シルヴァーレコードにおやすみを 感想

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以前にプレイした「L0ST M@IL」「廃品回送」「バイナリ・シンドローム」と同じ作者さんです。PC-9800みのあるゲームはやっぱ良いスねえ。

広大な宇宙を航行し、惑星を探査するアンドロイド・NOVALYKA(ノヴァーリカ)くんの旅路を描いたノベルゲームです。
宇宙を旅する……のですが、その旅は彼の孤独を埋めるところもあり、淡々と静かに進む、静かな感じです。少し寂しい余韻に浸るためにも、終わった後に再プレイのために再読み込むすることをお勧めします。

おやすみなさい。

MINDCIRCUS 感想

公式HPはこちら

主人公は内向的な性格のアル中医大生「院府 畫利生」。夏休み前に留年の危機を迎えていろいろと投げやりになっていた中、クレジットカード会社の抽選で南国旅行のチケットが当選します。これ幸いと全てを見ないふりして旅行へ。しかしそこで待ち受けていたのは、不可解な連続殺人事件でした……
彼は事件の真相を解くことはできるのか? 島から脱出することはできるのか? そして、お酒の誘惑を立ち生きることはできるのか?

PC98風のADVです。
夢現やふりーむの説明文にもありますが、作中でとある推理小説のネタバレがあります。ただ、結構「読んでいる、知っていること」を前提としたネタバレで、かつ結構物語に必要な謎解きにも絡んでくるので、もう思い切ってタイトルを書いちゃったほうが良かったんじゃないかと思ったり(多分読んだことがある人ならば、遅くともホテルに入って最初の夕飯時にわかるのではないかと)。
元になった某SF小説と某エロゲの方は浅学にしてわかりませんでした。読みてえやりてえ教えてくれ。

EDはBad156とTure123を見ました。自分がそんなに得意でないこともあり、BadEDのグロ描写文章が結構きつめで、234はそれで見れていないです(4はチラ見もしていないので、条件見たうえでの予想でしかないんですが)。ただ、きついグロ描写をする意味はある作品だと思っていますし、BadEDを見たこと自体は後悔していないです。後悔はしていないけれどTure3が良すぎて、そこから234回収に戻るのは俺には無理だった(でもTure3の後にBad6は見に行ったんですね? はい……めっちゃ良かったです…………)。

Ture3まで見終えると、元ネタの曲通りの優しい物語だったなと思います。そこに至るまではよく言えば人間味の濃い物語。陰鬱としたアルコール漬け物語の最後に一粒の希望、うみねこみたい。うみねこ好きでつい名前を出してしまう、ごめん。
いや本当にめっちゃ良い作品だった……心の柔らかいところに刺さって抜けない。元ネタをずっと聴いています。

あと公式サイトのヒントにあるTrue1と2の条件が逆だと思います。そこの修正だけ頼むわ!

●院府畫利生

劣等感がありつつ、同族嫌悪もありつつ。それでも「自分にできること」をずっと模索し続けるのは素直に偉いと思いました。
選択肢によってはBadなしでTureEDいけるというのも彼の根っこを表しているようで好きです。

院府にとって、れあるは「理想の女」、紫苑は「運命の女」。トーニは「空想の女」なのかなあ、と感じました。

●亜出狗紫苑

実は赤髪おかっぱに割といやかなり弱いのですが、まあでも性格的にこの子は本命にならんかな~ってなってたら「ごめんね」のシーンで見事に落とされました。我ながらちょろ。あそこで「紫苑に殺されたい」って言う院府はなかなかに残酷だと思います、紫苑に一人の辛さを背負わせようとしているので。

True1については救いようのない終わり方だし、まあこうなるよねって感じの終わり方(Ture2も)なのですが、それでも院府の心のどこかにあの島での出来事を覚えているということが嬉しかったです。
Ture3は、本当に本当に、うみねこでいうところの低確率の欠片なのだと思います。あのEDに行くには果てしない奇跡たちが必要なのだと思います。そういうEDだからこそ「予定調和」で良いんだよ、そういうED名だからこそ良いんだよって思いました。ED3の2人ならうまくいくよ。

●塀徒れある

早々に水着シーンあって「わぁ~お!」って思っていたら、太ももにかなりのリスカ痕あって「わぁ~お……」ってなりました。
院府にとっての「理想の女」だったけど、あくまで「理想の女」でしかなくて、だから「本当のれある」は人間として好き(自殺した彼女に良かったねって思うシーンなど)でも「本当の女」として見れなかったのかなって思ったり。
Ture2で再会することからもミトラの好意には応えられない。ミトラが同性愛者であるように、れあるは異性愛者なので。そしておそらく、その愛情に応えられないということもあり、彼女はずっと繰り返すのでしょう。彼女が自殺を何度試みても、ミトラが何度もあがくので。闇のまどマギみたい(まどマギ自体が光であるとは言っていない)。
このメンツの中だと1番抜け出せないのは彼女なのかもしれない。

●若穂陸

疲れちゃったんだろうなあ。
彼の熱意を理解してくれる人も周りに少なさそう、それでどんどんすり減っていそう。
院府に対して死ぬなと説得していたのも、自分に言い聞かせていた意味合いが強いんでしょうね。

●江州契歩

比丘もですが、「これでやっと重荷が下りた」感じが強い。
彼の場合は事件の真相がわかったこともそうですが、トーニとの交流が大きそう。でも彼は、現実には戻れないんだろうな(戻っても未来がないんだろうな)。

●アントーニエ・ブッデンブローク

院府との絡みは薄い印象、やっぱ江州との交流ですよね。江州と違って、現実に戻れる可能性がある。紫苑のところみたいに親が後悔している可能性があるので。江州と再会してほしいけれど厳しいだろうな……
ただ、心中BadEDが割と性癖にきた。院府を以てしても貶めたくないと思った女というのはすごい。10歳未満でペッティングもエロい、それ以上が無いってのもなんかえっち。

●僧裏チウド

硫酸をかけた相手が夫だったのがやるせない。
まじで、脱出後に彼女が精神安定したっぽいのわりとわからん。あれかな、神の使いであるミトラ殺す計画を実行して、「案外やればできるもんだな」ってなったんかな。

●比丘貞牟

江州と同じく、肩の荷が下りたんだろうな。江州が共犯者だけど仇じゃないってわかった時も、どこか安堵があったのではないでしょうか。憎み続けるって本当エネルギーがいるから。
院府に対して生きろって言うのも本心からなんだろうな。あれだな、奥さんの性質を考えると「れあると結婚した院府」みがちょっとありますね。

●盤上ミトラ

院府にとっては彼女は結構軽蔑対象だったんじゃないかなと思いました。Bad6って多分True2の世界線だと思うんですよね。
駒込に対する態度は傲慢以外の何物でもなくて、本人も多少は自覚しているようだけど、本人が思っている以上に罪深いよなあって。まあ傲慢でもなきゃこの実験できないか。そして自分が嫌悪していたものと同じことを自分もみとらにしているというね。
個人的に好きなキャラではあるのですが、救えないキャラだなという思いもあります。

●駒込騎士

上でさんざん言っておいてなんだけど、お前が一番純愛だよ。ミトラに向けられる悪意から彼女を守りたいんだろうなあ。名は体を表す。このゲームにおいてはマジで表しているので。ミトラから与えられている愛をアガペーと認識していそう。女として愛するとともに、神としても愛しているんだろうな。故郷のない異邦人の自分を対等に扱ってくれたかみさま。

●亜瑠雨駒

「院府が好き」に対してプレイヤー俺はずっと「本当でござるか~!? 面倒くさいからってこの場を切り抜ける言葉として使ってはござらんか~~!?!?」ってなってました。どうなの?
結構勝手な人だと思います。紫苑のことも、最初は助ける(=研究対象にする)気がなかったんじゃないかなあ。救命には駆け付けたけど「紫苑なら好都合だから放っておこう」って判断して、好意を向けられなければ医者としての公平なスタンスは崩したくないミトラか、私情で対象から外す(=殺す)のはあまりにも……と思った駒込が、ルークが実験に入っている隙を見て実験に入れた感じのやつじゃないかなあ。

偽りだらけのこの世界で愛だけを信じてる

舞台サイボーグ009-13番目の追跡者- 感想

去年(2024年)に公演された、60周年記念舞台の感想はこちら

61周年最高~~~~~!!!!!!(心からの叫び)

正直に話すと、続編を望みつつも無理だろうな……と思っていました。前回の舞台は60周年記念作品でしたからね。円盤が出てくれただけ御の字だな、円盤の収録内容豪華で嬉しいけれど同時に続編は諦めろってことでもあるのかな……なんて考えていたわけです。
い、良いんですか……!? 続編を……!? 全キャスト続投で……!?!? もう本当にありがとうございます……! 今回も円盤を何卒よろしくお願いいたします……!!

千穐楽の配信はこちらから見れますので、是非見てください。俺も今から見ます。

サイボーグ戦士たちの中でいろいろな組み合わせが見れて嬉しいなという気持ちがあります(例:日常シーンでの001+005+008(更に言うとそこからの002+005+008のわちゃわちゃ)、屋敷突入時の002+008、など)。能力の関係でどうしても組み合わせ偏ることはあるんだよな……原作だと特に0013戦は009しか出番がないと言っても過言ではなく、それぞれの見せ場があるのも本当に嬉しい~~~~前回以上にそこが配慮された作品だと思いました。嬉しいね。
出逢った直後だった第1弾の時から仲良くなっていますので、非戦闘時は名前で呼び合っているし(自分、この呼び方の違いがオンオフ切り替えのようで大好きなんです!)。戦闘時もとっさの判断や即座の連携が増えているし。嬉し~~~第2弾だからこその喜びだと思いました。

今回のBGソルジャーズで1番好きなシーン、スカール様(様……?)が0012に命令した後のBGダンスシーンです。軍団として統率が取れていてとても恐ろしい。
アジトではなかったので、「BGソルジャーズ」としての活躍は今回控えめな印象でした。もしかしてだからスペシャルカーテンコールでストッパー外れたようにびっくり人間ショーしてるの? まじで円盤に絶対残して欲しい、頼む。

すみません、ヒーローカーテンコールなるものではスカール様の人質になりそこから002と004に客席までエスコートしていただけるというのは本当のことでございましょうか。どちらか片方だけでもわたくしめにもしていただけませんでしょうか。人質になりました場合、スカール様のお手を煩わせて申し訳ございませんが、そのお手で引導を渡して頂くことをご一考お願いできますでしょうか。

相変わらず悪のカリスマでした。最初、眼だけが見える演出があるのですが、もう本当に大好き。しかしそれでいて、「ブラックゴーストは死の商人で、それは恐ろしい存在なのである」ということをしっかりと伝えてくれる冒頭で嬉しい。サイボーグ009のテーマから外れていないというかさ。大切なことですよね。

アフタートークで仰っていたのですが、人差し指1本分しかない白黒視界だそうです。しかも髑髏の関係上、常にうつむきがちでいるそうです。それで……あの動きを……!? あのダンスを……!?!?
スカール様状態でのお見送り、優雅だったのに途中から明らかに空気音聞こえてきて笑ってしまった。そしてアフタートークで納得しました、そらね……呼吸辛いだろうしね……

美しかった……舞台版だと「戦地で行方不明(死んだ)夫の帰りを、夫との思い出が詰まった屋敷で待ちたいが、病に侵された身のために叶わず、そのためにブラックゴーストによる改造手術を受けた」というキャラなのですが、004に指摘されている通り「ブラックゴーストのせいで夫が死んだかもしれない」ということを心の何処かでわかっている節があります。ずっと後悔して苦悩してきたのだろうなと感じさせる悲痛な叫びが本当に好きです。004に指摘された時の「……だったら何だというんです」の声色も本当に好き。あと、立っているとドレスに見えてターンでふわりとし裾が広がり、しかし踊るとパンツスタイルであることがわかる衣装、本当に大好き。美しい。
最後の夫が帰ってきたシーンは死ぬ間際の願望が見せた幻想か、死んであの世へ連れて行くために迎えに来た夫概念だと思っています。
しかしここまで真面目に語っておいてなんですが、スカール様とのダンスシーンや、004を徹底的に痛めつけるシーンなどが、フフ、その……えっちでしたね…………

ところでスカール様のところでも書いていますが、11/23マチソワ参戦しました。マチネでスカール様・0012・0013のお見送り、ソワレで中の人たちのアフタートークショーからのお見送りです。
前の人たちの様子を見ていて、0012は真顔だけれど割とハートマーク返してくれているのを見て、よしやってみるか……と自分もハートマークをしてみました。
返してくれました。美しい真顔のまま、スン……と両手で綺麗なハートマークを俺にくれました。
ソワレでもしてみました。
良くマチネで真顔保っていたな!?!? という性格だった演者さんが溢れんばかりの笑顔で俺にハートマークをくれました。
フランソワーズ助けて!! 俺この人好きになっちまう!!

原作のあの少年をこんな美形の偉丈夫に! そういうのもあるのか。
偉丈夫に変更したことにより迫力が増している。0012との「ブラックゴーストからは逃げられない」のダンスシーンの、0013のわけわからん動きが好き。どうしてその体勢でその部分だけ動かせるんです……?
原作から明言されているわけではありませんが、おそらく発話障害であり、それが後天性設定にした媒体もある(らしい。すみません、アニメを見とらんので……)のですが、本作はそのあたりはまんまお出しされていて。要素の追加や令和ナイズはすれど要の変更は行わない。前作からそうですが、難しいテーマを扱う作品だからこそ逃げないのは、本当に誠実だなと思います(だからってアニメが誠実ではないと言いたいわけではないです)。そういう脚本だからこそ舞台第2弾が無事に公演されたのかも。

ただ女の子のくだりは入れて欲しかった感もある。公演時間考えると仕方ないのですが、ちょっと仲良くなるのが急すぎる気もしてしまう(しっかり泣いておいて?)。
あと、ジョーとフランソワーズが0013を指して「あの少年」と言うシーンがありますが、青年では……という気がしました。良い感じに令和ナイズされているからこそ、違和感を持ってしまった。
あとこれは0013直接は関係ないのですが、EDの歌が「あーあ」という0013の台詞を意識した歌詞を多用した歌になっているのが好き、泣いちゃう。

前回以上にばっきばきに踊っている、何なら一瞬だけど殺陣っぽいシーンもある。しゅんごい……ど、どうしてそんなに動けるとですか……?
「じじいじゃなくて……お兄さん♡」のシーン、笑ってしまったし、ソワレで日替わりじゃないとわかってまた笑ってしまった。カーテンコールのパイプパフォーマンス、あんなに格好良いのに……!
原作のコズミ博士の役割も担っており、まあ歌って踊れるおじ……お兄さんをもう1人探してくるのは大変か……と思いながら久々に原作を読み返したら、記憶以上にギルモア博士の出番がなくて笑ってしまいました。そりゃ役割くっつけるわ。

めじるしアクセサリーを1つ記念で購入したら博士でした。スマホストラップに通して機械運を高めようと思います。
あとごめん! これ物販に対する不満ですけれど、ちょっとランダム多すぎない!?

心なしか前作より早口なところが多かった気がする、おねむシーンがないからかな。
演出の都合ではあるのですが、ジェロニモとピュンマに揺り篭を作ってもらってふわ~って浮かんでいくシーン、喜んでいるみたいでかわいい。イワンも兄弟たちとの交流を経て自然体でいられているのかもしれない。

前回同様飛び回ってくれるのですが、空中のワイヤーアクションが強化されていて、もうマジマジ大感謝でした。ピュンマもワイヤーアクションがあり横にくるくる回るのですが、ジェットは縦にぐるんぐるん回ってくれてこの違いが本当に嬉しい。そしてこの2人で0012屋敷に突入するところが本当に好き。冒頭で1人スカール様に挑んでいるところも好き。
今回中盤以降は004より冷静に戦闘しているという点も好きです。愛する人との死別を経験しているのか否かの差が出ている……こいつ好きしか言ってねえ! だって本当に大好きで…………

ソワレで通路席だったのですが、ありがたいことに002と007が席降りで横に来てくれました。002は人食い屋敷を探す下りでの席降りだったのですが、まじで私の横で立ち止まり、手掛かりがなく進展もなく苛立りのあまりマイクに乗らないレベルの舌打ちをするジェット・リンクがそこにいました。ありがと~~~~! 墓場の画廊のシャツ着て行って良かった~~~~! 興奮のあまり思わず同行者におててばしばししてしまった、握ってくれてありがとう……一生分の舞台運を使ったかもしれない。(でも、ヒーローカーテンコールの存在を終わってから知ってしまった……)
舞台ジェット、ガラが悪いシーンが度々あり本当に助かる。かといって基本は優しい人なのである、本当に本当に助かる。
ヨミ編を匂わせるような演出もあって嬉しかったです、まじで頼む。いや、あのワイヤーアクション見たら期待しちゃうでしょ……!!

前回から思っていたのですが、003の演者さん、ダンスが本当にお上手。今回博士とあわせて少し殺陣っぽいシーンがあったのですが、あの、この003、強いんじゃないかな……!? 006と007をちゃんと叱れるし、前回のラストでジョーに名前で呼べって圧かけれるし……!
俺は003が原作で見せた、運転から即座に暴漢を返り討ちにするシーンが好きなので、ぜひ舞台版003のバチクソイケイケ戦闘シーンも見たいところです。生身の恐竜なら倒せるんやぞ。

これはちょっと自分のことで申し訳ないのですが、話の都合で無能になってしまう後出しキャラクター(「○○か……? いや、確信が持てるまでは仲間に伝えないでおこう……」のパターンのやつ)が苦手で、今回のフランソワーズが微妙にそれだったなと思いつつも、一応本人としてはジョーに伝えたかったけれどその度に横やりが入ってしまっていた感じでしたので、まあええか……になりました。それよりは0013がジョーに感謝の気持ちを伝えた後に歌うシーンの方が気になった、悠長している場合ではないので……笑っとる場合ではないので……パンの歌の時間に逃げられたのでは? という気もしたので…………ここらへん全部女の子を削った都合だと思っているので、それも含めて削って欲しくなかったと思っているのかもしれない。

お前が今作一のメロ男や……
舞台の004は原作よりニヒルな皮肉屋が薄れ、年長者感も006・007両名が担うことが多い(今回は007はそこまでだけれど)印象。この辺りは演者さんの影響もあるのでは、とも少し感じますね。特に後者。でも俺も原作004に恋をしていたから、昔からメロ男だったとも思います……

初対面時に一番警戒しているくせに最終的に一番入れ込んでいるの、本当に辛い。本当に愛の人。0012が幻想の中で旦那に再会できたのは004の最後の言葉のおかげだと思います。004は再会することができない……
まじでさ~~このさ~~ハインリヒの「愛する人との死別を経験している男(更に言うのであれば、愛する人の死は己の詰めの甘さが招いているという見方もできる)」というキャラ造詣が本当に大好きで…………それが舞台版0012と相乗効果を生むのが本当に素敵で…………舞台でヨミ編が見たいの、ハインリヒとビーナの別れのシーンが見たいという理由もあります。酷い理由だ。
カーテンコールカーテンコールカーテンコール! 銃口を向けて撃たずに微笑んで胸に手を当ててお辞儀をする! ずるいだろあんなん!!

演者さんが前回の舞台からプロレスデビューをされたこともあり、ムキムキ具合に拍車がかかっています。カーテンコールでどしんと舞台を片足で揺らすのですが、あの、まじで振動が伝わってくる……! 少し浮いた気すらする。右脚でも左脚でも揺らしてくる。
いや本当に前回以上に戦闘シーンが凄い。BGソルジャーズを二人振り回すし(それについていけるBGソルジャーズの人たちもすごいのだけれど)、BGソルジャーズを軽々と抱えるし、抱えたまま捌けるし……頼りになる男だぜ。歌うシーン以外はどうしても言葉数少ないキャラなのですが、その背中で魅せてくれる。

スペシャルカーテンコールでジェットとのおんぶ見せてくれてありがと~~~!

ジョー(に限らずフランソワーズやジェットたちもなのですが)って、若くて青いんだよなあ、って今回見ていて思いました。ジョーが0013に対して「何でわかってくれないんだ……!!」って叫ぶシーン、ジョーの優しさと同時に若さ・青さを感じさせて好きです。
そんなジョーが0013を1人で止めようとしているのを006が「私も行くアル」「あれを一人は無茶ネ」と冷静に止めるの、本当に好き。良かった。博士が捕まっている関係であまり活躍はできないのですが、戦闘時は万が一の時に情に流されない選択を取れるんだろうなと感じさせる冷静さがある。それはそれとして料理シーンがとてつもなくかわいいという魅力もある。

メイン曲が好きなのですが、特に006~008パートが好きです。006パートは音楽のアレンジと歌詞のかわいさが好きです。「火力は無問題ね♪」←大好き大好き大好きかわいいかわいいかわいい

前作以上にコメディリリーフ担当でした。0012との初邂逅のところ本当好き。それはその……husband的な?
005に泣きつきに行くし正面向かせられるしそれでも尚胸を借りようとすると拳をちらつかせられて大人しくするのも好き。「ジェロニモは拳をちらつかせる奴じゃないが……?」の俺と「フランソワーズもふざけないで頂戴って言っていたしここは真面目に聞くべきシーンだからな……」の俺がいる。張大人が今回シリアス寄りなので、グレートいないと気が抜けるシーンがまじでなくなってしまう。

メイン曲好き話007パートについてなのですが、「舞台役者」感が強いのが本当に好き。ライオンキングのような体勢で高らかに歌い上げる舞台役者。前回のタップダンスもですが、本当舞台化にあたり素晴らしいキャラだと思います。
あと今回、変身シーンで必ずでべそ押してくれるのも好きです。

演者さんの影響もあり前回ダンス特化だと思っていたのですが、今回は戦闘シーンもめちゃくちゃかっこよかったです、とっさの判断とか(005と共にすぐに残る判断をするところ)。
しかし水中戦では負けてしまう……原作からの問題点ではあるのですけれど、ピュンマって不遇気味。舞台ピュンマが水中戦で活躍するシーンが見たいです……それを考えると、1回くらいは舞台オリジナル脚本を……どうすかね!? 今後同キャストで長く続く前提のお話やないかい。
これは前回の千秋楽挨拶や今回のパンフを見ての感想なのですが、この演者さんがピュンマを演じてくれて本当に嬉しいです。どういうことかわからん人はぜひパンフを買ってください。
あと地味に「Cyborg 008!」の発音が良いところも好きです。

メイン曲のお話。前回から思っていたのですが、絶対演出の人、008演者さんのダンス大好きだと思う。直後の009にBGソルジャーズを人員をまわすために008ソロ多めという裏事情はありそうだなと思うのですが、それ差し引いても「存分に魅せてこい……!!」という気概を感じます。魅せられているので大正解です、もっと頂戴。

0010のシキとリク設定は舞台オリジナル設定ですが、そのせいでというかそのためにというか、友達を立て続けに亡くす薄幸さに拍車をかけている。原作で「友達になりたかった……僕だって!」を、舞台では「僕の……友達だ……!」って言ってくれるの、めっちゃ良いですよね、良い…………
若くて青いのですけれど、それってジョーの格好いいところでもあるので。ヨミ編ばかり言っているけれど「あとは勇気だけだ!」も見たいので、舞台版ミュートス・サイボーグ編も欲を言えば見たい。

今回の舞台でvs0012にジョーを一切入れずだったの、本当に大胆かつ名采配だと思います。それでいて原作でvs0012したのは004,006,009だから、丸きり原作を無視しているというわけでもないんだよな。絶妙だと思います。超特急に乗るところ好きなのですけれど、真っ先に削られるシーンなのも理解している。
舞台が続くとしての話ですが、舞台版はスカール様とジョーのあれこれ関係どうするのかな?

前回も言ったけれどゼロステで地下帝国ヨミ編が見てぇ~~~~!!!! 諦めきれねぇ~~~~!!!! 同じ演者さんたちで見てぇ~~~~!!!! 偉い人、引き続きよろしくお願いいたします!!!!
ちょっと冷静になった上でのコメントですが、何作もは無理だろうと正直思っているので、地下帝国ヨミ編と各々が活躍するオリジナルの2つは何とかして見たいナ……と思います。オリジナルはめちゃくちゃ殺陣しまくって欲しい…………オリジナルじゃなくてナンバーズの短編集でも良い、クビクロをやってくれないか? お前また辛い話をリクエストしやがって……

ファミレスを享受せよ 感想

ふりーむはこちら

んで、マイニンテンドーストアはこちら

主人公は試験勉強のためにファミレスへ行ったところ、永遠のファミレス「ムーンパレス」へ迷い込んできました。まあでもいいんじゃないんですか? ドリンクバーだってありますし。
え? 「試験を受ける必要があるから戻りたい」ですって? まあ……それはそうかもしれません。

そんなムーンパレスで。先に迷い込んでいた人たちとの雑談に興じたり、脱出を諦めたり、諦めなかったり。間違い探しに没頭したり。
深夜二時に月を見ながらプレイしてみるのが良いのではないでしょうか。

ところで、ブックガイドならぬゲームガイドの同人誌(というかZINE?)を作ったのですが、その中に本作のことも書きました。Boothのサンプルで本作についての文章は全部読めるので、良かったら見てね。お手に取ってくれるともっと嬉しいね。

●ラーゼ

かなり個性的な主人公でした。難関資格試験を趣味で受けたりとか、でも試験勉強やだなあって思っていたりとか、16桁総当たりやったりとか。マップ画面に「あなたの席」ってあって、ED2分岐入らないと「ラーゼ」って本名がわからないの……良いよね……
彼女は「ラーゼ」ではあるのですが、同時に自分でもあるような、そんな不思議な感覚を抱いている主人公です。ED2入ると完璧に「ラーゼ」なんだけどさ。

セロニカ・王さま・ツェネズは、ムーンパレスに来るべくしてきたので、ラーゼとガラスパンの2人が迷い込んだのは2人が考えた通りにエビアレルギーが関連しているのかな。

●ガラスパン

ガラスパン好きなんだけど、俺の好きな彼女はムーンパレスでいろいろと疲れて擦れた彼女な気がする。でも彼女に擦れて欲しいわけではないんだよ……ED2の笑顔も素敵だったので。

ラーゼがツェネズの依頼でコーヒーをわあってしちゃったときも、タオル探しに行ってその場にいる人に指示を出して。面倒見が良いんでしょうね。クォーターライフクライシスなどによって生まれた不安を昇華してくれていたのがラテラだったのかな。「地球」っていい名前だなあ。
ラテラがいなくなったのは、王さまという観測者が合流したからだと思います。めちゃナイーブでメランコリな少女よ。

●セロニカ

TRPG参加したかったが~!? ED1を見ると、地球外生命体として優秀な頭脳を有しており、かつその頭脳を生かせる能力も所持している。人間として生きるには彼には退屈な事象が多いのでしょうね。そんな彼が200年考えたサーガ……気になりすぎるが…………
月の民の記憶がない頃も、頭が良すぎなのと人が良すぎなので、人との距離感がうまく掴めない感じはあるんでしょうね。

「私情です」ってラーゼとガラスパンの記憶を消さないの、めっちゃ良いですよね。みんなのことが好きになったんだろうな。そんでもって、自分やみんなのために月を変えたいと思ったんだろうな。

●王さま

凄い良い人なんですよね。クラインもそういうところに惚れたんだろうなあ。クラインじゃなくても「この人には幸せになって欲しいなあ」って思うような人物、だからこそ戦時の王には向いていなかったのでしょうが……「飾りの王の首でどうなる?」に対して「手厳しいなあ」って苦笑いしているの、本当、さ……

ED1は個人的には記憶消していない方の差分が好き。
そんな王さまが自分で選び取ったED2も好き。王になってから初めて自分で下した選択だったのかもしれない。

●ツェネズ

個人的にすごく共感できるキャラクターでした。1番人間味があるんだよな……人間の振りをするのが大変なことも、自分のペースを乱されたらフリーズしてしまうところも、「お世話になっている46番さんには迷惑をかけたくない」ってすごいわかる……

END1でも2でも、良い方向に進めると思います。

●クライン

エネルギッシュなところがラーゼと似ているのかもしれん、そういうところに王さまもちょっと好感を抱いていたのかもしれないですね。
「これから約束を破ることになる」と王さまに行っていましたが、それは王さまとの約束ではなくて、セロニカとの約束のことだったんだろうなあ。

注文、ケーキとドリンクバーでおねがいします。……え? ケーキはない?

湖 感想

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「ファミレスを享受せよ」の作者さんの処女作です。ファミレスを享受する前に湖に行ってきました。

三人いる探索者の中から一名選択し、それぞれの目的の達成を目標に旅を開始します。「生贄」でなんとか数回クリアできるようになりました。

ゲームブックに近いかも! 道中に起きるイベントはある程度取捨選択できますし、実際に起きたときに「どうするか」「どう戦闘するか」は自分で選べます。
元々ゲームブックが好きなこともあり、のめり込んでプレイしました。リトライがしやすいのも利点だと思います。

おいし水さんの優しくてかわいいちょっと不思議な絵が堪能できるのもポイント。
でも全体的にどこかほんのり薄暗い雰囲気を帯びていて、それがまた好きでした。中世因習村のあの雰囲気、ゲームブックやTRPGにぴったりです。

Cult of the Lamb 感想

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今まさに「旧き信仰の司教」たちにより処刑されようとしている子羊(プレイヤー)……覚悟を決めたその時、「待ち受けし者」と呼ばれる謎めいた存在が命を掬われました。
「待ち受けし者」の名の下に、授かった赤き王冠を使いこなして、忠実な信者を増やし、忌まわしき司教たちが支配する旧き信仰の地で自身の真なる教えを広め、真なる教団を築き上げましょう!!

わっはは、ヒツジとくれば俺の出番や(ヒント:ハンネ)と言わんばかりにプレイしました。

教団経営に何が必要ってそう、資材と金と食料ですね。
信仰のための施設や寝場所には資材……木と岩がいりますね。拠点にある木や岩には数には限りがあるのでダンジョンに赴く必要がありますね。
私がダンジョンに赴いている間の信者のためのご飯もいりますね。その材料確保のためにダンジョンに赴く必要がありますね。
信者とて不老不死ではないし、時には離反することだってあります。人を定期的に勧誘しなくちゃいけませんね。新しい人材と出会うためには……そう、ダンジョンに赴く必要がありますね。
まあ教祖とは忙しいもの。時間は有限です。時として信者や資材など、入り物はお金が解決してくれることもあります。そのための金を集めるにはやっぱりそう、ダンジョンに赴く必要がありますね。
ダンジョンから帰ってきたら信者のご飯を作って、排泄物(!?)や吐瀉物(!?)を掃除して、テント作って……んでそうこうしていたら、資材もお金も食料もそこを尽きちゃうのでまあ、ダンジョンに赴く必要がありますね。
あと、忌まわしき司教をぶちのめすためにも、彼らが引き籠るダンジョンに赴く必要がありますね。

このように基本はずーーーっと働いとります。きょ、教祖の姿か……? これが…………?
信者たちも働いてくれるのですが、建物が壊れたらまた割り振らなくちゃいけないし、他にもご飯要求してきたり信者同志で喧嘩したり私の教えに疑いを持ったりと、ま~何かと手がかかります。最後まで自分でやるしかない作業(=信者に割り振れない作業)とかもあるので、ずっと全自動化はできないです。まあでも手のかかる子ほど可愛いと言いますしね。ね?
んで、この赴くダンジョンがランダム生成なんです。HADES(プレイ中)に近いかな。アクションが快適。
ランダムということは狙ったものが出ない可能性もあるわけです。逆にすっごいレアなものが出てくる可能性もあるわけです。

個人的にはローグライクアクション+経営シミュレーションゲームって感じでした。
安定した教団経営にはちょっと多めにダンジョンに行くのが本当は理想。実際は経営シミュ部分があるため、ずっとダンジョンに行くのは不可能です。
せっかく育てた手のかかる子ほどかわいい有能な信者たちも、老衰には勝てません。割とすぐに死ぬ……そして死んだ姿を見て若いもんが俺のやり方に疑問を抱いて忠誠心が下がる……老衰は仕方ないだろ……今時の若いもんは…………
儀式で犠牲にする必要も時としてあります。それはまあ、忠誠心下がっても仕方ないかなとは,思う……けど、こっちは場合によっては上がるんだよなあ……!!

デザインのかわいさとブラックさが程よく組み合わさったキャラデザ、それが遠慮なく肉骨出してくるんだ。すげえゲームです。
グラフィック全振りと見せかけつつ、ローグライクアクションも経営シミュレーションも、個人的には丁度いい難易度でした。ゲームの反応速度も良くてストレスフリー(これはPS5でやったからかも)、日付変わる瞬間にちょっとだけ重くなる。

自分の倫理観とか、「どこまでゲームとして割り切れるか」などが問われるゲームでした。まあプレイ中はそんな難しいこと考えずに、羊司教を楽しんでいたんですけれどね!
Unityでちょっとごたごたしておりましたが、いろんなプラットフォームで配信しているし、ぜひプレイしてみることをお勧めします。人によって変わる教団経営! ちな俺は「カニバリズム」ではなく「草食」を取りました。長期で見ると前者の方が良いらしいです。

リバース:1999 モル・パンク遊記 感想

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「もうどれくらい夜空を見てないの…星はそうやって観るものじゃない、俯かないで」

ディーワーリーの日に、それぞれの思惑を抱きながら集まる人々。
若き天文学者、カーラ・ボナー。片手を失った修行者、シャーマィン。聖パブロフ財団・最前線学院の風紀補助教員、マチルダ。そしてカーラ・ボナーの先生で友人である天文学者にして、シャーマィンの姉である神秘学者、クマール。
彼らが交差する時、あの星を見つけることはできるのだろうか。

ネットで見た、「劇場版リバース:1999『モル・パンク遊記』 同時上映『マチルダの夏休み』」が的を射ていると思います。辛く悲しく、やるせない話ではあるのですが、マチルダがいることで少しの清涼感というか希望があるというか。大人たちが割と人生に対してあまり希望を持っていなくて、でも(クマールを除いて)破壊するほどでも無くて、それで子どもたちの影響で足掻くか~って気持ちになれた、みたいな。マチルダって光過ぎる、かわいい。

●カーラ・ボナー

話全体的にどうしてもクマールの掌の上で踊っていた印象(後手後手だったし)、若さなんでしょうね。
彼女のできる一番の鎮魂と言ったら、クマールができなかったことをやることだと思います。月日を経てもクマールを美化することなく貶めることなく覚えていられると良いね。

●シャーマィン

すっげー属性過多な男でした。面倒見の良いお兄さんでもあり、少年のような純朴さもあり、姉を想いやる弟でもあり。それでいて自分の出来る範囲の少なさを理解してもどかしさを感じている節もあり。
俺、カーラ・ボナーの立場でシャーマィンが居てくれたら惚れた自信しかねえよ……

●マチルダ

かわいい(しみじみ)。
モル・パンクをプレイした時点で彼女が出てくるメインストーリーまでやれていなかったのですがそれでも十二分にかわいかった。光でいてくれ、頼む。

●カンジーラ

あまり好きになれなかった…………のだけれど、彼女にとっての大切なものを守ろうとする姿勢は好き。大切な人が大切にしているものだからって大切にする……というわけでないところも好き。あれ!? 結構好きなのでは!?(カーラとシャーマィンが良すぎて、相対的に「そこまでだな」枠に入れていたのかもしれない)

●クマール

本人の境遇などには同情はするのですが、それはそれとしてこういう事態になったのは本人の気質もあるんだろうな、という気もして。多分、パワハラ気質じゃなければもう少しましな終わり方ができた。本人はそれを認識していないのか、わかっていて目を逸らしたいのか。
境遇的には最推しのトゥースフェアリーと似ているところがあると思っていて(「力」の有無でいうと逆なのですけれど)、最終的に何が彼女たちを分けたのかって、本人たちの気質なのだと思います。
嫌いになりきれないけど好きになりきることもできない。そんなキャラでした。

容量の関係で現在絶賛おさぼり中ですが相変わらず好きです、まじまじ。

The Room Two 感想

マイニンテンドーストアはこちら

んで、私の前作感想はこちら

前作より全体的にパワーアップした感じ! パズル面だけでなくストーリー面でも強化されているのですが、全体的にホラーな方面へ強化されているので、苦手な人は注意かも。
操作性は相変わらず、ジョイコンでやるのが楽しい感じです。

ただ、前作はからくり箱をどんどん開けていくというのに対し、今作はそういう感じではなく、脱出ゲーム感の方が強化された感じです。
ストーリーもあわせて「こっち方面に行ったか~」という感想はなくもない。まあでも前作楽しめたのならおすすめです。

void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2 感想

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【トリコちゃん、思い残しはありませんか?】

人類が汚染菌類によって滅びてから数百年後の世界……人類最後の少女「トリコ」と、そんな彼女をお世話する「ロボット」と「ファクトリーAI」は、人間がなんとか生存できる環境「テラリウム」を作り、その中でトリコちゃんをお世話していきます。
が、トリコちゃんの身体が少しずつ朽ちていく症状が……はっきりとした原因がわからないその病気の謎と治療法を求めて、「ロボット」と「ファクトリーAI」は人類の過去を調査し始めます。
すべてはトリコちゃんを生き延びさせるために――

珍しく2からプレイしました。借りたもんでさ。ストーリー的にもなんとかなりそうなもんだったんでさ。
不思議なダンジョン系下手なのですが、初回クラフトボーナスによる基礎能力があったので割といけました。後半ダンジョンモンスターハウスが多いけど、その分ボーナス小部屋も多いので、こういうものなのかなって思ったり。

ストーリーはまあこうなるわなエンドなのですが、それでも実際に自分がプレイしているとなると来るものがありました。幼い子が理不尽に大変な思いをしているだけと言え場だけなのですが、それってやっぱ……許せねえよなあ……!

エンド名は「True」「False」でしたが、多分プログラムとしてのT/Fなのだと思います。目標としてはFalseなので。
ロボットとファクトリーAIのそれは愛なのかエゴなのか、でも愛情なんてそんなもんじゃない? って思います。両親のそれも同じではあるのですが……
ただ、「取り戻す」というところに重きを置きすぎたんだろうなあ、と。トリコとしてはどちらが幸せだったんでしょうね。というより、トリコはどこまで「トリコ」としての意識があるんでしょうね。

割と必要最低限のお世話しかしていなかったと思っているのですが、ストーリー上で起こる病気以外にはかからずで、判定が結構甘いのか自分が自認識よりまめなのかわかりませんでした。まあ女の子が必要以上に痛い目に遭う必要はないからこれで良いよ。
Gに関しては最初からフィルターかけていたので、出会った時に「(フィルター)これかぁ~……」ってなりました。食べるご飯として出ているときにフィルターかかっていないじゃんとは思っていたけど、あれ以上リアルに描写されているってことでしょ? そういう方面に進むのやめな~!? 日本一くんさぁ~!? 1もやるけどさぁ~!?

探偵撲滅 感想

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八ツ裂き公」を名乗る謎の人物が起こした連続殺人事件。
たくさんの命が失われ、社会全体は大混乱。
政府は優れた探偵たちが集う「探偵同盟」へ、八つ裂き公事件の捜査を依頼。

そんなある日、探偵同盟に憧れる駆け出し探偵の主人公「北条和都」のもとに、探偵同盟の一人を名乗る男「老師探偵」が訪れます。
「君は探偵同盟のメンバーに選ばれた」と宣言するや否や、有無を言わさずに眠らされ……目を覚ました孤島では1人、北条和都はどうなるのか。

言ってしまえばダンガンロンパのフォロワー作品です。
ただ、単なるフォロワーに終わらず、独自のゲーム性やストーリーの良さも感じます。同社の「追放選挙」を積んでいるのですが、こういっちゃなんだけど、フォロワーで終わったのであろう追放選挙を反省したんじゃないかな……と、邪推はちょっとしてしまう。これはまあ、追放選挙やってからまた判断するわ!
このジャンルのゲームはパイオニアであるダンガンロンパとどうしても比べてしまうのですが、本作はフォロワーゲームで終わらず、また出した展開や結末、キャラクター達も納得のいく気持ちが良いもので、好感が持てました。思っていたよりもSF感があるなってのは否めないけど。

ダンガンロンパのほか、JDCシリーズの影響も感じます。といっても本家読んだことまだなくて、トリビュート作品の西尾維新2作品やダンガンロンパ霧切とかしか読んでいないのですが。本家も読みたいな。この設定好き。

もし調査パートで詰まっている方がいたら

①「検証」の数値が高いキャラを後回しにして調査等を進める(調査等が終わり、新たに「検証」が出てくる場面などあるので)
②移動距離で詰まっている場合、移動以外そのターン行動できなくなるが、今いるフロアのどこへでも行ける全体移動を使用する(チュートリアルで説明ないんだよなこれ……強いのに)
③特定のキャラよりも先に動かしたい別のキャラがいる場合(Aを行動させてからBの行動を考えたい時)、行動決定→先行を心掛ける

を覚えておけば大丈夫だと思います。それでも無理なところあったら気軽にお題箱にでもSOSを投げてや、Twitterかブルースカイで答えるので。俺は頑なにTwitterって呼ぶので。
というか後半の方が難易度低いんだよな、仕様的にどうしても……

●無能探偵
いろいろ受けとめて前を向くのは才能なので、最初から無能じゃねえんだよなあ……
理想探偵の手助け、自分の過去を抜きにしても、割と序盤から頼もしい、好感が持てる主人公でした。個人的には割とずっと「このサイカちゃんは僕の願望が生み出した幻覚だ」ってスタンスなのがすげぇ……ってなりました。あまりにも覚悟が決まりすぎている。さいかちゃんもそういうところに惚れたんやろうなあ……

●理想探偵
最後の復活は賛否わかれる気がしないでもない。自分は、「いやまああっても良いけど、なくて良いかな……」派。でも無能くんがそれで良いなら俺は良いよ……みたいな。
本来自分のものでない才能を使用していたこともあり、無能くんにかかる身体負担を見る限り、遅かれ早かれ無理が祟る日が来ていた気がしますね(その日までになんらかの対策ができていなければ、八つ裂き公がなくても探偵同盟が瓦解し始める気もする)。
無能くんが探偵を志していることを知っていろんな気持ちだったんだろうな……

●武装探偵
愚直なまでに他者を信じるお前が好き……まじであのひたむきさは生き残り組の太陽でした。生きて地上に出れたときにまずすることが妹の埋葬なのですが、多分サイカちゃん以外であってもそうした気がする……都度都度怪しい行動はするんですけれど、全部そういう行動なんですよね、サンドイッチ持ってきてくれるところ良かった……
「妹を枷に絡めた理由の一因は、目の前にいる自分が信頼している男」っていうのがわかってからもあそこまでまっすぐ信じるのさ~ぁ~……眩しい……

●科学探偵
いうて車椅子は仕方なくね~!? って気持ちと、いやまあ外道の言うこともわかるしな……科学くんも納得しとるようやし……という気持ちがあった。
子ども+車椅子で、立派な探偵とはいえ普段から不特定多数に舐められている部分があって、本人もだんだんマヒしてきちゃって、そういう意味で無能くん武装さんや外道は良くも悪くも対等な仲間として接して彼の成長につながったのかもしれない。師匠はどうしたって師匠なので。

●華族探偵
ED後に無能くんがくっつく可能性のあるヒロインその1。
「この状況だとぽんこつだけど部下がいると有能なんですよ」が、終盤の展開や後日談合わせてわかったのが良かった。リボーンのディーノか?
まじで誇り高く気高く、それに見合う覚悟を持ち合わせているのが、サ……好きなんだよね…………
猪突猛進ガールなところもあるのですが、何事も諦めない、他者を想い死者を敬う心を持つ、ノブリスオブリージュを体現した好みの女でした。ちょっとちんまいの可愛いよね……

●文学探偵
ED後に無能くんがくっつく可能性のあるヒロインその2。
理不尽ツンデレロリそんな好きではなく、文学ちゃんも初手「苦手だな……」と思いつつも、その後の無能くんに信頼を寄せていく描写とその説得性、本音をこぼすシーンの可愛さで「ええな……」ってなりました。我ながらちょろいな……
元ネタの芥川のお嫁さんが文ちゃんなのでそれが名前かと思っていた(それもあるとは思うんですけれど)ら、ヘブンだった、すげえ名前や。魔界の娘が天国なの、地味に好き。

●魔界探偵
うおーーー!! 立派な大人!! 立派な大人!!(自分が大人側に立つようになったことにより、子どもを守護る立派な大人キャラがより一層好きになってしまった)
一見色物設定なのに、「どういう背景があってこういう思考に至ったのか」がちゃんとしている。また、文学ちゃんに限らず、年下のキャラを守ろう・導こうとしている大人なのが非常に好(ハオ)でした。
声優さん、ヘルシェイク矢野の人なんだ!?

●大和探偵
見せ場なく死んでしまった感。いうて花札の部分とかは見せ場ではあるんですけれど。

●美食探偵
社畜の遺体を痛めつけるところはちょっと……ってなりました。探偵としての信念が強い人・大和が嫌いそうなこと・唐突のヤンデレ化みたいな感じだったので、「美食さんこういうことやるかなあ、ライターの性癖でキャラ性曲げてないかなあ、ウーーーン……」みたいな。ライターとキャラ解釈バトルしようとすなーっ!

それ以外の面だと個人的にかなり好きなキャラでした。sexyだし頼れるし行動原理が個人的に好みだし……魔界さんもなんだけど、悲しい思いをする子どもを減らそう守ろうとするキャラに弱いねんな俺……
声優さん、キュアパインってマジ!?!?

●老師探偵
探偵を志した理由、八つ裂き公に協力してしまった理由、それでも無能くんに託したくなった理由、全部がわかるもので「あ、あぁ~~……」ってなってしまった。眩しすぎたのかもしれないですね。

●渋谷探偵
残留思念回収の時に、無能「先輩」、○○(任意の探偵)「ちゃん」なのに、被虐「探偵」だったので、おほほ! やりよるわい! となった。詳しくは被虐のところで語りますが、ここでも黒幕悟った。彼女らしいですね。
CVがVの方なのですが、本職の声優さんたちに遜色ない演技で驚きました。追い詰められた~死までの演技も凄い。Vに疎くてすまんやで。
ちょっとギャル像が古い気もしないでも……ない!

●社畜探偵
同社のジャック・ザ・リッパーのハリー(自分の感想)と同じ声優さんとわかって、「これ、製作陣に、この声優さんに曇らせ男キャラやらせるのが性癖のやつ、おるやろ!!」ってなりました。確かにハリーの救えなかった恋人(故人)になりてぇ(意訳)とは俺も言ったけどさあ……!!
webで公開されている公式小説の、魔界さんとの絡みが良いのでぜひ見てください。良いコンテンツとはいえ、ゲーム外コンテンツが多いと複雑な気持ちになるな……

あと公式小説には社畜さんと外道の話もあります。社畜さんは大和ちゃん殺した時点で積みではあったのですが、外道からしてみればあれも大和の命を背負っていないように見えたんだろうね。文学ちゃん人質にしたところとかね。

●外道探偵
なんだかんだで無能のことは好きだったと思います、ちゃんと命を背負っているので。そういう意味で被虐は大嫌いなんだろうな。全てから目を背けているので。
最後に一矢報いたところがハガレンのキンブリーみたいな感じ、芯を通していないと敵味方関係なしに許せないみたいな。信念を突き通すキャラだったし、言ってること全部本音だったと思います。良いキャラだった。
過去に因縁のあった社畜(鬼畜)探偵すらさん付けする無能くんが唯一呼び捨てにしているのほんま笑う、いわば同志みたいな立場なのにね。

ダンガンロンパの狛枝がオマージュ元と思われるキャラなのですが、出した結論・選んだ信念等が全く違い、またそれが納得できるもので、開発陣が作品に対して真摯であることを感じて好感が持てました。

●被虐探偵
まあ自分の行いを「救済」と正当化している時点で無能探偵に勝てないだろうなあと思いました。外道探偵よりも覚悟の格が下というか、外道と合わせて「命を背負っていないってこういうことだよ」みたいな感じ。

被虐くんが悪役なのは社畜離脱あたりからわかった。不滅探偵候補が5人で外道が17歳ってわかって、無能・理想・外道・被虐が同い年でアッ……てなるので。
あとその後あたりから明確に探索パートでの台詞が1人だけ推理時の方向が違う・ミスリードへ誘おうとする台詞が多くなる。上で言った渋谷ちゃんのもあわせて「こ、こいつ……!」ってなりました。
いうて後日談読むと、一番救われたがっているのは本人だねってなる、そしてそれを自覚できていない……というか、目を逸らしているのだと思います。そのままだったら無能ちゃんにそのうち負けるよ。別に死は救済自体を否定するつもりもないし、八つ裂き公の正体をこういう書き方したからには公式としても否定するつもりはないんだと思います。

ダンガンロンパと比べて登場キャラの年齢幅が広いので、だからこそ表現できることはあったのですが、逆に全員探偵だからこそ「お前本当に探偵か……?」ってなるところがちょいちょいあったのだけ残念。あと獣医探偵も「探偵の勧誘の仕方それでええんか……?」ってなりました、あれだけはどうしても納得いかない。

あと、振り返ってダンガンロンパ(と同じ制作陣ゲーム)に対して思うようになったのが、露骨な、ちょっと笑えないレベルの下品なネタが多い。自分が年を取ったからそう思うのかはわからないけれど。
本作はそのあたりのネタに対してゲーム内で突っ込んでいるので好きでした。バランスが良い。