リバース:1999 モル・パンク遊記 感想

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「もうどれくらい夜空を見てないの…星はそうやって観るものじゃない、俯かないで」

ディーワーリーの日に、それぞれの思惑を抱きながら集まる人々。
若き天文学者、カーラ・ボナー。片手を失った修行者、シャーマィン。聖パブロフ財団・最前線学院の風紀補助教員、マチルダ。そしてカーラ・ボナーの先生で友人である天文学者にして、シャーマィンの姉である神秘学者、クマール。
彼らが交差する時、あの星を見つけることはできるのだろうか。

ネットで見た、「劇場版リバース:1999『モル・パンク遊記』 同時上映『マチルダの夏休み』」が的を射ていると思います。辛く悲しく、やるせない話ではあるのですが、マチルダがいることで少しの清涼感というか希望があるというか。大人たちが割と人生に対してあまり希望を持っていなくて、でも(クマールを除いて)破壊するほどでも無くて、それで子どもたちの影響で足掻くか~って気持ちになれた、みたいな。マチルダって光過ぎる、かわいい。

●カーラ・ボナー

話全体的にどうしてもクマールの掌の上で踊っていた印象(後手後手だったし)、若さなんでしょうね。
彼女のできる一番の鎮魂と言ったら、クマールができなかったことをやることだと思います。月日を経てもクマールを美化することなく貶めることなく覚えていられると良いね。

●シャーマィン

すっげー属性過多な男でした。面倒見の良いお兄さんでもあり、少年のような純朴さもあり、姉を想いやる弟でもあり。それでいて自分の出来る範囲の少なさを理解してもどかしさを感じている節もあり。
俺、カーラ・ボナーの立場でシャーマィンが居てくれたら惚れた自信しかねえよ……

●マチルダ

かわいい(しみじみ)。
モル・パンクをプレイした時点で彼女が出てくるメインストーリーまでやれていなかったのですがそれでも十二分にかわいかった。光でいてくれ、頼む。

●カンジーラ

あまり好きになれなかった…………のだけれど、彼女にとっての大切なものを守ろうとする姿勢は好き。大切な人が大切にしているものだからって大切にする……というわけでないところも好き。あれ!? 結構好きなのでは!?(カーラとシャーマィンが良すぎて、相対的に「そこまでだな」枠に入れていたのかもしれない)

●クマール

本人の境遇などには同情はするのですが、それはそれとしてこういう事態になったのは本人の気質もあるんだろうな、という気もして。多分、パワハラ気質じゃなければもう少しましな終わり方ができた。本人はそれを認識していないのか、わかっていて目を逸らしたいのか。
境遇的には最推しのトゥースフェアリーと似ているところがあると思っていて(「力」の有無でいうと逆なのですけれど)、最終的に何が彼女たちを分けたのかって、本人たちの気質なのだと思います。
嫌いになりきれないけど好きになりきることもできない。そんなキャラでした。

容量の関係で現在絶賛おさぼり中ですが相変わらず好きです、まじまじ。

メギド72 汝、罪人なりや? 感想

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イベント復刻していたのでやりました。かなり前。
そして灯火は静かに消える」にも登場したカイムがメインで進むイベントで、悪魔憑き・魔女狩りが話の中心となります。

かつて「異端審問官」として働いていたカイムが突如として召喚に応じなくなったため、安否を心配するソロモンたち。
仲間にカイムのことを聞いていると、ハルファスが王宮に入るカイムを見たこと、その様子が少しおかしかったことを口にします。
なんでも、かつて解体された「異端審問会」が復活したため、カイムは潜入調査を考えたとのこと。そのために一度ソロモンとの契約を解除しシバと契約したこともあり、一行がシバに物事を問いただす中、問題が発生したときに届く手筈になっていたカイムからの手紙が届いて……
「異端審問会」とはなんなのか、一体カイムの身に何が起こったのか。そしてカイムの真意とは。それを知るべくソロモンたちはカイムを追うのでした。

アルカディアを目指したディストピア。
自分がされた痛みがどれほどのものであっても、赤の他人にそれして良いというわけにはなりません。自分がされた痛みを他の人に味あわせないようにしようとして自分の行動を正当化するのもだめ。迫害に正当性はありません。
一見素晴らしく見える領主の考えも、自分は選民側であるという傲慢が根底にありますし、自覚のない悪意を持った騎士団の手により(騎士団がああいう末路を迎えるのは非常に尊厳破壊で因果応報ですね)台無しになりました。
早い話が、必要なのは「他人に期待しないこと」でした。領主もベルナールに期待しなければ良かった。

しかしながら領主はその始末をつけることに同意しました。
それってまあ自分の罪の重さや立場の自覚があったからでしょうが、ベルナールを始めとした部下たちのことを大切に思っていたからというのもあるかと思います。誰にも期待しないことは寂しいことでもあります。
自分たちの死後、結末を知った騎士団がどういう顔をしているのか知りたいですね。
ただ、領主が他人の意見に積極的に耳を傾けようとしていなかったことも事実だと思います。

●カイムについて

「優しい人(ヴィータ)が優しいままでいれる世界であってほしい」という、すごく高潔な悪魔でした。
「そして灯火は静かに消える」と少し印象が違うように感じられたのは、あのイベントの時には「優しい人(ヴィータ)」が出てこなかったからだなって。優しいくて真面目で責任感が強いからこそ道化を演じていく道を選んでいるように感じ、割とデカラビアと同族嫌悪か? って思いました。フォラスさんに二人とも怒られてきて欲しさあるな……

火を使うことなのですが、元ネタのカイムの方が「人間の姿で燃え盛る灰もしくは石炭の中で、未来の出来事に対する最良の対応を教えてくれる」悪魔だったからなのではないかと思いました。(コラン・ド・プランシーによれば、ルターの論争の相手はカイムだったそうで)
元ネタからして、なんというか、優しい悪魔なんですよね。元天使だからなのか。

●インキュバスが必要な理由

今回登場するメギドたちを見ると、インキュバスだけ少し異質な気がします。というのも、全員悪魔ではあるのですが、今回は「調停者」「占い師」「法律の番人」といった、魔女狩りに関係のあるメンツ。
また、「インキュバス」というのは今日でも知られている「悪魔」としての代表的と言っていい夢魔(さらに言うのであれば「夢魔」の代表格でもある)です。
女性の無効化という面で大活躍ですが、人数の面から考えると、同じ能力を所持しているであろうサキュバスの方が活躍するかと思いました。それでもインキュバスが採用されているのは、
①ハルファスに安心感を与える
②ソロモン達一行は決して「正義の味方」ではないという象徴

なのかなあ、と感じました。

●カンセとセリエ

初めて見るNPCですが、なかなか敵役のように見えました。
元ネタは恐らく、錬金術師フルカネッリ(フルカネルリ)の弟子、ウージェーヌ・カンスリエかと思います。師匠は姿を明かさず、また弟子は積極的に広めようとしたという意味で対比的な師弟ですが、そう考えるとこの2人にも師匠がいるのかな。私はサービス完結までにメギド72をどこまでできるのでしょうか、乞うご期待。

リバース:1999、1周年記念カフェに行ってきたよってお話

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表題通り。行ってきました。
「リバース:1999」の日本でのサービス1周年を記念して、日本で最初のメイドカフェ「キュアメイドカフェ」とコラボカフェが開催されています。
ので。行ってきました。

コラボメニューの表紙、かわい~。

実はメイドカフェに生まれて始めていきました。
「キュアメイドカフェ」さんは、想像しているようなクラシカルメイドカフェ……ということでもありませんでした。印象としては椿屋珈琲に近いです。
なんか……別にオムライスのケチャップでハートマークを描いてもらい「萌え萌えきゅん♡」して欲しかったとまでは言わないのですが、メイドカフェには「おかえりなさいませ」と言って欲しかった自分に驚いています。メイド服はミニとロングで言えばロングの方が好きなので、ロング服のクラシカルな感じのメイドカフェで「おかえりなさいませ」と言ってもらえるところに今度行こうと思います。
閑話休題。

店内には舞台みたいに緞帳がかかった舞台のようなスペースがあり、アクリルのキャラクターたちが飾られています。
どちらの写真も捨てきれなかったのでどちらも貼っちゃう。かわいい~。

フードメニューのヴェルティと、ドリンクメニューのソネットを頼みました。
フードメニューの注文が入っていなかったようで確認後に遅れて来ましたが、お味はとても美味しかったです。それもあって「メイドカフェというかカフェだなあ」って感想になったのかもしれません。

うまうまでした。
2章最後のあのシーンでのお食事をイメージしたものと思われます。コインチョコで再現するかね。
お肉が美味しい。やわらかく、少ししょっぱいチーズソースが良く合います。チーズソースはパンにつけて食べるのもオススメ。ちょっと濃いかなとお口直ししたい時は、サラダでさっぱり。紙幣をイメージして、ほそ~くなが~く切られたキュウリが個人的に好きです。

追記。チョコは持って帰ったのですが、コインチョコの包装、このほどよいかたさ、コインチョコ同士をぶつけた時の音。結構好きです。うふふ。

これはドリンクメニューのソネット。
中身自体はストレートのアイスティーでさっぱりおいしいです。他が甘い系というかデザートドリンクが多いので、食事に合わせるのであればソネットが一番良いかと。
ホイップは先にさっさと食べちゃった。ウィンナーティーも好きなのですが、まあ飲むのであればホットが良いので。クッキーが結構おいしく、クッキー単体でも売って欲しいなと思いました。

ご飯食べ終わったら1Fの物販へ。残念ながらコラボ商品はマラカスぬい以外残っておらず。
最推しのトゥースフェアリー(運動会の姿)と、プレイはしたもののまだ感想記事をあげていないモル・パンクのグッズがあったので、購入。

そしてガチャ。
カフェも物販もなのですが、頼んだ時点でなく、お会計終わった時点で特典もらえるのが良いですね。その場での交換募集がしにくいので一長一短なところはあるでしょうが。頼んだ時点で貰えるのは交換という視点ではとても助かりますが、ご飯を楽しむのに専念できないし(美味しいコラボカフェだと尚更)、追い注文とかもしがちなので。リバース:1999というタイトルおよびキュアメイドカフェさんの雰囲気としては、この形式が合っていたと思います。

楽しかったです。惜しむらくは推し(レイクミドロ組)は、こういうコラボで出てくる可能性が低いということかな。というか今後のメインですら怪しい。ゲームも進めなくちゃな~。余談ですがレグルスイメージコーデで行きました。
あとなんかメイドカフェに行きたくなっている自分に驚きました。「おかえりなさいませ」と言ってくれて、そこそこにクラシカルなメイドカフェを教えてください。

リバース:1999 レイクミドロの悪夢 感想

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メイン2章と並行しつつ、なんとかかんとかやってました(復刻ではなく初回時に……つまりだいぶ前にクリアしました)。高難易度や3章クリア後にできるコンテンツは流石に無理だった、ストーリーと他のできるコンテンツをクリアしました。リメカップはできなかったので意地で。
1つのイベントでじっくり掘り下げがあるのって、丁寧だなーと思っています。ミニコンテンツにもう少し日程余裕あってもいい気はする(切実)。

物語の舞台となる「レイクミドロ」は、軍人育成所「ゼノミリタリーアカデミー」のキャンプ場のひとつ。1970年初期に閉鎖されたそこには、一晩のうちに多くの少年兵が忽然と姿を消したという伝説が残されています……
財団に所属する「トゥースフェアリー」と「ホラーペディア」はこのレイクミドロを調査するべく出かけようとしていたところに、おなじみのヴェルディソネットが遭遇。興味を持ったヴェルディと怖いけどヴェルディについていくソネットも一緒に、レイクミドロへ向かうことになりました。

一方、そのレイクミドロではたくさんの若者がキャンプにやってきていました。間抜けなマイケル、アスリートのフレディ、成績優秀なジェイソン、純真無垢なアニー、典型的な金髪女のジェイミー。まるでホラー映画に出てくる面子のグループは、突然現れた謎の殺人鬼に襲われてしまいます。最後に生き残ったアニーも追い詰められ、いよいよ絶体絶命となったところでソネットが現れ、アニーは九死に一生を得た……
と、思いきや、実はこの5人は学校の課題として映画の撮影をしていたのです。なーんだ人騒がせな! と思いきや、殺人鬼役の人について、監督のジェイミーは知らないとのこと。

いったいこのレイクミドロで何が起きているのか、ヴェルディたちは無事に帰ることができるのか。神秘学家と人間の確執は拭えないのか。

ザ・定番ホラーといった感じの内容……と見せかけつつ、「お約束」にあえて喧嘩を売っていくような終わり方でした。悪くない。ほどよいシリアスさとほどよいB級ホラー感、どちゃくそ好みの女の登場により、今のところ1番好きなイベントです。
トゥースフェアリーがまじで好きなんだけど引けんかった、悔しい。そしたら最近のPUで引けました、めちゃくちゃ嬉しい。

●ヴェルディ

ヴェルディが締めるんかい! って気持ちはあったのですが、まあホラー映画のお約束を壊すには必要だったのかも……と。全体的にお約束を壊す物語だったので。あそこでジェイミーが締めたら、「お決まり」から外れることができない。
ヴェルティがたらしでソネットちゃんったら大変そう、俺にしとかない?

●ソネット

財団のキャラクターたちを見ていると、ソネットって本当真面目というか、規律正しいキャラなのだと思いました。浮かなかったか心配しつつも、まあ周りも濃いしな……に落ち着いた。

●トゥースフェアリー

どちゃくそ好みの女♡
ホラーペディアのことをいろんな意味で信用していて、ここの組み合わせがとても好きでした。

しかし、この世界は神秘学者が生きていくのにあまりにも向いていませんね。他3人は割と幼いころから財団にいた(庇護下にいた)ような描写がありますが、トゥースフェアリーに関しては関連イベントでそうではなく研究者としての道を模索していたようにも見えるし。幸いにして家族の理解は得られたとはいえ(弟が凄い)、学業においては多少なりとも嫌な目に遭ったっぽいっしなぁ……

●ホラーペディア

おもしれー男……最後に喚いている内容がすっげーオタクで笑いました。その後のミニゲームでジェシカに悪いこと教えているあたり反省していない。ジェイミーにカメラの弁償は絶対にしろ。
財団の規則に従わない以外は問題ないし、プレイヤー俺としてはむしろ財団打ち壊してほしいのでなんら問題ない。にぎやかし要因で再登場してくれると良いな、と思います。イベントキャラって再登場するのか?

●ジェシカ

「決して悪とは言い切れないのだけれど、人間の理屈が通用しなくて、天災のようになっている人外」がめっちゃ描写されていて良かった。人外百合があんな丁寧に描写されるだなんて……
ジェイミーが彼女の世界の全てだったのだけれど、後日のミニゲームを見る限り、外の世界を知ったからこそ特別ではあるけれど唯一ではなくなって、代わりにジェイミーにとってジェシカが唯一になっていて。最終的に依存しているのはジェイミー側な気もしました。

●ジェイミー

大人になるって残酷なことで、ジェイミーに非がないというわけではないのだけれど、でも彼女のことを責められないのよね。最初こそ「こ、こいつ……」と思ったものの、最終的には憎めない子に自分の中で落ち着きました。ところで愛称は結局どれが一番使われているの。

まじで毎度毎度こんな文学作品のようなイベントなのかな。すげえな……って気持ちと、大変そうだな……って気持ちと。
イベントキャラはメインに絡みにくそうという気持ちもありますね。魅力的なキャラが多いので、何かしらの形で再登場して欲しいです。
あとは国内ソシャゲにももう少し頑張って欲しいって気持ちもある(小声)。

メギド72 カカオの森の黒い犬 感想

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ちまちま進めていました。イベント復刻していたのでやりました。
なかなか踏み込んだお話で、少しびっくりしました。ほんまにスマホゲームのバレンタインイベント? ってなる、導入の丁寧さと内容の重さでした。
問題があるのはスコルベノトなのだけれど、どちらかというと彼は「個」の話で、性自認とかのお話は割とバティンが担っている。

あとやはり、バルバトスは年長者に分類されるのかなって思いました。元ネタの方で(一説ではあるけれど)最大人数の軍団を率いているからなのかもしれません。キャラスト読め、はい。

●スコルベノトについて

スコルベノトは性が問題なのではなく(これはむしろバティンの方)、どちらかというと「「カワイイ」を万人の絶対と思って押し付けていること」「それ故に相手が「カワイイ」を強要されていることに怒っていることに気が付かないのに、理由がわからないまま謝ること」「「カワイイ」の強要が問題であることを指摘されているのに改めないこと」が問題なのだと思います。
追放メギドではない(という認識で合っていますか)ようなので、多分そこが彼の不幸なんだろうな。メギドに向いておらず、むしろヴィータとして生きる方がまだ向いている(それでも困難はありそうですが)。
ストリガさんが「お前の服装はお前の自由だが、他人に押し付けるのはよせ」と丁寧に。仲間にならないメギドでそんな考え方をしてくれて諭してくれる人がいるんだ……!?(メギドをなんだと思っているんだ発言)

ただ、多分なんですけれど、1回相手が「カワイイ」を理解する or 相手を「カワイイ」にしないと、相手を理解するための対話ができないんだろうなあとも感じます。「「カワイイ」を理解してくれない敵」みたいに捉えちゃうというか。「理解してくれない」→「なら一度自分で体験すればわかるよね!」みたいな思考回路。
そもそもが見た目通り幼いんだろうな、と思います。いつか自分がそれをされる(何かを強要される)立場になるストーリーがきて、成長するのかなあ、なんて思いました。

●バティンについて

メギドたちに性別って明確にあるのでしょうか。説明あったっけ。
なんか、ヴィータの女の子を割と「野生の雌」みたいに見てはいるのですが、「自分もそうなのかなそう振舞ったらソロモンはどうとらえるのかな自分はどうしたいのかな」って感じ。ソロモンに好意があるのかどうかまでは断言しませんが、「ヴィータ体の雌である自分」を強く意識しているとは思います。
なのでジェンダーギャップに嫌気がさしているのは、スコルベノトではなくバティンの方。スコルベノトはむしろそんな価値観などない世界にいたのでむしろソロモンやヴィータたちの反応に戸惑っているかもしれませんね。
なんとなく周りや自分に対して抱いていた苛立ちへの自分なりの対処法が見つかって、それにより再召喚に繋がったのかな~と思いました。

●軍団について

ブエルが行軍中に他人に遠慮して休みたいことを言い出せない場面があり、ソロモンの王の器としての軍団としての今後の問題的な感じの場面なのかな~、みたいに思いました。バルバトスはこのあたりも懸念していそう。

リバース:1999 1章「われらの時代」2章「夜はやさし」 感想

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1999年12月31日23時59分、世紀の終わりに「ストーム」は訪れた――
新たな旧時代へと「巻き戻った」世界で、プレイヤーはストームの影響を受けることのない時の観測者である「タイムキーパー」の「ヴェルディ」として時代の波を歩き、終焉をもたらす「ストーム」の謎を探っていきます。

TGS 2023で知ったタイトルなのですが、個人的に今かなり来ているタイトルです。ストーリーや雰囲気、作りこみが好きな人はやって損はないよ。まあガチャが渋いけど……スタミナ回復も渋いけど…………
レトロでノスタルジアなビジュアル、説明不足感は否めないものの、常にぬるぬると動く美しい映画のようでオタクの好きなエモが詰め込まれたストーリーやフレーバーテキスト、ウェットにとんだ詩。いや~好きですね~
あと、私事ですが、最初ゲストアカウントでプレイしていて、なんかのタイミングで強制ログアウトになり、復旧無理かなこれ~~~と思いながらもだめもとで問い合わせしたら対応していただけました。プレイ内容はまあまあ覚えていたものの、IDはうろ覚えで、結構諦めていたので本当に感動した。マジで感謝。あの節はご迷惑をおかけしました……。丁寧な対応してくれたことも嬉しくてプレイ続けているところあるかも。

●ヴェルディ

プレイヤーキャラではあるんですが、登場人物の一人って感じ。あくまで劇の主役というか。そこも含めて本作は映画見たいですね。
いろいろと暗躍しようとしていますが、財団にもマヌス・ヴェンデッタにも割と筒抜けな感じ。協力者を増やして頑張って欲しいです、とりあえずソネットにある程度本当のことを言った方が良いと思う。

●ソネット

俺(ヴェルディ)のこと大好きすぎやしねえか……理由をいつかメインストーリーでやるのかな……ってなってた。いうて恋愛的行為というか憧憬に近いものだと思います。ヴェルディが理想と違った時の反応が見たい、ごめん。

●レグルス

よくヴェルディを信じてくれたし、よく財団に行くことも決意してくれたよなあって思います。
ソネットの天然さになんだかんだ絆されつつある。親分だけあって面倒見がいい、いろんな面倒事をなんだかんだで抱えちゃいそう。スーツケースの中で今後結構大変そう。

●APPLe

頼りになる林檎だよお前は。
予想以上に活躍していて正直驚きました。レグルスの方が表に出るものだと……
無機物萌えを大切にしてくれるタイトルは好感が持てる。

●サザビー

かわいい~。お前の明るさとひたむきさが周りを救う、そのままでいろ……今からレグルスと同様、ヴェルディの協力者として(財団の保護下で?)生きるのかな。
執事のカーソンとのやり取りが本当切なかった。お互いを想っていたことがずっと伝わってきて……カーソン途中で疑ってごめん。

●シュナイダー

めっちゃ好きだったので、なんとなく偽神秘術師であることはわかりつつも(ユダだし)、ワンチャンないかなと思っていました……戦闘キャラとしてデータはありそうなので、いつか再会して実装されないかなぁ。
お姉ちゃん大好きで本当かわいい、親はうーん……この年頃の末子に全部背負わせるあたり、この年代の労働者階級(あるいはそれ以下)の家族の歪さを感じます。

●ドルーヴィスⅢ

これだからマスコミはよォ~~~! ってなりました。GE2のギル思い出した。
神秘術師と人間の社会的相互不理解が本当ひしひしと伝わるので、そりゃマヌス・ヴェンデッタも生まれるよなあって感じ。

●ミュオソティス

今のところ、マヌス・ヴェンデッタ側で1番人間憎んでいそ~
ドルーヴィスⅢに向けていた優しさは本物だと思うのですが、それは同志だからなのか、恋愛的要素が含まれているのか、その優しさで自分が満たされたいだけなのか。

●アルカナ

最初の神秘術師だったりしそう。
あとワンチャン、財団のいっちゃん偉い人も兼ねていたりせぇへんか?

めちゃくちゃ金かかって凄いなって気持ちと、採算取れるのかなって気持ちは、まあある。

メギド72 2章 感想

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1章感想はこちら

2章からこんな展開していいの……!? ってなってました。こん、こんな……こんな人の心がない展開を……2章から……!? 「王都防衛」要素だけ見ても、一般的なゲームなら中盤〜終盤にありそうな展開だなあって思います。

以下ネタバレあり感想。

ヴィータ・メギド・ハルマの価値観の違いが改めてわかる章でした。ソロモンくんの考えを支持してくれているメギドは思考がヴィータ寄りなんだろうなーっておもったり。
ヒロインとの出会いが結構平成的な感じで(「転校生を紹介するぞ」「あ! あいつは今朝ぶつかった女!!」みたいな)、あらあらうふふってなっていたら、決別までが思いのほか早くて笑いました。主人公ヒロイン決別RTA? いや今後を考えると笑っている場合ちゃうんですけどね。

⚫︎ソロモン

名前変更できたのでソロモンくんに変更しました。健やかに育て。
「王」としての覚悟がもうバチバチに決まっているの、何~~~!? ソロモンくんがガッシュで、エイルがコルルだったりする? 自分、物語としてのヒロインはティオだと思うんですけど、「ガッシュ個人にとってのヒロイン」はコルルだと思っているオタクなので……

年頃の女の子を気遣うのも、自分の辛い過去を引き摺りながらも背負っていくことを決めたことも、青くてでもそれでいいと思っているところも、女王に啖呵切って飛び出すところも、全部良かったぁ~……。あの啖呵は本当見事でした、ちょっと王の器がすぎるんよ~~!

●ブネ

他のメギドと合流する前からハルマゲドン阻止のために、ハルマ側ともコンタクトとってたってことですよね、凄いな……相容れないながらも「それでもやらねばならぬ」となっていたということでもある。それほどヴァイガルドやヴィータを愛するようになったのか、あるいはメギドラルに良い思い出がないか。どっち~~~!?

⚫︎モラクス

今のところちょっと印象薄目。物語もなのですが、戦闘面でもあまり使っていなくて……(ヒント:そもそも始めた理由がフルカスに一目惚れ)。
ただでもやっぱり、「アニキ(=ソロモン)はそれで良いんだよ」って声に出していってくれるキャラの一人なので、そこは純粋に好き。ソロモンくんの傍にずっと居て欲しいし、それをずっとものかげから見ていたいです。俺は何処目線で話しているんだ?

進化素材に甘いもの多くて可愛い、たんとおたべ。

⚫︎バルバトス

ブネよりもバルバトスの方がブレーン感あるなって思いました。というより参謀? バルバトス(元ネタ72柱の方)って確か交渉に長けている悪魔なので、そこから転じて参謀悪魔になったのかも? ブネはどちらかというと保護者って感じがする。

バルバトスは、ブレーン・参謀というのもそうなんだけど、目線がメギド勢の中でも年上な気がします。そういやメギドたちの年齢ってどうなってんだ? メギドラルで生きていた記憶とか時間とかもあるんだろうし、見た目通りじゃないんだろうな。

⚫︎ウェパル

背の低さと、私が初めて認識したcv名塚佳織キャラがコードギアスのナナリーということもあり、ついつい妹キャラみたく見えちゃうんだけど中身かなりお姉さんだよなって改めて思いました。

ガブリエル、ウェパルに対して結構こう……勝手に幻想を押し付けている感、ない!? いつか手酷いしっぺ返しを受けて欲しい。まあ彼にとっての理想のウェパルでなかったのでもう受けているのかもしれない……

⚫︎シャックス

めっちゃ個人的な印象だしうまく言えずに申し訳ないのですが、モラクスは「おばか」って感じのキャラで、シャックスは「あほ」って感じのキャラ、みたいな方向性が何となく感じます。
彼女の中で興味ある/なしがはっきり分かれていて、それで興味あることに対してはとことん詳しくなるけど、興味のないことに対しては本当に覚えられないやつかなあ、なんて思いました。

進化素材にめっちゃきのこ使うね!? 俺もきのこ好きなので嬉しくなりました。

⚫︎ガープ

ソロモンに対して異性に対しての接し方を語るのがガープってのがまじで良い、しかもその方面でも結構な手練れ間が出ている。この時点でもう噂の女性を想っているんかな、関係も結構進んでいるんかな。

⚫︎マルコシアス

この殺意の高さ、たまんねぇなってなりました。前回も言ってなかった? いやでも戦闘面でも頼りになりすぎて……
ソロモンくんを「ソロモン王」(=自分たちの王)として認めていて、それをがんがん言葉にも態度にも出しているの良い。彼女の正義のお眼鏡にかなったようで何よりです。

ソロモンくんの笑顔を守りたいよ~~! 近所に住む初恋の人になって、大きくなって恋人連れてきたソロモンくんに嬉しいやら寂しいやら複雑な感情を覚えたいよ~~~! そのキャラになったら開始数分で死んでますね。 

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メギド72 1章 感想

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1章クリア自体は結構前です。

フルカスに一目惚れしてリセマラしたは良いもののほぼ放置→やる気がある時にイベントやったら好きだった→1章クリアしたは良いが戦闘難しくない!? キャラ育成先かな……?→72ヶ月祝いとかいうわくわからんこと始めた

です。1章ボス全然勝てなくて、知り合いにコツを教えてもらいました。ガープつよい。
イベントは他にカジノのやつやっています、グザファンがはちゃめちゃに好みで……へへへ……

絶望を希望に変えるRPGとのことで、今のところ絶望感満載の始まりですが、ここからどう希望に変わっていくのか楽しみです。ソロモンくんに名前つけたけど、ソロモンくんのまま進めれば良かったかな……

以下ネタバレあり感想。

⚫︎ソロモン

前途多難過ぎて泣いちゃった、抱きしめたい。
常に誰かを救おうと動いているし、その行動が何か悪いことを引き起こす羽目になってしまうことは今のところないと感じているのですが、救えないんだよな……「お前のせいでもお前の力不足でもないよ、世界が悪いよ。それが絶望だよ。世界が悪いなら仕方ないよね!」って感じ。立ち向かう君はすごい、えらい。

●ブネ

セクシー担当。パパみとママみを同時に感じる。
年長者でリーダー役を担っている。冷静も熱中も兼ね備えている感じ。こういうキャラが過去に救えなかった少女に囚われているとかだと私はとても嬉しいんですけどどうですか?

⚫︎モラクス

シャックスちゃんと共に明るいキャラなのですが、こっちは向日葵みたいな明るさ。どこかで落ち込むことがありそう(ショタキャラの宿命)。
ソロモンくんをアニキって慕うの可愛くない? 見る目あるよキミ

⚫︎バルバトス

吟遊詩人らしく優男や色男といった見た目なのですが、案外泥臭い印象。彼自身も泥臭いことを敬遠するのではなく、「うんうん、それも美しいね」って受け入れてくれそうな印象。印象ばっか。

⚫︎ウェパル

少し話がずれるのですが、幼少期「あさりちゃん」が大好きでした。で、「あさりちゃん」の話の中に、ウェパルが出てくる話があって、それでずっと名前を覚えていました。

cv名塚佳織が身体に染みわたる。一人冷静というか一歩引いた位置にいる印象なのですが、それでも隠し切れない面倒見の良さ。かわいいね。あとメギド形態が本当綺麗。

⚫︎シャックス

年頃のお嬢さんな感じ、かわいい。
なんだかずっと前を向いているというか、本当に前を見続けている印象。太陽みたい。その笑顔でソロモンくんをずっと癒してやってくれ……

⚫︎ガープ

頼りになる男。今のところ一番ヴィータを信じていない印象があるのですが、ただ、なんかヴィータの女性と結婚することは知っているので……(当時Twitterで話題になっているのをみた)。どういう経緯なんだろう、楽しみ

あと素材を上げた時の台詞から、母親からは結構愛されていたのかなって思っています。

⚫︎マルコシアス

自覚していない狂気を隠さん女、このメンツの中で1番やべー奴まである。まあ……そういう女が好きだけど…………プレイヤー俺のためにずっとそのテンションでいてくれ

メギドの「祖」と「真」の違いって何だろ~と思っているところに、インキュバスを引いて「あ、もしかして72柱か否かかな?」って思って手持ちの子を見返したら「継」がいました。なんやお前!?

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まんぷくマルシェ 感想

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放置+料理ゲームな無料アプリゲームです。全キャラ個別エンディングまで遊ぶことができます。

ストーリーががっつりある放置ゲームをプレイするのはおそらく初めてで(一定まで目標がある、みたいな放置ゲームはちょいちょいやってました)、割と新鮮な気持ちでプレイできました。雰囲気放置ゲーム好きなのですが、ストーリーがほぼないのが不満だったんですよね。今作でそれが満たされました。

物語としては、傾いている世界樹のマルシェを復興させよう! といったもの。唯一マルシェに残っているシェフ「ユーカリ」と共に、主人公は美味しくて映えそうな料理を考え、マルシェをお客さん的な意味でもシェフ的な意味でも復興させていく。とはいえ主人公は料理人ではなく料理アドバイザーなので、難しい調理パートはなく、食材を調達しにいって食材の組み合わせを考えて、在庫を管理して……といった役割です。
はちゃめちゃ料理も御愛嬌というか、「いやその組み合わせはあかんやろ……」な料理も完成品は普通に美味しそうに見えるのですごいと思います。開発者インタビューを見ますとやはり、「食べ物で遊んでいるように見られないように、だけどおかしい組み合わせもできるように」、みたいな感じで拘られたようです。こう言えるのは個人的には信頼できました。

基本的にユーカリ以外は「一度マルシェを(ユーカリを)見捨てて出ていった」とも取れるので(ユーカリはそんな受け止め方をしない子ですが)、最初の距離感はぎこちないものがあります。次第にそのぎこちなさもなくなっていきますが、シリーズ1作目ということもあり、キャラ同士というよりは主人公とキャラに比重を置かれているので、続編ではキャラ同士の掘り下げも欲しいな〜と思いました(全くないわけではありません)。

以下、ネタバレありの感想。

●主人公

地味ながらもすごく良いなと思ったのが、基本的に否定しないことです。ミツバのお友達も太っているユーカリもドラゴンのマジョラムも、否定しない。ええ子や……

あと、EDで仕事放棄したり仕事が終わった段階で辞めてシェフについて行く、というのがないのが個人的に意外でした。でもそこもええな……

●ユーカリ

くそかわいい。聖母。
個人的にマジョラムよりもちょっと年下っぽい? のが意外でした。

ユーカリの太っている姿はマルシェの皆は普通に気が付くだろうし受け入れるだろうけれど、フェンネルのように「別にどっちにしろユーカリだけれども、ユーカリ自身がばれたくないと思っているなら気が付かないフリをする」というのがまたいい関係だなと思いました。

●フェンネル

おそらくヤングケアラーがそのまま大人になってしまったパターンのキャラクターで、続編ではどうやってそこから脱却して仲間達と向き合えるか、という流れになると思います。
乙女ゲームの世界からやってきたような男で、このフェンネルは恋愛要素が非常に強かったです。

●マジョラム

女子キャラに対して可愛いとしか言えないのがもどかしいのですがマジョラムも可愛かったです。
伝統的な国の出身ではあるが伝統にとらわれず、才のある弟を愛する良い子でした。

いやまじで、マジョラムがお肉担当でブーケガルニがお魚担当なの、良い。一見逆に見えるけど人柄見れば納得する感じがまた良い。

●ブーケガルニ

時折最年長キャラらしく落ち着きを見せますが、基本的には明るい癒されるキャラでした。地元を愛せるのは良いことだ……

●ミツバ

個別エンディングで「いや百合界のバリタチキャラ!」となりました。将来性がありすぎる。バリタチの才能がありすぎる。

●リンドウ

地味に「ん……違う!荷物だ!」という感じのやり取りのやつが好きです。
ミツバもですが加入時期が遅いのもあって、ストーリー的には不遇気味に感じました。加入が遅いので好感度も上がりきらないまま1回目のクリアを迎えてしまうし。

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キャラクターが丁寧に作り込まれていて、より掘り下げられるであろう続編が楽しみな作品でした。プレイしま〜す。

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