シルバー事件 HD 感想

「シルバー2425」の「シルバー事件 HD」部分をプレイ/クリアしました。シルバー2425の公式サイトはこちら

面白かったし普通に好きなのですが、だからこそ続編で主人公変わるときいて「じゃあ続編は別に良いかな……」となり、今のところプレイしていません。主人公がアキラだからこそ、シルバー事件を好きになったというか。名前表記カタカナ推奨なのは名前を付ける前に言ってほしかったかな!

ノベルゲームに分類されるとは思うのですが、コマの見せ方というのかな、そういうのもこだわっていてノベルより漫画に近い感じ。それでいて台詞が出るときにタイプ音が流れたりするので(タイプ音の音の数が、文字数ではなく発音に合わせられているのが、また良い!)、フィルム映画見ている感じになります。ハードボイルド~。
刑事ものかと思いきや、どちらかというとオカルトものなテイストが強いので、「思っていたのと違った」という人は多そう。実際私もその口ですが、思っていたのと違っても名作であることに変わりはありませんでしたのでヨシッ! って感じでした。

人を選ぶ感じではありますが、少し古めの映画やハードボイルドなものが好きな人にはおすすめでした。

本作の好き曲:Uehara Kamui(「プラシーボ」の2だか3だかのチャプター選択画面の特殊効果かかっているやつ? がめちゃすき)

以下、ネタバレありの感想とか考察とか。

●主人公は結局なんだったの

オリジン「ウエハラカムイ」の、
①血のつながった子ども
②オリジンの記憶保持用に選ばれた器(だけど結局記憶はどこかで破損した)

だと思っています。
カムイ後継者たちの中では何かしら特別ではあるのだけれど、優秀ではないというアレ。生き残った事実を考えれば優秀寄りではあるかな。②だとしたら、悪運が強いだけかもしれないですね。

あるいは、他のカムイたちにはいて主人公にはいなかった、主人公にとってのアヤメがいなかったから生き延びられたのかも。主人公にとっての一番アヤメっぽいサクラは、なんだろうな。「ボスの忘れ形見だから守らなくては」って印象の方が強くないですか? まあボスは生死不明だけど……。
でもサクラの存在は、それを含めてエディプスコンプレックスなのかもしれない。父的存在に代わり、かつて父的存在のものだった女を手に入れる、という。
この作品は全体を通して父と息子の関係性を描いているので、やっぱりオリジンウエハラカムイとのあいだに何かしらの特別な関係があるのではないかな、と思います。

●ウエハラカムイは結局なんだったの

なんだかんだで何かしらの殺しはした可能性は高いと思っているのですが(銀の眼を得るにあたり何かしらした気がする)、スケープゴートにされた普通の人。

結局のところ作中でナカテガワも話に出して利用しようとしているように、マスメディアなんですよ。マスメディアがウエハラカムイにどうあって欲しいかの願望なのですよ。水面に落ちた一滴の水が、ずっと波紋を作るように、その存在が大きな影響力を持ち、やがて影響力しか残らない。ウェルテル効果ですね。
政府としても飼い殺しにしている分には、民衆の眼がカムイのほうに行くし、カムイたちの育成方針にもなるし。もしかしたらカムイたちがカムイたちであるがため必要なものに、オリジンウエハラカムイの何か(細胞とか)が必要で飼い殺しにしていたのかもしれない、なんて思っています。

●作中でのクサビの行動(コトブキ/モリカワ/ハチスカ殺し)はなんだったの

コトブキ殺しに関しては、エディプスコンプレックス、エディパール的行動。
で、残り二人はどちらかというと、アブラハムコンプレックスに近そう。と思ったんだけれども、モリカワは同世代っぽいから微妙かなあ。

詳しくは後ろのキャラごとの感想のところに書きますが、結局のところスミオの一件を受けて「こう(悪い方向)なってしまうこいつを見たくない」「自分の手の届かない(=自分が守れない)ところに行ってしまうくらいならば、そこに行ってしまう前に行けなくする(=殺す)」とかだったのかなあ。

●主人公について

トキオ視点での「こいつこっわ!」という印象が強いです。いやめちゃくちゃに怖くない!? 怖かった。
作中で過去は一切説明されないんだけれど、主人公にとっての鏡写しの存在である他のカムイたちの存在で、なんとなく知ることができる。プレイヤーによってそのあたりの解釈や妄想は異なるので、割と好きにしても大丈夫なのが個人的にイイ! と思いました。

終盤の「俺が終わらせなくちゃ……俺はなんも悪くねえけど……」という雰囲気、割と好きだよ。
なんか大人たちからは気味悪がられたりするけれど、子どもたちからはよく好かれる描写が多いあたり、子どもの目線に立って話せるというか、裏切られた青年というか、そんな印象を受けます。太宰治?
実際、始まってすぐにボスという保護者存在を失って精神的にだめになっていたっぽい+その後は全て年上に流されるがままなので、精神的に同世代に比べても幼いのだと思います。

●クサビについて

ひでえ渾名つけやがって……w
仲間たちのことがなんだかんだで好きだったのだと思います。で、彼の中で「成長」と「変化」は違った。「成長」するデカチンは良かったけれど、「停滞」を選ぶコトブキや、悪い方向へ暴走する感じに「変化」したり、自分の手の届かない所へ行くことを選択するように「変化」していくハチスカ/モリカワはだめだったのかなあ、と。

●スミオについて

パレードはまじで良かった……。
好きなキャラでした。まじで、自分の行動(パレード自体)に対して何も後悔していないところとか。確固たる信念があるキャラが好きなんですよ。他人に悟らせないほどに読唇術を習得したり、復讐のためだけに生きていて自分も磨いて密かに仲間と連絡を取り合っていたのだろうなって。親を含めた故郷に対して、憎しみしかないんだろうなって。
それはそれとして「クサビに申し訳ないなあ」とは絶対に思っているじゃないですか。クサビが彼にとっての、本来の意味での保護者的存在だったんだろうなって。実際の親たちは守ってくれなかったから。

●コトブキについて

変化を恐れることは、ハチスカ(区長の方)たちと同じ、銀の眼を求める老人たちと同じになるということ。
クサビには許せなかったんでしょうね、敬愛するコトブキがそんな存在に成り下がるのが。

●モリカワについて

ハチスカのことは本気で愛していたとは思います。
クサビもなのですが、上と下がいる難しい世代。オリジン・ウエハラカムイのことを当時から比較的現場に近い立場で知りつつ、かつ今育てるべき守るべき下の世代がいるのがこの二人なんですよね(ナカテガワには下がいないし、公安でもどちらかというと補佐っぽかったのかな)。ここの二人は対比的存在なのだと思う。

●ハチスカについて

ハチスカが女として愛したのはカムイ世代でないモリカワだったので、そういう意味ではアヤメとして落第だったのかな、と思います。
カムイたちとは裏腹に、アヤメたちは生きていることが多いので、アヤメとして落第だったハチスカは死ぬ運命にあったのかなあ、なんて思いました。

●ナカテガワについて

ナカテガワはクサビに殺されたというわけではないのですが、変化したいがためにカムイ殺しに憑りつかれて、それしか見えなくなった感じがしました。それより前では一歩引いた位置にいつつ、時々「いやお前……」みたいなことをするキャラ、という印象だったのですが。
彼自身は成長を目指しているつもりだったけれども、それは後ろを向いていた。あるいは全く違う方向を向いていた。そんな感じ。

●トキオについて

バーでのマスターとのやりとりめちゃすき。
デカチンよりは精神的に安定していると思います。というか、なんだろうな。自立している? デカチンは一人で生きていけない存在で、作中で一通りの事件を体験することで、独立した。
時雄は最初から自立していて、そこからさらに強くなる、成長するための作中での事件で、そして旅に出た。そんな印象です。俺だったかもしれないお前。

5万貸してくれ。

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シルバー事件 シルバー2425 The Silver Case 感想

グノーシア 感想

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PSvitaで出ている時に知ってはいたのですが、買うタイミングを逃していたらSwitch移植されて、Steam移植されて。
vitaに対してクソデカ感情を抱いているので、移植された時はしばらく複雑な思いを抱いていました。グノーシアは悪くない、vitaも悪くない、俺が悪いんだ……。
それはそれとして名作だとは聞いていたので、いい加減面倒くさいオタクくんな自分とも区切りをつけ、プレイするに至った次第であります。

グノーシアは嘘をつく。
人間のふりをして近づき、だまし、人間達を消し去っていく――

一人用の人狼ADVです。チュートリアルが非常に丁寧で、人狼をプレイしたことのない人でも安心。また、特殊役職は少しずつ増えていくことや、複雑すぎる役職は出てこないという点からも、人狼ゲームとして見ると初心者向きでプレイしやすいです。

医療用ポッドから目覚めた主人公は、セツと名乗る軍人さんから、宇宙船にいること、また船に「グノーシア」という、人に擬態して、人をだまして、そして人を「消し去って」しまう存在が、宇宙船の中に紛れ込んでしまっている、という状況であることを説明されます。

だから議論してグノーシアと思わしき人物をコールドスリープ(人狼で言うところの処刑)し、平穏を掴みとる必要があるのですが、物語はそれだけではなく、どうやら主人公とセツの2人は、ループの中にいるとのこと。議論に決着がついても議論開始前に巻き戻り、グノーシア騒動は終わることが終わることがありません。加えて2人は同じループの中にはいないため、時として互いがグノーシアになり、敵対関係になったりします。

どうして2人はループの中にいるのか。グノーシア騒動はなぜ起きたのか、そもそもグノーシアとは一体なんなのか。

主人公はセツと共に、宇宙の孤独な旅路へそれぞれ旅立つのでした。

ところでこのグノーシアにはという、後天的手術で性別を無くした性別が出てきて、このセツさんも性別が汎だったりします。おそらく生まれ的には女性。他の性別:汎である登場キャラクターは、男性でまだ手術はしていないけれど性別:汎、というキャラクターも出てきます。
はパンセクシャル / バイセクシャルではなく、Xジェンダー、あるいはアセクシャルやノンセクシャルあたりで考えるのが良いと思います。開幕思うよりも万能な概念ではありません。
ただ、私はセックスとジェンダーをいっしょくたにされるのがま~~~じで嫌羊なので、そこはちゃんと別ですよ、って言ってもらえて本当良かったです。

以下、ネタバレあり感想や考察。

●グノーシア(グノース)についての考察

「グノース」はまあ、グノーシス主義が元ネタだと思います。マークからしても。グノーシス主義とは、悪しき神がつくりだしたこの世界から逃れるために、自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想です。
グノースの本質を「認識」したり、「知識」を得た人が、グノーシアにあたるのではないでしょうか。グノーシアになった人は、抑圧されていた自分を開放したり、動物的本能を満たすことがあると本編でも言われています。

わかりやすい例がレムナンやラキオ、ステラだと思います。
レムナンは、抑圧されていた自己を出せるようになっている。レムナンは本質的には、攻撃的というか、執着的な性格をしています。グノーシアのレムナンは、それがより被害妄想というか、閉じた世界のまま発揮されている。
ラキオは「本当は生まれ故郷から逃げ出したかった」。めちゃくちゃ雑な言い方をすると、本音を言っています。
ステラは、理性で隠していた人間になりたい自分を、人間しか味わえない悦びを求めるという欲求を抑えなくなる。

で、逆にしげみちや沙明や夕里子などは、グノーシア時の変貌があまりないキャラクターです。普段からあまりそういった抑圧はしていないから、解放するも何もないから変わりようがない。グノースの徒になったよ~くらいの変化。

特殊な例としてSQちゃん。ある意味での二重人格をああいう形で再現したのは思わず舌を巻きました。あれは見事。パケ絵に使われているのは、SQとマナンという意味なのでしょうね。物語の元凶。
もしかしたら電脳化技術を確立させたのがマナンなのかもしれないな。SQの言葉チョイスを考えると、マナンは軍事関係者だった過去もありそうだと思うんですよね、軍事研究者あたりの。生まれて間もないSQと、長年生きた(生きている)老獪なマナン。そりゃ、動物的本能(=グノーシア化)で考えたら、マナンになるよなあって。

電脳化された人間がグノースであることは作中で、巫女であった夕里子によって断言されています。
グノース単体では更なる知識が得られないのでグノーシアを生産。電脳化自体は一般的なことであることがわかりますが、その結果がグノーシアになることである、というのは一般的ではなさそう。(あと金額も)
対して、銀の鍵も知識を得たい存在で、かつこちらも単体では知識の習得が無理なので持ち主に寄生する。ニアリーイコール的存在。グノースと銀の鍵が敵対していたら面白いなあと、何か書いていて思いました。

作中で電脳化が判明しているジナ母ですが、ジナの発言や態度を見るに、生前とは多少異なっている……というか、映画上映のように、「電脳化する前の、その人」をトレースし続けることしかできないようです。
電脳化を行うには教会が必要。星の家の人たちは受付で、星船の巫女が実際にグノーシア化させる担当者。ラキオの出身国を考えるとある程度国家(というか宇宙連合)が絡んでいるだろうし、電脳化に伴う金銭的利益が、そういった国や組織の主な収入源になっていると思います。グノーシアになった人間はグノースにはなれないのでは!? 今気がついた。殉教者とは作中でも言われているけれど、グノースから見ても手駒前提なんだな。

国家や連合の大人の事情や金銭的問題に加えて、「それでも生物(人間以外もいるので、あえてこの言い方をします)には、心のよりどころが必要」ということもあると思います。終末思想、終末思想に伴う宗教の繁栄。

●セツ

物語のキャラクター役割としての、俺らのヒロイン。バディともいうべきか。
どんな性別であれどんなプレイスタイルであれ誰が推しキャラであれ、全プレイヤーに、セツと敵対すると「ちょっとこの周、辛いなあ」と思わせるような絶妙なキャラなんですよね。医務室の出現率が高いのは、「俺」がそこにいるからなんだろうな…………最初に出会ったセツが、最後のセツになるって良いよね、イイ……

最近知ったのですが、グノーシス主義にはセツ派というものがあるらしいですね。グノーシス主義の主流の地位を確立した宗派の一つらしいです。名前からして物語の核なんだな……

通常EDを迎えてから真EDまでの「セツに会いたいなあ」と、深夜2時に思わず漏らしてしまうような、そんな過程が見事。愛しいね。一緒の世界線を生きていけはしないかもしれないけれど、文通とかしたい……
「私」の1ループ目の最初の説明、セツはどんな気持ちでしていたのだろう。「私のことを知らない貴方に会う」って、すっごく怖くないですか? あのループは心細かった、私はラキオがいてくれたけど。ラキオがいてくれたから乗り越えられた。そんなループを、お前は1人で乗り切った、あるいは乗り切るつもりでいた……セツ…………好きだ……

ところで、セツが沙明を“やってしまった”周が、特記事項を埋めた周回以外にありませんでした。という話をグノーシアをプレイした友人に話したら驚かれました。珍しかったのかな。
Steam版も買ってやろうかな、と考えているので(実績解禁したいなあ、なんて思いまして)、その時はどうなるかな。

●ジナ

シナリオライターさんのヒロイン。
食いしん坊キャラなのがかわいい。母親のこともあり、どことなく「ここにいない、何処かの誰かを追っている」という、目を離したら消えてしまいそうなジナは、実際に外壁イベントがそんな感じなのですが、食べ物関係の時は「あ、そこにジナいるな」って思えて安心します。いやまじで沢山食べてくれ、食べ放題行こう。〆にラーメン行こう。
ED後でSQと一緒に暮らしているのも安心しました。SQちゃんだったら絶対、ジナをどこかへやったりとかしなさそうじゃん。

太らせるのが好きなのも、食いしん坊な彼女に合っていてかわいい。もしかしたら母親共々よく食べる家系なのかもしれないですね。食が彼女にとって、家族を繋ぐもので、あたたかい想い出に溢れているのかも。

●SQ

少し芝居がかった口調をするのは、マナンの模倣をして、マナンではないSQという、「自分」というのが何者なのかを探しているのでしょうね。探偵になったのも「人間模様が良く知れる職業だから」というのがあるかも。
SQは、眠っている方のククルシカに何となく直観づいて地下に行かないんだろうな。レムナンとはまあ……互いに関わらない方が良い、SQもマナンが怖いので。

作中でのSQにとって、生まれた時に一人ぼっちだったことは、結構大きなトラウマだと思うんですよね。真EDでは少なくともジナ、それからもしかしたらラキオ/ステラに見守られて生まれてきているので、あの世界線のSQは何も憂うことなく生きていけるのではないかな。

●ステラ

好きな色を緑にしていたためでしょうが、めちゃくちゃ協力を持ち掛けて来てくれました。俺のこと好き?
あとチュートリアル後の初敗北グノ顔を見たのがステラでした。ステラのグノ顔は非常にインパクトがあるのですが、それはそれとして、フフ……興奮……しちゃいましてね…………となりました。

人間に、人間がすなる恋というものに、憧れている機械娘。俺、こういう設定に弱いんだ……
グノーシアにならない時のステラが作中通して一番人間みの強いキャラクターまであるのが面白いです。ジョナス凍結イベントを見るに、LeVi本体も人間に憧れているところはあるのかな。お前の王子様になりてえ……

●コメット

コメットは割と、自分を含めて客観的に見ることができるキャラクターという印象を受けました。というか、ED後のシピとの関係や粘菌と共生関係である(あった)ことをみるに、人間の器に重要性が見いだせないんじゃないかな、と感じたり。

あとはやはり、粘菌イベントの印象が強いですね。沙明恋愛イベントとしての印象なのですが。粘菌自体は結構攻撃的な感じなのではないかと思います。
普段はあくまで宿主のコメットの意志を優先していて、グノーシアの時は粘菌としての本能を優先しているのかもしれない。粘菌がヴェールみたいにぶわ~~~ってなっているやつ、好きなんだ。綺麗だ……

粘菌で思い出したのですが、ED後に売っているじゃないですか。個人的にはコメットにとって「初めての友達」くらいに考えていたのですが、もっとドライで、クマノミとイソギンチャクみたいな共生関係くらいの仲なのかも。考えてみればその細菌のせいで実質的に生まれ故郷に閉じ込められているわけだし。
生まれ故郷に閉じ込める粘菌と、密航を手伝ってくれた猫。まあ後者を取るわな。全部売ったのかな

●ククルシカ

真EDを見ると、ククルシカが初対面の時に花冠くれた理由が「再会できたことへの喜び」だということが分かるのが良いよね。ループ構造だからこその演出。アーニャもククルシカだったんだろうな、と最初は思っていたのですが、最近になって銀河鉄道999みたいな感じで、若くして死んだアーニャの遺体をアレコレして、剥製みたいな感じで人形化したものがククルシカだったりしたら、より絶望的だなって思いました。

留守番時にレムナンをアレしてしまったり、銀の鍵のための情報収集のためにどこにでも現れたり、「憐れみ」や「軽蔑」という描写があったりと、「あーやっぱりマナンなんだな」と、道中での何気ない描写が、EDを見れば全部わかるのが、糸がするするする~とほどけていくようで気持ちが良い。

人狼ゲームという議論が必要なゲームが元になっているゲームで、発声できないのに強いキャラクターというのが面白かったです。敵対する時はたまったものではないのですが。
発生できないから鍵の起動はできないけれど、鍵の情報埋めているのを見るあたり、人形ではない永遠の美を諦めていないと思うんですよね。グノーシアの時はそれが強く出ているのかも。グノーシア時(あと特記事項の留守番時)以外は人格がごりごりに削れたり、長旅の中で少し丸くなったり、そんな感じかな。

●オトメ

ステラが人間でないと気が付いていたのとかククルシカと詳細な会話が出来ていたっぽいのは、エコーロケーションですかね。彼女のイベントは音に拘られているのが多くて、人間に憧れてはいるんだけれど、イルカである彼女自身や、人間とイルカを繋ぐ架け橋になるだとか。そういった、今の彼女自身を否定しない憧れの在り方が好きです。
オトメは何歳まで生きられるのだろう……母って言われるくらいだし、長生きできたかな。長生きできているよね!
実は釣りイベントを回収できていないこともあり(映画みた)、比較的印象薄目なキャラクターであったりもします。いややっぱりSteam版も買っちゃおうかなあ。

●夕里子

まじで諸刃の剣の擬人化のようなステをした女で、火力高くてヘイトも集めやすいキャラなので、強いけれど割と生存させるのが難しかったです。夕里子をセツと協力してコールドスリープさせるのは、セツと「頑張ろう」選び続けました、頑張るセツが可愛かったので……クリアしてから「頑張るな」の方が良いっていうやつを見ましたが、案外そこまででもない。頑張ろう連打でもなんとかなります。

グノース教団に対して思うところがありそうだし、彼女がグノーシアの周回は、少し皮肉というか、切ないというか、そんな心境になりました。
星船から逃げ出してきた夕里子はどこにも行けないだろうけれど、それはどこにでも行けることでもあるので、どこかのびのびと生きることが出来る場所を見つけて欲しいなあ、と思います。

でもそんな彼女が、最後「不明」だったの、正直めちゃくちゃ興奮しました。それでこそ夕里子だ……(?)
物語を俯瞰視点から見ていたんだけれど、みんなが好きで、少し頑張って物語の外から手を差し伸べて。そして物語の外へ帰って行った。そんな感じが好きなのかも。あくまでも気まぐれとかではなくて、多少なりともこの余興(物語)を気に入ってくれていたのではないかと思います。

●ラキオ

なんだかんだでわかりやすい。優しい子で、多分グリーゼの教育に疑問を持っていたのだけれども、でも自分自身は中級〜上流階級に所属しているから反乱を起こすのもおかしいし(周りに同志もいないだろうし)、と抑圧されていたのだろうな。グノーシア時にその不満を感じる。
汎なのも、グノースの教育で性別に対する疑問があったのではないかなあ、と。というより性差の方かな。なんとなく、セツは入隊に伴う強制汎化だと思うのですが、ラキオは間違いなく自由意志じゃないですか。私はパンなのですが、「どうしてジェンダーの方の性別に拘って性差を自ら作るんだろう」って思うことがあるんですね。そんな感じ。セックスの方の性差は必然のものだと思います。
ラキオもそんな感じに考えていて、汎で手術を受ける予定でもあるけれど、故郷では勉強でそんな余裕なかったから後回しにしている、みたいな印象。

ちょっとお口が悪かったり、釣られる時にめちゃくちゃ早口になるのは、口頭でのやり取りに慣れていないからでしょうね。レムナンも、もしかしたらマナンが同じパターンの時があって多少慣れていた可能性があるのかも。
ED後ではそういう抑圧部分をうまい具合に互いに補える相棒を見つけられたという印象。いいバディだと思う。ラキオはレムナンの過去を聞いて、鼻で笑いつつも気にかけてくれそうなので、過干渉すぎなくてレムナンにも丁度いいのではないかな。

●ジョナス

恐らく作中で唯一、初対面時からクリアまでに好感度が下がるキャラクターなのでは、と思いました。そこがジョナスの魅力ではあるのですが。なんというかな、嫌いというわけではないですし好きなのですが、こ、こいつぅ……! という感情が常にある。ボブネミミッミ1期10話?

このジョナス」という言い回しをしたり、自分が人間の敵だと(=人類の英雄ではなくなる)自分はなんなのだとなると呆然する描写があるし、自分の過去がないと廃人ではない状態を保てないんだろうな。なんだろう、統合失調症も少しあると思うんだよな。少なくとも半身麻痺しているし……
一緒に旅をしているのが、(非常に人間みが溢れるとはいえ)人形と機械なので、そういった意味でもノスタルジアなキャラですね。まあその機械に殺されることもあるんだが……ジョナス、多分機械音痴ですよね。LABにも現れないし。
ファム・ファタールに狂わされたノスタルジア……もう二度と会えない運命の女……ククルシカの項目で、亡くなったアーニャを使用してのではないかと言ったのもここら辺に理由します。再会した運命の女が中身が全くの別人で、だからこそ身体が本人だとは永遠に気がつけない……みたいなの、人の心がなくない!? ないと思う。ないと思うから、物語的にはありそうな気がする……(?)

あと、俺に比翼連理言ってくるの何???? 比翼連理とか忍たまの鉢屋三郎が不破雷蔵が言っているのくらいしか見たことなかった、公式です。

●しげみち

初手、悩んだらラキオかしげみちだよね。ごめんね……

やっぱり映画館のシーンで好きになりましたね。「2人をコールドスリープさせるのを本人たちに伝える」という辛い役割を引き受けるし(自分から言いだしていそう)、それなのに2人が映画を観終えるまで待ってくれるところが好き。そりゃ真エンドの入りで、主人公もあのエピソード出す。

しげみちは「人間の肉体を失った前向きな人間」なのですが(対抗がマナン)、そういった経緯もあって、正体に気が付いていないとはいえステラに惚れたりしたのかな。コメットと並んで、人間とか猫とかイルカとか機械とか、そういう種族を重要視していないキャラクターなのかもしれない。

●シピ

クロネコヤマトの宅急便やん!(やん!!)

PC/NPC問わず積極的に「協力しよう」を持ちかけていた思い出と、それはそれとして一線を引き、誰も信用していなさそうな印象を受けます。猫に関してどうのこうの言われた過去があるんじゃないかなあ。
そういう意味で、そもそも粘菌と共生関係にある(あった)コメットと旅に出るのは、納得でした。シピグノーシア時の特殊台詞は、一線を主人公が超えてきた、という感じなのかも。自分から一線を越えることはなさそう。

でもその一線も、結構内側ギリギリなのではないかと思います。割と、絆されれば溶けていきそうな一線のような気もする。AC主義者のチュートリアルで「グノーシアと話し合おう」と提案する彼ですが、コメットの密航を手伝ったりと、事なかれ主義ではありません。ただ優しいんだよな。D.Q.O.で沢山絆されてくれねえかなあ!?(!?)
寒いところに出没しなかったり、睡眠に関する台詞が多いのは猫だな~って思いました。

●レムナン

他人の加虐的嗜好を引き出す才能がある、かわいそう。なんたって、コメットの特記事項かつ沙明の恋愛イベントである粘菌イベントで、下半身が溶けた1枚絵が用意されているという徹底ぶりです。いやまじでかわいそう。

ただ、かわいそうなだけのキャラではなくて、作中の男性陣の中では寧ろトップレベルで攻撃的なキャラクターです。執着的ともいうべきか。彼の根本に根付いているのが怒りの感情で、それをラキオがうまいこと手綱握るから活きる狂犬ですわよ。大暴れしてくれ。
ラキオのやさしさがわかって沙明のやさしさがわからなかったのは、まあレムナンが男だったからというのが大きいと思います。

●沙明

土下座が似合う男に惚れるとは思わんかった。水質管理室に頻繁に脚を運ぶお前がすきだ……いや、生き延びるために土下座をする男が、恋愛イベントでコールドスリープから目覚めないことを選ぶの、ずるくない!? ずるい。

すごい寂しがり屋。でもボノボのこともあって、沙明も最後の一歩を踏み込むということができなさそう。シピと違うのは、シピは最後の一歩を踏み込む(踏み込ませる)気がある意味でなくて、沙明は一応あるということでしょうか。本命童貞感がするのはここらへんが理由だろうな。
セクハラはしますが沙明のそれって(というか作中登場人物全員を通して)、セツがイケるというものを除いて、ルッキズムに基づいたものではないんですよね。かつ、攻撃性がない、うざさはあるのですが。良い塩梅だったなあと。と同時に、特に性的なことが苦手そうなセツが沙明をやっちゃうのも納得。

●主人公

てっきりゲームシステムから排除していたかと思っていた初日犠牲者の概念を、こう持ってくるかー! となりました。やられた(?)

不思議なんですよね。多分卵が先か鶏が先かにはなるのですが、「私」は全員「私」で、「私」はセツを助けたかったからああいう行動を取ったのだし、セツも「私」を助けたかったからああいう行動を取ったんですよ。
でもそれはあのグノーシア騒動のループの中で培われた絆で、そしてそれぞれ別のループ(宇宙)に行ってて、それがたまたま螺旋状に重なる時があるだけだよ、って感じで、もう会えそうにはなくて……でもバディなんですよねえ……

真EDでセツに会うことができたのは、ゲームシステム的な問題省いて物語的な面で考えると、ラキオが手伝ってくれたのかなあ、なんて思っています。
物語を通して、PCとセツが交流しているのに、真EDの一連の流れはなんというか、PCじゃなくてPLがセツと交流している気分。だからノーマルEDも真EDも、それぞれの味がして、それぞれで好きです。
めちゃくちゃ余談ですが、グノーシア(ゲーム全体の方)が好きになった人は「All You Need Is Kill」を呼んで欲しいな……原作の小説と映画版で結構設定が異なるのですが、私はどちらも好きです……漫画もありますので是非……

良い作品だった……この作品全体を通してなのですが、井伏鱒二が訳した勧酒を思い出しました。この盃を受けてくれ、どうぞなみなみ注がしておくれ、花に嵐の例えもあるぞ、「さよなら」だけが人生だ。

それでは皆様、良い旅を!

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グノーシア 感想

Days of Memories2 ~彼と私の熱い夏~ 感想

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テリー・ボガードに惚れん女、おる????
惚れん男もおる????

というわけで、なぜか唐突に「筋肉成分が足りないな……テリー・ボガードと恋したいな……」となりました。いうてKOFはあまりきちんと履修していません。スマブラと映画(餓狼伝説のスーリアが出てくるやつ。スーリアとラオコーンが双子だってあるのに年齢表記が違うの、単純にミスな気がする)見たくらい。でもさ、ほら。テリー・ボガードに惚れん人類、いるだろうか?(反語)

「そういえばKOFって恋愛ゲームあった気がする」と、ゲームを調べて「THE KING OF FIGHTERS for GIRLS」の存在を知りましたが、既にサ終していました。悲しい……。
そして私が思い浮かべていたのが「Days of Memories」シリーズであることを確認、1作だけ男性キャラが相手、かつテリーが攻略対象にいることを知り、購入 / プレイしました。

主人公がJKで「35歳の方のテリーがJKに手を出すか……!?」と解釈違い(というか己の考え)に戦々恐々していたのですが、まあ心配は当たりつつも、それなりに楽しんでプレイしました。
元が携帯のゲームだったのと、3作も入っていることから、ボリュームは割と控えめ。慣れたら1キャラ1-2時間ほどでクリアできます。とはいえKOFのキャラたちが濃すぎることもあり突っ込みどころが満載で、恋愛展開もキャラに合っているものが多く、割と満足感が高いです。
個人的に恋愛要素の濃度や長さが丁度良かった。いやまじで私が恋愛ゲーム慣れていないこともあり、恋愛要素の濃度によっては変な声出ちゃうんですよね。本作はそれがなかったので、がっつり恋愛ゲームされる方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

本作で初めて知ったキャラもいました。格ゲーが如何せん苦手なので、本家餓狼伝説やKOFを履修できるかどうかはわからないのですが、格ゲー以外の方法で履修できそうだったら積極的に履修していきたいです。RPGとか出さない?(無茶ぶり)

以下、ネタバレ有り感想。

●草薙京

好青年に見せかけて結構俺様キャラだったというか。等身大の近所の(というかどちらかというと親戚の)お兄ちゃんって感じでした。
記憶喪失時、ただの儚い美少年で笑ってしまった。本家でもそうなんですか?

●八神庵

主人公ちゃん「理由はわからないけれど暴力は良くないよお><」
そういうタイプが苦手な私「殺すぞ……」
主人公ちゃんの攻略対象であるはずの八神庵「殺すぞ」
私「おもしれー男……」

初回スチルがいきなり壁ドンの八神庵を見た私「おもしれー男……」

ルート終盤でいきなりFF6のオペラパート(ヒントなし)のような展開になる八神庵を見た私「おもしれー男……」

バンド活動のために京に襲い掛からない八神庵を見た私「おもしれー男……」
それはそれとして、八神庵に感化されてか、本人自体も割とやばい感じになる主人公ちゃん(八神の方が引いているような描写さえある)を見た私「おもしれー女……」

おもしれー男過ぎたし、やばい男にはやばい女をぶつければ万事解決です! みたいな勢いがなかなか好きでした。なんで八神庵が人気あるのかも”理解(わか)”っちゃうってワケ。ずっとおもしれー男……って言っていました。

●K´

ごめん! このルートの主人公ちゃんはぶん殴りたさ過ぎました! 私は無理でした!!
他人から「お前の知るあいつはもういないんだ……それはそれとしてあいつと仲良くしてね」と言われて「以前の彼だっているもん」じゃねーーんですわ! 人間がずっと変わらないというのはエゴによる幻想なので……。K’にはぐいぐい行く女の子でないと、というのはなんとなくわかるのですが、そ、それにしたってさ……
マキシマ、良い男ですね……

●アッシュ・クリムゾン

生意気系キャラだなと感じていたのに、ルートはいると不思議と可愛さが勝って見えるんだなこれが…
ルート中はともかく、EDの「学生恋愛してる!」って感じがアッシュが一番感じました。かわいい。

●テリー・ボガード

個別ルートに入ってからもしばらく、テリーが「主人公はロックが好き」だと思っているのが良かったです。35歳だからね。いやまじでおじさま好きだし35歳のテリーも大好きだけど、それはそれとして未成年に手を出す35歳テリー・ボガード、見たくないじゃん!?!? 主人公の卒業まで待つEDで、かつテリーも会いたかったとは言うものの、最終決定を主人公に委ねてくれていたのが良かった。

自分が成年してから、未成年に手を出す成年はいろいろとあれだなって思うようになりました。TV版エヴァのミサトさん、いろいろと限界だったんだなってわかるようになったというか。
愛しい人が未成年だったら成年するまで待とうね、互いに責任とれるようになるまで待ってこその愛だよ。

●ロック・ハワード

攻略対象の中で唯一の年下枠です。EDで一番学生恋愛を感じたのがアッシュなら、ルート中で一番学生恋愛を感じたのがロックでした。甘酸っぱかった。
新作の餓狼伝説、ロックが主人公じゃないですか(多分だけど)。気になる~~いや~やっぱちょっと苦労してでも履修したいな……

●アルバ・メイラ

冒頭で述べたようにKOF系をちゃんと履修していないのもあって、プレイ前はアルバのことを知らなかったのですが、ルートが良くて好きになりました。丁寧に真っすぐに想いを伝えてくれるキャラだから、というのもあるかも。

あと、自身の個別以外のルートではちゃんと保護者をしてくれるアルバが好きです。ロックルートのアルバ、めっちゃ良かった。

●リョウ・サカザキ

笑かすな。このルートのシナリオライター、割と悪ノリしてないこれ!? 悪いとは言わないんですけれど、なんか一人だけ、ルートの空気感が違くない!?
友人のロバートさんの脳内CVが小野坂さんで再生されていました、ファンなので。関西弁キャラの宿命……

●カオリ

ルートによって結構印象変わる子でした。主人公とどんな感じで仲良くなったのか知りたいな。

女キャラの方もやるつもりではあります。今のところ、知らないキャラで気になっているのは、エリザベートさんです。通勤方法は馬て。

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Days of Memories2 ~彼と私の熱い夏~ 感想

FIRE EMBLEM 聖魔の光石 感想

公式サイトはこちら

DSより前のFEにそろそろ手を付けようと思い、とりあえず所持しているGBA3部作の中で、1番やさしいといわれている聖魔の光石からやり始めました。これで1番やさしいってまじか……。いうて中盤乗り切れば、って感じです。
改めて言っておくとFEは、覚醒→if(白夜→暗夜→透魔)→風花雪月(王国同盟帝国教会)、風花雪月4ルート攻略と同時並行で新暗黒竜→新紋章→Echoesの順番でクリアしています。新紋章だけ難易度ハードで挑んでいます、ちょっと背伸びしたいお年頃だったの。クリアできたからセーフ。新暗黒竜と新紋章の感想、なんで書いてないんだっけ……?

FEって割と2部作構成みたいなところがあるのですが、この聖魔と外伝(Echoes)は、特に他のFE作品と続いているわけではない作品です(外伝は一応世界は共通していますが、まあ文字通り「外伝」なので)。それもあってとりあえずここから手を付けてみようかな、と思った次第です。

古の時代、マギ・ヴァル大陸に存在していた魔王を5つの聖石で封じ、人々は平和を手に入れました。現在のマギ・ヴァル大陸には、聖石を守護石とする5つの大国と、その他の小国が形成されています。

そんな中、最大の勢力をもつグラド帝国が、突如各国への侵攻をはじめます。主人公の王子エフラム、王女エイリークの住まうルネス王国も、突如の攻撃に反撃もままならず陥落してしまいました。王女エイリークは、父である国王ファードに、同盟国であるフレリア王国へ逃げるよう命じられ、臣下のゼトフランツと共に逃げ出します。

隣国フレリアへとなんとか逃げ延びたエイリークは、フレリア国王のヘイデンから、兄のエフラムがグラド領内で戦いを続けていることを聞きます。
グラド帝国の王子であり友人でもある心優しい王子リオンを案じながらも、エイリークは兄を救う為、旅に出ました。

一方のエフラムは少人数で戦いを続けて勝利をおさめるも、部下の裏切りに遭ってしまい……。
果たして双子は再会できるのか。グラド帝国はなぜいきなり暴挙にでたのか。マギ・ヴァル大陸はどうなるのか。

そんな物語です。
クリアしてみてまず思ったのが、「そりゃFEHで最初にルネス兄妹が実施された時、あれだけ荒れたわけだわ」でした。遅れてクリアした私でも納得だもん。FEHのディレクターは本作のシナリオ担当者である前田耕平氏なので、どうして……という気持ちがいっぱいです。どうして……。

まあそれは置いておいて。面白かった! 戦記物というよりも冒険物といった感じです。
優しいから弱いのか、そもそも優しいということは弱いということなのか。強さとは何なのか。何が弱くて何が強いのか。弱いことは悪なのか、強いことこそが悪なのか。
旅をしながら、友人のことを想いながら、祖国を想いながら。双子はそんな答えのない問いについて、ずっと考えていきます。
詳しくはネタバレあり感想の方で語りますが、自分はエフラムとリオンの関係性が特に好きです。

他のキャラクター達も、FEのお約束を抑えつつ、かつ、いつもよりも心なしか濃いめのステレオキャラクターな味付け。それがまた、冒険物としてマッチしていて良い。それでいて支援会話で意外な一面を見せてくる。
エコーズ(外伝)好きな人と層が似て居そうだな、なんて思いました。

以下、ネタバレあり感想。

●エイリーク

お花畑ちゃん苦手って言ってるじゃんかよ~~~!! という気持ちと、いやでもそりゃ大切な友人のこと諦めきれねえよな……お花畑の範囲ではないな…………という気持ちがプレイ中はせめぎ合っていました。クリアして物語を俯瞰的に見れるようになった今では好きなんですけれどね。
お花畑ではないってクリアした今ではちゃんとわかっているし、彼女自身も作中で一人で抱え込むのではなくラーチェルに零したりしていたので、セリカよりは個人的にマシですね……(覚醒DLCだけ見たら割とお花畑感あるけど……)

エイリークがセリカと違うのは、愚かだけれどそれは優しさ故ということかと思います。
リオンに対する情というものが最後まで捨てれなかった。リオンも優しくて、民を捨てることができなかった。
エイリークはリオンのその優しさが痛いほどわかっていて、だからこそ通ずるものがあって、エイリークには魔王を頼ったリオンの気持ちが痛いほどにわかって。
だからエイリークはリオンを諦めきれなかったのではないのかな、と。そこには多分、リオンもエイリークもエフラムに憧れていた、という共通点があったからこそなところもあると思います。

それはそれとして、世間体気にしてはいるけれど、依存度はエイリークの方が高いよね。

●エフラム

「俺にないたった唯一のものを持っているお前(リオン)さえ側にいてくれればよかったエフラム」と「僕にない全てのものを持っている君(エフラム)が大好きで眩しすぎたリオン」の関係性、全オタク好きな奴では!?!? ってなりました。え、エフラム編の最終戦闘台詞、えっ、つ、つら~~~~~すき~~~~地獄~~~~~~~~!

エフラムは本当にリオンはリオンのままで良いと思っていたし、それで十二分だと思っていて、そう思っていたからこそリオンの小さいけれど確実にそこにあった、卑屈な闇に気が付けなかったのかな、なんて思いました。
傭兵になりたいと心底思っていたのも、リオンがいれば自分はそのリオンが持っていて自分に持っていない唯一のものを兼ね備えなくて良いと思っていた。二人ならどこまでもいけると思っていたんだろうな。

「強くなんか……ならなくてよかったんだ」
この一言が本当に心に刺さって。自分の価値をはかる上で「強さ」を絶対的な指標にしている男が、親友の「弱さ」を認めてその「弱さ」ごと愛しているっていう……さ……この関係性よ…………。俺……エイリークルートよりエフラムルートの方が好きだよ…………
しかも親友を倒す覚悟をばちばちにキメていた男が、実際にその時を迎えたら、外聞気にせず思わず縋りついてしまうの……好き……

というか強くないですか? エイリークがちょっと打たれ弱く感じた(馬乗った途端強くなったけど)のもあって、お前本当に昔のFE主人公か? と思ったのですが、いうてリメイクとはいえアルムも強かったな……。マルス様……

●ゼト

強くないですか!?!?(心からの叫び)
いや成長する強いジェイガン枠の始まりだとは聞いていたのですが、これほどまでとは聞いてない……。ゼト一人旅も可能だそうですね、そりゃそうじゃ。
あまりに強すぎたので闘技場で荒稼ぎしてもらって、後は武器なし後方支援を頼みました。余談ですが闘技場は、ネイミー(+ヒーニアス)の方が稼ぎ安定したりします。ゼト闘技場は後半ちょっと不安定な感じがしないでもない。

忠義の男でした。ヴァルターの一撃がなかったらいったいどれほどの力量だったのだろうか。

●フランツ

エフラムルートだけ活躍してアメリアとペアエンドを迎えました。騎馬ユニットはゼトがいるので、どうにも割を食いますね。私の場合、フランツ含め他を育てても2ルートともゼトを超えなかったのもあり。

見習い騎馬ユニットは、新紋章を思い出します。

●フォルデ

赤緑の赤の方、赤にしては珍しく少し軟派なタイプです。俺の風を感じてみないか?
軟派なキャラがちゃんとお兄ちゃんしているのに弱いです、好きです。一応CC前までは育てたんですけれどもね……ゼトがね……。

●カイル

赤緑の緑の方。クール系が多い緑にしては珍しくお堅め真面目さん。けれど盗賊であったコーマと割と仲良い感じの支援があったり、柔軟な思考の持ち主であることはうかがえます。
フォルデと同じくCC前まで育てました。フォルデより良い成長をしていたこともあり一軍起用を考えましたが、ペアエンド候補のシレーネがあまり強くなかったことと、他の成長が普通に良くて結局二軍落ち。

●ギリアム

見た目ほど年齢がいっていないアーマーナイト。シレーネとの結婚エンドがあると知った時は驚きました。
自分はアーマーナイトの運用が苦手なので起用はしませんでしたが、守備の伸びが良いらしいです。アーマーナイトなのに!?(!?)

●ヴァネッサ

ヒーニアスとペアエンドを迎えました。可愛い~!

愛人についてなのですが、ヴァネッサが貴族ではないようですし妥当な気がします。ヴァネッサからしても、ヒーニアスを公私ともに守れるような立場でいたかったのではないでしょうか。
出産も円満だったようだし、なんなら正妻について言及されていませんしね。結局迎えなかった可能性もあるにはある。

愛で使い続けましたが、正直あと少し感は否めませんでした。ターナが強すぎるんだーな……。

●モルダ

リフ枠なのですが、普通に強いです。しかし回復ジョブが本作は結構いますので、自然と外れてくるモルダさん……

●ロス

センシガルシアノムスコロス。
最下級職の中では最初に加入しますが、父ちゃんも普通に強いし(調べたら成長率も父ちゃんの方が上みたいだし!?)、ドズラも普通に強くて良成長だしで、出番は残念ながらありませんでした。

●ガルシア

猛将とはいえ、現役を退いたのに、息子より強すぎる。本当にFEのおっさんか?
ラーチェルを使いたかったのでドズラの方を使用しましたが、成長次第ではガルシアもありだったな。

●ネイミー

コーマとペアエンドを迎えました。闘技場で稼ぎ切ってしまったのとCCアイテムの入手が微妙に遅かったせいで、少し使用しない期間がありました。が、コーマは使うし普通に強いので1.5軍くらい。

プレイしているタイミングでFEHの方に実装されたのですが、そちらでもコーマと仲良しでほほえましかったです。泣き虫だけどコーマについていこうと戦場に立つ当たり、芯は強いよな。

●コーマ

割と壁も張れるような盗賊で頼もしかったです。盗賊の鍵の仕様に気が付いたのは結構中盤で、慌ててクラスチェンジのためにレベリングしました。盗賊って鍵いるんだ……これがジェネレーションギャップですね……。違いますか……そうですか……。

FEHの想いを集めての感想も微妙に含みますが、王族と民という差を改めて感じながら、年相応に悩みながらも前を向いて生きていくのが良いと思えるキャラです。いやでもレナック星5枠で、コーマが星3-4排出なのはおかしくない!? 支援会話踏まえればまあ……うぅん……。

●アスレイ

両ルート共に最強ユニットになりました。エイリークルートでもエフラムルートでも、アスレイがラスボスを全部倒しました。いや、エフラムで決めようと思って体力削ろうと思ったら必殺出して……さ……!
パージ強すぎない? というか、司祭強すぎない?

ルーテとペアエンドを迎えました。
当時、言葉こそなかったであろうけれど、ロールキャベツ系男子というやつ。ルーテ支援会話Aは必見です。支援A迎えなくとも互いを思いやれる仲の良い幼馴染であることがgood。
個人的にはテティスとの会話やクーガーとの会話も好きです。というかアスレイの支援会話、全体的に良いな。

●ルーテ

私、優秀ですから。
癖の強い聖魔キャラの中でも上の方です。けれど彼女なりに周りの人間を大切にしていて、マッドなキャラによくある「他人はどうでもいい」というスタンスのキャラクターではなく、好感が持てました。好きですね。

普通に強いのですが最前線というよりも、アスレイの成長が良く、後半は討ちもらしを狩る役割が多めでした。

●ナターシャ

彼女も非常に芯の強い女性です。真実を伝えるために国を出るってなかなかだよね。何かを知れる立場に居たってことなのだろうけれども、割と地位の高いシスターだったりするのだろうか。

アスレイが回復使えるようになったのとCCアイテムがなかなか手に来なかったので、枠が余った時にじゃあナターシャ入れておくか……程度になってしまいました。支援相手予定だったヨシュアがCCアイテムなかなか来なかった&成長がちょっとへたれたこともあり。

●ヨシュア

エイリークルートのみでの活躍でした。ジャハナで起用したらあれがあったので、エイリークルートではそのまま起用。エフラムルートでは人数であふれた。
少し打たれ弱いかな~、剣士冷遇期らしいのでまあさもありなん。

ケセルダとのVS台詞が良かったので、ケセルダは何が何でもヨシュアで倒しました。おかあさま美人過ぎる、そりゃ部下も乱心する。
母親の過保護が多少なりともあって、それから逃げ出したい気持ちもあったのだろうし、市井を知りたいという気持ちもあったのだろうな。
民の受け入れまで時間がかかるだろうし、傭兵が一番の商品で戦争がなくなった大陸では厳しいものがあるかもしれませんが、母の志を継いでいくことでしょう。

●アメリア

エフラムルートで頑張って育成してみたら強くなってくれました。ジェネラル、堅いわね!
見習い枠では一番安定して強くなるのかな? 憧れの人が憧れのままでいてくれたのは、彼女にとって幸運だったことの一つだと思います。

エフラムルートでフランツとペアエンドを迎えました。騎馬と重装の支援は行軍スピードに悩まされる。

●ターナ

ペガサスナイトの三女枠なお姫さま。三姉妹(概念)のなかでもダントツで強いと思います。
エイリークと同い年くらいだと思うのですが、エイリークよりも幼さが感じられます。あまり外交とか触れてなかったのかな~でもエイリークのピンチに駆けつけちゃう程度には仲良さそうだしな~、と。

クーガーと支援を上げていたのですが、ペアエンドまで一歩及ばずで終章を迎えました。一応塔とか使えば上げきれたのだろうけれども、キリがないじゃんね……

●ヒーニアス

弓が闘技場で強いこともあり、スナイパー2人目で育成しました。あとまあ……ニーズヘッグ持たせてあげたいしね。

「実はいい人」の一文もあり、どうにもネタ枠というかいじられ枠になりがちですが、傭兵を使い捨てにしなかったりするいい人です。実はいい人だよ。
ヴァネッサとペアエンドを迎えたことはヴァネッサの項目で語った通りなのですが、その際に、大切なことをおなご(ヴァネッサ)から言わせおっておぬしおぬしおぬし~~! と心の中のソティスが騒ぎました。ヒーニアスから言うと命令になってしまうのは百も承知なのですが……。ただ、愛人にした後はいろいろなことから守ったのだろうな、と思います。守れるように愛人にしたというか。

●ジスト

頼れる隊長。本作唯一の傭兵ということもあり、剣士組より耐久が高く、まじで頼りになります。
酸いも甘いも体験してきた大人ですが、それでもまだ青臭さが捨てられ切れていないところが良いよね、良い……。エイリークルートのヒーニアスとのやり取り良かった。

テティスとペアエンドを迎えました。大人な色気あふれるやり取り、すこなんだ……

●テティス

良い知らせと、もっと良い知らせがあるわ。

ペアエンドはないものの、アスレイとの支援会話も好きです。全体的に「大切なものを守るために大人にならざるを得なかったけれど、だからこそ時折、本人も無自覚の子供のままに一面を見せる女性」って感じ。少し回りくどい言い回ししているのも、自分自身に対してそうやって言い聞かせている感があるよね。

●マリカ

女剣士枠。使用……しませんでしたね……
年齢的にジスト>テティス>マリカというイメージなのですが、ジストとマリカだとどれくらい年齢が離れているのかな。
ちなみに頑張れば片言でない話し方ができるようです。頑張るな! 片言はお前の魅力の一つや!

●ラーチェル

精神ロリのドロンジョ様かと思っていたら、気配りのできる優雅レディで、悩んでいる友人を暖かく受け止めて、魅力的で、自分に自信のあるポジティブガールで、バブみでおぎゃってしまった……。好きだ……。

ところで俺、ラーチェルとレナックの組み合わせ好きなのに、ペアエンドなかったんだ。ラーチェルとペアエンドを迎えたドズラはどう思う?

●ドズラ

上級加入なのですが、強いし成長率も悪くないしで使ってた。頼れます。手斧系を持たせて弓の相手をさせるのが良い。
ラーチェルとペアエンドを迎えました。
こういう好々爺、良いですよねえ。本当にからっとした良い人で、子どもが好きなんだろうなと伝わってきます。

●サレフ

エイリークルートでのみ使用しました。エフラムルートだとノールが先に加入することもあって、魔法職人数結構いてなあ。

ポカラの里とミルラの森は結構離れていると思うのですが、ミルラとサレフは元から面識あったのかなどうなのかな。旅始まる時に初めて会ったとはちょっと考えづらいしなあ。

●ユアン

支援会話とかペアエンドで割とクソガキ感が溢れていて好感が持てます。クソガキで好感持てるってのも変ですがw
お姉ちゃん大好きなの良いよね。テティスの苦労も、彼女は口にしないだろうけれど、わかっているんだろうな。それはそれとして、魔法の才があるのに傭兵団に入れてくれないこととか、ユアンにとっては大切なたった一人の家族が手に届かないところで死んでいる可能性が高いし、自分にはそれを守れる才があるかもなのに守れないから、怖かったんだろうな。

●クーガー

安定して強くなってくれたのでスタメン起用していました。クーガー・ジスト・アスレイで壁が貼れる。ペガサス系統と違って割と固いので、弓もそこまで怖くない。

兄よりも少し無骨気味な印象を受けます。兄ちゃん、FEH来てくれねえかな……。ゲネルーガを可愛がっている姿は、まるで雨の日に猫を拾う姿のよう。
「死んだ兄の名がグレン」ってのが、風花雪月の過去作リスペクト要員の一つなんですね。気づき。風花まじで過去作リスペクト多いな!

●レナック

レナックとシレーネは、成長率と加入タイミング相まって使用難しくない!? 聖魔は割と、愛があればどのキャラも活躍させられると感じたのですが、この2キャラだけは怪しい……

ラーチェルのお供ですが雇われなので、逃げ出そうとしたり実際に逃げ出したりします。無駄です。
それはそれとして、そんな男が結局、そのお姫様に尽くす生涯になりそうなのが好きなんだが……? なんでペアエンドがないんだ……? でもレナックの片想いで終わるのもイイよね(無慈悲)

●デュッセル

強い上級職なので、なんか使うときに無駄に罪悪感に駆られていましたw。FEあるあるだと思う。
エフラムルートやエイリークルート加入タイミングなど、人手が足りない時などに使用。強い。流石黒曜石。

デュッセルの家に伝わる槍でヴァルターが狂気性を開花させたことが示されていますが、どんな経緯でヴァルターはそれをものにしたんだ……? 狂気性開花前でも武器貸す仲には思えないし、盗まれでもしたんかな。

●ノール

どことなく厭世的な雰囲気を持つ薄幸魔導士。幸運成長率もひっどいです。
闇魔法の貴重な使い手なので結構使いました。シャーマン便利だけれど、それはそれとしてリオンの元から逃げ出したノールに、そういう存在を召喚させる行為、やばない?(やばい)

●ミルラ

終章とその前の章だけで急遽採用、もりもり成長してくれました。マクムートすげえ……(マクムート普段あまり使わないです)

切なかったな。大好きなおとうさんもだけれども、良い人だと思ったセライナやエフラムと、別れてしまう。出会いと別れの中で、森を守っていく覚悟を決めるための旅だったのでしょうね。彼女にとっては。
内向的かと思いきや、結構覚悟が決まっている娘ですよね。

●シレーネ

長女(ポジション)が最後に仲間になるのって個人的には初めてだなー、とプレイしながら思いました。それにしたって遅すぎるのでは……。

好みだったのですが遅すぎることを理由に一軍起用はしませんでした。

●リオン

やっぱエフラムとの関係性……関係性なんよ……!
エイリークとの関係性とも良いんだよな。自分より強い女の子に惚れていて……リオンはきっとそのことが劣等感なんだけれども、双子はそんなリオンが大好きだから……

皮肉にも、尊敬する父の言うことを聞かずに自分が最初に思い付いた道を進めば帝国は滅亡しなかったというね。自分がずっと一緒にいて、見て聞いて感じてきた双子を信じれば……でも父のことも大好きだったからな、帝国は一番の大国だったようですから、そのあたりも関係しているんだろうな。きょうだいがいればまた変わったのでしょうね、とも思わせる。

●六将(デュッセル以外)

なんとなくですが、ケセルダはリオンのことを結構気に入っていたのではないかと思っています。何もないまっさらな条件で他に複数の勢力に勧誘されたら「まあリオンに付くか」くらいのお気に入りさ。
ケセルダは粗暴な傭兵なので最初は怯えはするだろうけれど、魔王の時でもリオンの時でも、それぞれ違う理由で「傭兵のくせに」とはならないタイプなんですよね。色眼鏡なく実力や内面を(本編の場合は実力を)見てくれたリオンは、ケセルダと割と良い主従関係だった(になれた)のではないかと思っています。

FEHの爆通知でネタにされたヴァルターさんですが、敵将としては割と有能だったんじゃないかな。敵を倒しまくっていたし。まあ、帝国の敵というか、自分の敵(ただし帝国内)ですけれど……。

グレン~~~! FEHに早く実装されてくれ。お前のLv40台詞を聞かせてくれ。
セライナは陛下にひっそりと恋心いだいていたのではないかなあ、なんて思います。リオン母は割と早い段階でなくなっていたのかな、だからリオンは一人息子っぽかったのかな、なんて連想したり。

リーヴはラーチェル様に成敗されておいて♡ 最後まで生き残っていたくせに、一番小物臭して笑っちゃった。

良い作品だったな……。エフラムとリオンの関係性に狂わされるとは思っていませんでした……。まじで定期的にエフラムとリオンのことについて考えてしまう……FEHで比翼エフラム引けていて良かった……

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ファイアーエムブレム 聖魔の光石 感想 FIRE EMBLEM

FINAL FANTASY ⅩⅣ 解放戦争戦後編 感想

前回(紅蓮のリベレーター)の感想はこちら

すごい……あの、あの……人の心がない…………

ドマやアラミゴの解放者になったヒカセンが、蒼天と同じく戦後処理に追われている最中に、もっと大きい戦争がやってくるお話です。
この解放戦争戦後編は話の流れが凄い丁寧で、「ああこの話の流れにしたかったから、先ほどあの展開にしたんだな」とわかるようになっています。また、逆もしかりで、「アッアッ、これが話に出てきたってことは、この後、アッアッアッ……」と、展開が読めて逆に辛いということになります。なりました……

漆黒へ向けての激動の章といえる部分でした。
ずっと傍にあった帝国という脅威に対して、きちんと向き合わなければならない時が来た。きっと本当は、戦後のその場所に武力での解放者の居場所なんてない方が良いのに、抑制力とかそういう理由もあってそうはいかない。
守りたい人たちの姿がそこにあるから、主人公は戦場だけではなく政治舞台にも出たりするけれど、さまざまなしがらみや思惑も相まって、全体的にどん詰まりなどうしようもなさが感じられる。全ての歯車が嚙み合わずに、徐々に好転していた事態は一気に坂を転げ落ちていく。
そんな現状を打破する手掛かりは、別世界にあった―――。

そんな物語です。
あと今回考察多めです、よろしくお願いします。過去作要素を用いたメタ読みも微妙にあります。

◆以下、ネタバレあり感想

●ドマの戦後について

ヨツユ関連、人の心がねぇ~~~!!!!

夜から逃げられなかった女を、蛮神化させて(=人の身を捨てさせて)からやっと夜から出られるということを示唆させて、人として死ねた時に黒色をなくして完全に夜から脱却させるの、マジで人の心がねえ〜!!
蛮神名が「アマテラス」か「ツクヨミ」だろうなとは、まあヨツユがそういう流れになった時から思っていたのですが、彼女が人の身を捨てないと夜から出られないことを示すようなヨツユに対して皮肉であるアマテラスの方か、どう足掻いても夜に囚われる運命にあることを示すツクヨミか、どっちが彼女にとってまだ救いがあったのかな……

「引き金を引いた男に優しくされちゃあ、もう生きていられやしない」というのが、切なくて仕方なかったな……
ゴウセツは古いドマの、良い意味でも悪い意味でも、象徴だと思ってます。なんというかな、ゴウセツもヨツユも、古いドマでしか生きられなかったんじゃないかな。引き金を引くほどに憎いドマを表していた男が優しくするのは、ある意味で、「これもまたドマの一面なんだよ」とも言われているようで。心の何処かで理解していたであろうそれを自分が受け取る日はないと思っていただろうに、記憶をなくしたとはいえそれ以外は変わらない自分に、差し出してくれる人がいるということを知ってしまったんだもんな。

刀で生きてきた男が刀を取り上げられて、ある意味での古いドマの被害者であった女と過ごすうちに、例えばヨツユに対して吐き捨てた言葉だとか、例えば亡くなった妻子のことだとか、そういった過去の己やかつてのドマにいろいろ向き合ったのではないでしょうか。
ゴウセツの忠義は揺らがない。ただ、変わりゆく街が眩しくて、変わりゆく主君が眩しくて、それを支えられる同僚が眩しくて。一人ではどうしたらいいかわからなくて、そこにツユになることによって一緒に変わってくれるヨツユがいたから新しいドマでも生きていけると思ったのに、ツユがいなくなっちゃったもんだから。でも死に場所と見て死んだり、ツユの所業の責任を取るべく自決するのは過去のドマの行いで、そんなものはツユは望んでいないだろうから。だから出家して旅に出たのかなあ、なんて思いました。ツユや妻子の形見でも持って、自分たちの世界を広げにいっているかもしれない。いつか旅先で会いたいな。

アサヒに関してですが、前回不安に思っていたようなピンポイント地雷は踏まれました。踏まれましたが人と通話しながらやれたし、そのあと紅蓮祭で花火SS撮っていたので、なんとか致命傷にならずに済みました。マキシマ……マキシマさんはなんで、帝国軍人なのにあんな穏やかで……な、なんで……?

ドマ町人地復興は頑張ってやってます。アラミゴも復興事業した方が良いのでは……と思っていたら、メ・ナーゴのお得意様が解放された。なるほどね、コンテンツ分けね。完全に理解した。

●暁について

泳ぎを頑張ることも帝国に向かうこともそこから更に無茶をすることも、全てのアルフィノの成長が嬉しいのだけれども寂しかった……。シンエヴァのゲンドウもこんな気持ちだったのかなって思いました……立派になったな、アルフィノ……FF14でシンエヴァに対する理解を深めるな
アルフィノが頑張っていることが、暁や盟主たち、果てにはマキシマさんやガイウスにまで伝わって、それが実を結ぶのがとても嬉しかったです。終始後方保護者面しました。マキシマさんはなんであんな性格で、帝国で今まで生き延びてこれたんですか?(2回目)

あとアリゼーが可愛すぎて終始親戚のおばちゃんと化していました。かわいいねえ……飴ちゃんあげようねえ……
そうだよね~~まだ16歳の双子の兄弟だもんね~~ってなりながら見ていました。アリゼーがどんなに勝ち気で気丈でも不安にならないわけが無いし、その不安を吐露して良い対象に俺はなったんだが~~!?!? って全世界に向けてマウントを取りたい。アリゼーを置いていくことが怖かったので、置いて行かれる方は甘んじて受けるとしよう……

ウリエンジェと「アリゼーが1番好きな親戚のお兄ちゃん/お姉ちゃん」ポジションを取り合いたいです。そして一緒にアリゼーの結婚式で号泣したい……うそ、まだ結婚して欲しくない……でもウェディングドレスを着たアリゼーは世界一可愛い…………
これは妄想なのですが、俺とウリエンジェがアリゼーに向かって「どっちの方が好き?」って聞くと、アリゼーはぽこぽこ怒りながら決められないに決まっているでしょ! って言ってきて、俺とウリエンジェは可愛い~~~ってなります。アルフィノに対してはクルルの姐さんと「どっちの方が好きなの」ってにじり寄ってガチの困らせをさせて可愛い~~~ってなりたいです。アルフィノの周りにからかい上手のお姉さんが多すぎるのが悪い。

賢人以外のNPCもフォーカス当たっていてとても良きです。リオルとかフェルミエが優秀なの、まじで好きなんだ……というか地味にリオル好きなんだ……新生から一緒の彼らが、漆黒に入るこのタイミングでも、存在感のあるNPCとして物語に関わってくれていることがとても嬉しいです。キャラとしてそこに生きているんだな、って思う。リオルとサンクレッドのエピソード、もっと聞かせて欲しいが!?
保護者賢人3人組は今から向かうから少し待っててな。

●謎の声の人物について

グ・ラハ・ティアだとほぼ確信しています。

というのも、4.3 – 4.5は何かしらの前振りが必ず行われています。例えば

・アライアンスレイドでドマ以外の東方に触れて東方の現状についての解説
→東方同盟の話(ここ、パッチ次第では本来は反対かも。でも反対でも成り立ちます)

・サドゥ(命を輝かすドタール族)とヒカセンの対決
→魂が呼ばれる、という話

といった感じ。ヨツユ関連で一連の流れが明確に見えていた前半とは違いますが、数珠繋ぎに話がつながっているのが解放戦争戦後編の後半です。

で、なぜ声の主がグ・ラハ・ティアだと確信しているのかというと、複数の要因があり、

・アラグ帝国についての話が凄い出てくる(ソル(アシエン)がアラグ帝国に関わっていたと明かす、魔大陸についての真相考察、アジムステップのアラグの遺物など)
→過去の冒険の中で出てきたアラグに関するキャラクターで再登場しそうなキャラ、で、ドーガやウネといったメタ的に過去要素サービスだと思われるものを除外し、声付きキャラになりそうでまだ声が付いていないキャラを考える
・メ族のところで、オスのミコッテの生態や、ミコッテ族の名前の読み方などについて説明やクエストがある(紅蓮部分ではありますが)
・4.5の最後で「クリスタルタワーに来い」と言われる(ほぼ決め手)

です。
いや、第七星暦編クリア時に「再会できるのかな」とか言っていたけれど、本当に再会できるとは思っていなかった……いやまだ確定はしていないけれど……

●アシエンについての考察(めっちゃ思考中。まとまってないかも)

アシエンについてまず思うのは、天体に関係しているんだろうな、とずっと思っていることと、新生の最後で過去作主人公(7、13、あと1人いた気がする)に姿の似たアシエンがいたな、ということです。

天体に関係しているんだろうなというのは、まず彼らの神がゾディアークということと、エリディブスとウヌクアルハイの名前。ウヌクアルハイはそのまんま(へび座アルファ星)。
で、エリディブスは最初目にした時から「なんかどこかで見たことあるような語感だな~」と思っておりずっと考えていて、竜詩戦争編あたりでわかったのですが、エクリプスでした。エクリプスを元ネタにしたお名前なのかと思います。ちなみに過去に目にしたのは真島先生のフェアリーテイルです、FTなことだけ覚えていたから読み返して探し出した。

で、FF14には原初世界と13個の鏡像世界が存在することが、紅蓮突入前に語られています。

14はFF14のナンバリング数であり、「クラウドたちのような姿をしていたのも、過去作を表しているのかな~」と新生クリア当時は思っていました。ただ、今回の解放戦争戦後編で明かされた、アシエンにはオリジナルと転生という2種類が存在すること(白と黒とは関係なく)設定により、このことは少し意味合いが変わってきました。

過去作についてのことは後で触れるので少し置いておくとして、ここで見方を少し変えて、13個ある鏡像世界について、「13という数字を天体で表す」ことについて考えてみようと思います。更に言うのであれば、歴代ナンバリング作品の中で11と14(これを原初世界と仮定します)が特殊(主人公が可変であるMMO作品)ということから、「12+1という数字を天体で表す」ことについて考えたいです。
なぜそんなことをするかというと、ウヌクアルハイが鏡像世界の住人であったこと、そして彼には明確な主がいることに、何か意味があると思うからです。エリディプスを独立させたい。

天体でまず12と言われて思い浮かぶもの。ゾディアークに関連するもの。言うまでもなく黄道十二星座かと思われます。また、黄道帯には十二星座の他にへびつかい座があり、これはウヌクアルハイ(へび座アルファ星)の主=エリディブス(オリジナルのアシエン)にあてはめることが出来るのではないかと思います。へびつかい座は黄道帯に存在しながら星占いには含まれていない特殊な(=特別な)星座で、近年では13星座式の占い方法が提唱されていたりします。
これで「12+1」セットの天体ができあがり、さらに言うとその+1は特別なものである、といえます。

次に大切になるのは、アシエンには特別な存在(=オリジナル)が存在する、という点です。上記で言うと+1(エリディブス)の部分です。
なので今度はこの+1を(エリディブス)+3(エリディブス、ラハブレア、エメトセルク)にしたいです。これは「12+1」を×3にするのが手っ取り早いですが、かといってどこからともなく持ってくるのもあまり納得できないので、持ってくるより前に増やせないかな? と考えるところから始めてみます。

ここでふと思ったのは、紅蓮パッチのアライアンスレイドでは、FFTやFF12といった、いわゆる松野作品(イヴァリースシリーズ)のオマージュやリスペクトを色濃く感じました。
そしてこれらには星座モチーフの存在(ルカヴィ)がいますが、彼らには対存在がいます。また、黄道十二星座自体に「黄道十二宮の天使」が存在し、天使と対存在になる亡者の存在もあります。黄道十二宮の天使および亡者自体は12個で、へびつかい座にはありませんが、イヴァリース作品にもへびつかい座の対存在は明らかになっていません。それを従順承知したうえで、今回の考え方に置いては対存在という概念がアシエンにもあるのではないか、「12+1」は「12+1+12+1」に出来るのではないか、ということが言いたいです。対存在の中身よりも、対存在という概念を重視して進めます。(エメトセルクやラハブレアが特別な存在でなくなってしまうので、むしろ中身重視でないほうが良いのかも)

また、黄道十二星座の天使は、堕天して悪魔になったとする説も存在します。天使の面と悪魔の面をそれぞれ独立して考え、「12+1」を「(12+1)×2」として考えることも可能ではないでしょうか。
ただこの場合、「対」存在なのだから、相対するもう片方の数字も上げて数えるべきなのではないかな、と思いました。「(12+1+12+1)×2」なんじゃないの、と。これで少し余分にはなりますが、目的であった数は満たせました。
ので、本当は「12+1」が4つ存在して、何かがあってオリジナルの方の1(エリディブス、ラハブレア、エメトセルクの3名ではない)が欠けたのではないかなあ、と思いました。

ここで過去作主人公の姿をしていたアシエンについてに話を戻しますが、これが転生組なのではないかと思います。
FF12に登場するルカヴィには、全部ではないにしろ、過去作を元ネタとするものがありました。FF14にも過去作ネタは多々あり、シリーズファンには堪らない要素です。例えばFF14新生部分で魔導アーマーが登場した時、「FF6の!」となったのは私だけではないでしょうし、マウント魔導アーマー騎乗時のBGMがティナのテーマであることは、「う~ん、わかってる!」と、FF6が好きなプレイヤーを後方彼氏面にさせることでしょう。しました。
ただ、アシエンのあの演出に関しては、そういった思考を逆手に取ったものだったのではないかなあ、とここにきて思いました。「過去作をモチーフにしているFF14の要素」ではなく、「FF14のオリジナル要素なんだけれども、それを悟られないために過去作のモチーフを纏っている」とでも言えばいいのかな。クラウドやライトニングをだしてFF7やFF13を表したではなく、過去作主人公のクラウドやライトニングの姿をしたアシエンを出すことによって、転生というものを表現したのではないかなあ、と思いました。

で、ここまできて、ふと思ったのが、「4種類の13は、トランプにあてはめられるのでは?」でした。いきなりトランプが出てきたと思うかもしれませんが、トランプは占いに用いることもあり、そこまで唐突ではないと思います。

何が言いたいのかというと、トランプは、数字組と絵柄組(と、絵柄組からさらに独立したジョーカー)に分けることが出来て、スペード(剣)、ハート(杯)、クラブ(杖)、ダイヤ(貨幣)の4種類がある、ということです。また、フランスタイプでは絵柄の人物に、実際に存在した人をモデルとして採用されています。ハートのクイーンに、スペードのクイーンを務めることはできせん。トランプのスートが変わると数字は変わりませんが、絵柄のJKQは変わる(=オリジナリティがある)のです。(フランスタイプは、Aはあくまで「1」であって「A」でないとされています。)
トランプは4種類の普遍的な12たちと、唯一無二の絵柄を持つ3たちと、あったりなかったりする1という見方をすることが出来ます。
絵柄をエリディブス、ラハブレア、エメトセルク。ジョーカーを欠けてしまったオリジナルアシエン、数字を転生組などの他のアシエンとして見ることが出来るのではないかなと思いました。

トランプや天体の概念などを元に組み合わせて、アシエンという組織が生まれたのではないかな。天体のくだりがちょっと強引な気がしないでもないので、他に何かないか探しておこう。もっと単純に、オリジナルアシエンは、太陽、月、エクリプスの3つ、くらいの可能性もあるかも。月は2つあって、1つは失われるものだし、もしかしたら月があってその月の1つが失われたものだった可能性もある。

エリディブス以外にも調停者アシエン(白アシエン)はいる(あるいはいた)のかなぁ。存在していれば十二星座の天使と悪魔が割と有力説になってきてくれたりしないかな、と思っているのですが。

ちなみに数字たちの一部を、概念はあるけれど不在にする(欠けさせる)、というのは過去作にも存在します(零式)。ので今回も、ジョーカー(あるいはロストした月)不在でもおかしくはないかなと思っています。
ジョーカーというのは切り札ですよね。ところでここに、何かにつけて切り札扱いされるヒカセンがいますよね。お前……まさか…………

追記(最初から追記というのも変な話ですが。別の見方を、ここまで書いた後に思いついたので、切替の意味も込めて)

「12+1」を無視すれば、対存在の数をイヴァリースのまま採用できるなと思いました。対存在がいる11体+いない2体、これを天使と亡者で×2をして「(11+2)×2」。特別な4とそれ以外の44。
これの何が良いかというと、22ってタロットの大アルカナの数なんです。特別な4以外にも役割を持たせることができる。小アルカナにスートの概念があるから、先ほどのトランプ概念にもうまい具合に絡ませられるかもな。

この考えの場合、特別な2つを切り離して考える理由だけ悩みます。MMOの11と、デフォルト主人公が決まっていない(パーティ可変)の1とかどうかな。割とありな気がする。

●アライアンスレイドについて

すっごいイヴァリースじゃん!! って思っていたら、松野さんが現れました。今回のアライアンスレイドが松野さん脚本ということも知りました。つまり松野さんの新作じゃん!!(じゃん!!)

松野作品としてもFFの一つの物語としてもRPGの一つの物語としても良かった……しみじみ……
人種や両親から注がれるものというのは、アイデンティティの形成に関わってくるものです。ましてデュライ家にとっては一族の悲願も双肩にかかっているわけで。ジェノミスやラムザにとっては大きいものでしょう。
けれども今を生きているのは彼らなわけですから、アルマが妹として娘として、今を生きる家族を心配してアルテマに囚われてしまうというのもよくわかる。
娘として父親にちゃんと見て欲しいというのもよくわかる。生きている人が何より大切だけれども、死者は会えないからこそどうしても思い続けてしまう。

レジスタンスたちが祖国のためにたたかいの道を選ぶのもアイデンティティを守るため。フランが捨てた故郷を懐かしんで守るために光の戦士をオーボンヌに案内するのも、アイデンティティを守るため。

登場人物たちの行動が、全て各々のアイデンティティ形成に基づいていて、見ていてそういう「どうして」がないんですよね。そして純粋にお話として面白い。う~好きだ……

ただ、ガレアン人と思われる劇団員くんは私に殴られる準備をしておいてください! いいですね! いや祖国というアイデンティティを重視する彼の行動もわかるんだけどさあ……わかるんだけどさあ……! 

●アレキについて(オルシュファンについて)

※今回のBGMです。

アレキをまさかのこのタイミングで終わらせました。蒼天部分じゃね?
それは置いておいて、蒼天パッチの直後にこの話を持ってくるの、人の心がねえ……となりました。自分を守った人の話を続けてして、否が応でも先に進まされるヒカセンと、一緒に留まることを選ぶことが出来たミーデの対比のお話する!?!? お、俺もお前(オルシュファン)の元に行きたいが〜〜〜!?!? 全てを捨ててお前の元に行きたいが、お前が守ったものを代わりに守ったり慕ってくれる双子がいるためにできないが~~~!?!? くそ……来世で待ってろ…………お前の盾と世界を巡って思い出を増やして会いにいくから待ってろ………………

余談ですが自機がメスラ・ゼラなせいで、ミーデとより対比的に感じました。ラウンドロクス見ていると、俺は双子を置いてはいけない……
私はオルシュファンに向かって泣き笑いを見せた自機は、可哀想なほど可愛いと思っているので……まじであのシーンの自機の笑顔がたまらなく可哀想で可愛い……ひどいなこのプレイヤー……(プレイヤーと自機の乖離)

それはそれとしてアレキのBGM、イイですね。機工士などのちょっとスチームパンクな感じとマッチしていてとてもイイ! 彼女たちのこれから幸あれ。

いや~……面白いね……FF14、面白い……
絶対、このタイミングで噛みしめることではないとは思うのですが、漆黒に対するわくわくが凄いので……ぜったい体力使う感じのエピソードが来るんだろうなという確信もあって少し怖いですが……

エドモンが出てきたのにも意味があるんだろ!!!! わかってんだからな!!!! お前は俺の家やぞ!!!!(????)

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メギド72 そして灯火は静かに消える 感想

メギド72公式サイトはこちら。(追記。ドメイン変なところに買われたようなので、リンク外しました)

フルカスに一目惚れしてリセマラしたは良いもののほぼ放置をしており、育成素材をたまに集めているプレイングスタイルでした。
やる気がある時にイベント復刻されており、手を出したら「めっちゃ好き~~~~!!!!」となったので感想書きました。本編もやります。
ちなみに、たまたま入手出来ているフォラス以外はミリしら状態です。

以下ネタバレあり感想。

●フォラスとデカラビアの関係性について

いやまじでここの関係性が好き。
互いに唯一無二ではないんですけれど戦闘中に命預けられるくらいには信頼していて、仲の良い人を他人に聞かれた時にどちらも1番に名前をあげないし、価値観もめっちゃ違うのですが、「あいつの価値観はそれで良いんじゃない」って互いに思っていそうな関係性。

フォラスが自分自身を俯瞰で見ているつもりで俯瞰しきれずに悩んでいるところにたいして、デカラビアがフォラスの愛情とか優しさとか身勝手さとかを理解しているのに、自分の口では本人に伝えないというのがまた「めっちゃいい……」と味わっていました。
良い意味でドライ。ウェット過ぎずに、なんていうかな、目の前で片方が死ぬ時に「こいつなら復讐しないでくれるな」って死を預けられるし、残された方も復讐とか考えていないんですけれど、いざ何かの拍子に仇を倒した後に死体に向かって「あいつの分だ」みたいな感じで一撃死体蹴りを付け足す感じ……伝わるか、これ……

●フォラスの愛情について

研究者気質であることを自覚しているし、結婚も子作りも家庭生活も、全て研究欲が先だって行っていることに間違いはないと思います。
でもその研究の過程で愛情が生まれて、その愛情が、他人から見れば間違いなく愛情なのに、始めた理由が理由なので、他人に誇れる愛であるのか、当の本人に自信がない。

それでも間違いなく、身勝手だろうが独善的だろうが、「愛情」なんだということを、死に際に際して泥臭く自覚したのが良かったです。

彼は見たところ社会性がとても高く、ヴィータに合わせることが、メギドの中では比較的行えるほうであるように見受けられます。もしかしたら、自分で思っているほどメギドらしくないのかもしれません。
そんな彼が、妻や子供に対してあれこれ悩む時点で、そこに愛があると周りから見れば思うのが本当に好き。

●デカラビアのパーソナルについて

父的役割存在」に対する何かしらの過去があったのかなって思っています。父的役割を、全うできなかったか、全うされなかったか、全うされたことがあって(もう会えなくて)尊敬や愛情の念を持っているか、全うできなかったから全うしているフォラスに対して好意的か。なんにせよ、フォラスに対する態度を見る限り、悪い思い出ではないのかな、と。

どちらかというと父的存在がいた系かな~。デカラビアはどことなく、露悪的というか偽悪的な印象を受けるのですが、それがどことなく保護者の愛を受けたいからちょっと悪びれる子どものようにも見えるな、と。愛を試しているんですけれど、愛が返ってくることを確信している方の子どもね。父的存在に愛を注がれていたのではないかな。

●ウコバクの愛情について(モノバゾスの愛情について)

兄との愛だけが彼女の心のよりどころでした。
ウコバクとモノバゾスにとって最大の不幸であったことは、都会に出ることが出来なかったということです。田舎の狭い世界しか知らなかったということです。メギドラルに帰ることが出来る方法が、すぐ傍にあったことです。
もし彼らの傍にメギドラルへの帰省方法がなく、メギドラルに帰るための方法を探すために旅に出よう! みたいな感じで二人が旅に出て(周りからは駆け落ちと思われるでしょう)、他のメギドと出会うことが出来て、彼らの世界が広がれば人間関係形成をできた後に互いがメギドであることを知れたら、仲の良い兄妹で終われました。

メギドから見てもヴィータから見ても異質だった兄妹。それをカムイはおぞましい話と評するのですが、フォラスは情熱的な愛だと肯定し、それどころか羨ましくも思っている。ヴィータの家族がいてメギドの仲間たちや主(ソロモン)からも信頼を得ている男から認めてもらえたのが、ウコバクにとっての愛の肯定になり、救いになったのでしょうね。

メギドは個の生き物であることはイベント中でもさんざん言われているのに、それでもメギドラルとしての生命活動が終わるという前提があるとしても、「俺と一つになってくれ」と頼んでいるあたり、モノゾバス側にも愛は確かにあったんだろうな。

しかしジェヴォーダンを看取るウコバクも最高だったな……最高の女だ……俺はジェヴォーダンにNDKしてたけれど、ウコバクさんはそんなことしないんだろうな……好きだ…………

いや~しかし良いストーリーでした。どことなく、性的マイノリティの悩みの本質に近いようなストーリーでもありました。
ソシャゲの期間限定イベントストーリーなのにめっちゃ踏み込むな!? と驚いていました。メギド72すげえな……絶対この記事で触れていない、イベントに出てきたキャラにも選出理由があると思うので、楽しみにしつつ本編プレイします……

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RTA in Japan Summer 2022 感想

RTA in Japan Summer 2022 お疲れ様でした!!

2021年夏から見始めている新参ですが(RTAは動画をちょいちょい見ている)、RiJがすっかり私の中で夏と冬の風物詩になりました。有観客だと拍手が聞こえて良いですね。オンラインで深夜にも配信できるし、オンラインとオフラインの良いところ取りな開催だったのではないかと思います。
ちなみにガチRTAもお遊びRTAも、ガバからのリカバリーを見るのも好きです。

全部見たことだし、どうせだし軽く感想など書いてみた次第。2021年も全部見たのですが、「あのくだりってどのゲームだったっけ」となりました。前回全部の感想をまとめている人を見かけてなるほど~と思い、自分も2022夏から実践してみる。自分の備忘録の意味合いが強いですが、良ければぜひ。
Twitchのアーカイブチャプターがたまに少し変なところに飛ばされることだけどうにかしてほしいかな! 仕様なのかしらん。

今回は、閉会式でRiJ主催のもかさんが、チャリティーイベントにしたきっかけなどを語られています。ゲームだけでなく、そちらもぜひ。
「マリオをはやくクリアすれば命が救える」ってね、良いことですよ。言っていることは「歌は世界を救う」とか「走りは人を感動させる」とかと違いありませんしね。

~ここから感想~

●地球防衛軍5

RiJが始まったな~って感じがするスタートでした。EDFコールはぜひ、口に出しましょう。国境なき医師団さんからの地球防衛軍のつなぎ、良いですね。地球防衛できているのかはさておき。
地球を守るためにタワマンも破壊するし、前転で壁も破壊する。敵も倒す。無双に進みすぎて爽快なのですが、「そういうゲームじゃねえから!」といった進み具合。見ていて快適なのでぜひ。いやまじでね、PSPのEDFやったことあるからわかる。あれはおかしい。爽快が過ぎる。

●AKIBA’S TRIP2

協賛企業である無敵時間さんのTシャツを着ていなければ即死だった走者さんによるRTA。ワイプの時点で厚着だったのでなんとなく想像はできていたのですが、勢いが良すぎてだめだった。直後に来るオタクくん特有の早口と合わさってもうだめだった。おかしなこと言っても良い? こういうの大好き! 01:51:00のあたりから見れます。
モデレーターさんが少し大変そうなゲームではありましたが、走者さんの勢いと丁寧な解説さんも相まって、行き過ぎたコメントもほぼ見当たらない。おばあちゃんも安心です。

●Castlevania 白夜の協奏曲

悪魔上ドラキュラシリーズの1作。このシリーズの走者は変態の動きをするので、基本「?」になると思います。これの前2作もRTAの動きだったのですが、ここで改めて「RTAの動きだ……」となるような作品です。
しかも一緒に居るのは解説さんではなくガヤさんですので、走者が解説を兼ねている状況。あの動きをしながら解説できるのは冷静にヤバイ。急遽ガヤさんが入ったってのがまたええんや。

●Ori and the Blind Forest: Definitive Edition

気になっていたゲームだったのですが絶対難しいよな……と思っていたので今回見れて良かった! 綺麗な世界観とゴリゴリの殺意が伝わってきます。難しいゲームの中でイベントやムービースキップ技も確実に決める走者さん、べね!
解説さんが解説初めてとのことでしたが、最初の方こそ緊張が伝わるものの、丁寧だし聞きやすい解説。安心して走者さんも解説を任せていたのではないかと思います。

●VVVVVV

こちらも気になっていたけれども、高難易度故に手を出せなかった作品。なんて読むのだろうとずっと思っていましたが、読み方は「シックスブイズ」とのこと、ほへー。ストーリーでテレポート装置が異常発生してばかりでつい笑ってしまった。
ちょっと頑張ればクリアはできそうなのかなと思わせる「Ori」に対して、こちらは「いや無理です」と思わせる難易度。普通にクリアするだけでも難しそうなのに、そこに更にRTAを加えるとは……。RTA走者の人間離れが昨今囁かれているのも納得です。

●SKYGUNNER

いつか遊びたいと思っている作品! 比較的優しめの値段とはいえ、プレミア価格が付いています。リアルで見たことがない。自分でもやってみたいな~。空を飛んでいる感覚が気持ちいい。
人によっては少し酔うかも、といったゲームです。そういうときは画面真ん中から視線をずらさないのが良いらしい。そうなの? マウスカーソルなどを目印としておいておくとわかりやすくて良いとのことです。
アンタらほどの男たちがバグの条件分からないなら、誰もわからねえよ……。

●Minecraft

今年初の並走枠! シード値がまた粋です。最初の方はゲーム音声がうるさいので注意(解説さんが2人いるので、チャット欄のそこらへんも触れてくれます)。
走者さんたちは解説音声聞こえない状況ではあるのですが、走者さんたちの悲鳴が聞こえてとても面白いです。全てランダムで常に臨機応変が求められるゲームのRTAならでは。見てるに限るな! 三角関数の復習をしたい人はぜひ。

●ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー 電流イライラ棒

第2回最速イライラ王決定戦! さっきから感嘆符が多いわね。
第1回があったことは聞いていたのですが、こういう、何人かの同時並走形式とは違う、トーナメント形式のRTAも良いですね。ガバや接戦も多いし、一戦一戦が丁度いい短さなので、「ちょっと気分転換に何か見て笑いたいな」みたいな時におすすめ。
決勝戦が特に見所さんです。予備のくだり、ほんま好き。浦風藤内か?

●ゼルダの伝説

イライラ棒で戦うリィンク。プレイしながら解説も滞りなく行っているの、やべえよやべえよ……。個人的に好きなところは、おじいさんとの遊技場ですね。マネーメイキングゲームという技名がもう好き。
あと「リンクが今更壁抜けられてもみんな驚きませんよね」という走者さんに対して「まあたしかに」「それはそう」となるコメント達も好きです。それはそう、まじでそう。

●ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

ビンゴという珍しいRTA方式。こういうRTAもあるんだな、と純粋な驚きと喜び。幅広い遊び方、大好き!
解説者さんが少し、いやかなり忙しそうですが、的確に解説してくれています。誰よその女!
ムジュラはまだプレイしたことがないのでいつかしたいです、ストーリークリアで遊びます。

●ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

今回のゼルダシリーズの中でも特に長い。ミドナは知っているものの内容をマジで知らなくて(姫川リンクの中でも最近の作品ですよね? 昔の方しか読んでいない……)、新鮮な気持ちで見ていました。雰囲気が好き。
トワイライトというとルパン三世のトワイライトジェミニをまず思い浮かべる羊なのですが、2作とも砂漠というか中東っぽい雰囲気がどことなくある作品ですね。トワイライトってどことなくそういう雰囲気がするのかな。

●まじかるキッズどろぴー

まじあかる走者さんとまじかる解説さんによるまじかるゲームなRTA。マジカルやら突然マッチョマンやらで、冒頭から情報量が多すぎです。
ドロピーかわいいのに、まさかのロックマン方式のガチゲーム。雰囲気もわりとメカメカしいダンジョンも多い、まじかるとは……?
6種類(7種類)の魔法を駆使して、あまりにも華麗に攻略していきます。

●ロックマン7 宿命の対決!

ロックまじかるどろぴー7 宿命の魔法!
開幕少し放送事故ありつつも、問題なく始まりました。走者さんの心拍数は事故っているかもしれない。
ロックマン系統やマリオもそうなのですが、プレイヤーの技術に依存するので、へたくそには通常クリアが難しい……。RTAもですが、お上手なプレイという意味でもお見事です。

●ゾンビ式 英語力蘇生術 ENGLISH OF THE DEAD

今年のRiJは勉強枠(?)が多かったですね、このゲームは英語の時間でした。いや日本語の時間なのかもしれん、どっち?
しかも今年初の海外人兄貴! 解説兄貴も開幕挨拶で海外人兄貴かと思ったら日本人やったわ。第二言語の会話はあるあるだそうですね(お互いにネイティブの人に通じるか確かめたいから、相手が第二言語のネイティブ圏だとそうなりがちらしい)。
英語→日本語に翻訳された状態→を更に英語、は、日英辞書と英日辞書と英英辞書を使うようなものなので帰国子女や海外の人には逆に難しいと聞いたことがありますが実際にはどうなのでしょう。何にせよお見事なRTAと解説です、おすすめ。あとちょいちょい解説さんに、画面で反応する走者さんも必見。メンドクサイワ!

●大乱闘スマッシュブラザーズDX

目隠しでするもんじゃないんだよなあ……走者さん誰や……と思ったら目隠しマリオ64のBubzia兄貴でした。毎回特別な目隠しRTAしとるな! ちょっとラグがありますが、海外走者兄貴ですからね。ご愛嬌ということで。
RTAとしても素晴らしいですが、もうそういった次元じゃない。走者さんは目隠しをしていますが、見る方はぜひ刮目してご覧ください。解説さんも良く走者さんの考えていることを読み取って解説できますわね……。

●カービィファイターズZ

仲間カービィが邪魔なのではと思っていたら実際にそうだった、ふふふ。ゴリ押しだけれども最適解だな……と納得させる戦術。
大舞台だし朝早いし人数が増え始めた時間帯だしで、解説さんが台本オリチャー発動するところもありますが、走者さんも笑いながらフォローしたりチャット欄で大丈夫だよwとみんなコメントしていたりと微笑ましい。本番の魔物はいますからね。こういったオリチャーを見るのもRTAの醍醐味だと思います。

●星のカービィディスカバリー

カービィの新作、RTAはええ! 世界1位コンビによるRTA。解説さんがずっと、カービィ「ちゃん」と一貫して呼んでいるのが良い。観客さんが着始めて現地拍手がいるもの良い。星のカービィ ナイスリカバリー。
ワドルディが出るたびにわにゃわにゃするコメント欄も見所さん。ちなみに助けられるワドルディはさほど手間のかからないワドルディに限られています、なんたってRTAですからね。コントローラーをあごで操作している箇所も……あごで操作ってなんやねん!?

●ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

シレン系ゲームをRTAするの、常に臨機応変に最適解を出すことが求められるのでマジで凄いと思う。バックアップ走者さんたちをパートナーの名前に使用するのが粋ですな。乱れ突きは1回使われたら2度死ぬ。
実況がとてもお上手なのにコイルが出てきたときに限界オタクになる解説さんも見所。去年のアトリエRTAで解説さんがイケメンが出てきた瞬間に本性表しているのが大好きで偶に見返すのですが、この方も同じ香りを感じる。

●ポケモンレンジャー

これ幼少期やってたし、当時挫折したし、2019年にやっとクリアした!!
いやマジで難しいんですよ……一度やってみてほしい……まさかこのゲームのRTAがあるとは……
走者さんすごい上手だからわかりにくいですが、初代が本当に仕様が鬼。タッチペンを画面から離してしまうと、キャプチャがやり直し(続編では改善された模様)、DS初期作品あるあるですが移動がタッチペンオンリーなど、難しい要素が満載。子どものことを考えるですよ。動きが本当に的確で見事です、訳が分からん。改めて見るとドット絵なめらかでやべえな……。

●スーパーマリオブラザーズ

ギネス記録兄貴さん!?!?
シンプルなゲーム故に、各人の腕前がいかに高いかがわかるRTA。19分台の記録を全員がお持ちという中で繰り広げられる“ガチ”の戦い、目が離せません。
解説さんもご丁寧で聞きやすいし、わかりやすい解説。見所さんもちゃんと教えてくれます。なんで4画面解説できるんですか?

●スーパーマリオサンシャイン

昭和のマリオから平成のマリオへ。令和のマリオは少しお時間が離れています。
解説さんの方がRTA順位が上らしく、赤ペン先生と化している。身内特有のガバを許さない解説さん。とはいえ飴の鞭の使い分けもうまく、走者さんのお上手なところはちゃんと褒めてくれます。
バグ技使用はほぼなく、実力で観客を「わからせ」ているってワケ。

●ヨッシーのロードハンティング

知らんゲームだ……。スーパースコープを使用するゲーム、スーパースコープってゲームスマブラのあれかあ! ブラウン管でないと使えないようです。ドット絵とかもなあ、ブラウン管の方が綺麗だしなあ。レトロゲーム用に買うか正直悩んでいます。
レトロゲームあるある、一見かわいいけれども絶対難しいやつです。普通のプレイ動画感覚として見ていて面白いので、RTA初心者にもおすすめ。
ヨッシーが何かにつけて振り返るのですが、コメント欄がこっちみろ派とこっちみんな派でだんだん分かれてくるのがじわじわくる。

●ロックマンX

あまりにも滑らかにクリアしていくので難易度がわからなくなる罠。確かな腕前だけではなく、細かなRTAテクニックも決めていきます。テンションがあがる解説さんを見ているとなんか、テクニックがよくわからんこっちまで嬉しくなっちゃう。波動拳強すぎない!? ハドケン!
ちなみに3回ほどロックマンが身投げしますが、波動拳のためのアポトーシスです。間違えないようにご注意!

●忍者龍剣伝3作リレー

感染対策も考慮した物理リレー。3人の走者さんでお互いの解説も兼ねています。
ノーストップで進んでいく早すぎる忍者……俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。ワザマエ!
前作全箇所において基本的にすげぇ……となる、見ていて気持ちの良いRTAです。ワンミスからのリカバリーがなかなか大変そうなゲーム、リカバリー技術にも注目ですぞ!

●テイルズオブシンフォニア

テイルズ枠。長丁場間+やる予定で積んでいる作品でしたので、部分しかリアタイしていない、かつ、アーカイブも後半は作業BGMと化してかけていました(他のゲームでも同様のが何作かあります。マイソロ系はプレイしているのでびみょ~に設定を知っている)。
長時間枠はRiJだと深夜~早朝になりがちで大変そう+寄付金投票の対象になりやすいのでプレッシャーも大きそう、ですが、挑戦するだけでも充分凄いRTAの花形でもあるうえに、走者さんと解説さんのテイルズ愛が伝わる楽しいRTAです。ラジオ感覚で聞けるぞ!
悲しきRTAマシーンのくだりはリアタイしていました,こればかりはリアタイできてよかった。ありゃミーム化するわい。悲しき○○マシーンの利便性が高すぎる。

●マリオカート ダブルダッシュ!!

知らんマリオカートだ。ノコノコが真面目に走ったり真面目に走らなかったりします。赤甲羅をドライブ技術だけで避けたり(!?)恐ろしいほどに上手なコーナリングなど、真面目に走っている時ほど見惚れる走り。手元カメラもありますので、コントローラー捌きも見れますぞ!

●ファイナルファンタジーVII インターナショナル for PC

こちらのFF7も、原作リメイクともにやる予定で積んでいるので、シンフォニアと同じ感じで見ていました。しかしあまりRTAで飛ばされるストーリーなどは触れられないのであった! これからプレイする人にも安心ですね。いやまじで、1時間半経過後から見せてきた怒涛の展開、何????
元気な上に声が聞きやすい走者さんと解説さん、べね。そしてくまちゃん。
初戦後にエンカウント調整がすぐに始まり、走り中常にエンカウント調整されているというガチさ。軽快なトークとガチなプレイング、良いゾ~!

●聖剣伝説Legend of Mana HDリマスター

メイン解説さんが女性! 今大会初? お上手で聞きやすいです。夢の国キャストさんとかにいそうな感じ。いってらっしゃ~い! って言ってほしい。笑っていいんですよ? を始めとした言葉の圧が個人的にツボです。もう一人の解説さんも詳しい方だし、話すテンポが丁度良くて聞きやすい。寿命で日割りとかいう概念、思いっきり笑ってしまった。布教の時に積極的に使っていきたいですね。
4走者さん4画面あって同じものを走るのですが、やはりマリオとかに限らずRTAは走者さんたち個人によって入力速度とか癖とか違うんだなあ、と感心。RTAは深い。外人走者さんたちのコメントがまたあったけえんだ……。

●エストポリス伝記Ⅱ

走りも行う、解説も行う、状況再現も行いながら、そこからのガバリカバリーも行う。そして解説を除いたことは全て頭の中に入っている。なんで?(なんで?)
いや本当、パズル要素があるゲームだし状況再現で覚えることが多いのに、プレイしながら話せているのがすごい。しかも解説も丁寧!
RTAマシーンって言われてて笑っちゃった。ちょいちょい入る人間アピが人間アピにならない走りです。すごい。ガチモードで電卓使うあたりがまたすげえんだわ、想定内だから用意してたってことですよね……。

●アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜

なんだこのゲーム(困惑)。まじで知らなくてずっと笑ってた。走者さんの愛が感じられるRTAです。なんで最近になって、RTA公式ともに動きがあるんですか??
走者さんやカナダネキ、チャート作成兄貴など、めっちゃ愛にあふれる方が多いことが伝わってきます。ムービー見せたいがためにRTA大会でレギュ新生するって何? 世界記録を25回更新って何??

●Miner Ultra Adventures Director’s Cut

走者さんの恰好からして笑ってしまう。なに……この、この……なに? 2面を見たときにLSDを思い出してしまった。
走者さんは去年のコーヒーゲームの走者さんだということで。あっ……(察し)。短いながらになかなか濃ゆい時間でした。タイトル画面で「i」だけ小文字なのはなんでなのでしょうね。

●ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator

初期画面からもう笑かしてくるずるさ。キャラメイクがあることも知らなかったので、ゲーム内容にもRTA内容にも笑ってしまった。そんな笑いの中で、3人並走を全て実況する解説さんの手腕もお見事。因みに解説さんはFF7の解説さんと同じ方です。普通の鹿はEDFだった……?
公式Twitterさんが困惑していて笑ってしまいました。お前が始めた鹿の物語だぞ。

●たけしの挑戦状

RTA中にお手洗いに行ける時間もある。そう、たけしの挑戦状RTAならね。ダッシュでお手洗いから帰ってきたようである走者さんはある意味見所さん。マクロスじゃないのに急に歌うよ!
1時間放置するという情報しか知らなかったので、1時間以内にRTAできることにまず驚いてしまった。必須ではなかったんですね……。

●Paris Chase

ナイスセーヌのミームで有名なあのゲームがRTA in Japanにもやってきた! セーヌインのミームが日本では生まれました。くらえ、必殺! セーヌイン! 押し出し! パリクラッシュ!!
なんか……もうね、俺が何を語っても蛇足な気がする(?)。常に見所さんです。全部見て、見ろ。

●ソニックライダーズシューティングスターストーリー

あ、アレじゃないレースゲームだって聞いたんですけれど! ど!
こういうサイバーパンクな感じの世界観、スコティッシュフォールドですわ。ソニックBGMなどの宣伝の流れもおしゃれ。
淡々と決めるテクニックですが、絶対難しいだろこれ……と感じさせます。間違いねえ、この走者さん……「猛者」だ……! いやまじで、なんで解説も兼ねながらできるんですか?

●ドルアーガの塔

ドルあぁん! ガの塔。「渋い声の走者さんだあ」と思っていたら随分とかわいらしい喘ぎ声、悲鳴は素直だね……(?)。AKIBA’S TRIP2よりもモデレーターさんが忙しいって何事?
喘ぎ声に惑わされがちですが、ドルアーガの塔を完走するというだけでとても凄いことです。ちょっとほっこりする懐かしエピソードも聞けますのでぜひ、喘ぎ声の方が割合多いけど。個人的には、会場の後方にいる人たちの反応も好きですわ!

●Chinatris

解説するには余白が狭すぎるゲームとのこと。漢字の時間だ! しかし見知った漢字たちはすぐにいなくなり、読めない漢字だらけになります。いやまじで、難解漢字なのか、中国の方で使われている漢字なのかすらわからない。理屈はわかるんですけれど、出来る気がしねえ……。
ミスった(ミスってない)というシーンがありますが、まじで何をどうミスったかがわからない……。

●EQUALINE

続いて算数のお時間です。算数……?
音ゲー勢が走者さんに多いらしい時点で何かがおかしい数字ゲーム。すご……すごくない? 先ほどとは違って場面に出ているものは全部意味がわかるのに、だからこそ走者さんのスピードに「わからせ」られて驚愕するRTA。
開発者さんが後ろにいる状態なのですが、後半頭抱えているのが面白い。あんたが開発者やぞ。

●ぷよぷよ~ん

プロの走者さんと、公式解説者さんのコンビによる、名作RTA。ぷよの宿題、みなさんも出ていましたよね? いっけね、オワニモの練習しなくちゃ!
私はぷよぷよ~んの(というかコンパイル時代の)ウィッチが大好きですので、本作のRTAめちゃ楽しみでした。ぷよぷよ~んのスキルと走者さんのスキル(腕前)でさくさく進む本RTA。ぷよぷよの連鎖もお見事です。
ついでに終電RTAもされています、なんで? 間に合いそうとのことでしたね、なんで?

●ストリートファイター2ターボ ハイパー ファイティング

基盤勢だぜ! インド人を右に!
ひたすらにうまいことしかわからない。このわちゃわちゃ深夜枠がたまらない。二人で走りながら解説しながら雑談しながらわちゃわちゃしている感じ。イイぞ~。レースで勝った方の走者さんは練習では1回しか勝ったことがなかったとのこと。う~ん、本番って感じがしてこれまたイイ!
格ゲーって、専門的な知識を持っていても持っていなくても、それに応じた楽しみ方をすることができるところが良いですよね。

●最後の忍道

変なゲームで走る走者さんによる激むずゲームのRTA。愛憎入り混じった解説時間があり、その愛憎具合に笑いつつも「な、なんでこれを走ろうと思ったとですか……?」という気持ちが出てきます。しかもアーケードやぞ、いや本当に何をきっかけに走ろうと思ったんです……?
走っている最中もずっと愛憎入り混じっていて本当草生えちゃう。
走者さんのお兄さんは寝て♡

●ENDER LILIES: Quietus of the Knights

気になっていたけれど、プレイしたことのないキャッスルヴァニア系だから躊躇していたゲームだ! 見る限り、キャッスルヴァニア系にしては初心者にもやさしそう。キャッスルヴァニア系のRTAなのに壁抜けを使用しない……?
雰囲気もBGMも良い。全てのボスを愛してもらえるように設計したというところも良い。静かなゲームということもあり、走者さんも解説さんも比較的静かに走りと解説をされています。このゲームが本当に好きなんだな~と伝わってきます。

●弾銃フィーバロン

じわじわと上がっていく走者さんの心拍数、プレイ始まってから少しずつ下がるのは何でなのでしょう……。
手元カメラが備わったシューティングスーパープレイ枠です、トゥルーファイナルボス!?!?
まあ手元カメラ見ても、すごいってことしかわからないけれどね! それにしてもイイ手だ……そして忙しそうだ……。

●ポケモンスタジアム金銀

巻き進行で走者さんの仮眠時間がずれ、予定を変更してのお届け。チャット欄ににゅるっと現れるな、深夜だし巻き進行だしなんだから謝るな。走者兄貴の元気にRTAしている姿が見れたら、視聴者はそれだけで十二分に幸せなんや……(BIG LOVE)。
リセマラ必須というなかなかに辛いスタート。エレブーが必中かみなりで走者さんを支える姿は涙なしでは見られません。ブラッキーとケンタロスは、うん。

●Elden Ring

俺が、俺たちが、エルデンリングだ!!
エルデンリングの世界に転生したエレブーが、ぴえん侍になって王を目指すのRTA。黄色のカラーリング笑うのですが、随所随所で見やすくて割と効果的でさらに笑う。解説さんが丁寧でわかりやすいゾ。
RTAに関係しないことはわからないという、これぞまさにRTAマシーンという発言をする走者さん。ぴえんRTA(申請していない)やっていたのは、まあ悲しきRTAマシーンと言われてもしかたないよ。

●Cato

いわゆる「バター猫のパラドックス」(「絶対に足から落ちる猫」vs「絶対にバターを塗った面を下にして落ちるトースト」)をテーマとしたフリーゲームです。
本番の魔物で、稀によくあるバグが多発しています。う~ん、ライブって感じがして良い。バグの再現性が良くわからないっていうのが、猫の気まぐれさを感じます。
I am bread.でもパンは動いたからパンは動くものって判断するコメント欄、何?

●ファイアーエムブレム紋章の謎

まさかのサトシが走者さん。深夜からワイプに映られていたので、コメント欄が全員「ポケスタ走者さんかな」と思ったら、まさかのそうではなかったというね。笑ってしもうた。
確かな知識によって裏付けられた怒涛の1ターンクリアは本当にお見事。無犠牲カテゴリRTAもYoutubeにあげられているとのことなのでぜひ。
この枠も現地観客さんが入場し始めた時間帯なのですが、「後ろの席に増援湧いてる!」となるコメント欄が面白かったです。

●マリオ&ルイージRPG

迫真の連打音。真面目なRTAと見せかけて、後半にいきなりぶっ壊してくる。上に注意書きがあった時点で予感はしていたんだ……
ラスボス戦に事故という、RTAで一番盛り上がるような事故。そこからのリカバリーは本当にお見事です、固唾をのんで見守りましょう!
それにしてもアルファドリームのぬるぬる動くドット絵は本当、いつ見ても素晴らしい。

●スーパーマリオブラザーズ3

サクサク進んで気持ちの良いRTA。ちょこちょこ走者さんが音ゲーしているの、好き。サービス精神に震えな!
マリオ系はうまさはRiJ見る層なら、時代作品を問わず、問答無用でわかるのがまたええですよね。強制スクロールステージが精神安定って何?
実況の方が普段格ゲー実況を良くされている? らしく、よどみのない解説。ずっと喋っているのにずっと聞きやすいのが本当すごい。

●Yooka-Laylee

う〜ん、レア社を感じるゲームだ。良い……。クレイアニメを見ているようなかわいさを感じます。通常100枚必要なペイジーを11枚に収めるのはおかしい。
壁抜けとかが開発の杜撰に見えない不思議。作り込まれているからでしょうね。頻繁に出口から入るの笑っちゃう。

●ツヴァイ!!

不思議のダンジョン系? なのかな? 世界観や設定がとてもかわいい。かわいい女の子が食べて強くなるだなんて、もうそれがまず最高なのよ。2D3D移行期特有のこの感じが、またかわええんじゃあ〜! 3Dポリゴンだぁ!
走者さんも仰っていたけれど、BGMがほんまええのよ。聞きほれちゃうわね。

●機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V

はい、ではこれから政治のお時間が始まります。走者さんが解説さんを兼ねているのですが、ジオン訛りでイイ! それはさておき、教授や先生みたいな話し方で、本当に講義を受けているような気持ちになる。戦いは数だよ兄貴。
おっとりした話し方で物騒なゲームを淡々と解説していくのがくせになっていきます。しかし鮮やかに侵略と全滅をしていくな……

●溶鉄のマルフーシャ

辛いゲームが続くな……積んでいるゲームなのですが、なんもストーリーわかんなさそうなので良いか! と思ってみました! 常にお祈りしているゲームです。お祈りが最後に届くところ、みて!
解説さんが用意した製作者からコメントがに揺さぶられる走者さん。RTAの真の敵は、身内にいるのだ……

●バトルトード&ダブルドラゴン

アキネーターを破壊したゲームのRTA。走者さんも解説さんも、名前がアレ。
「このクソムシ(走者名)」や「貴方は狂っている(ライバルの海外人兄貴からの、走者さんに対しての称賛の声)」という、出てくる言葉やエピソードがいちいち強いよ!

●GeoGuessr

さてみなさん、地理のお時間です。いやまじで笑ってしまった。割と普通にためになる知識も知れます。0120のフリーアドレスなのでロスです。お、おう。この5問目を本番で引く、っていうのがまた持ってるって感じがしますねえ!
ナイスゲッサー!

●AREA 4643

公式から大々的に宣伝された走者さんによる、Steamから発売がうまくされていなかったニンジャスレイヤーのゲーム。まあ忍びの言葉が一般にそう易々と理解されては困りますからな! そう思いませんか? あなた。
忍者はジオゲッサーされる運命にあるようだ。

●Ghostwire: Tokyo

すげ〜やりたいのこれ! PS5買えたからやるつもりではあるんですけれど!
だからテイルズの時のようにうっすら見ていました。走者さんたちのお面のこだわり、イイぞ〜これ! 画面見にくそうなのはおいておきましょうね。走者さん片方が、マウスフリーズする悲しみに見舞われてしまいました……序盤で良かった〜。ゴーストワイ「ヤー」です、ヤー!!
関係性オタクだからやるわ(ピース)、走者兄貴、サンキュッ!

●ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3

アケ版ではありません(コントローラーがはちゃめちゃに重いらしい)。せ……せって、設置……(設定が完了するだけで拍手が起きる)。
しかしあまりにも早すぎるガンマンだぜ……次元大介も目じゃねえ……。両手で別々のタゲできるの、すごない? なんでできるの?

●Little Nightmares

なんかちょいちょい場が冷えますねえ!! ホラーゲームだからかな?
2人してガバして、リトルナイトガバとかガバルナイトメアとか好き放題言われているのわらっちゃう。
あと悲鳴が多くて助かっちゃう、RTA中の情けない悲鳴は健康に良い。走者さんがミスするとうきうきになる解説さんからも、そのことが証明されているといえます。RiJガバトロコンany%!

●スーパーマリオオデッセイ

サマータイムを利用するという、まるで推理小説のようなテクニックを使うガチRTA。サマータイム適応初日のみらしいです、へ〜
ToLOVEるみろは草。あまりにも洗礼された、華麗なRTAは見どころしかありません。緊張をほぐすために解説さんに雑談を振る走者さんの姿も見どころ。これで世界11位って何ごと……? そしてこの動きを、Joy-Conで……?

●シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~DX

アトリエ実はやったことないのですが,めっちゃ積んでる♡
シャリーも積んでいます。黄昏の雰囲気やっぱり好きだな、はやめにやろうかなって思うRTAでした。錬金術、はやすぎない!?
走者さん本当にアトリエシリーズ、というかこのシャリーのアトリエがお好きなんだなあ、と伝わってきます。こっちもちょっと涙ぐんじゃう。

●ノスタルジア(コナステ版)

夜中のリサイタル、ただし全部聞けるとは言っていない。審査猫ちゃんになったつもりで聞き惚れましょう、にゃ〜
ノスタルジアってお家でもできるんですね! 知らんかった。遊んだことありますけれど、ピアノ弾けた気になれるの、良いよね……良い……

●ソニックカラーズアルティメット

最初のBGMのイントロ、ポルノグラフィティのメリッサみ、ある……ない?
ソニックとRTAは相性が良いな〜めっちゃ見ていて気持ちが良い、これは音速針鼠。ソニックにめっちゃ影響されている走者さんの、ソニック愛が伝わってきます。なんでこんな魅力的な人が配信やっとらんのですか? と思ったら始められたそうです。わ~い。

●鬼武者2

こちらの解説さんも先生のよう。覚えましたか? という解説さんと、聞くかもしれないと答える走者さんのやりとり、助かる!
なんか薄らと名前だけ知っているようなタイトルで、中身全く知りませんでした。一昔前のハチャメチャゲームを感じて良い。しかし松田優作さんがハチャメチャ=戦国時代にマッチしているの笑うな……

●白き鋼鉄のX(イクス)2

Vの走者さんによるRTA。アァイ!? といったような喘ぎ声(?)が聞こえます。塔を登る走者は喘ぐ、今回のRiJで証明されましたね!
バックアップ枠からの採用とのこと。視聴していたら決まったので慌てて睡眠をとられたとのこと。それでこの走りと解説役を兼ねるのはすげえよ

●クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~

エモエモOPからいきなり、ケツだけ星人になって移動するのが1番早いからって常にケツだけで移動するしんちゃんが見れます。自分でもプレイして普通に歩いているしんちゃんを見たいと思ったけれど、ケツだけ星人移動があまりにも早すぎて、通常プレイでもこうなりそうだな……
ラジオ体操のたびにキャラが増えていき、コメントも増えていき、果てには現地の人たちもラジオ体操しだす流れ、イイぞ~!

●Good Job!

夏休みが終わったら仕事が始まりますからね! やめろ……やめろ……
そして、鮮やか過ぎる会社破壊行為。これが、Good Jobかぁ……一つ勉強になったな……
帽子を被ったプレイキャラクターに合わせて、帽子を被って喜ぶ走者さん、かわいい。Overcookのように複数人プレイ向けゲームなのかな、と思っていたのですが、1人プレイもめちゃ楽しそう。Switchのお気に入りリストに入れておこう。

●ビッグトーナメントゴルフ

真面目なゴルフだ……It’s the golfだ……
めっちゃぬるぬる動く、オーバーテクノロジーと言って良いほどのドット絵。そんなゲームを“実力”という己の腕の身でクリアしていくRTA。やっぱゴルフですからね、「腕」が重要なんスわ。\ドッ/
朝にあった爽やかさと、見ていて気持ちのいいRTAです。解説さんが2人いるのが、なんかまた、ゴルフっぽくていい。

●魂斗羅スピリッツ

ぬるぬる動くドット絵ゾーン。自己紹介の時点で、ん? となる視聴者を置き去り、RTAは開始します。ゴルフに続き、こちらも爽快感のあるRTAです。飲み物取りに行っていたら終わっちゃうので注意だぞ!
走者さんがなんかずっとハイテンションで、こちらも釣られてテンション上がってふふってなります。いや走者姉貴、まじでずっと楽しそうなのよ。

●がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻

なんと前枠の魂斗羅スピリッツの走者さん&解説さんが続投です。しかも役割そのまま! 編集点作るのえらい。
賢そうなお名前の走者さんの口から連呼される、賢くないパワーワードたち。なかなかに好き。そんな走者さんに対して解説さんが随所で苦笑しているのも、個人的に好きポイントなので見てください。

●アトランチスの謎

あまりにも早すぎる。5分のESTで3分きるってなに? 3人も走者いるってなに??
チスの王を決める戦いが火ぶたを切って落とされます。100階ってあっという間ですなあ。1ミスが命取りになるような高度なレース形式に加え、時間が短い。画面から目が離せません。瞬き厳禁!

●Bomb Chicken

ショベルナイトに近いものを感じる。可愛いけれど高難易度ゲーム。なんたってジャンプできないし、勝手に落ちちゃうchickenですよ!
しかしそれ故に見ごたえがあり、シンプルで画面もわかりやすいので見ていて楽しい。あとぽてぽて歩くchickenが可愛い!

●爆ボンバーマンシリーズリレー

カメラの圧がでかすぎるんよ!! すごい……あの……無敵時間さんの公式Twitter見に行って……8/15の画像……
それはそれとしてまさかの続いた爆発枠、こちらもガチのプレイで見ごたえがあります。リレーで、かつ、同時並走という戦い。見ごたえどころさんしかありません。

●ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

走者それぞれ、エンカ運の良さとメタルスライム運の良さに恵まれている走りのなか、両者揃って「まだだ! まだRiJは終わらんよ!」と言わんばかりに大張り切りするラスボス。RTA in Japan Summer 2022を締めくくるにあたって相応しいですね、ね! 解説さんの声色からもそのことがわかります。走者さんたちとラスボスの奮闘を見守りつつ、RiJ夏の陣にお別れを告げましょう。また冬で!

美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY 感想

セーラームーンのゲームでこれありといわれる名作です。原作者の武内直子先生が本作のストーリー及びオリジナルキャラクターデザインを担当していることもありセーラームーンのゲームとして優秀、キャラゲーとして優秀、またRPGとしても優秀なゲームです。

昔持っていたのですが、躓く人が多いであろう序盤の亜美ちゃん一人旅で躓いていたら、母親にいつの間にか売られてしまいました。悲しいね。どうしてもクリアしたいと思っていた作品だったので、買い直してプレイしていました。プレミア価格つくとは思わなんだ。

元々セーラームーンが好きで、原作も全巻持っています。武内先生の後輩だったり、直接お会いしたことは流石にありませんがちょっとご縁があったりします。引っ越しの時に手元からなくなってしまいましたが、Vちゃんの方も原作持っていました。
ただ、原作のレイちゃんが女の子の初恋なのですが、それもありアニメは正直受け付けられなくて見れません。所謂「ぶっ壊レイちゃん」ってやつがだめだったんですね。というか今もだめなんですね……アニメ気になっているけど見たくない……。
ぶっ壊レイちゃんに関しては、武内先生も声優さんの富沢さんも苦言を呈していたそうで。スポンサーの関係とは言え、うさぎちゃんがミーハーしているし別に良かったんじゃないかなあ……。個人的に富沢さんはとても好きだし富沢さんの声がとてもレイちゃんにマッチしていて良いと思うのですが(crystalが見れないのもこれが影響している)、難しいね。ただ、富沢さんへの贖罪も込めて作られたらしい「カサブランカ」は大好きなので、これまた難しいね。

話は本筋に戻しまして、本作は原作のセーラームーンとアニメのセーラームーンのいいとこどりな感じです。ぶっ壊レイちゃんに関しては、まあ、うん……。悲しみで話が進まなくなるからおいておこう……
原作第4期にあたるデッド・ムーンより前の敵たち+ゲームオリジナル敵が出てきます。中には一瞬しか出てこない敵キャラもいますが、猫も杓子もきれいなドット絵で表現されているので満足。一部変なポージングしているキャラがいるのは、まあ、ドット絵ならではのご愛嬌ということで。オリジナルの敵キャラクター「オポシティオ戦士」たちも魅力的、かわいく描かれています。個人的にはデス・バスターズの面々のドット絵が見れたのが嬉しかったです。可愛いんだけれども特に後半の3(4)人が、原作では一瞬なんだよね。アニメキャラのDDガールズたちも1戦だけですが、それぞれ個別に戦闘が用意されています。
アニメ設定をベースに原作要素、ところどころ原作裏設定要素も取り入れていて好印象。映画キャラのフィオレやカグヤもちょいキャラですが出てきます。一瞬ではありますが、その丁寧な一瞬によって印象って変わるよね。

セーラー戦士10人を動かせるだけあって、二手に分かれるパートなども出てきます。特定の戦士の組み合わせで特殊技(リンク技)を発動出来たり、好きな戦士たちでPT組む(セーラームーンPT固定、ちびムーン半固定なので、実質3-4人ですが)、といったこともできるので、オールスターとして素晴らしい作品だなと思います。

不満点らしい不満点といえば、やはり冒頭にも挙げた亜美ちゃん一人旅の難易度ですかね。順番的に亜美ちゃんが最初に来るのはわかるのですが、如何せん火力ががが。亜美ちゃん自身参謀役でちょっと火力低めでやわいのもあって、この一人旅がょぅι゛ょごころをへし折ってくると思います。へし折られました。亜美ちゃん一人旅は、洞窟前はともかく、専用装備取るまでは洞窟内は逃げましょう。
今書いていて思ったけれど、だから亜美ちゃんの専用装備は取り逃しがほぼない場所に置いてあるのかも。火力が高いまこちゃんの専用装備が取り返しのつかない要素だったりはるかさんの装備がかなり隠れた場所に配置されていることを考えると、そこらへんでバランスを取ろうとしていたのかと思います。キャラゲーでそんなことをするな。

とはいえデバフや補助技の大切さがわかった大人になってプレイしてみると、亜美ちゃんとせつなさんが二大壊れキャラです。この二人のどちらかが入ればほぼほぼ勝てるので、分かれて行動するパートなどは意識してチーム分けしましょう。
ちなみに私の最終PTは、ムーン(固定。マーキュリーとの補助が終わった後は攻撃)、ウラヌス(火力高い)、マーズ(火力高い&嫁)、マーキュリー(補助役。PTに入れることでセーラームーンも補助役に回ることができる)、ヴィーナス(初手補助、その後アイテム係)でした。正直ヴィーナスは、ネプチューンかサターンと入れ替えても良かったかもしれない。一応、ウラヌス→ジュピターにして内部四戦士で固めると、ラスボス戦のみかな? 通常攻撃倍率に上昇補正がかかることも書いておきます。いうてそれでも好きなキャラPTで必殺技連打の方が効率良いよ。原作にしかない必殺技もボイス付きで実装されているのが嬉しいし。
ある程度のレベルがあればどんなPTでもクリアできますし、PT&フォーメーション編成が適切なら、第二章以降最低限の戦闘だけでもクリアできるらしいです。とはいえラスボス前のボス撃破~ラスボスまでの期間、雑魚敵キャラが出てこなくてレベリングできないので、好きなキャラで攻略したい人たちはレベリング時期だけ注意しましょう。

ストーリー的にも、それぞれの個性がちゃんと反映されていて良い。うさぎちゃんこんなんだったっけ……ちょと鬱陶しいな……とはなりましたが、なんかこう、それは私が大人になったから思っているかもだし、もともと通常うさぎちゃんはそんな好きではなかったな……と思い出しました。覚悟をバチクソに決めているときのうさぎちゃんは好きなんだけどな……。
キャラクターごとの口調のぶれもほぼありません。むしろ「みちるさんがドロイドの存在を知らないので、全てダイモーンと認識している」といったような細かい設定も垣間見れる。ちびうさとせつなさんの思わずニヤリとするようなやり取りも必見。全員合流後に個々のやり取りが減ってしまうことは少し不満ですが、SFCだし許容範囲だと思います。

あと個人的好きポイントとして、アイテムの説明ですね。マニキュアが「真っ赤なマニキュア。胸が高鳴るわ」でファンデーションが「乙女の素肌を危険から守るのよ」なのは、控えめに言って大好き。真っ赤なマニキュアを自分の攻撃力高めたい時に使うよね~! わかる~~!! となりました。

あと攻略上、注意すべき点としてあげられるのは
・パズルは早めにそろえた方が良い(第2章でレベリングをしていれば大丈夫かと思いますが)
・レイちゃん編前半でしか買えない、コスパも性能も最強の回復アイテムがある
・聖杯についてのアイテムとしての効果説明が作中でないが、使わなくともどうにかなる。(お助けアイテム的な感じですが、ムーン&ちびムーンの火力が上がる代わりに、リンク技が使えなくなったり、使用以前にかけていた強化が消えたりするので注意)
・アイテム&必殺技は使い惜しみしない(特にコロン)
ってことですかね。ラストエリクサー症候群の方にはお辛いかもしれませんが、コロンを買い占めて、症候群発症していても「こんだけあれば使ってもええか……」という状態になってください。ラスエリ症候群である私はその手で行きました。

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FINAL FANTASY ⅩⅣ 蛮族クエスト 感想

メインのどこに入れるわけでもないですが、割と力入れて攻略したしストーリーもそれなりにある蛮族クエストの感想をまとめておきたいと思い、記事を独立させました。クリアし次第どんどん追記していきます。
ジョブクエも書けば良かったかな……。でもジョブクエはこっちとは違って、明確な終わりがあるわけじゃなくてどんどん続きが出てくる方式だからな……

●イクサル族

最初にクリアしました。最初に開放した蛮族クエストだからじゃあイクサルからやるかあって手を付けたのですが、イクサルが新生蛮族クエストの中で一番長いって終わり際に知って泣いちゃった。「新生の蛮族クエストとはいえエンドコンテンツ感すごいな~みんなこれを複数クリアしているのか凄いな~」とは思っていたんですよ……

「空を飛ぶ」というものはいつだって、自由の象徴であこがれだよなあと思います。絵本チョコボシリーズのラグナロクと12RWのリュドを思い出していた。どちらもクリアしています(12未クリアなのに!?)。絵本チョコボのソフトがどこかに行ったの、マジであたい許せへん。

どちらの種族も互いに対して偏見を抱いていて、その壁を飛空艇という共通の夢をもって、少しずつ取り除いていく感じ。種族だけではなく親子の壁も取っ払ってくれるのが地味にイイ。行動で示すところが親子ですね。
余談ですがクリアした日、なぜかイクサルやっている人が大量にいて笑っちゃった。いつもそんなにいないじゃん……。
後半にドラゴンヘッドに行くことになるので、デイリーの度にオルシュファンに会いに行ってからデイリーしていました。

6大好きだから、パパさんの船がブラックジャック号でもう手を叩いて喜んじゃったよね。言ったろう? 世界最速の船だって。

●アルマジャ族

「石炭をば早や積み果てつ。」有名な森鴎外「舞姫」の最初の一文です。

幼少期に父親が持っていた漫画「舞姫 まんがで読破」を読んで、終盤のエリスがトラウマになりました。今読むと多分大したことないとは思うのですが、「狂女が人形を赤子と認識して抱いている。赤子は死んでいる、あるいは生きていて成長しているのに」みたいなシチュエーションが、リアル身内の関係も併せて怖くなったのかなあ、と。
幼少期のトラウマなものですから、今でも少し、苦手というか怖いというか弱いというか、そんな感じです。

前置きが長くなりましたが、アルマジャ族の最後の部分そんな感じになりました。ザゴズ・テー、許せねえ……ルーンの代わりに俺が殺す……となってたらハムジの親父が仕留めてくれた。
決着が着くまでは手を出さず、相手が汚いことをした時に手を出す。そのうえで「掟ではあるし手を出すなとも自分で言ったけれど、それでも我が子可愛さが勝った。未熟だな」って言う父親を見て、母親に守ってもらったこと・今でも母親はルーンを守ろうとしていることを受け止め、父と母の愛を受け止めて涙を流す彼女が愛おしかったです。その後素顔を見せてくれたことも、かわいいやん。

●サハギン族

イクサルとアルマジャの後にやれてよかったなと思いました。異種族交流を強く描いたイクサルと、家族と復讐をテーマにしたアルマジャの、両方のテーマをどちらも併せ持った感じ。
「お前個人は憎くなくとも、本当はお前の種族は憎い。それはそれとして復讐の連鎖は断ち切らなければならない」とノォヴの親父が俺にちゃんと面と向かって言ってくれるのにしびれました。
そしてその異種族の交流を、親である、子どもを想う気持ちに種族は関係ないという、王道だけれども大切な気持ちで乗り越えていく。いや、本当は乗り越えられてはいないんだろうな。生き残った子どもたちが支えてくれているだけで。

あと、ここからデイリーミッションにFateが出始めて「本性表してきたわね……」となりました。前2つでは遭遇しなかったので……アルマジャで運が良かっただけ?

●コボルド族

ヒルディブランド(ギャグのノリ)が始まったかと思った。いや、蛮族クエストの全部が全部重い話されても胃もたれするだろうけれど、そ、それにしたって……お前ら……!
いうて話の中身は、学校のカーストに近いので、軽くはないのですけれども。いかんせんストーリーでガ・ブとアリゼーのやりとりを見ているため、「お前ら~~~!?」という気持ちが先に来てしまう。これ先に蛮族クエストやっていたら、ガ・ブのところでどんな気持ちになったんだろう。

最終的に他人(女)のためじゃなくて俺のためだが~~~!? って啖呵切ったのが良かったです。ブスは言い過ぎだけれども、多分ビ・ビもビ・ビで、「ダメな幼馴染を支える、優秀で健気な私」に酔っていた感じはまあある。ギ・グもうすうす思っていたんじゃないかな。
「落ちこぼれの英雄」ってアチブ名も好き、「後味はええし、まあええか……」って気持ちになる。なった。
スケートスィスがダメな男に捕まらないかだけが心配です。

●シルフ族

シルフは結構早くから解放していた(最初に開けたイクサルの、次かその次くらい)のですが、ノラクシアをどうしても思い出してしまい、後手に回っていました。俺のふっち……
それはそれとして、やり始めたら、面倒くさい運搬クエが多すぎて後手に回っていました。ぎりぎりの時間設定のものが多すぎへん!? コボルトはまだ余裕あったよ!? 新生の時点でこれをクリアできた人たちは凄いよ……

話の核は御子ちゃま(メシア)なのですが、直後にやったエクストラでは他の子どもたちも描写されるなど、次世代を守ろうというお話しでした。比較的ギャグテイストではあるのですが、コボルドに比べればまあ……
お友達を育て直すクエストが地味に怖い。シルフ族は妖精の一種扱いで良いのでしょうかね?

ヴォイスのチョコボもおもろで、なんでだませるねんと言わんばかりにヒカセンが困惑していたのがおもろでした。だませりゃなんだってええねん!

●新生エクストラ

全体的に、年若い蛮族たちがとらわれて、それを長たちが取り戻しに行くのが、姿かたちは違えど親が子を守るって良いなあと思いました。コボルド? 知らん!!
ノォヴの親父が、俺のことを子どもだと言ってくれるのとかすごい好きでした。任せてよ親父!
あと、ノォヴとセズルの組み合わせ、まじで良い。ハムジの親父のみならず、長ちゃまも結構な武闘派。ニチアサちっくな登場、ギ・グの爆弾オチも相まって「なんかようわからんけれどええな……」って気持ちになりました。大変だけどちまちまやってきてよかった~!

ナザがパンツ姿のシーン、自機も女の子なので、女の子3人でいったからちょっと、絵面が凄いことに……なった…………ヒルディと同じ人が書いていたりします?

なんか純粋に慕われるのがくすぐったかったんだけど嬉しかった。虫苦手なのですが、もう本当可愛いの。
私は「普通」って言葉が本当に苦手でいろいろ悩んだ時期もあって、結局自分を殺して周りに合わせることはやめました。それでいろいろ苦労することもありますが、自分を殺すより良いと思っています。
で、グナース族たちも自己アイデンティティの確立・それをお互いに尊重して守るための戦いの物語に見えました。物語としてもかなり好きです。
あと個人的にはイディルシャイアのゴブたちと絡むのも良かった。可愛い顔していてそれを忘れちゃうのかな……ってなっているところ、地味に好き。

始めるまでがちょっと……面倒……!! 求ム、改善……!!

やりながらイゼルに想いを馳せていました。舞台が舞台だったことや、イゼルがモーグリたち好きだったので、つい。「イゼルがやったことは無駄じゃなかったんだよ」みたいな気持ちで自機はモーグリたちに指導していた……という脳内設定にしました。ぽんぽんむしるぞとか言っているのは見て見ぬ振りします!
NPCたちがダンス踊り始めたムービーで笑いながらじーんときちゃったし、その後にドラゴンたちが人間のもぐもぐダンスを見てのほほんとして、そのドラゴンの下でモーグリ族がねんねしているのにじーんときました。見ているかイゼル……
グナースに続いてですが、オヤカタって慕われるのも嬉しいですね。必要日数がめっちゃかかるのは全然嬉しくないですね。

タレソンのじいちゃま、ほんまにゼーメル家か!?!? ってなる、なった。

個人的にクポたちよりもよほど毟ってやろうかと思った。
地形のせいはあるとは多分にあると思うのですが、それを抜きにしたって「妹に面倒くさいことをすべて押し付けて、自分は周りに指摘される問題点を改善しない、無意識に周りを見下している兄」ってのが、本当……毟りたかった…………あと戦闘面で頼り切りだったのに、踊りも結局俺が口火を切るんかいって気持ちになっちゃったので……まあエクストラで駆けつけてくれたのは、熱かったから良いけどさ……
リヌバリを始めとした表現は好きです。というかリヌバヌ以外はそこまで嫌いではなく……リヌバヌアンチか?

新生エクストラは蛮族同士の偏見描写がほぼなかったと思うのですが、蒼天はそのあたりも描かれていてかつわかりあっていく段階も描かれていて良かったです。踊りに帰結するのが良いね。
また、オル・ディーやグリンブルスティといった、竜が絡んでくるのも個人的には嬉しかったです。蒼天の異種族といえば竜ですもんね。蛮族クエストでは出てこなくとも、エクストラでがっつり絡んできてくれてうれしかった。

あとは、魔大陸にモーグリと一緒に行けたのが6好きとしては嬉しかったです。

正直アナンタすっごい好みなので、蛮族クエストがあったのすごくうれしかったです。

蛮族というよりも、種族問わないはぐれものたちの集まりという感じ。そんな人たちが無邪気で真っすぐなアルパの元で、のびのびとしながらもアルパを支えようって団結している感じ。オルミンも多分、序盤のアルパ補佐は実質的な左遷だったり、お得意様メ・ナーゴのあれこれをふまえると、地元では結構「はぐれ」に相当したんじゃないかなあ、と思っています。
メ・ゼト・ティア出てきたの嬉しかった。オルミンに認められるまで頑張りな! 師匠は応援しているよ!

あとこれはアナンタに限らずなのですが、紅蓮蛮族から目に見えてやりやすくなったな……って思いました。

コウジン族は名前からもわかる通り、想いがものに宿る付喪神の考え方を持っています。物事の考え方も基本的に長ロングスパンで、なんか「この長生きする友人たちの転機になれたのかな」みたいな、俺が死んだ後でも世界見守ってくれるんだろうな、みたいな気持ちがありました。自機ヒカセンはアウラとヒューランのハーフで長生きできないという妄想があるので……(!?)。いや俺の妄想を除いてもアウラは長生きで着なさそうじゃん?

そんなコウジン族たちが姐さんって慕ってくれるのがなんかうれしかったです。いわんやヴィエラ雌ヒカセンでも、コウジン族より年下だろうにね。

ナマズオ族蛮族クエストがあるのは知っていたのですが、てっきりユヅカ代官屋敷のナマズオたちだと思っていたので少しびっくりしました。確かにそこのテレポ、なんのためにあるんだろうとは思っていたけれど……!!

ゼラがいっぱい出てくれるの、ま~じで嬉しい。うはうはクエストでした。シリナちゃんがなかなか健啖家っぽいのが個人的にヒットしました、cute。ゼラたちはそもそもがいろんな生き方をしているので、ナマズが増えたくらいで動じないのがまた蛮族感がしていいですね。

マウントかわいいね。金ぴかマウントのお値段はかわいくないね……

八百比丘尼、好きなんですよね。その話題が出てくれて外人四コマみたいになった。カゲヤマの悪っぷりはもうクガネ内でも周知の事実になりつつあると思うのですが(「悪党成敗 クガネ城」とか紅蓮ヒルディ(途中ですが)とかクリコンのステージとか)、いい加減打首になったり永牢になったりしないんですかね。実はクガネ奉行も腐っていて、「悪党成敗 クガネ城」は二人の茶番(要人から金が得たいやつ)だったりするんじゃないか。

俺はサメ映画に寡聞にして知らないのですが、それでもサメ落ち笑えるんだから、サメ落ちってすげえよ。

●ピクシー族

違うんだってフェオちゃん!! これには深い理由があるんだって!! 浮気じゃないって!!!!

クエストが漏れなく薄ら怖い感じ。妖精図鑑とか大好きなので、「まあ~妖精ってこういう存在だよな~」という感覚がして正直好きでした。ビーバーは何?
改めてみると、ピクシー族結構大きいなと思います。この大きさの妖精にいたずらされるの、割と怖いな……でも、価値観が違うながらも子どもたちのために奔走し(時には翻弄し)、そして大好きだったあの子の面影を宿す彼女をぶん殴ってお友だちからまた始めるという、良質な妖精百合(妖精百合?)を浴びました。ゴールデンビーバーは何?

●キタリ族

ストーリーを少し変えられるのが面白かったです。子どもの無邪気な意見はちょっと夢を見すぎていると年月を重ねた大人は思うのですが、しかしそれでいて救われるのもまた事実なんだよな……
漆黒蛮族の中でも、特に多種族交流が見れるのがこちらのキタリ族。ヴィースも含め、全体的に若い世代が中心となり、それを見守り支える大人世代という感じで、閉鎖的で他の部落とのかかわりが薄かったラケティカの森も、「同じ森の仲間」としてどんどん交流を深めていくのだろうなあと明るい未来を感じさせました。森から出ていく人がいてそれがまた肯定的に書かれているところも良い。開かれた未来に向かっていけ。

●ドワーフ族

ラリホー! 4も数少ないクリアしているタイトルで、蛮族クエストが始まったときはすごいテンションが上がりました。ただ開始の仕方がいまいちわからなくて少し放置してしまった……
ユニーク枠なんですけれど、人間を巻き込んで「うぉ~~~! やるぞ~~~~~!」とがむしゃらに進んでいく姿は見ていて気持ちが良いです。というかあの世界で前に進もうとする姿が本当に気持ちが良い。創造&破壊なのもいい。

でも同時進行しているニーアの方のドワーフたちがアレすぎた。おい、あんなドワーフの風上にも置けないやつら、親方たち以外今すぐ滅ぼしてしまえ。影の英雄譚進めていると、こっちもこっちで割とアレっぽい可能性があるんだよな、ワッツたちへの対応もちとアレだし……伝統と言ってしまえば聞こえは良いけれど、それで全て許されるなと思うなよ…………

●ミーン工芸工房・影の英雄譚(4使徒)

人間も蛮族みたいなものだしここでいいや(暴言)。
ミーン工芸工房の〆クエストで夜を怖がる子どもたちに、大人たちがそれぞれが考えるそれぞれの方法で「怖くないよ」ってするの、とても良かったです。そらいきなり闇が訪れたら怖いよな……そういやミコッテとかルガディンって夜目利くんかな。
「影の英雄譚」が外にベクトルが向いたお話だとすると、ミーン工芸工房は内にベクトルが向いたお話でした。FF14に出てくる職人たちは逞しくて浴びていると健康に良い。道のりは長いですが達成感があったクエストでした。カットリス姐さん、イイ女だぁ……アラグったらまーた活躍してんねぇ!

「影の英雄譚」をクリアしてから5.0以降に行きてぇな~って思いながら必死こいて(タンヒラに漆黒はいるまで本当に触れていなかったので……タンク本当にわからない)進めていたら、やはりというべきか、やっていたための差分があって嬉しかったです。
どれも良いお話でした。どのキャラも理由は異なれど故郷から離れるのですが(サイエラも含めて)、「うお~! 俺たちの明日はこれからだぜっ!」という感じで、みんなさっぱりしているのが良い。サイエラに関しては吹っ切れているとも言えるかもしれない。
あと今を生きるのでいっぱいいっぱいだった人たちが、過去の想いも大切にしたいよね、ってなるのも良かったです。過去を捨てず、かと言って未来から目を逸らさず。「影の英雄譚」は総じてそのあたりの塩梅が上手だと感じました。ヒカセン相棒作りすぎ問題はそれはそう。

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デジモンストーリー サイバースルゥース 感想

公式サイトはこちら

近未来の日本。
インターネットに視覚的かつ感覚的にアクセスすることの出来る技術によって、「電脳空間EDEN」が人々のあいだで、もう一つの日常世界となっていた。
セキュリティによって守られていた電脳空間。しかし人々の生活に密着するにつれ、そこで起こる犯罪も多くなってきていた。
中でも特殊なウィルスプログラムを利用し電脳世界に甚大な被害をもたらすハッカーたち。
そのウィルスプログラムはAIをもち、あらゆる情報を吸収、環境に応じて多種多様に進化を遂げる能力をもっていた。
人々は、その特殊なウィルスプログラムを「デジタルモンスター」と呼んでいた。

電脳空間で噂のハッカーに興味津々の主人公。ある日チャットで知り合った人物からデジモンを捕まえるための「デジモンキャプチャー」を入手するため、デジモンが出現すると噂の、電脳空間の最下層へとログインする。
待ち合わせをしていたチャット仲間のノキア、アラタと共に仮想エリアを探索し始めるが、突如発生した電脳空間の不具合により、自身の精神データの一部が破損が生じ、主人公は元の肉体にもどれず、半デジタル状態の姿「データ体」で現実世界にはじきだされてしまう!
それと同時期に、町では電脳世界のデータが実体化する怪奇現象が頻発し始めるのであった……。

(公式サイトより抜粋)

アニメの「デジモンアドベンチャー」から微妙に世代はずれていることもあり、実はデジモン系は初めて触れました。世代を外れているからこその憧れというか、ずっとやりたいなとは思っていたのですね。初めてのデジモンがこの作品でよかったと思う名作でした。正直序盤のノリで舐めてた(終始このノリですが)。名作です、おすすめ。

「日常生活でインターネットを使用しているけれども、(最初は)ハッカーに至るまで詳しいっていうわけではない」という割と大多数のプレイヤーに近しいのではないかというような主人公なので、作中デジタル関連に適宜解説が入ります。デジモンに関しても同様で、初めてデジモン世界観に触れる人でも割と安心して楽しめました。
シリーズを遊んでいないので、進化がいまいちわからない/どう進化すれば強いデジモンになるのかわからない/そもそもどのデジモンが強いのかわからない問題はありましたが、まあそもそもモンスターつながりのポケモンも新ポケモンがどう進化するかなんて基本わからないわけだし、本作は進化退化が容易なので(というか一部進化条件のために半ば必須なので)、育成もしやすく感じました。

大学時代に勉強していた文学や民俗学なども絡んできて凄い面白かったです。好きなんだよこういう分野~~~オタクくんだからよォ~~~。
いや本当、デジタルのお話なのに民俗学とか妖怪とか都市伝説とか、そういった類が出てきて、うまい具合に話にマッチしている。「オタク、こういうの好きでしょ? だから出してやったよ」ではなく、「オタク、こういうの好きでしょ? 僕も好き! だから出して、話や設定にマッチさせました!」なのが良い。一見なんてことない小ネタな感じの小事件が、巡り巡って別の事件を招待したり、本編に絡んできたりする。

ただ、難点として、人を選ぶキャラクターが多いな、と。良く言えば個性的ですが、悪く言えばアクが強い。そんなキャラクターたちです、そんなキャラクターたちしかいません。
本編中でも遠慮なくその個性を発揮しているので、ちょっと無理なテンションのメインキャラがいるな……となったらクリアまで完走は難しいかもしれません。全体的に、発売当時でもちょっと古いなと感じるインターネットのノリです。人によっては古傷をえぐられて塩を塗られるかもしれません。頑張れ。

以下、ネタバレありの感想。

●主人公

孤独のグルメみたいになってて笑っちゃった。あなた、良くそれでアルファモンの珈琲に耐えられたね……
無口系主人公ではあるのですが、表情で雄弁に語ってくるので、不思議と無口な感じはしなかったな。チャットの返信とかもあるからかも。

アルファモンやアケミのことを世界が忘れた中で、唯一覚えているけれど、誰にも話さずに大切な思い出として持っていくんだろうな。
でも作中での半デジタル体の時はもっと焦って良かったんじゃないかな!? デジタルウェイブできてラッキー♪みたいな感じも微妙に出てきたあたりは心配でした。ノキアとアラタにはもっと早めに伝えてよかったと思う。

●暮海杏子

主人公にとっては、杏子もアルファモンも、どちらも大切な師匠であったんだなっと嬉しくなりました。再構築された世界の暮海杏子は、正確に言うと主人公の知っている暮海杏子ではありませんが、アルファモン要素がない杏子と触れ合いながら生きていくんだろうね。

アルファモンの味覚、どうなってんねん。今思ったんですけれど、意識の主導権を握っているアルファモンが基本的にデジタル体寄りだから、主人公が半デジタル体でもそんなに焦っていなかったのかな。

●白峰ノキア

一番賛否分かれたであろうキャラ。正直うざいと感じるところはまああるのですが(人の話聞かんし……)、いつでもどこでも、前向きで諦めない彼女の姿勢は頼もしかったです。

●真田アラタ

男女平等パンチの使い手( ง’ω’)ڡ≡シュッシュ
いやまあ、主人公が男女選べる割には、ストーリーが全体的に男主人公前提でしたね、といった感じ。パーティメンバーの中では1番好きかな。お兄ちゃんしようと頑張っているのが偉い、好き。

●神代悠子

ごめんなのだけれども正直、終盤のこの子はそこまで好きではありませんでした……理不尽系ツンデレは私は正直そこまで……なので…………賛否分かれるキャラであろうノキアよりも正直苦手でした…………
ユーゴってわかった後のイーターデジタルダイブ時のツンデレはまあ状況が状況だったし、あの場面だけで収まるならまあ……と思っていたのですが、長引かれると……ちょっと…………

リエ(というかロードナイトモン)との最後は良かったです。クーデレ期も好きです。最後が…………

●ユーゴ

本当のユーゴが出てくるのが遅かった関係で、まあ割を食うんだろうなあとは思ってた。俺のヒロインというよりも、アキラのヒロイン。再構築後の世界でそもそもがどうなっているのかわかりませんが、リハビリに付き合うからな……。

●末堂アケミ

こんな好感度高いラスボスおってええんか!!?? 混沌善の塊みたいなやつがおってええんか!!!??? ええんです……好きです…………

社長に対してはマジで純粋に尊敬して慕っていたんだろうなと思います。そんな社長の忘れ形見が一人失われ、まだ幼い子どもたちが重く苦しい思いをしていて。見ていられなかったんだろうな。自分だけが覚えていれば良い(=辛いことは自分が背負うから)、がマッドサイエンティスト具合とは別に伝わってくるのが本当に好きです。
大きくなったアラタに対しての行動も、純粋に生物として進化してほしかったんだろうな……。もしかしたら思うところがなくはなかったのかもしれないけれど、アラタに対して生物としての進化を願うどこか保護者にも似た気持ちと、世界から悲しみを無くしたいという純粋な善の気持ちの半々、みたいな。

お前が救った世界で、俺だけがお前のことを覚えて生きていく…………。いや改めてこう書くと、まじで俺のヒロインだな……。

●岸部リエ

てゆぅかぁ~、普通にィ~、クリア後とか見るにぃ、社長に本当に惚れてたのは伝わってきてェ~? 個人的にはぁ~、好きな悪女だったかもォ~♡ 悪女なのは間違いなァ~~い♡
アケミと同じく、社長/その子どもたちは普通に好きだったと思います。少なくとも最初は。ED後の世界では後妻として兄妹との関係構築を頑張って欲しいですね。

声優さんが個人的に好きな方でした。演じ分けがほんま凄い、流石や。

●エテモンとたわこ

地味にこのコンビ好き。

もう一度言いますが、正直序盤のノリで「デジモンはまあバンナムIPだし、こういう感じなのかな……」って思ってしまいました。舐めてた。
改めて感想を見返すと、敵キャラの方が割と全体的に好感度高くて笑うな……

最近出た新しいデジモンも面白そうなので気になっています。

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