たなくなっていくのがまた良いですね。いや割とヒントは切実に出して欲しいけれどもね。まあみんなそこでわちゃわちゃしていなさい。おっちゃんはちょっとこっちで、死にまくりながら頑張るから……。

以下、Extra 部分のネタバレを含みます。

Extraの主人公が本編主人公の生まれ変わりや身体を利用した実験体だとかそこらへんなのかな、と思いました。ううんルシファーが最後に少し切なそうにしているのがまた良い。終わり方的にまた二周年、三周年などに追加コンテンツを作るつもりなのでしょうか。楽しみです。
アザゼルがロアマスターになった経緯は、漫画の方のルシファーとのやり取りが元だと思うのですが、それにしたってルシファーは迂闊可愛いですね。週2の暗殺ってアグレッシブね。

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Isoland 感想

Switchでやりました。Nintendo Storeはこちら

『ミスターパンプキンの不思議な旅』の雰囲気が好きだったので購入したら同じ会社でした。好きだけど前作といい今作といい「いや……この謎解きは無理があるやろ……」というのがたま~にあるのは何とかなりませんかね。気合か、気合しかないのか。

がっつりクトゥルフ神話要素があって、ゲーム自体がCoCやっている感覚。登場NPCもSANCに失敗して発狂を引いている人が多い。
EDは二種類(1週目と2周目で違う)あって、2周目の方は「門の創造」あたりをがっつり使っています。

2と3が出ているのは知っているので、キャンペーンシナリオちっく。まんまCoCって感じ。嫌いじゃない。そのうちやろうと思います。
灯台の赤い箱だけ未解決で終わらせてしまいました、ヒントわからなくて……。何だったんだろうあれ。

雰囲気が好きな人は買って損のないパズルゲームでした。値段もお安いしね。

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Isoland 感想

Gorogoa 感想

Switchでプレイしました。My Nintendo Store はこちら

美しい手書きイラストから造られたパズルADV。任天堂公式でよゐこのお二人がプレイしましたね、自分もそれで知ったのですけれど。
絵画のようなパズルをずらしたり重ねたりする感覚でプレイできるゲーム。クリア後にデモ版? もプレイできるのですが、結構中身違っていてびっくり。どちらも好き。

言葉で語られることは一切ないゲームなのですが造りが丁寧であることと散りばめられたモチーフからなんとなく考察ができます。というわけで、ここからは自分なりのGorogoaの考察をしたいと思います。

このゲームで一番印象的なモチーフはやはり『眼』だと思います。ゲームタイトルやゲーム序盤で現れる緑色の眼。魚のような鳳凰のような、そんな存在の眼。
一体この『Gorogoa』という存在は何なのでしょう。戦争や災害の象徴なのではないかな、となんとなく思っています。ゲーム内で主人公は少年・青年・老人の姿をいったりきたりしています。

ゲーム中に集めている五色の林檎の果実、のようなもの。供物としてGorogoaに捧げる集めるために作中で主人公が集めているのですが、実際にGorogoaが求めていたのは、供物そのものではなく供物を集める上での経験だったのかなあ、と思います。
Gorogoaが求めていたのは、知識・経験、言ってしまえば人生。主人公そのものが『供物』で主人公そのものが『Gorogoa』でもあったのかな、と感じました。
人身御供に近い。人身御供は日本だと水害のイメージが強いですが、インカやアステカなどでは太陽信仰の影響が強いんですってね。あの『眼』は正に太陽というに相応しいのではないでしょうか。

パズルゲームとしても考察の余地があるゲームとしても、良いゲームでした。わかんない、って場面が出てきてもぽちぽち頑張れば何かしらの手掛かりがつかめるし、良いゲームです。ストーリー展開的には後半の鳥肌の立ちが凄かった。よゐこさんのあの動画もゲームの良いところが伝わって核心には触れない、良い動画でした!

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Gorogoa 感想

ひとたがやし 感想

関連作の、『ひとほろぼし』と『ひとりぼっち惑星』にも少し触れて話していきます。

それぞれのApple Storeはこちら。
ひとたがやし
ひとほろぼし
ひとりぼっち惑星

のんびりひとをたがやしながらほろぼしてのんびりメッセージをみたりおくったりしていました。ありがちだけどこういう世界観はやっぱり好きだなあ、て思います。
背景を知るには『ひとたがやし』だけプレイすればいいけれど、より理解を深めるために関連作はやるべきかなあ、と。
ゲーム的楽しさを求めるならば『ひとたがやし』が一番おすすめです。すぽっすぽって人を収穫します、割と普通に楽しいです。

『ひとほろぼし』は『ひとたがやし』を補完するためのアプリ、という印象を受けました。

『ひとりぼっち惑星』は匿名メッセージアプリが好きな人には刺さると思います、そんな感じで何回かTwitterでバズったの見たし。
自分が貰った手紙を読んだときに楽しい気持ちになったからと、送る時にも自然と相手に楽しい気持ちになって欲しいなあ、と丁寧な文章を打ちます。

好きな世界観なので、同じ作者さんの他のアプリもちまちまやっていこうと思います。ちまちまやるのに適したアプリが多い印象。雨の日にしか進められないやつとか。

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ひとたがやし ひとほろぼし ひとりぼっち惑星 感想

The Room 感想

Switchでやりました。Nintendo Storeはこちら

脱出ゲーム? パズルゲーム? どっちに分類されるんだろう。所謂普通の脱出ゲームを実はやったことがないので、よくわからない。とりあえずパズルゲームとして話します。

とりあえず間違いなく言えるのは凄く綺麗なグラフィックで、無理のないパズルだということです! パズルゲームって、時々「いやそれは無理があるやろ」っていうアイテムの使い方とかあると思うのですが(経験アリ)、このゲームはそれがない。不思議アイテムもあるのですが、どことなく現実味を帯びているから使い方もなんとなくわかる。

時間経過とともにヒントが解放されるので、多少詰まってしまってもなんとか解けるのが魅力。『Machinarium』や『ミスターパンプキンの不思議な旅』でも思ったのですが、難しいゲームでもゲーム内にヒントあるシステム、頭固い勢としてはありがたいです。しかも『The Room』はヒントが段階的に用意されているから、どうしようもなくわからんかったら答えに近いヒントを見ることができるし、あと一歩のところだったらすこーーしばかりのヒントが見れる。良いシステム。

あと個人的に楽しかったのが、操作性! テレビモードでやったんですけど、ジョイコン1つを片手に操作でくるくるくる~って操作。Switchならではだよなって思いながら楽しみました。続編がアプリの方で出ているそうですが、Switchにも来てくれないかな~。同じ操作性でまたやりたい。

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The Room 感想

おじいちゃんの記憶を巡る旅(Old Man’s Journey) 感想

任天堂ストアはこちら

パズルアドベンチャーゲーム。こういう雰囲気好きなんだよな~ってのんびりプレイすることができました。難易度も比較的低めで、道中少し詰まるところがあったけれど、少し見方を変えればクリアすることができたので良し。

崖の上のお家に住むおじいちゃんが、一通のお手紙をもらって旅に出るところからゲームがスタート。絵が主線なくて柔らかい雰囲気。絵本を読んでいる感覚に近いです、物語自体はなかなかヘビーであるけれど。おじいちゃん自身を操作するのではなく、おじいちゃんの行き先を示して歩いてもらう。おじいちゃんがどうして旅に出ることにしたのか、だんだんとわかってきます。

物語的な意外さは正直ないし、パズル自体も言ってしまえば単調ではあるのだけれど、パズルとは関係のないところで反応のある小ネタがあったり、ワンシーンワンシーンが違った方向に美しかったりと、おじいちゃんに寄り添って旅をしている感覚がして好きです。
リラックスしながら出来るゲーム。頭を少し悩ませることはあっても謎が解けなくてイライラすることはないだろうから(おじいちゃんの移動が多少遅いので、後半もしかしたらそれにイライラする可能性はある)、ゆったりしたいときに割とオススメ。ゆったりしたくて比較的短時間で出来そうなゲームに手を伸ばしたのに、わからなくてイライラするとかたまにあるので……。

近年、綺麗なパズルゲーム多くてすごいな〜〜って思います、Steamにも沢山あるんだろうな。いい加減アカウント作るかな。

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おじいちゃんの記憶を巡る旅(Old Man’s Journey) 感想

The Bridge 感想

任天堂の公式サイトはこちら

エッシャーやダリの世界観が好きなので、それらにインスパイアされたゲームを見かけるとついつい買ってしまうのです。
重力を操って解く感じのパズルゲーム、操作するおじさんは多分エッシャーをモデルにしています。

パズルゲームだと思って買ったし、実際分類はパズルゲームだったんですけど、パズルゲームって言って良いのかなこれ、って気持ちになりました。
というのも後半になればなるほど、解き方はわかっているし正しいのに、タイミングが合わないせいで解けない! って場面が出てくる。パズルゲームよりもタイミングゲームって感じ、タイミングゲームは音ゲ―で十分だ。
巻き戻し機能が付いているので気軽にはできるものの、タイミングが合うのを見守って合わなければまた戻して見守って……といったことを繰り返すので、それがな~。ただ、巻き戻し機能が最初まで巻き戻せちゃうし、回数制限もないのでそこはありがたい。

パズルゲーム目的なら他に名作があるし、ビジュアル目的でも他にもエッシャーやダリをモチーフにしたゲームはあるしなあ、って感じでした。騙し絵的パズルゲームを求めているのなら、個人的にはBack to Bedを推しておきます。Switchにもあるし(PSvitaでやった)。

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The Bridge 感想

Burly Men at Sea:三人の海の男 感想

 Switch版をやりました。感覚でできるパズルADVになるのかな。
 北米の仕掛け絵本を読んでいる気分でプレイしました。絵がかわいいのもなのですが、文章も日本語ローカライズが丁寧で、また、単語のチョイスがかわいいものが多いので、読むのが楽しかったです。
 一周だいたい10分くらいでクリアできるので、分岐が多いとはいえ随所随所で自分の取った行動を覚えておいて次のプレイの時には別の行動をとれるので、ありがたかったです。長いとその分分岐で自分が何をしたのか思い出せなかったりするので……。
 全12ルートで、自力で5,6ルート見てから分岐条件を調べて全ルート見ました。

以下ネタバレ注意。

 12ルート全てEDは共通なので、後半の周回が微妙に辛かったです……。せめて全ルート見たら微妙に変化する、みたいなのは欲しかったと思ってしまった。あと何故か島の裏からコーヒーショップへ移動するところが異様にかくつきました。毎回そこで地味に苦労しました、フリーズしなくて良かった~。
 兄弟たちが旅をする間、出会うのは全部神話的存在なんですよね。島には普通に人間や動物がいるので、旅をしている時間が本当神秘的に感じられる。個人的には死神とクラゲと巨人が好きです。アザラシはローンですかね? ローン好きなのに滅多に見ないので嬉しかったです。
 旅道中は本当いろんな体験ができるので、だからこそEDに対する不満が高まってしまった……。移動の際にダッシュとかムービー加速できなかったのも周回の辛さ(というか面倒くささ)を増していた。
 アザラシの分岐のところが難しかったですね! ジョイコンの右スティックの挙動が少しおかしくなったような気がしないでもない……。

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Burly Men at Sea:三人の海の男 感想

Reigns: Kings & Queens 感想

※クリアしていません!

 Switch版を購入してKingsの方をプレイしていたのですが、致命的なバグ及びそれをずっと放置されているので、少しうんざりしてしまいました。Queensの方は当分やらないと思うので、とりあえず今のところの感想を書いておこうと思います。
 任天堂のIndie Worldでも紹介していたのに……。
 iOS/AndroidやSteamでプレイすることを強くおすすめします。アナログゲームのマスカレイドやラブレターが好きな人ははまりそう。

コンセプトはすごく好きでした! 二者択一を究極化したゲームです。でも政治って極端に言ってしまえばそうですよね。王様となって二択を続けながら政治を行っていきます。
ただ二択を続けるだけではありません。自分の選択によって、4つのパラメーターが増減します。自分は勝手に、宗教・信仰、民衆・国民、軍事、金庫、といったように呼んでいました。
この4つなのですが、低くてもいけない、高くてもいけない。例えば民衆・国民パラメーターが低すぎると王に不満をもった国民たちが暴動をおこすし、軍事パラメーターが高すぎると部下たちによるクーデターがおこってしまいます。
そうするとプレイヤーが操作していた王様は亡くなってしまったり王座を退いてしまったりするのですが、ゲームオーバーではありません。王様が代替わりして、そのままゲームは続きます。
これだけ聞くとゲームクリアしないのでは? と思われるかもしれませんが、そうではなく、エンディングが用意されています。これを見るためのフラグ立てがSwitch版ではできないのだ……。

 個人的には、ストーリーとは別にフリーモードも欲しかったな~なんて思います。延々と無心で作業するのって割と好きなんですよね、パラメーター増減の駆け引きも楽しかったし。でもできればクリアしたいな、アップデートでバグを直してくれないかなあ……。

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Reigns: Kings & Queens 感想