Days of Memories2 ~彼と私の熱い夏~ 感想

公式サイトはこちら

テリー・ボガードに惚れん女、おる????
惚れん男もおる????

というわけで、なぜか唐突に「筋肉成分が足りないな……テリー・ボガードと恋したいな……」となりました。いうてKOFはあまりきちんと履修していません。スマブラと映画(餓狼伝説のスーリアが出てくるやつ。スーリアとラオコーンが双子だってあるのに年齢表記が違うの、単純にミスな気がする)見たくらい。でもさ、ほら。テリー・ボガードに惚れん人類、いるだろうか?(反語)

「そういえばKOFって恋愛ゲームあった気がする」と、ゲームを調べて「THE KING OF FIGHTERS for GIRLS」の存在を知りましたが、既にサ終していました。悲しい……。
そして私が思い浮かべていたのが「Days of Memories」シリーズであることを確認、1作だけ男性キャラが相手、かつテリーが攻略対象にいることを知り、購入 / プレイしました。

主人公がJKで「35歳の方のテリーがJKに手を出すか……!?」と解釈違い(というか己の考え)に戦々恐々していたのですが、まあ心配は当たりつつも、それなりに楽しんでプレイしました。
元が携帯のゲームだったのと、3作も入っていることから、ボリュームは割と控えめ。慣れたら1キャラ1-2時間ほどでクリアできます。とはいえKOFのキャラたちが濃すぎることもあり突っ込みどころが満載で、恋愛展開もキャラに合っているものが多く、割と満足感が高いです。
個人的に恋愛要素の濃度や長さが丁度良かった。いやまじで私が恋愛ゲーム慣れていないこともあり、恋愛要素の濃度によっては変な声出ちゃうんですよね。本作はそれがなかったので、がっつり恋愛ゲームされる方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

本作で初めて知ったキャラもいました。格ゲーが如何せん苦手なので、本家餓狼伝説やKOFを履修できるかどうかはわからないのですが、格ゲー以外の方法で履修できそうだったら積極的に履修していきたいです。RPGとか出さない?(無茶ぶり)

以下、ネタバレ有り感想。

●草薙京

好青年に見せかけて結構俺様キャラだったというか。等身大の近所の(というかどちらかというと親戚の)お兄ちゃんって感じでした。
記憶喪失時、ただの儚い美少年で笑ってしまった。本家でもそうなんですか?

●八神庵

主人公ちゃん「理由はわからないけれど暴力は良くないよお><」
そういうタイプが苦手な私「殺すぞ……」
主人公ちゃんの攻略対象であるはずの八神庵「殺すぞ」
私「おもしれー男……」

初回スチルがいきなり壁ドンの八神庵を見た私「おもしれー男……」

ルート終盤でいきなりFF6のオペラパート(ヒントなし)のような展開になる八神庵を見た私「おもしれー男……」

バンド活動のために京に襲い掛からない八神庵を見た私「おもしれー男……」
それはそれとして、八神庵に感化されてか、本人自体も割とやばい感じになる主人公ちゃん(八神の方が引いているような描写さえある)を見た私「おもしれー女……」

おもしれー男過ぎたし、やばい男にはやばい女をぶつければ万事解決です! みたいな勢いがなかなか好きでした。なんで八神庵が人気あるのかも”理解(わか)”っちゃうってワケ。ずっとおもしれー男……って言っていました。

●K´

ごめん! このルートの主人公ちゃんはぶん殴りたさ過ぎました! 私は無理でした!!
他人から「お前の知るあいつはもういないんだ……それはそれとしてあいつと仲良くしてね」と言われて「以前の彼だっているもん」じゃねーーんですわ! 人間がずっと変わらないというのはエゴによる幻想なので……。K’にはぐいぐい行く女の子でないと、というのはなんとなくわかるのですが、そ、それにしたってさ……
マキシマ、良い男ですね……

●アッシュ・クリムゾン

生意気系キャラだなと感じていたのに、ルートはいると不思議と可愛さが勝って見えるんだなこれが…
ルート中はともかく、EDの「学生恋愛してる!」って感じがアッシュが一番感じました。かわいい。

●テリー・ボガード

個別ルートに入ってからもしばらく、テリーが「主人公はロックが好き」だと思っているのが良かったです。35歳だからね。いやまじでおじさま好きだし35歳のテリーも大好きだけど、それはそれとして未成年に手を出す35歳テリー・ボガード、見たくないじゃん!?!? 主人公の卒業まで待つEDで、かつテリーも会いたかったとは言うものの、最終決定を主人公に委ねてくれていたのが良かった。

自分が成年してから、未成年に手を出す成年はいろいろとあれだなって思うようになりました。TV版エヴァのミサトさん、いろいろと限界だったんだなってわかるようになったというか。
愛しい人が未成年だったら成年するまで待とうね、互いに責任とれるようになるまで待ってこその愛だよ。

●ロック・ハワード

攻略対象の中で唯一の年下枠です。EDで一番学生恋愛を感じたのがアッシュなら、ルート中で一番学生恋愛を感じたのがロックでした。甘酸っぱかった。
新作の餓狼伝説、ロックが主人公じゃないですか(多分だけど)。気になる~~いや~やっぱちょっと苦労してでも履修したいな……

●アルバ・メイラ

冒頭で述べたようにKOF系をちゃんと履修していないのもあって、プレイ前はアルバのことを知らなかったのですが、ルートが良くて好きになりました。丁寧に真っすぐに想いを伝えてくれるキャラだから、というのもあるかも。

あと、自身の個別以外のルートではちゃんと保護者をしてくれるアルバが好きです。ロックルートのアルバ、めっちゃ良かった。

●リョウ・サカザキ

笑かすな。このルートのシナリオライター、割と悪ノリしてないこれ!? 悪いとは言わないんですけれど、なんか一人だけ、ルートの空気感が違くない!?
友人のロバートさんの脳内CVが小野坂さんで再生されていました、ファンなので。関西弁キャラの宿命……

●カオリ

ルートによって結構印象変わる子でした。主人公とどんな感じで仲良くなったのか知りたいな。

女キャラの方もやるつもりではあります。今のところ、知らないキャラで気になっているのは、エリザベートさんです。通勤方法は馬て。

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

Days of Memories2 ~彼と私の熱い夏~ 感想

FIRE EMBLEM 聖魔の光石 感想

公式サイトはこちら

DSより前のFEにそろそろ手を付けようと思い、とりあえず所持しているGBA3部作の中で、1番やさしいといわれている聖魔の光石からやり始めました。これで1番やさしいってまじか……。いうて中盤乗り切れば、って感じです。
改めて言っておくとFEは、覚醒→if(白夜→暗夜→透魔)→風花雪月(王国同盟帝国教会)、風花雪月4ルート攻略と同時並行で新暗黒竜→新紋章→Echoesの順番でクリアしています。新紋章だけ難易度ハードで挑んでいます、ちょっと背伸びしたいお年頃だったの。クリアできたからセーフ。新暗黒竜と新紋章の感想、なんで書いてないんだっけ……?

FEって割と2部作構成みたいなところがあるのですが、この聖魔と外伝(Echoes)は、特に他のFE作品と続いているわけではない作品です(外伝は一応世界は共通していますが、まあ文字通り「外伝」なので)。それもあってとりあえずここから手を付けてみようかな、と思った次第です。

古の時代、マギ・ヴァル大陸に存在していた魔王を5つの聖石で封じ、人々は平和を手に入れました。現在のマギ・ヴァル大陸には、聖石を守護石とする5つの大国と、その他の小国が形成されています。

そんな中、最大の勢力をもつグラド帝国が、突如各国への侵攻をはじめます。主人公の王子エフラム、王女エイリークの住まうルネス王国も、突如の攻撃に反撃もままならず陥落してしまいました。王女エイリークは、父である国王ファードに、同盟国であるフレリア王国へ逃げるよう命じられ、臣下のゼトフランツと共に逃げ出します。

隣国フレリアへとなんとか逃げ延びたエイリークは、フレリア国王のヘイデンから、兄のエフラムがグラド領内で戦いを続けていることを聞きます。
グラド帝国の王子であり友人でもある心優しい王子リオンを案じながらも、エイリークは兄を救う為、旅に出ました。

一方のエフラムは少人数で戦いを続けて勝利をおさめるも、部下の裏切りに遭ってしまい……。
果たして双子は再会できるのか。グラド帝国はなぜいきなり暴挙にでたのか。マギ・ヴァル大陸はどうなるのか。

そんな物語です。
クリアしてみてまず思ったのが、「そりゃFEHで最初にルネス兄妹が実施された時、あれだけ荒れたわけだわ」でした。遅れてクリアした私でも納得だもん。FEHのディレクターは本作のシナリオ担当者である前田耕平氏なので、どうして……という気持ちがいっぱいです。どうして……。

まあそれは置いておいて。面白かった! 戦記物というよりも冒険物といった感じです。
優しいから弱いのか、そもそも優しいということは弱いということなのか。強さとは何なのか。何が弱くて何が強いのか。弱いことは悪なのか、強いことこそが悪なのか。
旅をしながら、友人のことを想いながら、祖国を想いながら。双子はそんな答えのない問いについて、ずっと考えていきます。
詳しくはネタバレあり感想の方で語りますが、自分はエフラムとリオンの関係性が特に好きです。

他のキャラクター達も、FEのお約束を抑えつつ、かつ、いつもよりも心なしか濃いめのステレオキャラクターな味付け。それがまた、冒険物としてマッチしていて良い。それでいて支援会話で意外な一面を見せてくる。
エコーズ(外伝)好きな人と層が似て居そうだな、なんて思いました。

以下、ネタバレあり感想。

●エイリーク

お花畑ちゃん苦手って言ってるじゃんかよ~~~!! という気持ちと、いやでもそりゃ大切な友人のこと諦めきれねえよな……お花畑の範囲ではないな…………という気持ちがプレイ中はせめぎ合っていました。クリアして物語を俯瞰的に見れるようになった今では好きなんですけれどね。
お花畑ではないってクリアした今ではちゃんとわかっているし、彼女自身も作中で一人で抱え込むのではなくラーチェルに零したりしていたので、セリカよりは個人的にマシですね……(覚醒DLCだけ見たら割とお花畑感あるけど……)

エイリークがセリカと違うのは、愚かだけれどそれは優しさ故ということかと思います。
リオンに対する情というものが最後まで捨てれなかった。リオンも優しくて、民を捨てることができなかった。
エイリークはリオンのその優しさが痛いほどわかっていて、だからこそ通ずるものがあって、エイリークには魔王を頼ったリオンの気持ちが痛いほどにわかって。
だからエイリークはリオンを諦めきれなかったのではないのかな、と。そこには多分、リオンもエイリークもエフラムに憧れていた、という共通点があったからこそなところもあると思います。

それはそれとして、世間体気にしてはいるけれど、依存度はエイリークの方が高いよね。

●エフラム

「俺にないたった唯一のものを持っているお前(リオン)さえ側にいてくれればよかったエフラム」と「僕にない全てのものを持っている君(エフラム)が大好きで眩しすぎたリオン」の関係性、全オタク好きな奴では!?!? ってなりました。え、エフラム編の最終戦闘台詞、えっ、つ、つら~~~~~すき~~~~地獄~~~~~~~~!

エフラムは本当にリオンはリオンのままで良いと思っていたし、それで十二分だと思っていて、そう思っていたからこそリオンの小さいけれど確実にそこにあった、卑屈な闇に気が付けなかったのかな、なんて思いました。
傭兵になりたいと心底思っていたのも、リオンがいれば自分はそのリオンが持っていて自分に持っていない唯一のものを兼ね備えなくて良いと思っていた。二人ならどこまでもいけると思っていたんだろうな。

「強くなんか……ならなくてよかったんだ」
この一言が本当に心に刺さって。自分の価値をはかる上で「強さ」を絶対的な指標にしている男が、親友の「弱さ」を認めてその「弱さ」ごと愛しているっていう……さ……この関係性よ…………。俺……エイリークルートよりエフラムルートの方が好きだよ…………
しかも親友を倒す覚悟をばちばちにキメていた男が、実際にその時を迎えたら、外聞気にせず思わず縋りついてしまうの……好き……

というか強くないですか? エイリークがちょっと打たれ弱く感じた(馬乗った途端強くなったけど)のもあって、お前本当に昔のFE主人公か? と思ったのですが、いうてリメイクとはいえアルムも強かったな……。マルス様……

●ゼト

強くないですか!?!?(心からの叫び)
いや成長する強いジェイガン枠の始まりだとは聞いていたのですが、これほどまでとは聞いてない……。ゼト一人旅も可能だそうですね、そりゃそうじゃ。
あまりに強すぎたので闘技場で荒稼ぎしてもらって、後は武器なし後方支援を頼みました。余談ですが闘技場は、ネイミー(+ヒーニアス)の方が稼ぎ安定したりします。ゼト闘技場は後半ちょっと不安定な感じがしないでもない。

忠義の男でした。ヴァルターの一撃がなかったらいったいどれほどの力量だったのだろうか。

●フランツ

エフラムルートだけ活躍してアメリアとペアエンドを迎えました。騎馬ユニットはゼトがいるので、どうにも割を食いますね。私の場合、フランツ含め他を育てても2ルートともゼトを超えなかったのもあり。

見習い騎馬ユニットは、新紋章を思い出します。

●フォルデ

赤緑の赤の方、赤にしては珍しく少し軟派なタイプです。俺の風を感じてみないか?
軟派なキャラがちゃんとお兄ちゃんしているのに弱いです、好きです。一応CC前までは育てたんですけれどもね……ゼトがね……。

●カイル

赤緑の緑の方。クール系が多い緑にしては珍しくお堅め真面目さん。けれど盗賊であったコーマと割と仲良い感じの支援があったり、柔軟な思考の持ち主であることはうかがえます。
フォルデと同じくCC前まで育てました。フォルデより良い成長をしていたこともあり一軍起用を考えましたが、ペアエンド候補のシレーネがあまり強くなかったことと、他の成長が普通に良くて結局二軍落ち。

●ギリアム

見た目ほど年齢がいっていないアーマーナイト。シレーネとの結婚エンドがあると知った時は驚きました。
自分はアーマーナイトの運用が苦手なので起用はしませんでしたが、守備の伸びが良いらしいです。アーマーナイトなのに!?(!?)

●ヴァネッサ

ヒーニアスとペアエンドを迎えました。可愛い~!

愛人についてなのですが、ヴァネッサが貴族ではないようですし妥当な気がします。ヴァネッサからしても、ヒーニアスを公私ともに守れるような立場でいたかったのではないでしょうか。
出産も円満だったようだし、なんなら正妻について言及されていませんしね。結局迎えなかった可能性もあるにはある。

愛で使い続けましたが、正直あと少し感は否めませんでした。ターナが強すぎるんだーな……。

●モルダ

リフ枠なのですが、普通に強いです。しかし回復ジョブが本作は結構いますので、自然と外れてくるモルダさん……

●ロス

センシガルシアノムスコロス。
最下級職の中では最初に加入しますが、父ちゃんも普通に強いし(調べたら成長率も父ちゃんの方が上みたいだし!?)、ドズラも普通に強くて良成長だしで、出番は残念ながらありませんでした。

●ガルシア

猛将とはいえ、現役を退いたのに、息子より強すぎる。本当にFEのおっさんか?
ラーチェルを使いたかったのでドズラの方を使用しましたが、成長次第ではガルシアもありだったな。

●ネイミー

コーマとペアエンドを迎えました。闘技場で稼ぎ切ってしまったのとCCアイテムの入手が微妙に遅かったせいで、少し使用しない期間がありました。が、コーマは使うし普通に強いので1.5軍くらい。

プレイしているタイミングでFEHの方に実装されたのですが、そちらでもコーマと仲良しでほほえましかったです。泣き虫だけどコーマについていこうと戦場に立つ当たり、芯は強いよな。

●コーマ

割と壁も張れるような盗賊で頼もしかったです。盗賊の鍵の仕様に気が付いたのは結構中盤で、慌ててクラスチェンジのためにレベリングしました。盗賊って鍵いるんだ……これがジェネレーションギャップですね……。違いますか……そうですか……。

FEHの想いを集めての感想も微妙に含みますが、王族と民という差を改めて感じながら、年相応に悩みながらも前を向いて生きていくのが良いと思えるキャラです。いやでもレナック星5枠で、コーマが星3-4排出なのはおかしくない!? 支援会話踏まえればまあ……うぅん……。

●アスレイ

両ルート共に最強ユニットになりました。エイリークルートでもエフラムルートでも、アスレイがラスボスを全部倒しました。いや、エフラムで決めようと思って体力削ろうと思ったら必殺出して……さ……!
パージ強すぎない? というか、司祭強すぎない?

ルーテとペアエンドを迎えました。
当時、言葉こそなかったであろうけれど、ロールキャベツ系男子というやつ。ルーテ支援会話Aは必見です。支援A迎えなくとも互いを思いやれる仲の良い幼馴染であることがgood。
個人的にはテティスとの会話やクーガーとの会話も好きです。というかアスレイの支援会話、全体的に良いな。

●ルーテ

私、優秀ですから。
癖の強い聖魔キャラの中でも上の方です。けれど彼女なりに周りの人間を大切にしていて、マッドなキャラによくある「他人はどうでもいい」というスタンスのキャラクターではなく、好感が持てました。好きですね。

普通に強いのですが最前線というよりも、アスレイの成長が良く、後半は討ちもらしを狩る役割が多めでした。

●ナターシャ

彼女も非常に芯の強い女性です。真実を伝えるために国を出るってなかなかだよね。何かを知れる立場に居たってことなのだろうけれども、割と地位の高いシスターだったりするのだろうか。

アスレイが回復使えるようになったのとCCアイテムがなかなか手に来なかったので、枠が余った時にじゃあナターシャ入れておくか……程度になってしまいました。支援相手予定だったヨシュアがCCアイテムなかなか来なかった&成長がちょっとへたれたこともあり。

●ヨシュア

エイリークルートのみでの活躍でした。ジャハナで起用したらあれがあったので、エイリークルートではそのまま起用。エフラムルートでは人数であふれた。
少し打たれ弱いかな~、剣士冷遇期らしいのでまあさもありなん。

ケセルダとのVS台詞が良かったので、ケセルダは何が何でもヨシュアで倒しました。おかあさま美人過ぎる、そりゃ部下も乱心する。
母親の過保護が多少なりともあって、それから逃げ出したい気持ちもあったのだろうし、市井を知りたいという気持ちもあったのだろうな。
民の受け入れまで時間がかかるだろうし、傭兵が一番の商品で戦争がなくなった大陸では厳しいものがあるかもしれませんが、母の志を継いでいくことでしょう。

●アメリア

エフラムルートで頑張って育成してみたら強くなってくれました。ジェネラル、堅いわね!
見習い枠では一番安定して強くなるのかな? 憧れの人が憧れのままでいてくれたのは、彼女にとって幸運だったことの一つだと思います。

エフラムルートでフランツとペアエンドを迎えました。騎馬と重装の支援は行軍スピードに悩まされる。

●ターナ

ペガサスナイトの三女枠なお姫さま。三姉妹(概念)のなかでもダントツで強いと思います。
エイリークと同い年くらいだと思うのですが、エイリークよりも幼さが感じられます。あまり外交とか触れてなかったのかな~でもエイリークのピンチに駆けつけちゃう程度には仲良さそうだしな~、と。

クーガーと支援を上げていたのですが、ペアエンドまで一歩及ばずで終章を迎えました。一応塔とか使えば上げきれたのだろうけれども、キリがないじゃんね……

●ヒーニアス

弓が闘技場で強いこともあり、スナイパー2人目で育成しました。あとまあ……ニーズヘッグ持たせてあげたいしね。

「実はいい人」の一文もあり、どうにもネタ枠というかいじられ枠になりがちですが、傭兵を使い捨てにしなかったりするいい人です。実はいい人だよ。
ヴァネッサとペアエンドを迎えたことはヴァネッサの項目で語った通りなのですが、その際に、大切なことをおなご(ヴァネッサ)から言わせおっておぬしおぬしおぬし~~! と心の中のソティスが騒ぎました。ヒーニアスから言うと命令になってしまうのは百も承知なのですが……。ただ、愛人にした後はいろいろなことから守ったのだろうな、と思います。守れるように愛人にしたというか。

●ジスト

頼れる隊長。本作唯一の傭兵ということもあり、剣士組より耐久が高く、まじで頼りになります。
酸いも甘いも体験してきた大人ですが、それでもまだ青臭さが捨てられ切れていないところが良いよね、良い……。エイリークルートのヒーニアスとのやり取り良かった。

テティスとペアエンドを迎えました。大人な色気あふれるやり取り、すこなんだ……

●テティス

良い知らせと、もっと良い知らせがあるわ。

ペアエンドはないものの、アスレイとの支援会話も好きです。全体的に「大切なものを守るために大人にならざるを得なかったけれど、だからこそ時折、本人も無自覚の子供のままに一面を見せる女性」って感じ。少し回りくどい言い回ししているのも、自分自身に対してそうやって言い聞かせている感があるよね。

●マリカ

女剣士枠。使用……しませんでしたね……
年齢的にジスト>テティス>マリカというイメージなのですが、ジストとマリカだとどれくらい年齢が離れているのかな。
ちなみに頑張れば片言でない話し方ができるようです。頑張るな! 片言はお前の魅力の一つや!

●ラーチェル

精神ロリのドロンジョ様かと思っていたら、気配りのできる優雅レディで、悩んでいる友人を暖かく受け止めて、魅力的で、自分に自信のあるポジティブガールで、バブみでおぎゃってしまった……。好きだ……。

ところで俺、ラーチェルとレナックの組み合わせ好きなのに、ペアエンドなかったんだ。ラーチェルとペアエンドを迎えたドズラはどう思う?

●ドズラ

上級加入なのですが、強いし成長率も悪くないしで使ってた。頼れます。手斧系を持たせて弓の相手をさせるのが良い。
ラーチェルとペアエンドを迎えました。
こういう好々爺、良いですよねえ。本当にからっとした良い人で、子どもが好きなんだろうなと伝わってきます。

●サレフ

エイリークルートでのみ使用しました。エフラムルートだとノールが先に加入することもあって、魔法職人数結構いてなあ。

ポカラの里とミルラの森は結構離れていると思うのですが、ミルラとサレフは元から面識あったのかなどうなのかな。旅始まる時に初めて会ったとはちょっと考えづらいしなあ。

●ユアン

支援会話とかペアエンドで割とクソガキ感が溢れていて好感が持てます。クソガキで好感持てるってのも変ですがw
お姉ちゃん大好きなの良いよね。テティスの苦労も、彼女は口にしないだろうけれど、わかっているんだろうな。それはそれとして、魔法の才があるのに傭兵団に入れてくれないこととか、ユアンにとっては大切なたった一人の家族が手に届かないところで死んでいる可能性が高いし、自分にはそれを守れる才があるかもなのに守れないから、怖かったんだろうな。

●クーガー

安定して強くなってくれたのでスタメン起用していました。クーガー・ジスト・アスレイで壁が貼れる。ペガサス系統と違って割と固いので、弓もそこまで怖くない。

兄よりも少し無骨気味な印象を受けます。兄ちゃん、FEH来てくれねえかな……。ゲネルーガを可愛がっている姿は、まるで雨の日に猫を拾う姿のよう。
「死んだ兄の名がグレン」ってのが、風花雪月の過去作リスペクト要員の一つなんですね。気づき。風花まじで過去作リスペクト多いな!

●レナック

レナックとシレーネは、成長率と加入タイミング相まって使用難しくない!? 聖魔は割と、愛があればどのキャラも活躍させられると感じたのですが、この2キャラだけは怪しい……

ラーチェルのお供ですが雇われなので、逃げ出そうとしたり実際に逃げ出したりします。無駄です。
それはそれとして、そんな男が結局、そのお姫様に尽くす生涯になりそうなのが好きなんだが……? なんでペアエンドがないんだ……? でもレナックの片想いで終わるのもイイよね(無慈悲)

●デュッセル

強い上級職なので、なんか使うときに無駄に罪悪感に駆られていましたw。FEあるあるだと思う。
エフラムルートやエイリークルート加入タイミングなど、人手が足りない時などに使用。強い。流石黒曜石。

デュッセルの家に伝わる槍でヴァルターが狂気性を開花させたことが示されていますが、どんな経緯でヴァルターはそれをものにしたんだ……? 狂気性開花前でも武器貸す仲には思えないし、盗まれでもしたんかな。

●ノール

どことなく厭世的な雰囲気を持つ薄幸魔導士。幸運成長率もひっどいです。
闇魔法の貴重な使い手なので結構使いました。シャーマン便利だけれど、それはそれとしてリオンの元から逃げ出したノールに、そういう存在を召喚させる行為、やばない?(やばい)

●ミルラ

終章とその前の章だけで急遽採用、もりもり成長してくれました。マクムートすげえ……(マクムート普段あまり使わないです)

切なかったな。大好きなおとうさんもだけれども、良い人だと思ったセライナやエフラムと、別れてしまう。出会いと別れの中で、森を守っていく覚悟を決めるための旅だったのでしょうね。彼女にとっては。
内向的かと思いきや、結構覚悟が決まっている娘ですよね。

●シレーネ

長女(ポジション)が最後に仲間になるのって個人的には初めてだなー、とプレイしながら思いました。それにしたって遅すぎるのでは……。

好みだったのですが遅すぎることを理由に一軍起用はしませんでした。

●リオン

やっぱエフラムとの関係性……関係性なんよ……!
エイリークとの関係性とも良いんだよな。自分より強い女の子に惚れていて……リオンはきっとそのことが劣等感なんだけれども、双子はそんなリオンが大好きだから……

皮肉にも、尊敬する父の言うことを聞かずに自分が最初に思い付いた道を進めば帝国は滅亡しなかったというね。自分がずっと一緒にいて、見て聞いて感じてきた双子を信じれば……でも父のことも大好きだったからな、帝国は一番の大国だったようですから、そのあたりも関係しているんだろうな。きょうだいがいればまた変わったのでしょうね、とも思わせる。

●六将(デュッセル以外)

なんとなくですが、ケセルダはリオンのことを結構気に入っていたのではないかと思っています。何もないまっさらな条件で他に複数の勢力に勧誘されたら「まあリオンに付くか」くらいのお気に入りさ。
ケセルダは粗暴な傭兵なので最初は怯えはするだろうけれど、魔王の時でもリオンの時でも、それぞれ違う理由で「傭兵のくせに」とはならないタイプなんですよね。色眼鏡なく実力や内面を(本編の場合は実力を)見てくれたリオンは、ケセルダと割と良い主従関係だった(になれた)のではないかと思っています。

FEHの爆通知でネタにされたヴァルターさんですが、敵将としては割と有能だったんじゃないかな。敵を倒しまくっていたし。まあ、帝国の敵というか、自分の敵(ただし帝国内)ですけれど……。

グレン~~~! FEHに早く実装されてくれ。お前のLv40台詞を聞かせてくれ。
セライナは陛下にひっそりと恋心いだいていたのではないかなあ、なんて思います。リオン母は割と早い段階でなくなっていたのかな、だからリオンは一人息子っぽかったのかな、なんて連想したり。

リーヴはラーチェル様に成敗されておいて♡ 最後まで生き残っていたくせに、一番小物臭して笑っちゃった。

良い作品だったな……。エフラムとリオンの関係性に狂わされるとは思っていませんでした……。まじで定期的にエフラムとリオンのことについて考えてしまう……FEHで比翼エフラム引けていて良かった……

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

ファイアーエムブレム 聖魔の光石 感想 FIRE EMBLEM

FINAL FANTASY ⅩⅣ 解放戦争戦後編 感想

前回(紅蓮のリベレーター)の感想はこちら

すごい……あの、あの……人の心がない…………

ドマやアラミゴの解放者になったヒカセンが、蒼天と同じく戦後処理に追われている最中に、もっと大きい戦争がやってくるお話です。
この解放戦争戦後編は話の流れが凄い丁寧で、「ああこの話の流れにしたかったから、先ほどあの展開にしたんだな」とわかるようになっています。また、逆もしかりで、「アッアッ、これが話に出てきたってことは、この後、アッアッアッ……」と、展開が読めて逆に辛いということになります。なりました……

漆黒へ向けての激動の章といえる部分でした。
ずっと傍にあった帝国という脅威に対して、きちんと向き合わなければならない時が来た。きっと本当は、戦後のその場所に武力での解放者の居場所なんてない方が良いのに、抑制力とかそういう理由もあってそうはいかない。
守りたい人たちの姿がそこにあるから、主人公は戦場だけではなく政治舞台にも出たりするけれど、さまざまなしがらみや思惑も相まって、全体的にどん詰まりなどうしようもなさが感じられる。全ての歯車が嚙み合わずに、徐々に好転していた事態は一気に坂を転げ落ちていく。
そんな現状を打破する手掛かりは、別世界にあった―――。

そんな物語です。
あと今回考察多めです、よろしくお願いします。過去作要素を用いたメタ読みも微妙にあります。

◆以下、ネタバレあり感想

●ドマの戦後について

ヨツユ関連、人の心がねぇ~~~!!!!

夜から逃げられなかった女を、蛮神化させて(=人の身を捨てさせて)からやっと夜から出られるということを示唆させて、人として死ねた時に黒色をなくして完全に夜から脱却させるの、マジで人の心がねえ〜!!
蛮神名が「アマテラス」か「ツクヨミ」だろうなとは、まあヨツユがそういう流れになった時から思っていたのですが、彼女が人の身を捨てないと夜から出られないことを示すようなヨツユに対して皮肉であるアマテラスの方か、どう足掻いても夜に囚われる運命にあることを示すツクヨミか、どっちが彼女にとってまだ救いがあったのかな……

「引き金を引いた男に優しくされちゃあ、もう生きていられやしない」というのが、切なくて仕方なかったな……
ゴウセツは古いドマの、良い意味でも悪い意味でも、象徴だと思ってます。なんというかな、ゴウセツもヨツユも、古いドマでしか生きられなかったんじゃないかな。引き金を引くほどに憎いドマを表していた男が優しくするのは、ある意味で、「これもまたドマの一面なんだよ」とも言われているようで。心の何処かで理解していたであろうそれを自分が受け取る日はないと思っていただろうに、記憶をなくしたとはいえそれ以外は変わらない自分に、差し出してくれる人がいるということを知ってしまったんだもんな。

刀で生きてきた男が刀を取り上げられて、ある意味での古いドマの被害者であった女と過ごすうちに、例えばヨツユに対して吐き捨てた言葉だとか、例えば亡くなった妻子のことだとか、そういった過去の己やかつてのドマにいろいろ向き合ったのではないでしょうか。
ゴウセツの忠義は揺らがない。ただ、変わりゆく街が眩しくて、変わりゆく主君が眩しくて、それを支えられる同僚が眩しくて。一人ではどうしたらいいかわからなくて、そこにツユになることによって一緒に変わってくれるヨツユがいたから新しいドマでも生きていけると思ったのに、ツユがいなくなっちゃったもんだから。でも死に場所と見て死んだり、ツユの所業の責任を取るべく自決するのは過去のドマの行いで、そんなものはツユは望んでいないだろうから。だから出家して旅に出たのかなあ、なんて思いました。ツユや妻子の形見でも持って、自分たちの世界を広げにいっているかもしれない。いつか旅先で会いたいな。

アサヒに関してですが、前回不安に思っていたようなピンポイント地雷は踏まれました。踏まれましたが人と通話しながらやれたし、そのあと紅蓮祭で花火SS撮っていたので、なんとか致命傷にならずに済みました。マキシマ……マキシマさんはなんで、帝国軍人なのにあんな穏やかで……な、なんで……?

ドマ町人地復興は頑張ってやってます。アラミゴも復興事業した方が良いのでは……と思っていたら、メ・ナーゴのお得意様が解放された。なるほどね、コンテンツ分けね。完全に理解した。

●暁について

泳ぎを頑張ることも帝国に向かうこともそこから更に無茶をすることも、全てのアルフィノの成長が嬉しいのだけれども寂しかった……。シンエヴァのゲンドウもこんな気持ちだったのかなって思いました……立派になったな、アルフィノ……FF14でシンエヴァに対する理解を深めるな
アルフィノが頑張っていることが、暁や盟主たち、果てにはマキシマさんやガイウスにまで伝わって、それが実を結ぶのがとても嬉しかったです。終始後方保護者面しました。マキシマさんはなんであんな性格で、帝国で今まで生き延びてこれたんですか?(2回目)

あとアリゼーが可愛すぎて終始親戚のおばちゃんと化していました。かわいいねえ……飴ちゃんあげようねえ……
そうだよね~~まだ16歳の双子の兄弟だもんね~~ってなりながら見ていました。アリゼーがどんなに勝ち気で気丈でも不安にならないわけが無いし、その不安を吐露して良い対象に俺はなったんだが~~!?!? って全世界に向けてマウントを取りたい。アリゼーを置いていくことが怖かったので、置いて行かれる方は甘んじて受けるとしよう……

ウリエンジェと「アリゼーが1番好きな親戚のお兄ちゃん/お姉ちゃん」ポジションを取り合いたいです。そして一緒にアリゼーの結婚式で号泣したい……うそ、まだ結婚して欲しくない……でもウェディングドレスを着たアリゼーは世界一可愛い…………
これは妄想なのですが、俺とウリエンジェがアリゼーに向かって「どっちの方が好き?」って聞くと、アリゼーはぽこぽこ怒りながら決められないに決まっているでしょ! って言ってきて、俺とウリエンジェは可愛い~~~ってなります。アルフィノに対してはクルルの姐さんと「どっちの方が好きなの」ってにじり寄ってガチの困らせをさせて可愛い~~~ってなりたいです。アルフィノの周りにからかい上手のお姉さんが多すぎるのが悪い。

賢人以外のNPCもフォーカス当たっていてとても良きです。リオルとかフェルミエが優秀なの、まじで好きなんだ……というか地味にリオル好きなんだ……新生から一緒の彼らが、漆黒に入るこのタイミングでも、存在感のあるNPCとして物語に関わってくれていることがとても嬉しいです。キャラとしてそこに生きているんだな、って思う。リオルとサンクレッドのエピソード、もっと聞かせて欲しいが!?
保護者賢人3人組は今から向かうから少し待っててな。

●謎の声の人物について

グ・ラハ・ティアだとほぼ確信しています。

というのも、4.3 – 4.5は何かしらの前振りが必ず行われています。例えば

・アライアンスレイドでドマ以外の東方に触れて東方の現状についての解説
→東方同盟の話(ここ、パッチ次第では本来は反対かも。でも反対でも成り立ちます)

・サドゥ(命を輝かすドタール族)とヒカセンの対決
→魂が呼ばれる、という話

といった感じ。ヨツユ関連で一連の流れが明確に見えていた前半とは違いますが、数珠繋ぎに話がつながっているのが解放戦争戦後編の後半です。

で、なぜ声の主がグ・ラハ・ティアだと確信しているのかというと、複数の要因があり、

・アラグ帝国についての話が凄い出てくる(ソル(アシエン)がアラグ帝国に関わっていたと明かす、魔大陸についての真相考察、アジムステップのアラグの遺物など)
→過去の冒険の中で出てきたアラグに関するキャラクターで再登場しそうなキャラ、で、ドーガやウネといったメタ的に過去要素サービスだと思われるものを除外し、声付きキャラになりそうでまだ声が付いていないキャラを考える
・メ族のところで、オスのミコッテの生態や、ミコッテ族の名前の読み方などについて説明やクエストがある(紅蓮部分ではありますが)
・4.5の最後で「クリスタルタワーに来い」と言われる(ほぼ決め手)

です。
いや、第七星暦編クリア時に「再会できるのかな」とか言っていたけれど、本当に再会できるとは思っていなかった……いやまだ確定はしていないけれど……

●アシエンについての考察(めっちゃ思考中。まとまってないかも)

アシエンについてまず思うのは、天体に関係しているんだろうな、とずっと思っていることと、新生の最後で過去作主人公(7、13、あと1人いた気がする)に姿の似たアシエンがいたな、ということです。

天体に関係しているんだろうなというのは、まず彼らの神がゾディアークということと、エリディブスとウヌクアルハイの名前。ウヌクアルハイはそのまんま(へび座アルファ星)。
で、エリディブスは最初目にした時から「なんかどこかで見たことあるような語感だな~」と思っておりずっと考えていて、竜詩戦争編あたりでわかったのですが、エクリプスでした。エクリプスを元ネタにしたお名前なのかと思います。ちなみに過去に目にしたのは真島先生のフェアリーテイルです、FTなことだけ覚えていたから読み返して探し出した。

で、FF14には原初世界と13個の鏡像世界が存在することが、紅蓮突入前に語られています。

14はFF14のナンバリング数であり、「クラウドたちのような姿をしていたのも、過去作を表しているのかな~」と新生クリア当時は思っていました。ただ、今回の解放戦争戦後編で明かされた、アシエンにはオリジナルと転生という2種類が存在すること(白と黒とは関係なく)設定により、このことは少し意味合いが変わってきました。

過去作についてのことは後で触れるので少し置いておくとして、ここで見方を少し変えて、13個ある鏡像世界について、「13という数字を天体で表す」ことについて考えてみようと思います。更に言うのであれば、歴代ナンバリング作品の中で11と14(これを原初世界と仮定します)が特殊(主人公が可変であるMMO作品)ということから、「12+1という数字を天体で表す」ことについて考えたいです。
なぜそんなことをするかというと、ウヌクアルハイが鏡像世界の住人であったこと、そして彼には明確な主がいることに、何か意味があると思うからです。エリディプスを独立させたい。

天体でまず12と言われて思い浮かぶもの。ゾディアークに関連するもの。言うまでもなく黄道十二星座かと思われます。また、黄道帯には十二星座の他にへびつかい座があり、これはウヌクアルハイ(へび座アルファ星)の主=エリディブス(オリジナルのアシエン)にあてはめることが出来るのではないかと思います。へびつかい座は黄道帯に存在しながら星占いには含まれていない特殊な(=特別な)星座で、近年では13星座式の占い方法が提唱されていたりします。
これで「12+1」セットの天体ができあがり、さらに言うとその+1は特別なものである、といえます。

次に大切になるのは、アシエンには特別な存在(=オリジナル)が存在する、という点です。上記で言うと+1(エリディブス)の部分です。
なので今度はこの+1を(エリディブス)+3(エリディブス、ラハブレア、エメトセルク)にしたいです。これは「12+1」を×3にするのが手っ取り早いですが、かといってどこからともなく持ってくるのもあまり納得できないので、持ってくるより前に増やせないかな? と考えるところから始めてみます。

ここでふと思ったのは、紅蓮パッチのアライアンスレイドでは、FFTやFF12といった、いわゆる松野作品(イヴァリースシリーズ)のオマージュやリスペクトを色濃く感じました。
そしてこれらには星座モチーフの存在(ルカヴィ)がいますが、彼らには対存在がいます。また、黄道十二星座自体に「黄道十二宮の天使」が存在し、天使と対存在になる亡者の存在もあります。黄道十二宮の天使および亡者自体は12個で、へびつかい座にはありませんが、イヴァリース作品にもへびつかい座の対存在は明らかになっていません。それを従順承知したうえで、今回の考え方に置いては対存在という概念がアシエンにもあるのではないか、「12+1」は「12+1+12+1」に出来るのではないか、ということが言いたいです。対存在の中身よりも、対存在という概念を重視して進めます。(エメトセルクやラハブレアが特別な存在でなくなってしまうので、むしろ中身重視でないほうが良いのかも)

また、黄道十二星座の天使は、堕天して悪魔になったとする説も存在します。天使の面と悪魔の面をそれぞれ独立して考え、「12+1」を「(12+1)×2」として考えることも可能ではないでしょうか。
ただこの場合、「対」存在なのだから、相対するもう片方の数字も上げて数えるべきなのではないかな、と思いました。「(12+1+12+1)×2」なんじゃないの、と。これで少し余分にはなりますが、目的であった数は満たせました。
ので、本当は「12+1」が4つ存在して、何かがあってオリジナルの方の1(エリディブス、ラハブレア、エメトセルクの3名ではない)が欠けたのではないかなあ、と思いました。

ここで過去作主人公の姿をしていたアシエンについてに話を戻しますが、これが転生組なのではないかと思います。
FF12に登場するルカヴィには、全部ではないにしろ、過去作を元ネタとするものがありました。FF14にも過去作ネタは多々あり、シリーズファンには堪らない要素です。例えばFF14新生部分で魔導アーマーが登場した時、「FF6の!」となったのは私だけではないでしょうし、マウント魔導アーマー騎乗時のBGMがティナのテーマであることは、「う~ん、わかってる!」と、FF6が好きなプレイヤーを後方彼氏面にさせることでしょう。しました。
ただ、アシエンのあの演出に関しては、そういった思考を逆手に取ったものだったのではないかなあ、とここにきて思いました。「過去作をモチーフにしているFF14の要素」ではなく、「FF14のオリジナル要素なんだけれども、それを悟られないために過去作のモチーフを纏っている」とでも言えばいいのかな。クラウドやライトニングをだしてFF7やFF13を表したではなく、過去作主人公のクラウドやライトニングの姿をしたアシエンを出すことによって、転生というものを表現したのではないかなあ、と思いました。

で、ここまできて、ふと思ったのが、「4種類の13は、トランプにあてはめられるのでは?」でした。いきなりトランプが出てきたと思うかもしれませんが、トランプは占いに用いることもあり、そこまで唐突ではないと思います。

何が言いたいのかというと、トランプは、数字組と絵柄組(と、絵柄組からさらに独立したジョーカー)に分けることが出来て、スペード(剣)、ハート(杯)、クラブ(杖)、ダイヤ(貨幣)の4種類がある、ということです。また、フランスタイプでは絵柄の人物に、実際に存在した人をモデルとして採用されています。ハートのクイーンに、スペードのクイーンを務めることはできせん。トランプのスートが変わると数字は変わりませんが、絵柄のJKQは変わる(=オリジナリティがある)のです。(フランスタイプは、Aはあくまで「1」であって「A」でないとされています。)
トランプは4種類の普遍的な12たちと、唯一無二の絵柄を持つ3たちと、あったりなかったりする1という見方をすることが出来ます。
絵柄をエリディブス、ラハブレア、エメトセルク。ジョーカーを欠けてしまったオリジナルアシエン、数字を転生組などの他のアシエンとして見ることが出来るのではないかなと思いました。

トランプや天体の概念などを元に組み合わせて、アシエンという組織が生まれたのではないかな。天体のくだりがちょっと強引な気がしないでもないので、他に何かないか探しておこう。もっと単純に、オリジナルアシエンは、太陽、月、エクリプスの3つ、くらいの可能性もあるかも。月は2つあって、1つは失われるものだし、もしかしたら月があってその月の1つが失われたものだった可能性もある。

エリディブス以外にも調停者アシエン(白アシエン)はいる(あるいはいた)のかなぁ。存在していれば十二星座の天使と悪魔が割と有力説になってきてくれたりしないかな、と思っているのですが。

ちなみに数字たちの一部を、概念はあるけれど不在にする(欠けさせる)、というのは過去作にも存在します(零式)。ので今回も、ジョーカー(あるいはロストした月)不在でもおかしくはないかなと思っています。
ジョーカーというのは切り札ですよね。ところでここに、何かにつけて切り札扱いされるヒカセンがいますよね。お前……まさか…………

追記(最初から追記というのも変な話ですが。別の見方を、ここまで書いた後に思いついたので、切替の意味も込めて)

「12+1」を無視すれば、対存在の数をイヴァリースのまま採用できるなと思いました。対存在がいる11体+いない2体、これを天使と亡者で×2をして「(11+2)×2」。特別な4とそれ以外の44。
これの何が良いかというと、22ってタロットの大アルカナの数なんです。特別な4以外にも役割を持たせることができる。小アルカナにスートの概念があるから、先ほどのトランプ概念にもうまい具合に絡ませられるかもな。

この考えの場合、特別な2つを切り離して考える理由だけ悩みます。MMOの11と、デフォルト主人公が決まっていない(パーティ可変)の1とかどうかな。割とありな気がする。

●アライアンスレイドについて

すっごいイヴァリースじゃん!! って思っていたら、松野さんが現れました。今回のアライアンスレイドが松野さん脚本ということも知りました。つまり松野さんの新作じゃん!!(じゃん!!)

松野作品としてもFFの一つの物語としてもRPGの一つの物語としても良かった……しみじみ……
人種や両親から注がれるものというのは、アイデンティティの形成に関わってくるものです。ましてデュライ家にとっては一族の悲願も双肩にかかっているわけで。ジェノミスやラムザにとっては大きいものでしょう。
けれども今を生きているのは彼らなわけですから、アルマが妹として娘として、今を生きる家族を心配してアルテマに囚われてしまうというのもよくわかる。
娘として父親にちゃんと見て欲しいというのもよくわかる。生きている人が何より大切だけれども、死者は会えないからこそどうしても思い続けてしまう。

レジスタンスたちが祖国のためにたたかいの道を選ぶのもアイデンティティを守るため。フランが捨てた故郷を懐かしんで守るために光の戦士をオーボンヌに案内するのも、アイデンティティを守るため。

登場人物たちの行動が、全て各々のアイデンティティ形成に基づいていて、見ていてそういう「どうして」がないんですよね。そして純粋にお話として面白い。う~好きだ……

ただ、ガレアン人と思われる劇団員くんは私に殴られる準備をしておいてください! いいですね! いや祖国というアイデンティティを重視する彼の行動もわかるんだけどさあ……わかるんだけどさあ……! 

●アレキについて(オルシュファンについて)

※今回のBGMです。

アレキをまさかのこのタイミングで終わらせました。蒼天部分じゃね?
それは置いておいて、蒼天パッチの直後にこの話を持ってくるの、人の心がねえ……となりました。自分を守った人の話を続けてして、否が応でも先に進まされるヒカセンと、一緒に留まることを選ぶことが出来たミーデの対比のお話する!?!? お、俺もお前(オルシュファン)の元に行きたいが〜〜〜!?!? 全てを捨ててお前の元に行きたいが、お前が守ったものを代わりに守ったり慕ってくれる双子がいるためにできないが~~~!?!? くそ……来世で待ってろ…………お前の盾と世界を巡って思い出を増やして会いにいくから待ってろ………………

余談ですが自機がメスラ・ゼラなせいで、ミーデとより対比的に感じました。ラウンドロクス見ていると、俺は双子を置いてはいけない……
私はオルシュファンに向かって泣き笑いを見せた自機は、可哀想なほど可愛いと思っているので……まじであのシーンの自機の笑顔がたまらなく可哀想で可愛い……ひどいなこのプレイヤー……(プレイヤーと自機の乖離)

それはそれとしてアレキのBGM、イイですね。機工士などのちょっとスチームパンクな感じとマッチしていてとてもイイ! 彼女たちのこれから幸あれ。

いや~……面白いね……FF14、面白い……
絶対、このタイミングで噛みしめることではないとは思うのですが、漆黒に対するわくわくが凄いので……ぜったい体力使う感じのエピソードが来るんだろうなという確信もあって少し怖いですが……

エドモンが出てきたのにも意味があるんだろ!!!! わかってんだからな!!!! お前は俺の家やぞ!!!!(????)

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

メギド72 そして灯火は静かに消える 感想

メギド72公式サイトはこちら

フルカスに一目惚れしてリセマラしたは良いもののほぼ放置をしており、育成素材をたまに集めているプレイングスタイルでした。
やる気がある時にイベント復刻されており、手を出したら「めっちゃ好き~~~~!!!!」となったので感想書きました。本編もやります。
ちなみに、たまたま入手出来ているフォラス以外はミリしら状態です。

以下ネタバレあり感想。

●フォラスとデカラビアの関係性について

いやまじでここの関係性が好き。
互いに唯一無二ではないんですけれど戦闘中に命預けられるくらいには信頼していて、仲の良い人を他人に聞かれた時にどちらも1番に名前をあげないし、価値観もめっちゃ違うのですが、「あいつの価値観はそれで良いんじゃない」って互いに思っていそうな関係性。

フォラスが自分自身を俯瞰で見ているつもりで俯瞰しきれずに悩んでいるところにたいして、デカラビアがフォラスの愛情とか優しさとか身勝手さとかを理解しているのに、自分の口では本人に伝えないというのがまた「めっちゃいい……」と味わっていました。
良い意味でドライ。ウェット過ぎずに、なんていうかな、目の前で片方が死ぬ時に「こいつなら復讐しないでくれるな」って死を預けられるし、残された方も復讐とか考えていないんですけれど、いざ何かの拍子に仇を倒した後に死体に向かって「あいつの分だ」みたいな感じで一撃死体蹴りを付け足す感じ……伝わるか、これ……

●フォラスの愛情について

研究者気質であることを自覚しているし、結婚も子作りも家庭生活も、全て研究欲が先だって行っていることに間違いはないと思います。
でもその研究の過程で愛情が生まれて、その愛情が、他人から見れば間違いなく愛情なのに、始めた理由が理由なので、他人に誇れる愛であるのか、当の本人に自信がない。

それでも間違いなく、身勝手だろうが独善的だろうが、「愛情」なんだということを、死に際に際して泥臭く自覚したのが良かったです。

彼は見たところ社会性がとても高く、ヴィータに合わせることが、メギドの中では比較的行えるほうであるように見受けられます。もしかしたら、自分で思っているほどメギドらしくないのかもしれません。
そんな彼が、妻や子供に対してあれこれ悩む時点で、そこに愛があると周りから見れば思うのが本当に好き。

●デカラビアのパーソナルについて

父的役割存在」に対する何かしらの過去があったのかなって思っています。父的役割を、全うできなかったか、全うされなかったか、全うされたことがあって(もう会えなくて)尊敬や愛情の念を持っているか、全うできなかったから全うしているフォラスに対して好意的か。なんにせよ、フォラスに対する態度を見る限り、悪い思い出ではないのかな、と。

どちらかというと父的存在がいた系かな~。デカラビアはどことなく、露悪的というか偽悪的な印象を受けるのですが、それがどことなく保護者の愛を受けたいからちょっと悪びれる子どものようにも見えるな、と。愛を試しているんですけれど、愛が返ってくることを確信している方の子どもね。父的存在に愛を注がれていたのではないかな。

●ウコバクの愛情について(モノバゾスの愛情について)

兄との愛だけが彼女の心のよりどころでした。
ウコバクとモノバゾスにとって最大の不幸であったことは、都会に出ることが出来なかったということです。田舎の狭い世界しか知らなかったということです。メギドラルに帰ることが出来る方法が、すぐ傍にあったことです。
もし彼らの傍にメギドラルへの帰省方法がなく、メギドラルに帰るための方法を探すために旅に出よう! みたいな感じで二人が旅に出て(周りからは駆け落ちと思われるでしょう)、他のメギドと出会うことが出来て、彼らの世界が広がれば人間関係形成をできた後に互いがメギドであることを知れたら、仲の良い兄妹で終われました。

メギドから見てもヴィータから見ても異質だった兄妹。それをカムイはおぞましい話と評するのですが、フォラスは情熱的な愛だと肯定し、それどころか羨ましくも思っている。ヴィータの家族がいてメギドの仲間たちや主(ソロモン)からも信頼を得ている男から認めてもらえたのが、ウコバクにとっての愛の肯定になり、救いになったのでしょうね。

メギドは個の生き物であることはイベント中でもさんざん言われているのに、それでもメギドラルとしての生命活動が終わるという前提があるとしても、「俺と一つになってくれ」と頼んでいるあたり、モノゾバス側にも愛は確かにあったんだろうな。

しかしジェヴォーダンを看取るウコバクも最高だったな……最高の女だ……俺はジェヴォーダンにNDKしてたけれど、ウコバクさんはそんなことしないんだろうな……好きだ…………

いや~しかし良いストーリーでした。どことなく、性的マイノリティの悩みの本質に近いようなストーリーでもありました。
ソシャゲの期間限定イベントストーリーなのにめっちゃ踏み込むな!? と驚いていました。メギド72すげえな……絶対この記事で触れていない、イベントに出てきたキャラにも選出理由があると思うので、楽しみにしつつ本編プレイします……

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY 感想

セーラームーンのゲームでこれありといわれる名作です。原作者の武内直子先生が本作のストーリー及びオリジナルキャラクターデザインを担当していることもありセーラームーンのゲームとして優秀、キャラゲーとして優秀、またRPGとしても優秀なゲームです。

昔持っていたのですが、躓く人が多いであろう序盤の亜美ちゃん一人旅で躓いていたら、母親にいつの間にか売られてしまいました。悲しいね。どうしてもクリアしたいと思っていた作品だったので、買い直してプレイしていました。プレミア価格つくとは思わなんだ。

元々セーラームーンが好きで、原作も全巻持っています。武内先生の後輩だったり、直接お会いしたことは流石にありませんがちょっとご縁があったりします。引っ越しの時に手元からなくなってしまいましたが、Vちゃんの方も原作持っていました。
ただ、原作のレイちゃんが女の子の初恋なのですが、それもありアニメは正直受け付けられなくて見れません。所謂「ぶっ壊レイちゃん」ってやつがだめだったんですね。というか今もだめなんですね……アニメ気になっているけど見たくない……。
ぶっ壊レイちゃんに関しては、武内先生も声優さんの富沢さんも苦言を呈していたそうで。スポンサーの関係とは言え、うさぎちゃんがミーハーしているし別に良かったんじゃないかなあ……。個人的に富沢さんはとても好きだし富沢さんの声がとてもレイちゃんにマッチしていて良いと思うのですが(crystalが見れないのもこれが影響している)、難しいね。ただ、富沢さんへの贖罪も込めて作られたらしい「カサブランカ」は大好きなので、これまた難しいね。

話は本筋に戻しまして、本作は原作のセーラームーンとアニメのセーラームーンのいいとこどりな感じです。ぶっ壊レイちゃんに関しては、まあ、うん……。悲しみで話が進まなくなるからおいておこう……
原作第4期にあたるデッド・ムーンより前の敵たち+ゲームオリジナル敵が出てきます。中には一瞬しか出てこない敵キャラもいますが、猫も杓子もきれいなドット絵で表現されているので満足。一部変なポージングしているキャラがいるのは、まあ、ドット絵ならではのご愛嬌ということで。オリジナルの敵キャラクター「オポシティオ戦士」たちも魅力的、かわいく描かれています。個人的にはデス・バスターズの面々のドット絵が見れたのが嬉しかったです。可愛いんだけれども特に後半の3(4)人が、原作では一瞬なんだよね。アニメキャラのDDガールズたちも1戦だけですが、それぞれ個別に戦闘が用意されています。
アニメ設定をベースに原作要素、ところどころ原作裏設定要素も取り入れていて好印象。映画キャラのフィオレやカグヤもちょいキャラですが出てきます。一瞬ではありますが、その丁寧な一瞬によって印象って変わるよね。

セーラー戦士10人を動かせるだけあって、二手に分かれるパートなども出てきます。特定の戦士の組み合わせで特殊技(リンク技)を発動出来たり、好きな戦士たちでPT組む(セーラームーンPT固定、ちびムーン半固定なので、実質3-4人ですが)、といったこともできるので、オールスターとして素晴らしい作品だなと思います。

不満点らしい不満点といえば、やはり冒頭にも挙げた亜美ちゃん一人旅の難易度ですかね。順番的に亜美ちゃんが最初に来るのはわかるのですが、如何せん火力ががが。亜美ちゃん自身参謀役でちょっと火力低めでやわいのもあって、この一人旅がょぅι゛ょごころをへし折ってくると思います。へし折られました。亜美ちゃん一人旅は、洞窟前はともかく、専用装備取るまでは洞窟内は逃げましょう。
今書いていて思ったけれど、だから亜美ちゃんの専用装備は取り逃しがほぼない場所に置いてあるのかも。火力が高いまこちゃんの専用装備が取り返しのつかない要素だったりはるかさんの装備がかなり隠れた場所に配置されていることを考えると、そこらへんでバランスを取ろうとしていたのかと思います。キャラゲーでそんなことをするな。

とはいえデバフや補助技の大切さがわかった大人になってプレイしてみると、亜美ちゃんとせつなさんが二大壊れキャラです。この二人のどちらかが入ればほぼほぼ勝てるので、分かれて行動するパートなどは意識してチーム分けしましょう。
ちなみに私の最終PTは、ムーン(固定。マーキュリーとの補助が終わった後は攻撃)、ウラヌス(火力高い)、マーズ(火力高い&嫁)、マーキュリー(補助役。PTに入れることでセーラームーンも補助役に回ることができる)、ヴィーナス(初手補助、その後アイテム係)でした。正直ヴィーナスは、ネプチューンかサターンと入れ替えても良かったかもしれない。一応、ウラヌス→ジュピターにして内部四戦士で固めると、ラスボス戦のみかな? 通常攻撃倍率に上昇補正がかかることも書いておきます。いうてそれでも好きなキャラPTで必殺技連打の方が効率良いよ。原作にしかない必殺技もボイス付きで実装されているのが嬉しいし。
ある程度のレベルがあればどんなPTでもクリアできますし、PT&フォーメーション編成が適切なら、第二章以降最低限の戦闘だけでもクリアできるらしいです。とはいえラスボス前のボス撃破~ラスボスまでの期間、雑魚敵キャラが出てこなくてレベリングできないので、好きなキャラで攻略したい人たちはレベリング時期だけ注意しましょう。

ストーリー的にも、それぞれの個性がちゃんと反映されていて良い。うさぎちゃんこんなんだったっけ……ちょと鬱陶しいな……とはなりましたが、なんかこう、それは私が大人になったから思っているかもだし、もともと通常うさぎちゃんはそんな好きではなかったな……と思い出しました。覚悟をバチクソに決めているときのうさぎちゃんは好きなんだけどな……。
キャラクターごとの口調のぶれもほぼありません。むしろ「みちるさんがドロイドの存在を知らないので、全てダイモーンと認識している」といったような細かい設定も垣間見れる。ちびうさとせつなさんの思わずニヤリとするようなやり取りも必見。全員合流後に個々のやり取りが減ってしまうことは少し不満ですが、SFCだし許容範囲だと思います。

あと個人的好きポイントとして、アイテムの説明ですね。マニキュアが「真っ赤なマニキュア。胸が高鳴るわ」でファンデーションが「乙女の素肌を危険から守るのよ」なのは、控えめに言って大好き。真っ赤なマニキュアを自分の攻撃力高めたい時に使うよね~! わかる~~!! となりました。

あと攻略上、注意すべき点としてあげられるのは
・パズルは早めにそろえた方が良い(第2章でレベリングをしていれば大丈夫かと思いますが)
・レイちゃん編前半でしか買えない、コスパも性能も最強の回復アイテムがある
・聖杯についてのアイテムとしての効果説明が作中でないが、使わなくともどうにかなる。(お助けアイテム的な感じですが、ムーン&ちびムーンの火力が上がる代わりに、リンク技が使えなくなったり、使用以前にかけていた強化が消えたりするので注意)
・アイテム&必殺技は使い惜しみしない(特にコロン)
ってことですかね。ラストエリクサー症候群の方にはお辛いかもしれませんが、コロンを買い占めて、症候群発症していても「こんだけあれば使ってもええか……」という状態になってください。ラスエリ症候群である私はその手で行きました。

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

FINAL FANTASY ⅩⅣ 蛮族クエスト 感想

メインのどこに入れるわけでもないですが、割と力入れて攻略したしストーリーもそれなりにある蛮族クエストの感想をまとめておきたいと思い、記事を独立させました。クリアし次第どんどん追記していきます。
ジョブクエも書けば良かったかな……。でもジョブクエはこっちとは違って、明確な終わりがあるわけじゃなくてどんどん続きが出てくる方式だからな……

●イクサル族

最初にクリアしました。最初に開放した蛮族クエストだからじゃあイクサルからやるかあって手を付けたのですが、イクサルが新生蛮族クエストの中で一番長いって終わり際に知って泣いちゃった。「新生の蛮族クエストとはいえエンドコンテンツ感すごいな~みんなこれを複数クリアしているのか凄いな~」とは思っていたんですよ……

「空を飛ぶ」というものはいつだって、自由の象徴であこがれだよなあと思います。絵本チョコボシリーズのラグナロクと12RWのリュドを思い出していた。どちらもクリアしています(12未クリアなのに!?)。絵本チョコボのソフトがどこかに行ったの、マジであたい許せへん。

どちらの種族も互いに対して偏見を抱いていて、その壁を飛空艇という共通の夢をもって、少しずつ取り除いていく感じ。種族だけではなく親子の壁も取っ払ってくれるのが地味にイイ。行動で示すところが親子ですね。
余談ですがクリアした日、なぜかイクサルやっている人が大量にいて笑っちゃった。いつもそんなにいないじゃん……。
後半にドラゴンヘッドに行くことになるので、デイリーの度にオルシュファンに会いに行ってからデイリーしていました。

6大好きだから、パパさんの船がブラックジャック号でもう手を叩いて喜んじゃったよね。言ったろう? 世界最速の船だって。

●アルマジャ族

「石炭をば早や積み果てつ。」有名な森鴎外「舞姫」の最初の一文です。

幼少期に父親が持っていた漫画「舞姫 まんがで読破」を読んで、終盤のエリスがトラウマになりました。今読むと多分大したことないとは思うのですが、「狂女が人形を赤子と認識して抱いている。赤子は死んでいる、あるいは生きていて成長しているのに」みたいなシチュエーションが、リアル身内の関係も併せて怖くなったのかなあ、と。
幼少期のトラウマなものですから、今でも少し、苦手というか怖いというか弱いというか、そんな感じです。

前置きが長くなりましたが、アルマジャ族の最後の部分そんな感じになりました。ザゴズ・テー、許せねえ……ルーンの代わりに俺が殺す……となってたらハムジの親父が仕留めてくれた。
決着が着くまでは手を出さず、相手が汚いことをした時に手を出す。そのうえで「掟ではあるし手を出すなとも自分で言ったけれど、それでも我が子可愛さが勝った。未熟だな」って言う父親を見て、母親に守ってもらったこと・今でも母親はルーンを守ろうとしていることを受け止め、父と母の愛を受け止めて涙を流す彼女が愛おしかったです。その後素顔を見せてくれたことも、かわいいやん。

●サハギン族

イクサルとアルマジャの後にやれてよかったなと思いました。異種族交流を強く描いたイクサルと、家族と復讐をテーマにしたアルマジャの、両方のテーマをどちらも併せ持った感じ。
「お前個人は憎くなくとも、本当はお前の種族は憎い。それはそれとして復讐の連鎖は断ち切らなければならない」とノォヴの親父が俺にちゃんと面と向かって言ってくれるのにしびれました。
そしてその異種族の交流を、親である、子どもを想う気持ちに種族は関係ないという、王道だけれども大切な気持ちで乗り越えていく。いや、本当は乗り越えられてはいないんだろうな。生き残った子どもたちが支えてくれているだけで。

あと、ここからデイリーミッションにFateが出始めて「本性表してきたわね……」となりました。前2つでは遭遇しなかったので……アルマジャで運が良かっただけ?

●コボルド族

ヒルディブランド(ギャグのノリ)が始まったかと思った。いや、蛮族クエストの全部が全部重い話されても胃もたれするだろうけれど、そ、それにしたって……お前ら……!
いうて話の中身は、学校のカーストに近いので、軽くはないのですけれども。いかんせんストーリーでガ・ブとアリゼーのやりとりを見ているため、「お前ら~~~!?」という気持ちが先に来てしまう。これ先に蛮族クエストやっていたら、ガ・ブのところでどんな気持ちになったんだろう。

最終的に他人(女)のためじゃなくて俺のためだが~~~!? って啖呵切ったのが良かったです。ブスは言い過ぎだけれども、多分ビ・ビもビ・ビで、「ダメな幼馴染を支える、優秀で健気な私」に酔っていた感じはまあある。ギ・グもうすうす思っていたんじゃないかな。
「落ちこぼれの英雄」ってアチブ名も好き、「後味はええし、まあええか……」って気持ちになる。なった。
スケートスィスがダメな男に捕まらないかだけが心配です。

●シルフ族

シルフは結構早くから解放していた(最初に開けたイクサルの、次かその次くらい)のですが、ノラクシアをどうしても思い出してしまい、後手に回っていました。俺のふっち……
それはそれとして、やり始めたら、面倒くさい運搬クエが多すぎて後手に回っていました。ぎりぎりの時間設定のものが多すぎへん!? コボルトはまだ余裕あったよ!? 新生の時点でこれをクリアできた人たちは凄いよ……

話の核は御子ちゃま(メシア)なのですが、直後にやったエクストラでは他の子どもたちも描写されるなど、次世代を守ろうというお話しでした。比較的ギャグテイストではあるのですが、コボルドに比べればまあ……
お友達を育て直すクエストが地味に怖い。シルフ族は妖精の一種扱いで良いのでしょうかね?

ヴォイスのチョコボもおもろで、なんでだませるねんと言わんばかりにヒカセンが困惑していたのがおもろでした。だませりゃなんだってええねん!

●新生エクストラ

全体的に、年若い蛮族たちがとらわれて、それを長たちが取り戻しに行くのが、姿かたちは違えど親が子を守るって良いなあと思いました。コボルド? 知らん!!
ノォヴの親父が、俺のことを子どもだと言ってくれるのとかすごい好きでした。任せてよ親父!
あと、ノォヴとセズルの組み合わせ、まじで良い。ハムジの親父のみならず、長ちゃまも結構な武闘派。ニチアサちっくな登場、ギ・グの爆弾オチも相まって「なんかようわからんけれどええな……」って気持ちになりました。大変だけどちまちまやってきてよかった~!

ナザがパンツ姿のシーン、自機も女の子なので、女の子3人でいったからちょっと、絵面が凄いことに……なった…………ヒルディと同じ人が書いていたりします?

なんか純粋に慕われるのがくすぐったかったんだけど嬉しかった。虫苦手なのですが、もう本当可愛いの。
私は「普通」って言葉が本当に苦手でいろいろ悩んだ時期もあって、結局自分を殺して周りに合わせることはやめました。それでいろいろ苦労することもありますが、自分を殺すより良いと思っています。
で、グナース族たちも自己アイデンティティの確立・それをお互いに尊重して守るための戦いの物語に見えました。物語としてもかなり好きです。
あと個人的にはイディルシャイアのゴブたちと絡むのも良かった。可愛い顔していてそれを忘れちゃうのかな……ってなっているところ、地味に好き。

始めるまでがちょっと……面倒……!! 求ム、改善……!!

やりながらイゼルに想いを馳せていました。舞台が舞台だったことや、イゼルがモーグリたち好きだったので、つい。「イゼルがやったことは無駄じゃなかったんだよ」みたいな気持ちで自機はモーグリたちに指導していた……という脳内設定にしました。ぽんぽんむしるぞとか言っているのは見て見ぬ振りします!
NPCたちがダンス踊り始めたムービーで笑いながらじーんときちゃったし、その後にドラゴンたちが人間のもぐもぐダンスを見てのほほんとして、そのドラゴンの下でモーグリ族がねんねしているのにじーんときました。見ているかイゼル……
グナースに続いてですが、オヤカタって慕われるのも嬉しいですね。必要日数がめっちゃかかるのは全然嬉しくないですね。

タレソンのじいちゃま、ほんまにゼーメル家か!?!? ってなる、なった。

個人的にクポたちよりもよほど毟ってやろうかと思った。
地形のせいはあるとは多分にあると思うのですが、それを抜きにしたって「妹に面倒くさいことをすべて押し付けて、自分は周りに指摘される問題点を改善しない、無意識に周りを見下している兄」ってのが、本当……毟りたかった…………あと戦闘面で頼り切りだったのに、踊りも結局俺が口火を切るんかいって気持ちになっちゃったので……まあエクストラで駆けつけてくれたのは、熱かったから良いけどさ……
リヌバリを始めとした表現は好きです。というかリヌバヌ以外はそこまで嫌いではなく……リヌバヌアンチか?

新生エクストラは蛮族同士の偏見描写がほぼなかったと思うのですが、蒼天はそのあたりも描かれていてかつわかりあっていく段階も描かれていて良かったです。踊りに帰結するのが良いね。
また、オル・ディーやグリンブルスティといった、竜が絡んでくるのも個人的には嬉しかったです。蒼天の異種族といえば竜ですもんね。蛮族クエストでは出てこなくとも、エクストラでがっつり絡んできてくれてうれしかった。

あとは、魔大陸にモーグリと一緒に行けたのが6好きとしては嬉しかったです。

正直アナンタすっごい好みなので、蛮族クエストがあったのすごくうれしかったです。

蛮族というよりも、種族問わないはぐれものたちの集まりという感じ。そんな人たちが無邪気で真っすぐなアルパの元で、のびのびとしながらもアルパを支えようって団結している感じ。オルミンも多分、序盤のアルパ補佐は実質的な左遷だったり、お得意様メ・ナーゴのあれこれをふまえると、地元では結構「はぐれ」に相当したんじゃないかなあ、と思っています。
メ・ゼト・ティア出てきたの嬉しかった。オルミンに認められるまで頑張りな! 師匠は応援しているよ!

あとこれはアナンタに限らずなのですが、紅蓮蛮族から目に見えてやりやすくなったな……って思いました。

コウジン族は名前からもわかる通り、想いがものに宿る付喪神の考え方を持っています。物事の考え方も基本的に長ロングスパンで、なんか「この長生きする友人たちの転機になれたのかな」みたいな、俺が死んだ後でも世界見守ってくれるんだろうな、みたいな気持ちがありました。自機ヒカセンはアウラとヒューランのハーフで長生きできないという妄想があるので……(!?)。いや俺の妄想を除いてもアウラは長生きで着なさそうじゃん?

そんなコウジン族たちが姐さんって慕ってくれるのがなんかうれしかったです。いわんやヴィエラ雌ヒカセンでも、コウジン族より年下だろうにね。

ナマズオ族蛮族クエストがあるのは知っていたのですが、てっきりユヅカ代官屋敷のナマズオたちだと思っていたので少しびっくりしました。確かにそこのテレポ、なんのためにあるんだろうとは思っていたけれど……!!

ゼラがいっぱい出てくれるの、ま~じで嬉しい。うはうはクエストでした。シリナちゃんがなかなか健啖家っぽいのが個人的にヒットしました、cute。ゼラたちはそもそもがいろんな生き方をしているので、ナマズが増えたくらいで動じないのがまた蛮族感がしていいですね。

マウントかわいいね。金ぴかマウントのお値段はかわいくないね……

八百比丘尼、好きなんですよね。その話題が出てくれて外人四コマみたいになった。カゲヤマの悪っぷりはもうクガネ内でも周知の事実になりつつあると思うのですが(「悪党成敗 クガネ城」とか紅蓮ヒルディ(途中ですが)とかクリコンのステージとか)、いい加減打首になったり永牢になったりしないんですかね。実はクガネ奉行も腐っていて、「悪党成敗 クガネ城」は二人の茶番(要人から金が得たいやつ)だったりするんじゃないか。

俺はサメ映画に寡聞にして知らないのですが、それでもサメ落ち笑えるんだから、サメ落ちってすげえよ。

●ピクシー族

違うんだってフェオちゃん!! これには深い理由があるんだって!! 浮気じゃないって!!!!

クエストが漏れなく薄ら怖い感じ。妖精図鑑とか大好きなので、「まあ~妖精ってこういう存在だよな~」という感覚がして正直好きでした。ビーバーは何?
改めてみると、ピクシー族結構大きいなと思います。この大きさの妖精にいたずらされるの、割と怖いな……でも、価値観が違うながらも子どもたちのために奔走し(時には翻弄し)、そして大好きだったあの子の面影を宿す彼女をぶん殴ってお友だちからまた始めるという、良質な妖精百合(妖精百合?)を浴びました。ゴールデンビーバーは何?

●キタリ族

ストーリーを少し変えられるのが面白かったです。子どもの無邪気な意見はちょっと夢を見すぎていると年月を重ねた大人は思うのですが、しかしそれでいて救われるのもまた事実なんだよな……
漆黒蛮族の中でも、特に多種族交流が見れるのがこちらのキタリ族。ヴィースも含め、全体的に若い世代が中心となり、それを見守り支える大人世代という感じで、閉鎖的で他の部落とのかかわりが薄かったラケティカの森も、「同じ森の仲間」としてどんどん交流を深めていくのだろうなあと明るい未来を感じさせました。森から出ていく人がいてそれがまた肯定的に書かれているところも良い。開かれた未来に向かっていけ。

●ドワーフ族

ラリホー! 4も数少ないクリアしているタイトルで、蛮族クエストが始まったときはすごいテンションが上がりました。ただ開始の仕方がいまいちわからなくて少し放置してしまった……
ユニーク枠なんですけれど、人間を巻き込んで「うぉ~~~! やるぞ~~~~~!」とがむしゃらに進んでいく姿は見ていて気持ちが良いです。というかあの世界で前に進もうとする姿が本当に気持ちが良い。創造&破壊なのもいい。

でも同時進行しているニーアの方のドワーフたちがアレすぎた。おい、あんなドワーフの風上にも置けないやつら、親方たち以外今すぐ滅ぼしてしまえ。影の英雄譚進めていると、こっちもこっちで割とアレっぽい可能性があるんだよな、ワッツたちへの対応もちとアレだし……伝統と言ってしまえば聞こえは良いけれど、それで全て許されるなと思うなよ…………

●ミーン工芸工房・影の英雄譚(4使徒)

人間も蛮族みたいなものだしここでいいや(暴言)。
ミーン工芸工房の〆クエストで夜を怖がる子どもたちに、大人たちがそれぞれが考えるそれぞれの方法で「怖くないよ」ってするの、とても良かったです。そらいきなり闇が訪れたら怖いよな……そういやミコッテとかルガディンって夜目利くんかな。
「影の英雄譚」が外にベクトルが向いたお話だとすると、ミーン工芸工房は内にベクトルが向いたお話でした。FF14に出てくる職人たちは逞しくて浴びていると健康に良い。道のりは長いですが達成感があったクエストでした。カットリス姐さん、イイ女だぁ……アラグったらまーた活躍してんねぇ!

「影の英雄譚」をクリアしてから5.0以降に行きてぇな~って思いながら必死こいて(タンヒラに漆黒はいるまで本当に触れていなかったので……タンク本当にわからない)進めていたら、やはりというべきか、やっていたための差分があって嬉しかったです。
どれも良いお話でした。どのキャラも理由は異なれど故郷から離れるのですが(サイエラも含めて)、「うお~! 俺たちの明日はこれからだぜっ!」という感じで、みんなさっぱりしているのが良い。サイエラに関しては吹っ切れているとも言えるかもしれない。
あと今を生きるのでいっぱいいっぱいだった人たちが、過去の想いも大切にしたいよね、ってなるのも良かったです。過去を捨てず、かと言って未来から目を逸らさず。「影の英雄譚」は総じてそのあたりの塩梅が上手だと感じました。ヒカセン相棒作りすぎ問題はそれはそう。

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

デジモンストーリー サイバースルゥース 感想

公式サイトはこちら

近未来の日本。
インターネットに視覚的かつ感覚的にアクセスすることの出来る技術によって、「電脳空間EDEN」が人々のあいだで、もう一つの日常世界となっていた。
セキュリティによって守られていた電脳空間。しかし人々の生活に密着するにつれ、そこで起こる犯罪も多くなってきていた。
中でも特殊なウィルスプログラムを利用し電脳世界に甚大な被害をもたらすハッカーたち。
そのウィルスプログラムはAIをもち、あらゆる情報を吸収、環境に応じて多種多様に進化を遂げる能力をもっていた。
人々は、その特殊なウィルスプログラムを「デジタルモンスター」と呼んでいた。

電脳空間で噂のハッカーに興味津々の主人公。ある日チャットで知り合った人物からデジモンを捕まえるための「デジモンキャプチャー」を入手するため、デジモンが出現すると噂の、電脳空間の最下層へとログインする。
待ち合わせをしていたチャット仲間のノキア、アラタと共に仮想エリアを探索し始めるが、突如発生した電脳空間の不具合により、自身の精神データの一部が破損が生じ、主人公は元の肉体にもどれず、半デジタル状態の姿「データ体」で現実世界にはじきだされてしまう!
それと同時期に、町では電脳世界のデータが実体化する怪奇現象が頻発し始めるのであった……。

(公式サイトより抜粋)

アニメの「デジモンアドベンチャー」から微妙に世代はずれていることもあり、実はデジモン系は初めて触れました。世代を外れているからこその憧れというか、ずっとやりたいなとは思っていたのですね。初めてのデジモンがこの作品でよかったと思う名作でした。正直序盤のノリで舐めてた(終始このノリですが)。名作です、おすすめ。

「日常生活でインターネットを使用しているけれども、(最初は)ハッカーに至るまで詳しいっていうわけではない」という割と大多数のプレイヤーに近しいのではないかというような主人公なので、作中デジタル関連に適宜解説が入ります。デジモンに関しても同様で、初めてデジモン世界観に触れる人でも割と安心して楽しめました。
シリーズを遊んでいないので、進化がいまいちわからない/どう進化すれば強いデジモンになるのかわからない/そもそもどのデジモンが強いのかわからない問題はありましたが、まあそもそもモンスターつながりのポケモンも新ポケモンがどう進化するかなんて基本わからないわけだし、本作は進化退化が容易なので(というか一部進化条件のために半ば必須なので)、育成もしやすく感じました。

大学時代に勉強していた文学や民俗学なども絡んできて凄い面白かったです。好きなんだよこういう分野~~~オタクくんだからよォ~~~。
いや本当、デジタルのお話なのに民俗学とか妖怪とか都市伝説とか、そういった類が出てきて、うまい具合に話にマッチしている。「オタク、こういうの好きでしょ? だから出してやったよ」ではなく、「オタク、こういうの好きでしょ? 僕も好き! だから出して、話や設定にマッチさせました!」なのが良い。一見なんてことない小ネタな感じの小事件が、巡り巡って別の事件を招待したり、本編に絡んできたりする。

ただ、難点として、人を選ぶキャラクターが多いな、と。良く言えば個性的ですが、悪く言えばアクが強い。そんなキャラクターたちです、そんなキャラクターたちしかいません。
本編中でも遠慮なくその個性を発揮しているので、ちょっと無理なテンションのメインキャラがいるな……となったらクリアまで完走は難しいかもしれません。全体的に、発売当時でもちょっと古いなと感じるインターネットのノリです。人によっては古傷をえぐられて塩を塗られるかもしれません。頑張れ。

以下、ネタバレありの感想。

●主人公

孤独のグルメみたいになってて笑っちゃった。あなた、良くそれでアルファモンの珈琲に耐えられたね……
無口系主人公ではあるのですが、表情で雄弁に語ってくるので、不思議と無口な感じはしなかったな。チャットの返信とかもあるからかも。

アルファモンやアケミのことを世界が忘れた中で、唯一覚えているけれど、誰にも話さずに大切な思い出として持っていくんだろうな。
でも作中での半デジタル体の時はもっと焦って良かったんじゃないかな!? デジタルウェイブできてラッキー♪みたいな感じも微妙に出てきたあたりは心配でした。ノキアとアラタにはもっと早めに伝えてよかったと思う。

●暮海杏子

主人公にとっては、杏子もアルファモンも、どちらも大切な師匠であったんだなっと嬉しくなりました。再構築された世界の暮海杏子は、正確に言うと主人公の知っている暮海杏子ではありませんが、アルファモン要素がない杏子と触れ合いながら生きていくんだろうね。

アルファモンの味覚、どうなってんねん。今思ったんですけれど、意識の主導権を握っているアルファモンが基本的にデジタル体寄りだから、主人公が半デジタル体でもそんなに焦っていなかったのかな。

●白峰ノキア

一番賛否分かれたであろうキャラ。正直うざいと感じるところはまああるのですが(人の話聞かんし……)、いつでもどこでも、前向きで諦めない彼女の姿勢は頼もしかったです。

●真田アラタ

男女平等パンチの使い手( ง’ω’)ڡ≡シュッシュ
いやまあ、主人公が男女選べる割には、ストーリーが全体的に男主人公前提でしたね、といった感じ。パーティメンバーの中では1番好きかな。お兄ちゃんしようと頑張っているのが偉い、好き。

●神代悠子

ごめんなのだけれども正直、終盤のこの子はそこまで好きではありませんでした……理不尽系ツンデレは私は正直そこまで……なので…………賛否分かれるキャラであろうノキアよりも正直苦手でした…………
ユーゴってわかった後のイーターデジタルダイブ時のツンデレはまあ状況が状況だったし、あの場面だけで収まるならまあ……と思っていたのですが、長引かれると……ちょっと…………

リエ(というかロードナイトモン)との最後は良かったです。クーデレ期も好きです。最後が…………

●ユーゴ

本当のユーゴが出てくるのが遅かった関係で、まあ割を食うんだろうなあとは思ってた。俺のヒロインというよりも、アキラのヒロイン。再構築後の世界でそもそもがどうなっているのかわかりませんが、リハビリに付き合うからな……。

●末堂アケミ

こんな好感度高いラスボスおってええんか!!?? 混沌善の塊みたいなやつがおってええんか!!!??? ええんです……好きです…………

社長に対してはマジで純粋に尊敬して慕っていたんだろうなと思います。そんな社長の忘れ形見が一人失われ、まだ幼い子どもたちが重く苦しい思いをしていて。見ていられなかったんだろうな。自分だけが覚えていれば良い(=辛いことは自分が背負うから)、がマッドサイエンティスト具合とは別に伝わってくるのが本当に好きです。
大きくなったアラタに対しての行動も、純粋に生物として進化してほしかったんだろうな……。もしかしたら思うところがなくはなかったのかもしれないけれど、アラタに対して生物としての進化を願うどこか保護者にも似た気持ちと、世界から悲しみを無くしたいという純粋な善の気持ちの半々、みたいな。

お前が救った世界で、俺だけがお前のことを覚えて生きていく…………。いや改めてこう書くと、まじで俺のヒロインだな……。

●岸部リエ

てゆぅかぁ~、普通にィ~、クリア後とか見るにぃ、社長に本当に惚れてたのは伝わってきてェ~? 個人的にはぁ~、好きな悪女だったかもォ~♡ 悪女なのは間違いなァ~~い♡
アケミと同じく、社長/その子どもたちは普通に好きだったと思います。少なくとも最初は。ED後の世界では後妻として兄妹との関係構築を頑張って欲しいですね。

声優さんが個人的に好きな方でした。演じ分けがほんま凄い、流石や。

●エテモンとたわこ

地味にこのコンビ好き。

もう一度言いますが、正直序盤のノリで「デジモンはまあバンナムIPだし、こういう感じなのかな……」って思ってしまいました。舐めてた。
改めて感想を見返すと、敵キャラの方が割と全体的に好感度高くて笑うな……

最近出た新しいデジモンも面白そうなので気になっています。

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

コーヒートーク(COFFEE TALK) 感想

公式サイトはこちら

心と心をかよわせる、一杯のコーヒーからはじまるストーリー

深夜のみ営業する喫茶店「コーヒートーク」のマスター兼バリスタとして、お店を訪れる様々な来訪者に飲み物を提供し、時に雑談を、時に人生相談を受けながら、世界の片隅で生きていく。そんなゲームです。

制作中に「VA-11 Hall-A」のクリエイターからアドバイスを受けたこともあるそうで。「VA-11 Hall-A」フォロワーゲーム? ライクゲーム? というやつですね。「VA-11 Hall-A」の感想はこちら

しかし似ているようで、操作感も物語も世界観も割と違います。お酒か喫茶店かの違いに伴うように。
「VA-11 Hall-A」と違い最初からレシピはわからないので(一度作成/提供までしないとアンロックされない)、そこは少し難しいです。あと「VA-11 Hall-A」は材料が順不同だったのに対して、「Coffee Talk」では順番が大事になっており、同じ材料でも入れる順番によって違うドリンクが出来上がります。少し難しいところ。
また、レシピにそもそも存在しないドリンクも、客から求められるし、求められる以上は作ることができるので、そこも少し難しいかな。話の作り上2週した方が良いとは思うので、1週目は何も見ずに気ままに、2週目に何かしらを見ながらプレイしても良いのではないでしょうか。のんびりとね!

本格的なバリスタではありませんが、喫茶店でバイトしていたことがあるので、その時を思い出しながらラテアートしていました。コツはミルクの泡のキメを細かくすることとミルクを注ぐ角度です。言わずもがな温度管理も大切です。まあ、本作はミルクをフォームしないんだけどね! 現実世界のラテアートより難しかったぞ。

episode2開発中に作者であるモハメド氏が若くして亡くなってしまうなどの不幸がありましたが、ありがたいことに開発は続くようです。寄付セールしていましたが、2の売り上げも一部、遺族に寄付されると良いな。ぜひ発売されたタイミングで購入したいと思います。

以下、ネタバレあり感想。

●フレイヤ

パケ絵と実際の彼女とを見比べると、なんか違和感というか別人に見えるよね。なんでだろう。実際の方が微妙にボーイッシュというか刈上げのように見えるのですけれども、でも「フレイヤ」らしいのは実際の方と思います。

さっぱりとして気持ちが良いキャラ。最初はハイテンションに驚いてしまうのですが、人を傷付けない前向きさ。時折突拍子もないことを言いだしますが、フレイヤだから許せちゃう。「主人公」の項目でも語りますが、否定しないからだろうな。驚いても「うんうんそういうのもあるよね」っていう方向に持って行く子というか。
「VA-11 Hall-A」でいうドロシーみたいな感じかな~。はちゃめちゃに好き! って感じではないんですけれど、しみじみと「好きだな……」ってなるキャラです。

●ガラ・ハイド

半世紀の仲だけあって、互いのことをわかっている。多少毒づいたりわがままを言い合えるように関係で、それを互いに許容できる関係。
いやまじで、あのハイドがAVの話題を出せて、かつ、ガラにからかわれる、みたいなのが堪らなくイイ。俺がやったら殺されるじゃん……?

ハイドは、ガラのことを恋愛対象として好きだった(あるいは現在好き)時期があると思います。ガラはどうなんだろうな。全てわかっていてあえて友人の距離感を保ち続けているのかもしれないし。案外、ルアとベイリースのことを二人も言えないのかもしれませんね。付き合いが長すぎて関係性を壊してもなあ、みたいな。

●ベイリース・ルア

思っていたよりも、真っ当というか、「普通の大学生」らしい出会い方をしていた二人。最初気にしなかった相手がいつの間にか特別になり、悲劇に酔っているわけでもなく。ロミオとジュリエットだから恋に落ちたのではなくて、ベイリースとルアだったから恋に落ちていた。そこが好きなんですよ。
個人的に気になるというか引っかかるのは、ベイリースがルアと同年代なのか、長寿感覚的な若者なのかがいまいちわからないんだよな。それぞれを匂わす発言が作中であったので……。

出会いは悲劇に酔っていたわけではないけれど、世間さまにロミジュリに見られて、愛し合っているのにずっと苦しんでいた二人。人生の先駆者たちに出会い、種族や価値観の違いに悩みながらも、互いを選ぶことが出来た二人。直面しなくてはいけない問題はまだまだあるけれど、いろんなことに悩みながらも頑張って欲しいな。
個人的にルアが、だって彼のこと好きよ! って感情を爆発させるシーンがとても好きなんですよね。言えたじゃねえか……ってなる。どこ目線?

ルアのルームメイトはマートルとアクアのどっちだろう~。性格的にはマートルの方が合いそう。

●マートル・アクア

マートルは常識人。
マートルは実際にニールと出会い系アプリで会う予定だった子だと思いますが、いざ出会ってみれば思わず他人のふりをする。まあ一般的な反応ですよね。でもニールが困っているのを見て相談に乗ってくれるあたり、優しい子だよねえ。ニールが何だか見ていて放っておけないということもありますが、アクアの人柄(人魚柄)といい、マートルは面倒見が良い。

アクアは物語が進むにつれ、SNSのアイコンがどんどん「自分に自信のある女の子」のものになっていく。これは嫌味でもなんでもなくて、アクアの最初のアイコンに比べて明確に違うんですよ。学会の発表の場という、「素人質問で恐縮ですが……」をされる場所に立っているときの緊張の表情をしている写真(=めちゃくちゃ武装している状態の自分)から、マートルというパートナーとのプリクラのアイコン(=オフの表情をしている自分)に代わる。
パートナーができて「自分の絶対的な味方が(家族以外に)いる」ということが彼女の自信につながり、「オフの自分」も認められたというかというか自分自身で愛せるようになり、だからオフの自分をアイコンにすることができた。
研究者としてのアクアはチームの一員で、だからこそ頑張れるというのもあるのでしょうが、逆に言うと個人の自分には自信が持てなかったのです。グループのアクアにも個人のアクアにも自信が持てるようになった写真でした。奨学金大変だよね、わかるよ……。

●レイチェル・ヘンドリー・ジョルジ

若い娘さんとおっさんたち。

ヘンドリーが少し行き過ぎている感じがして少し不快ではあったのですが、ヘンドリーは業界の闇を知っているし、過去に自分が担当した子たちを守り切れなかった、みたいな後悔の念もあったのではないかな、と思います。ヘンドリーが復帰したならレイチェルも、健全に、少しずつだけど確実に、業界で大きくなっていけるでしょう。

レイチェルは「VA-11 Hall-A」のミキみたいなアイドルキャラなのですが、ミキみたいにぶっとんでいるわけではなく、アイドルということを除けば等身大の女の子なので、いろんなことに悩んでいる。ミキは一見してわからない螺子が外れているからこそ、あそこまで出来るみたいなところはあるので……そこが好きなんだけれども……。

二人のぎこちない距離感を、ジョルジ(とフレイヤ)がうまく繋げてくれるのが良かった。ジョルジ、いいキャラですよね……。ジョルジの話を聞いているうちに、プレイヤーとしても、ヘンドリーとレイチェル両方の気持ちを汲むことが出来て落ち着いてくる。
ヘンドリーにミルク以外を出せばルートがbadEDに分岐するようですが、2週目だろうと俺にはそんなこと出来なかった……。現実世界の犬と猫よ、幸せであれ……悪意に晒されるな……。

●ニール

本作で異邦人である彼は、その価値観の違いから、時としてゲーム内キャラクターたちにとっても異質もプレイヤーである私たちにとっても、なかなかに異質な存在に見えます。そのようにキャラクター化されています。
しかしそのまっすぐさ故というか、登場人物たちの人の良さというか、両方というか。印象に残るキャラで蟻、そしてそれは悪い印象ではない。見ていてほっこりするんですよねえ。

エージェントは何????

●主人公

ニールのスーパーマン計画で生まれた子だと思っています。それがタイムトラベルして生まれる前の過去に来ている。

主人公がニールのスーパーマンだとしたら、ではその場合、父親はニールだとして、母親は誰になるのか、という問題。
フレイヤだと思います。

フレイヤは最初こそ戸惑ってはいますが、ニールのスーパーマン計画に対する偏見が少ない。ひいてはニールに交際(というか子作り)を求められた時も、別に否定はしていないんですよね、カルチャーギャップに驚いてはいるものの。その考え方やありかたを否定していない。

主人公がお金持ちだったのも、フレイヤが将来大作家になったとか,人間に擬態しているニールの医者としての稼ぎとか、そんなんじゃないかなあ。腕っぷしが強いっぽいのもニール譲りな気がシマス。ご都合主義に見せかけてご都合主義じゃなかった。

主人公がタイムトラベルをしているのは、両親が出会う喫茶店を守るため。この喫茶店がなくなると両親が出会った=結ばれたという事実がなくなり、主人公が生まれてこない。ひいてはスーパーマンが誕生してこないということになり、地球が消滅する。で、それを阻止するために主人公はタイムトラベルしているのではないかと思っています。スーパーマンとしてね。
スーパーマンと両親の出会い、どっちが先だったのかは、鶏か卵か問題。というか、最初はバーが潰れていなかったのかも。

「VA-11 Hall-A」と違い、主人公=プレイヤーと見せかけておきながらのこの展開ですので、正直賛否両論はあると思います。個人的にはまあありだと思いました。
2週目が「ぼろ出しまくっていた周回の話を回想する」という会話分岐があったのは面白かったです。うまくいかなかった周回、結構あるんだろうな……。まどマギか?

決定しているEpisode2も楽しみだな~。「N1RV Ann-A」みたいに、正確にいつ来るのかはわかりませんが、何か「N1RV Ann-A」より早く来そうな気がするのはどうしてでしょうね。

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

FINAL FANTASY ⅩⅣ 紅蓮のリベレーター 感想

前回(竜詩戦争編)の感想はこちら

賛否両論ちっくなことは聞いていましたが、なるほどな~と納得しました。思っていたより面白かったです。
紅蓮は、というか紅蓮/漆黒は、個人的に楽しみにしていたパッチでもあります。というのも、就活現役のころにスクエニ説明会で見たFF14の動画が(その時まだヒカセンじゃなかったです)、紅蓮と漆黒を混ぜたオリジナルトレーラーだったからです。記憶が確かなら。リセとひろしが修行で殴り合うシーンや、ひろしが何者かに襲われているシーンを非常に覚えており、前者を紅蓮OPで見たときには「これ覚えてる!!」と感動に包まれました。

最初の新生感想でメスラでプレイしているといいましたが、正確に言うとメスラ・ゼラでプレイしています。なのでアジムステップで会話差分などあり、そのあたりが嬉しくてどんどん進めていました。あとFF6を拗らせているので、「ドマ~~!! ドマだ~~~!!」ってなっていました。FF6はイイぞ。

独立運動を手伝うところから始まる紅蓮は、主人公たちがずっと抑圧された側にいるんですよね。蒼天では帝国との関わりが終盤に少しだけだったこともあり、それが顕著なのだと思います。
そこがプレイしていて、シナリオ良いけど苦しさをずっと感じさせて、好きな人と嫌いな人に分かれるのかなあ、と思いました。

◆以下、ネタバレあり感想

紅蓮は全体を通して「多様性」と「自由」ですよね。多様性とはどういうことか、自由とはどういうことか。

アラミゴも、ドマ(というかクガネ)も、アジムステップも、帝国も。数多くの民族が暮らしています。数多くの民族が暮らしているということは、数多くの考え方や慣習、宗教などがあるということです。
FF14はいろんな種族が暮らしている他民族世界ですが、紅蓮ではそのことが弊害になることを改めて感じました。

敵対者が、みるからに侵略者である帝国であった新生とは違い、みるからに異形のものであった竜と対峙する蒼天とは違い(まあ一部元人間なのですが)、自分の同胞をも含んだ「人」と紅蓮は戦っていきます。
そして、戦っているリセやヒエンを、見守り、時には一兵卒として手助けする、そういったポジションとしてヒカセンは「紅蓮のリベレーター」という物語を歩んでいきます。

●リセ

彼女は確実に、物語の中で成長していました。
姉の代わりになろうと姉の真似事をしていた彼女は、リセ自身の生き方を選びました。
抗わないという道を選んでいた同胞に対しての苛立ちは、理解へと変わりました。
彼女にとっての思い出の中にしかなかったアラミゴは、彼女の体験を通して実際に感じたアラミゴへと成長しました。

ただね~、リセの問題点として、自分が言うべき台詞を自分で言わないということがね~……。急成長しないことは、個人的にはどっちでも良いかな。急成長すると蒼天のアルフィノと被るし。

少しだけ4.0~区間の話に触れるのですが、「暴力で国を治めるのは帝国や過去のアラミゴの時と同じだ、だから良くない。暴力以外で国を治めるべき」みたいなことをプレイヤーに話してくれる。そして個人的にはそれはなるほどな、と思いましたし、その信念に基づいて行動しているのはとてもいいと思いました。イイ!

しかしながら、それを自身が治めるべき群衆の前に立つと言えないのはマイナスポイントです。身近な人しか良さがわからない為政者じゃダメなんだよ。

●アリゼー

リセが「姉の真似事」からの脱却を行ったわけですが、アリゼーも「兄のそっくり」からの脱却を行っています。
紅蓮に入る時にタタルから新しい服を貰い、兄妹はそっくり双子の見た目ではなくなりました。東へ出る時にウリエンジェから彼女のために拵えてもらった武器を貰い、戦い方というかロール(DPSとヒーラー)の違いも明確に異なっていきます。

紅蓮中にバハムートを走り切ったこともあって、アリゼーの成長は個人的にかなり感じました。バハムートのアリゼー、めっちゃ成長していない? えらい。
バハムートには双子ならではの演出もあるのですが、そこを除けば、それぞれからの脱却を図り始めている時期で、蒼天ではアルフィノが、紅蓮ではアリゼーが「自分個人」を見つける話なんだなあ。蒼天か紅蓮の間にバハムートはやったほうが良いと思います。バハムートのアルフィノ、イキリフィノ時代なのに結構イイお兄ちゃんしているなって思いました。かわいいねえ……♡

それにしても紅蓮のアリゼーはすげー可愛かった。めっちゃ可愛かった。アリゼーとしても、いろんな人に見守られながら、自分の在り方について模索していたんだろうな。俺のこと好き? 俺もアリゼー好き。
アルフィノは泳げないけどねっ! って言うところ、可愛いが過ぎる……。川の時点でビビりまくっていたから察してはいたよ……。お互いに相手に背伸びした姿を見せたいお年頃なんだろうな。
「アルフィノ! 妹さんを妹にください!」とかずっと言っていました。安心しろ、アルフィノも既に俺の弟だから。

俺とリセとアリゼーの女子会……いつか絶対やろうな……!

●ドマ

ヒエンは漢字だと緋燕かな。シュン坊なので燕は確定、でまあ残ったヒは緋で良いと思います。ヒエン、お前がドマの緋色を纏う、紅蓮の解放者となれ……。
ドマの象徴であるドマ城を壊しちゃうのイイ。ヨツユの言葉を受け止めて、ドマの闇を知る。ドマの象徴であったものを、次のドマを作るヒエン自身が壊す。
ヒエンは本当に、太陽のようですよね。太陽のようなCV.小西克幸は健康にイイ。個人的にヒエンは人柄が出来過ぎていたので、ここから悩んでいる姿とか見れるのかなあ、とちょっと期待しています。

ヒエンとは対照的に、ヨツユは夜のよう。ドマの薄暗いところを煮詰めたような女であるヨツユは、まあ名前からして夜の女であることを押し付けられていますよね。従弟の名前がアサヒなのも意図的でしょう。マリンチェみたいだよね、てか割とまんまマリンチェだよね。

ヨツユは「廓きっての女狐、ナエウリの忌み子、サシハイの寡婦」と呼ばれていました。それらは全て、何かに付随している肩書です。遊廓の主、忌み子の父であるナエウリ、寡婦の旦那であるサシハイ。いやな言い方を敢えてしますが、全部男に振り回されています。ヨツユ自身、自分の力、自分自身だけの力、という肩書が「代理総督」だと感じていたのではないかな。

ヨツユは割とグリーンワートのことを気に入っていたと思っています。言葉の節々が少し優しいんですよね。なんだかんだ言って面倒を見ていて、腕っぷしとしては信頼しているようなセリフもあるし。少し愚鈍と言えてしまうようなところと誰かに振り回されているところが、昔の自分と重なったりしたのかな。
グリーンワートの「かわいそうだど」はヨツユにとって地雷ワードではあったのですが(ゼノスに散々ドマの女であることを指摘された後だったし)、グリーンワートの実験はゼノスがフォルドラに持ちかけた形とは異なり、グリーンワート側から希望したと見ています。「ヒカセン倒す」「自分が中央に戻りたい」ばかりだったグリーンワートが、中央に戻ることを捨てて、ヨツユを気遣ってヨツユを守る(のとヒカセンを倒す)ために「ヨツユ守る」「ヒカセン倒す」に覚悟を決めたのかなって。
恋愛とかではないのですが、ここの2人が、不器用で可愛くて可愛そうだなって思いました。

ゴウセツはなんというか、カイエンのキャラクター要素を、ヒエンとゴウセツで分けた感じがあるよね。主君と妻子を無くした老侍。
主君を差し置いて生き延びてしまっている、という自責の念を抱えつつ、主君から託された息子には好々爺の面だけを見せながら生きている彼が、ドタール族との交流で改めて覚悟を決めました。あのシーン良いよね、ゴウセツの強さが改めてわかってかつ覚悟が伝わってくる……。

対してユウギリはゴウセツとは違い、初めから主君がカイエンではなくヒエン。故郷を捨て、しかし故郷を含めたドマを守るために主君に尽くす。死に場所を探しているようなゴウセツとは違い、生き場所を見つけてそこを守るのがユウギリ。まあ、忍びの割には表に出てき過ぎではないかという気は……しないでもない!

●アジムステップ

帝国の支配を受けず、かといって隣国のドマにも染まらず、独自の神話信仰と慣習を持って生きるアジムステップのアウラ・ゼラの人々。余談ですがアウラ・ゼラが結構民族としてしっかり独特に描かれているのを見て、自分ヒカセンの過去設定とかどうしようかな~♪ なんて考え始めています。楽しい。

神託で暮らすモル族、魂を輝かせるドタール族、実力主義のオロニル族。そのほかにも諸々。
他の族の習慣が訳分からんとは言いつつも、アジムステップで暮らすアウラ・ゼラたちは、他民族の在り方を否定はしません。種族としてはみんなアウラ・ゼラなので、帝国やアラミゴが抱える悩みとはまた違うんですけど。合戦でヒエンが勝つことによって、そのアジムステップごとドマに組み込むのは、力業過ぎて好き。
アウラ・ゼラヒカセンで合戦を勝つの、気持ちよくない……? “わからせ”た感がすごかったです。聞いとるか余輩。マグナイクエストみたからなお前。

●アラミゴ

割と最悪ですよね。イルベルドが動かなければ帝国支配下21年目に突入していたんだろうな。んで、21年目になっていたとしても蛮神は変わらず降ろされて、アラミゴ内が荒らされるだけで終わった。
地元に愛着があるかどうかでアラミゴに対する評価が変わるんだろうな。地元に根付くヤンキーみたいな人たちばかりなので。

それはそれとしてストーリーでも4.0以降に触れられますが(今ね、4.1-2くらいです)、リトルアラミゴなどの、国外(と言って良いのかどうか)にいる難民たちをどうするのか。これから先、「アラミゴ」として他国とやっていけるのかどうか、という問題があります。
イシュガルドが戦後の対応に奮闘しているように、アラミゴも頑張って欲しいですね。

●帝国

「髑髏の処刑人」であるフォルドラ。アラミゴ人でありながら帝国の市民権を所持しておりますが、実際は、帝国内では差別の対象、アラミゴ人としては侮蔑の対象のように扱われています。余談ですが、帝国幹部(隊長格)っぽい人たちの中でフォルドラだけ装備が露出高いのも、まあそういう対象に見られていたってことなんだろうなって感じさせるよね。
属州出身でありながら上司の信任厚く部下の尊敬を集めるリットアティンは、非常に恵まれていたと言えます。

フォルドラは手柄さえ立てれば現状を変えられると信じていました。アラミゴ解放軍に対しても苛立ちを見せています。しかしながら、それは現状から目を逸らしていただけでした。少し後ろの話になりますが、父親が死んだ時点で、子どもにすら悪意を向けるアラミゴ人がいる時点で、石を投げられることを肯定した帝国軍人がいる時点で、それに気が付くべきだったんだよ。ここが若いフォルドラと、年齢と経験を重ねたリッドアティンの違いだと思います。
結局のところ上に立つもの次第で、帝国内における属州出身の待遇は変わるので。彼女自身がアラミゴ人であることはどうあがいても拭えるものではないし。差別する側を排除しまくっていたら、今度は彼女が差別される側に取り残されるだけだし……。
アラミゴにおけるヨツユなんだろうな。そしてヨツユと違い、若輩者ということもあって、仲間(髑髏連隊)がいるということと自分だけが昇級していくことの折り合いがうまく付けられなかったんじゃないかなって。ヨツユは覚悟を決めて仲間をつくらなかった。

ゼノスはね、孤独だったのでしょうね。狂信者や信徒、敵対心を抱いてくるような取るに足らない存在はあれど、自分と同じ存在はいなくて。孤独とか、そういう重いものに限らず、何が楽しいか何が嬉しいのかとかそういった小さなことを話して分かってくれる人がいなかった。だから探したし、だから生み出せるような環境を求めた。
だから倒されてから、ヒカセンのことを友と呼び始めるのでしょうね。いや、倒した感覚全然ねえけど…………。
イシュガルドの前に出会っていたら、正直どうなっていたかわかんねえなって思っています。帝国側に付いていたかもね。

あとアサヒがすっごい嫌な予感がします。アサヒの行動次第で私のリアルトラウマがピンポイントで踏み抜かれるので、主にそういう意味で戦々恐々しています。ゼノスの噂のところでワナワナしているの、ぜってーお前じゃん!!

●オルシュファン(イシュガルド

※はい、今回のBGMです。

なんだっけ、名前は忘れたのですが。テオモサンが出てくる一連のクエストを紅蓮中にクリアしました。事件屋とはまた違う、少し古典的な感じすらさせる事件男爵はイイ。少し古めの探偵小説が好きなので、是非続けて欲しいところです。エリーにも言及されて良かった〜!
イシュガルドの話が終わったのではなく、まだ続いてくれることに嬉しさを感じます。

いや~~~俺とお前で守った街を、俺だけが今日も見守っている…………クソな貴族をぶん殴りながら見守っている……(ヒント:メインジョブの一つに機工士があります)
それにしても、マジでクソな貴族が多いのに、四大貴族の本家の面々は、偉大だなと思います。騎士団の内部もわりとクソ野郎が多いのが辛いですね。アイメリク頑張れ……。
どんなに怖くたって辛くたって、イシュガルドから目は離さないからな…………全ての終わりに愛があるのなら……………………
あ、おうちのアパート、イシュガルドに引っ越しました。
あとフォルタン執事からカード強奪しまくりしたりしました。オルシュファンもらえるまであと何人だ……?

エスティニアンはおいしいところ、掻っ攫っていくよね。再会できるの、楽しみにしているからな。

紅蓮は蒼天に比べて女性が、しかも強い女性や強くなっていく女性が多かったです。イイですね。
漆黒は非常にイイと聞いているのでとても楽しみです。まあその前に、4.5までの期間が嫌な予感がするんですけれどね!!

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら

チャップとマヨ~のバカンス 感想

ノベルゲームコレクションはこちら

まずゲームトップ画をみて、惹かれた人はそのまま始めましょう。こんなブログなんて読んでいないで。はよ。

チャップとマヨ~はいつも仲良し、今年は早めに仕事をやっつけて長いお休みをいっしょにとりました。南の島で楽しいバカンスを過ごすはずでしたが……という導入です。
まあ導入3分もしないでわかってしまうので言うのですが、交通事故に遭ってしまうんですね。そしてそのままあの世とこの世の間にあるであろう南の島で最後のバカンスを謳歌しようとなるのです。このかわいらしい絵柄から繰り出されるブラックな世界観は控えめに言って性癖だぞい!
クリックで探索するADVなのですがEDは自分で任意のタイミングで呼び出す形のゲームです。なので心の赴くままに探索して満足したらEDに行きましょう。

探索したときの2人……人? 2キャラクターの反応がころころ変わるのがとてもいいです。きのこを食べたときの反応は必見です、おめめぐるぐる!

お気に入りキャラクターはきのこさんです、というかみんなかわいくて、ぬいぐるみ的なものが欲しいです。シュガー&ハニーも一つの指輪しかない青い人も親を待ち続ける子どもたちも良いな……ってなる。キャラクターデザインがとてもべね。同じ作者さんの他の作品も非常に気になっていたのでこれを機に全部手を出していきますわよ!

ゲーム感想一覧に戻るにはこちら