アサツグトリ 感想

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主人公の「ヒバリ」が目を覚ますと、見知らぬ部屋のベッドの上に横たわっており、ベッド横には見慣れぬ機械、そして右腕に繋がれている点滴風の装置。そんな自分と同じ境遇の7人の少女たち。
まさか自分たちは誘拐された? そんな風に戸惑う少女たちの頭上からアナウンスが響く。
「建物から出られるのは、最後まで生き残った1人だけとなります」
「1秒でも長く生き延びられるよう、努力することをオススメします。頑張れば、魔法だって使えるようになるかもしれませんよ」

そのまま建物の中に閉じ込められて、不可解な共同生活を強いられる少女たち。数日後、ついに事件が起きてしまう。目の前で起きた死……その事件が忘れられずに事件が起きる前に戻りたいと願うヒバリ。
翌朝、目覚めたヒバリが食堂へ向かうと、そこには死んだはずの彼女がいて、昨日と変わらない光景があって……
時間遡行能力を手に入れたヒバリは、誰も死なせずに、この場所を脱出することを決意したのでした。

何に重きを置くのかで本作の評価は変わります。早い話が、ADVなのか、百合ノベルゲームなのか。
ADVとしてみるのであれば正直今一つですし、百合ノベルゲームとしてみるのであれば満足のいくものなのではないかと思います(「そことそこがくっつくの!?」って驚きはあった)。
少女たちの「衝突」と「成長」が丁寧に描かれていて、単純に恋愛させれば満足なんやろ、という感じではないのが好印象。デスゲームとしてはいまいちかもですが、「誰も死なないクローズドデスゲーム」というのは正直面白いなと思いました。PSIフル活用なのでデスゲームとしてみたくないって人もいるかもだけれど、まあダンロンの超高校級がPSIになったものだと思えばそこまでなのではないかなあと思います。むしろ全員生かすコンセプトのゲームなので、死に特技の子がいるという方がうーん……って感じ。

探索パートは正直良い出来とは言えません……せめて初回以降のスキップか早送り導入した方が良い。
というのも本作、「17~18時なら話ができる、今は12時だから5時間待ってね」ってなったら、ゲーム内時間で5時間本当に待つ必要があります。FF14の釣りか?
流石にリアル5時間ではないのですが、上の例だと17時まで待っても18時超えちゃったらアウトなわけで、そんでやり直しの度に待つ必要があって、間違えたらまたやり直す必要があって……
めちゃくちゃ難易度高い場面があるというわけではないのですが、それでも塵積もで結構な時間になります。
あとは各所で言われていますが、良いのですがやはりボリューム不足感はする。個人的には綺麗にまとまっているしボリューム充分だと思うのですが、値段考えるとまあ割高感を覚えてしまうのは仕方ないとも思う。つまりは、いつもの日本一だなあという感想は否めませんでした。好きではあるんだけれど割高なんよな。

■以下、ネタバレあり感想。

●ヒバリ

っぱ主人公が終盤で一度折れたところを仲間たちが力を合わせて助けるのは燃えるんスわ。
良い子でしたね。たまにある、苛つく方向に良い子だったことでないのも好印象。
家庭環境や作中の描写からおそらく栄養失調と見られるので、ヒバリに関しては脱出後が割と心配だったりします。マチネと保護されていると良いんだけどね。同じ制服着ているし信じましょう。

●マチネ

明確に親に売られているので、ヒバリ同様脱出後が心配。弟妹あわせて保護されていると良いなと思います。

●コマリ

フヅキとコマリなの!? と驚きましたが、まあ加害者という共通点で考えれば割と……でもコマリは正直トウカでフヅキはスズかなと……
というか、これは別にこのゲームに限ったことではないのですが、この手のゲームで必ずしも一人EDの子を作っちゃいけないというわけでもなくて。全部を全部CPにする終わり方にちょっともやらないでもない、これはまあ捻くれている自覚はある。でもさ~!? どこかソロとかトリオで終わらせるのもありじゃん~~~!?

●フヅキ

フヅキとスズもここなの!?!? ってなった。

●トウカ

一番好きなキャラでした、次点でカリン。芯が強い女が好きでェ……
自分のSPIの使いどころが限定されているのを理解して、ちゃんと使えるときに発想できるの偉いと思う。「あまり使えないなこれ」って思考ロックしちゃったらなかなか使えるときにも使えませんからね。

●カリン

最初の事件さえ乗り越えればあとは割とメンタル保護役、一部除いて適切な行動できていると思うし。エノに対してぐいぐい行くところだけちょっと……となりましたが、まあエノは確かにあれくらい行かないと教えてくれなさそうというのはありますね……
SPI地味に便利過ぎる。

●エノ

天才系のキャラってシナリオの都合で「今はまだ明かす時ではない」→「遅かったか……」という無能ムーブされがちですが、エノはそういうこともなく、隠していることに対してもそのあたりがしっかり書かれていて良かったです。
研究に没頭することも魅力的だけどそれは寂しいなって今は思う、ってのを素直に言えるのが彼女の魅力だなあと思いました。

●スズ

スズの「殺されかけたことに関して絶対的に許せない」は正直まじでそう。フヅキが結局どうやったかはわかりませんが、スズも譲らないキャラで良かった。
あと他キャラの時でも言いましたが、スズとエノはまじでそこ!?!? ってなった。この流れでエノとスズなら、もう少し二人だけの交流を描いてほしかった。

●トノガイ

トノガイの動機に関しては、「あーこういう考え方か、わかりあえないな」って決定的に感じて良かったです。

void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2 感想

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【トリコちゃん、思い残しはありませんか?】

人類が汚染菌類によって滅びてから数百年後の世界……人類最後の少女「トリコ」と、そんな彼女をお世話する「ロボット」と「ファクトリーAI」は、人間がなんとか生存できる環境「テラリウム」を作り、その中でトリコちゃんをお世話していきます。
が、トリコちゃんの身体が少しずつ朽ちていく症状が……はっきりとした原因がわからないその病気の謎と治療法を求めて、「ロボット」と「ファクトリーAI」は人類の過去を調査し始めます。
すべてはトリコちゃんを生き延びさせるために――

珍しく2からプレイしました。借りたもんでさ。ストーリー的にもなんとかなりそうなもんだったんでさ。
不思議なダンジョン系下手なのですが、初回クラフトボーナスによる基礎能力があったので割といけました。後半ダンジョンモンスターハウスが多いけど、その分ボーナス小部屋も多いので、こういうものなのかなって思ったり。

ストーリーはまあこうなるわなエンドなのですが、それでも実際に自分がプレイしているとなると来るものがありました。幼い子が理不尽に大変な思いをしているだけと言え場だけなのですが、それってやっぱ……許せねえよなあ……!

エンド名は「True」「False」でしたが、多分プログラムとしてのT/Fなのだと思います。目標としてはFalseなので。
ロボットとファクトリーAIのそれは愛なのかエゴなのか、でも愛情なんてそんなもんじゃない? って思います。両親のそれも同じではあるのですが……
ただ、「取り戻す」というところに重きを置きすぎたんだろうなあ、と。トリコとしてはどちらが幸せだったんでしょうね。というより、トリコはどこまで「トリコ」としての意識があるんでしょうね。

割と必要最低限のお世話しかしていなかったと思っているのですが、ストーリー上で起こる病気以外にはかからずで、判定が結構甘いのか自分が自認識よりまめなのかわかりませんでした。まあ女の子が必要以上に痛い目に遭う必要はないからこれで良いよ。
Gに関しては最初からフィルターかけていたので、出会った時に「(フィルター)これかぁ~……」ってなりました。食べるご飯として出ているときにフィルターかかっていないじゃんとは思っていたけど、あれ以上リアルに描写されているってことでしょ? そういう方面に進むのやめな~!? 日本一くんさぁ~!? 1もやるけどさぁ~!?

探偵撲滅 感想

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八ツ裂き公」を名乗る謎の人物が起こした連続殺人事件。
たくさんの命が失われ、社会全体は大混乱。
政府は優れた探偵たちが集う「探偵同盟」へ、八つ裂き公事件の捜査を依頼。

そんなある日、探偵同盟に憧れる駆け出し探偵の主人公「北条和都」のもとに、探偵同盟の一人を名乗る男「老師探偵」が訪れます。
「君は探偵同盟のメンバーに選ばれた」と宣言するや否や、有無を言わさずに眠らされ……目を覚ました孤島では1人、北条和都はどうなるのか。

言ってしまえばダンガンロンパのフォロワー作品です。
ただ、単なるフォロワーに終わらず、独自のゲーム性やストーリーの良さも感じます。同社の「追放選挙」を積んでいるのですが、こういっちゃなんだけど、フォロワーで終わったのであろう追放選挙を反省したんじゃないかな……と、邪推はちょっとしてしまう。これはまあ、追放選挙やってからまた判断するわ!
このジャンルのゲームはパイオニアであるダンガンロンパとどうしても比べてしまうのですが、本作はフォロワーゲームで終わらず、また出した展開や結末、キャラクター達も納得のいく気持ちが良いもので、好感が持てました。思っていたよりもSF感があるなってのは否めないけど。

ダンガンロンパのほか、JDCシリーズの影響も感じます。といっても本家読んだことまだなくて、トリビュート作品の西尾維新2作品やダンガンロンパ霧切とかしか読んでいないのですが。本家も読みたいな。この設定好き。

もし調査パートで詰まっている方がいたら

①「検証」の数値が高いキャラを後回しにして調査等を進める(調査等が終わり、新たに「検証」が出てくる場面などあるので)
②移動距離で詰まっている場合、移動以外そのターン行動できなくなるが、今いるフロアのどこへでも行ける全体移動を使用する(チュートリアルで説明ないんだよなこれ……強いのに)
③特定のキャラよりも先に動かしたい別のキャラがいる場合(Aを行動させてからBの行動を考えたい時)、行動決定→先行を心掛ける

を覚えておけば大丈夫だと思います。それでも無理なところあったら気軽にお題箱にでもSOSを投げてや、Twitterかブルースカイで答えるので。俺は頑なにTwitterって呼ぶので。
というか後半の方が難易度低いんだよな、仕様的にどうしても……

●無能探偵
いろいろ受けとめて前を向くのは才能なので、最初から無能じゃねえんだよなあ……
理想探偵の手助け、自分の過去を抜きにしても、割と序盤から頼もしい、好感が持てる主人公でした。個人的には割とずっと「このサイカちゃんは僕の願望が生み出した幻覚だ」ってスタンスなのがすげぇ……ってなりました。あまりにも覚悟が決まりすぎている。さいかちゃんもそういうところに惚れたんやろうなあ……

●理想探偵
最後の復活は賛否わかれる気がしないでもない。自分は、「いやまああっても良いけど、なくて良いかな……」派。でも無能くんがそれで良いなら俺は良いよ……みたいな。
本来自分のものでない才能を使用していたこともあり、無能くんにかかる身体負担を見る限り、遅かれ早かれ無理が祟る日が来ていた気がしますね(その日までになんらかの対策ができていなければ、八つ裂き公がなくても探偵同盟が瓦解し始める気もする)。
無能くんが探偵を志していることを知っていろんな気持ちだったんだろうな……

●武装探偵
愚直なまでに他者を信じるお前が好き……まじであのひたむきさは生き残り組の太陽でした。生きて地上に出れたときにまずすることが妹の埋葬なのですが、多分サイカちゃん以外であってもそうした気がする……都度都度怪しい行動はするんですけれど、全部そういう行動なんですよね、サンドイッチ持ってきてくれるところ良かった……
「妹を枷に絡めた理由の一因は、目の前にいる自分が信頼している男」っていうのがわかってからもあそこまでまっすぐ信じるのさ~ぁ~……眩しい……

●科学探偵
いうて車椅子は仕方なくね~!? って気持ちと、いやまあ外道の言うこともわかるしな……科学くんも納得しとるようやし……という気持ちがあった。
子ども+車椅子で、立派な探偵とはいえ普段から不特定多数に舐められている部分があって、本人もだんだんマヒしてきちゃって、そういう意味で無能くん武装さんや外道は良くも悪くも対等な仲間として接して彼の成長につながったのかもしれない。師匠はどうしたって師匠なので。

●華族探偵
ED後に無能くんがくっつく可能性のあるヒロインその1。
「この状況だとぽんこつだけど部下がいると有能なんですよ」が、終盤の展開や後日談合わせてわかったのが良かった。リボーンのディーノか?
まじで誇り高く気高く、それに見合う覚悟を持ち合わせているのが、サ……好きなんだよね…………
猪突猛進ガールなところもあるのですが、何事も諦めない、他者を想い死者を敬う心を持つ、ノブリスオブリージュを体現した好みの女でした。ちょっとちんまいの可愛いよね……

●文学探偵
ED後に無能くんがくっつく可能性のあるヒロインその2。
理不尽ツンデレロリそんな好きではなく、文学ちゃんも初手「苦手だな……」と思いつつも、その後の無能くんに信頼を寄せていく描写とその説得性、本音をこぼすシーンの可愛さで「ええな……」ってなりました。我ながらちょろいな……
元ネタの芥川のお嫁さんが文ちゃんなのでそれが名前かと思っていた(それもあるとは思うんですけれど)ら、ヘブンだった、すげえ名前や。魔界の娘が天国なの、地味に好き。

●魔界探偵
うおーーー!! 立派な大人!! 立派な大人!!(自分が大人側に立つようになったことにより、子どもを守護る立派な大人キャラがより一層好きになってしまった)
一見色物設定なのに、「どういう背景があってこういう思考に至ったのか」がちゃんとしている。また、文学ちゃんに限らず、年下のキャラを守ろう・導こうとしている大人なのが非常に好(ハオ)でした。
声優さん、ヘルシェイク矢野の人なんだ!?

●大和探偵
見せ場なく死んでしまった感。いうて花札の部分とかは見せ場ではあるんですけれど。

●美食探偵
社畜の遺体を痛めつけるところはちょっと……ってなりました。探偵としての信念が強い人・大和が嫌いそうなこと・唐突のヤンデレ化みたいな感じだったので、「美食さんこういうことやるかなあ、ライターの性癖でキャラ性曲げてないかなあ、ウーーーン……」みたいな。ライターとキャラ解釈バトルしようとすなーっ!

それ以外の面だと個人的にかなり好きなキャラでした。sexyだし頼れるし行動原理が個人的に好みだし……魔界さんもなんだけど、悲しい思いをする子どもを減らそう守ろうとするキャラに弱いねんな俺……
声優さん、キュアパインってマジ!?!?

●老師探偵
探偵を志した理由、八つ裂き公に協力してしまった理由、それでも無能くんに託したくなった理由、全部がわかるもので「あ、あぁ~~……」ってなってしまった。眩しすぎたのかもしれないですね。

●渋谷探偵
残留思念回収の時に、無能「先輩」、○○(任意の探偵)「ちゃん」なのに、被虐「探偵」だったので、おほほ! やりよるわい! となった。詳しくは被虐のところで語りますが、ここでも黒幕悟った。彼女らしいですね。
CVがVの方なのですが、本職の声優さんたちに遜色ない演技で驚きました。追い詰められた~死までの演技も凄い。Vに疎くてすまんやで。
ちょっとギャル像が古い気もしないでも……ない!

●社畜探偵
同社のジャック・ザ・リッパーのハリー(自分の感想)と同じ声優さんとわかって、「これ、製作陣に、この声優さんに曇らせ男キャラやらせるのが性癖のやつ、おるやろ!!」ってなりました。確かにハリーの救えなかった恋人(故人)になりてぇ(意訳)とは俺も言ったけどさあ……!!
webで公開されている公式小説の、魔界さんとの絡みが良いのでぜひ見てください。良いコンテンツとはいえ、ゲーム外コンテンツが多いと複雑な気持ちになるな……

あと公式小説には社畜さんと外道の話もあります。社畜さんは大和ちゃん殺した時点で積みではあったのですが、外道からしてみればあれも大和の命を背負っていないように見えたんだろうね。文学ちゃん人質にしたところとかね。

●外道探偵
なんだかんだで無能のことは好きだったと思います、ちゃんと命を背負っているので。そういう意味で被虐は大嫌いなんだろうな。全てから目を背けているので。
最後に一矢報いたところがハガレンのキンブリーみたいな感じ、芯を通していないと敵味方関係なしに許せないみたいな。信念を突き通すキャラだったし、言ってること全部本音だったと思います。良いキャラだった。
過去に因縁のあった社畜(鬼畜)探偵すらさん付けする無能くんが唯一呼び捨てにしているのほんま笑う、いわば同志みたいな立場なのにね。

ダンガンロンパの狛枝がオマージュ元と思われるキャラなのですが、出した結論・選んだ信念等が全く違い、またそれが納得できるもので、開発陣が作品に対して真摯であることを感じて好感が持てました。

●被虐探偵
まあ自分の行いを「救済」と正当化している時点で無能探偵に勝てないだろうなあと思いました。外道探偵よりも覚悟の格が下というか、外道と合わせて「命を背負っていないってこういうことだよ」みたいな感じ。

被虐くんが悪役なのは社畜離脱あたりからわかった。不滅探偵候補が5人で外道が17歳ってわかって、無能・理想・外道・被虐が同い年でアッ……てなるので。
あとその後あたりから明確に探索パートでの台詞が1人だけ推理時の方向が違う・ミスリードへ誘おうとする台詞が多くなる。上で言った渋谷ちゃんのもあわせて「こ、こいつ……!」ってなりました。
いうて後日談読むと、一番救われたがっているのは本人だねってなる、そしてそれを自覚できていない……というか、目を逸らしているのだと思います。そのままだったら無能ちゃんにそのうち負けるよ。別に死は救済自体を否定するつもりもないし、八つ裂き公の正体をこういう書き方したからには公式としても否定するつもりはないんだと思います。

ダンガンロンパと比べて登場キャラの年齢幅が広いので、だからこそ表現できることはあったのですが、逆に全員探偵だからこそ「お前本当に探偵か……?」ってなるところがちょいちょいあったのだけ残念。あと獣医探偵も「探偵の勧誘の仕方それでええんか……?」ってなりました、あれだけはどうしても納得いかない。

あと、振り返ってダンガンロンパ(と同じ制作陣ゲーム)に対して思うようになったのが、露骨な、ちょっと笑えないレベルの下品なネタが多い。自分が年を取ったからそう思うのかはわからないけれど。
本作はそのあたりのネタに対してゲーム内で突っ込んでいるので好きでした。バランスが良い。

わるい王様とりっぱな勇者 感想

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かつて邪悪な魔王として恐れられていたが、勇者に倒されて以降は魔物も人間も守ろうとするようになったドラゴン。王様ドラゴン
かつて魔王を倒した勇者に憧れて自分も勇者になりたい勇者の娘だが、その「かつての魔王」が誰なのかは知らない少女。ゆう
ゆうは王様ドラゴンを「おとうさん」と呼び慕い、立派な勇者になるために毎日修行に励むゆうを王様ドラゴンは優しく見守って育てています。

しかし、なにせ魔物と人間はかつて対立していました。それに加えて、昔の王様を慕う魔物たちだっています。
それになにより、勇者になるため必要なこととは……そう、「魔王を倒すこと」ではありませんか。

1匹と1人の親子関係は、いったいどうなってしまうのでしょうか。「その時」が来た時、ゆうはどんな選択を取るのでしょうか。
ゆうは、果たして勇者になれるのでしょうか。

『嘘つき姫と盲目王子』(感想はこちら)の精神的続編なのですが、ゲームとしては正直「そ、そっちに進んじゃったかぁ~……」という感想でした。絵本のような美しさが魅力で、前作ではその世界観に浸れる没入感が魅力だったのに、戦闘部分でその魅力を損なうような感じ。その戦闘システムも、よく言えばレトロ、悪く言えば2-3世代くらい前なシステムです。

ストーリーはグラフィックは前作から更にパワーアップしています。ネイサンとハリーや魔本といった、サブクエストも魅力的。サブクエストは所謂「お使いクエスト」だし、ファストトラベルもいまいち使いにくい関係で少し大変ではあるのですが,それを吹き飛ばす良さは確かにあります。
不満点を羅列すると「ほぼ戦闘面だな……」ってなります。前作も良かった+ゲームシステムとの相性も良かったので、ハードル上げすぎていたかも。
おすすめできるゲームではあるのですが、レベリングがそれなりに辛いことは覚悟しておいた方が良いと思います。でもそれを乗り越えた先にある志方さんのEDは素晴らしいねんな、まじであれでおつりがくるよ。

FINAL FANTASY ⅩⅣ 漆黒のヴィランズ 感想

前回(解放戦争戦後編)の感想はこちら

いよいよ本格化したエオルゼア軍事同盟とガレマール帝国の戦争……の最中に、激しい頭痛と謎の声が聞こえる現象に次々と見舞われる暁の面々たち。サンクレッドから始まり、ウリエンジェ、ヤ・シュトラ、アルフィノにアリゼー。そして主人公も……
昏睡した暁の面々たちと、昏睡こそしなかったものの頭に謎の声が響く主人公。主人公は謎の声に導かれるようにして、友が眠る場所・クリスタルタワーへ。

声の主は「水晶公」と名乗る、顔を見せない、でもどこか懐かしい人物。その人に乞われ、主人公は未来に起こる「第八霊災」を防ぐために鏡像世界の一つ「第一世界」へと降り立つのでした。
そこはかつて「光の戦士」たちによって「闇」が完全に祓われてしまった結果起きた「光の氾濫」により、永遠の日中・無限の光の中、人々を襲う怪物「罪喰い」が闊歩する世界……
こうして主人公……光の戦士は、この世界に夜の闇を取り戻す「闇の戦士」として、新たな戦いに身を投じていくのでした。

いきなりCERO上がりすぎてないか?

中盤ずっと「殺してくれ」「原初世界にテレポするからエスティニアン駆けつけて俺を殺してくれ」「この際ゼノスでも良いから」ってずっと言っていました。エスティニアンとしてもそんなこと言われても困るよな、ごめん。

来訪神をお迎えするためにずっと戦い続けていたクリスタリウム。稀人たちが次々とやってきて、やがて空を覆う光を払う稀人が現れ、それ以前のクリスタリウムの長の言動から、「彼の人こそが来訪神なのだ」とずっと思い続けていたけれど、表には出さず、そして戦い続けたクリスタリウムの人々。
一方、終末思想のメシアをヴァウスリーだとして、麻薬依存に近い行為をされてはいたけれど、でも心のどこかでそれに気が付いていて、それでもなおそこに留まり続けるユールモアの人々。
今の時代なりの信仰として独自の信仰を掲げる「夜の民」。祖先崇拝に近いオンド族。

誰も彼もが、何かに縋らなくちゃ生きていけない世界の中で、けれど共通して何かに縋りたくなった理由の光を打ち壊す、突如現れた「闇の戦士」。
なのに世界はまた光に覆われて。
綺麗な夜空で飛行できた時の感動と、それを自分がまた奪ってしまった絶望感がすごかったです。クリスタリウムの人たちが攻めてくれないのが逆に苦しい間であったし、暁の面々が東奔西走してくれるのも「もお良いよぉ~……見捨ててよぉ~……」ってなりました。その中で「お前が世界の敵になりそうだったら止めてやるし、お前が進もうとするなら、背中くらいは押してやる。」って笑ってくれるアルバートに救われました。なんだろう、化物の自分も肯定してくれてありがとうみたいな。だからこそ「ラハ救ってから心置きなく化物になるかぁ~!」って思えました。
「自機罪喰いパロ」みたいなのをたまに目にしたのですが、なるほどね、そりゃあるわけだね。俺も大罪喰いになって討たれたかったです。設定的には自機俺がアガペー枠の大罪喰い(になる前に止めてもらえた)だったりするんですかね。

すっごい面白かったのですが、それはそれとして、ずっと「殺してくれ~~~!!」って言ってました。いやまあ、俺が死んだところでどうこうなる次元を超えていたけどさ……アーモロート着いたあたりで流石に覚悟決めたけどさ……

●水晶公について

やっぱラハじゃねーーかおめーーーー!!!!
前回の感想記事

寝起きでラハの口調に戻るの、ずるいよぉ~……何が何でも救わなくちゃって思うジャン……。「お前がどんな覚悟や思いで自分に姿を空かせていないのかはわからないけれど、それはそれとしてお前が俺に害することはないだろうし、ずっと信じているからイイよ」って気持ちになりました。それはそれとしてその後「そういったことは相談しろッッッ!!!!」ってなりました。
水晶公として積み重ねた年月もあるので、完全なグ・ラハ・ティアではないと思うんですけれど。でもなんだろ、融合というか、ifの姿を見せてくれている感じ。「こんなになるまで自分のために頑張ってくれるんだな」って思った感じ。

クリタワと同じく、悠久の風でEDになるの……イイよね……
あと、いろんな人に対して「水晶公がピーチ姫になったところです」で進行度が通じるのが面白かったです。共通認識。

●暁について

サンクレッド曇らせが性癖の人、開発にいたりする?
リーンに対して不器用な父親だった印象でした。もっとはやくに言葉にしてやれよとは思うけれど、リーンからしてもはやく言われても納得できないだろうしなあ。第一世界のサンクレッドがランジート将軍だったんだろうなあと思います。
システム的な話になっちゃうのですが、サンクレッドがまじでタンクとして優秀でしゅんごい……ってなりました。父として守護る覚悟を決めている男だ、面構えが違う。

蒼天にとらわれているせいでアルフィノとまた2人旅できたの嬉しかったし、アリゼーとも2人旅ができたのが嬉しかったです。
アルフィノさ~、まじ……ユールモアの人々を治療したいと言ってくれたお前がSUKI……アルフィノが善性を失わないの、本当にすごいと思います。
アリゼーも、テスリーンの一件を見て「守護らなきゃ……」ってなったのですが、彼女はそんなことを望んでいないし、泣きながらも前を見据え続ける彼女が本当に好きです。

ウリエンジェが最後溺れていたの好き。
アーモロートを大人組+自分で行ったのですが、1ボスでウリエンジェが真っ先にやられて「ウリエンジェ貴様ッ! 双子をこんなところに連れ出す気かッ!!」って叫びました(ヒーラー選択肢が自機 or ウリエンジェ or アルフィノ + DPS選択肢が自機 or ヤ・シュトラ(ウリエンジェの次にやられた) or リーン or 蘇生使えるアリゼーのため)。ちなみに最後まで立っていたのはサンクレッドでした。父は偉大、タンクは偉大。

ヤ・シュトラがマトーヤを慕っていると改めてわかるのが、なんだか少女の彼女を見ているようで嬉しいようなむずかゆいようなって感じでした。
誰かのマトーヤになれたのかしらってのが本当良い。自分にとってのマトーヤは良い師であること、そうなりたいことがわかるので。
そしてその上で「夜の民たちだったら本名知られても別に構わない」ってなる彼女がまたイイ! 姐さん。

上でヒカセンのことを来訪神だと称しましたが、まあ来訪神というからにはいつかは帰るわけです。その時がきました。水晶公(グ・ラハ・ティア)のことは気になりつつも、帝国とのいざこざがあるし「雪の家」は原初世界にしかないので俺は帰ります。
ただ、子どものできたサンクレッドはどうするのって思ってます。まじでどうするの?

●ユールモアについて

ユールモアの道化師ちゃんたちはミンフィリア候補だったんだろうなあ……「ミンフィリアであること証明しないと扱いが決められない」から、ある程度の人体実験とかもあったんだろうし、「ミンフィリアでないことが確定した」以降も、酷いことした自覚はあるからユールモアの保護下で育てたんだろうな……ランジート将軍の父性が見えてやるせね~です…………

ユールモアの民たちを変えた一番の理由がアルフィノってのが本当好き。クリスタルブレイブを率いていた頃の自分に重なったんやろなあ。被害者面を許さないアルフィノ本当良かった。

●アルバートについて

も、もう1人の俺……!
エメトセルクが「俺を通して俺じゃない誰かを見ている」のは道中で薄々わかっていたのですが、アルバートが第一世界の俺ということには気が付けませんでした。悔しい。アルバートが原初世界で闇の戦士していたあたり(竜詩戦争編あたり)も、もしかしたらエリディブスもアルバートに「アルバートじゃない誰か」を一瞬でも無意識でも感じ取っていたのかもねなんて思ったり。
そのアルバートと合体するのね、なるほどね。8/14になって半分以上の俺になれば対抗できるってワケね。いや置いていかないで欲しかったが……?
残りの俺たちはどんな人たちなんでしょうね。

オンド族に渡したクリスタルのくだりの「肝心なところを見ていないとは……」とか、ラダー大昇降機での2人のやりとりとか、今までとは一味違う対等なバディって感じが好きでした。対等なわけだよ。
アルバートに対して軽口叩きまくりの選択肢をついつい選んでいたので(他選択肢の時も「アルフィノ画伯と助手たちです!」みたいなやつを選びました、だってあんなんずるやん)、アルバートとの最後の会話も「無茶を言うなぁ……!」を選びました。本当に無茶を言う、応えるけどさ。

俺のお前も光の戦士で闇の戦士。

●エメトセルクについて

「俺を通して俺じゃない誰かを見ていそ~~~」ってずっと思っていました、やっぱそうだったのかおめーーーー!!!!

アーモロートの人たちは本当に善い人なんだろうなと思いますが(しゃがんでくれたり、小さい子を一人前として扱ってくれたり)、無意識の傲慢さは今でも十分感じるので、完璧であるがゆえの袋小路にすでにいたんだろうなあって思います。「幼年期の終り」か?
十四人委員会から離脱したという人も、同じことを思っていたんじゃないかなあ。ところで前回の感想で特別な4や、13+ジョーカーといった考察をしましたね。この離脱したアシエンがアシエン俺(?)だったり……せえへんか!?
最終決戦の場で、俺を一瞬でも幼馴染? 昔馴染み? のその人として見てしまったなら、そりゃ負けるんじゃ。

一方的に期待されて、それで勝手に失望されて、んでもって本当は自分を見られていなかったので、勝手な人だなあと思います。でもその勝手さにすごい人間みを感じてもいます。
会いたい人の1/2ってどんなんなんだろうね、そんでもってそれがだんだん化物になっていくのを、「自分が想像できない方法で何とかするかも」と、どこか期待しつつも見守り続けるのは、一体どんな心境なんでしょうね。最後の最後でハーデスだって名乗った(「アシエン・エメトセルク討滅戦」じゃなくて「ハーデス討滅戦」だった)のは、たとえ1/2でも本名を読んで欲しかったのかもしれませんね。「姓をアシエン、名をハーデス。字はエメトセルクと申します」みたいな。なんか違うな……

●ゼノスについて

ゼノスが父親殺しを行うシーンが、ヒカセンがトールダン殺しを行ったシーンと同じ演出で、なんというか、「オルシュファンのいなかった自機みたいだなあ」って思いました。友友言ってきたり、以前の感想で「イシュガルドより前に出会っていればどうなっていたかわからない(=オルシュファンポジションだったのかもしれない)」と言いましたが、自機と同じ演出を使われたりとかで、なんか現時点個人的には自機のifとして見ています。逆だったかもしれねェ……
え、そしたらこいつも何かしらの加護を受けていることになるな……まあアシエンに打ち勝ったからゾディアークの加護を奪い取ったようなもんか……アシエン側が「こいつやば……」みたいになっている描写さえあるの、本当に笑うんだよな……

フォルドラに比べて超越者により適合しているっぽいのは、やはり祖父の影響なのでしょうか。おじいちゃん似ならそらまあ……執着するわな……執着すごいわな…………

●オルシュファンについて

※今回のBGMです

リーンに「なんで貴方は前を向けるの」って言われる場面で「英雄に悲しい顔は似合わないから」選択肢が出てきてアーーーーーー!!!!ってなる、なった。俺特攻。もちろんこちらを選びました。プレイヤー俺だけでなく、ヒカセン俺も囚われているんだね……キャラメイクの影響なのか演出の関係なのかはわからないのですが、この場面困り眉で返答していて、その寂し気な困り笑顔が、なんか、こう、キたんですよね…………

いや……英雄になりたくはないんだけどさ……第一世界においては「闇の戦士」も仕方ないかなと思うし、原初世界で闇の戦士だったもう1人の俺の命を背負っていくって決めたし……英雄にはなりたくないけれど「覚悟」は決めたから…………
でもちょっと「英雄」に対して前向きになれた気がします。オルシュファンの英雄発言はちょっともう戻れないな感あったのですが、水晶公の英雄発言はめっちゃ真っすぐで眩しかったので……あと英雄アルバートがまぶしかったので……
退路を断たれたというよりも前を向いて歩きだせたというか……「いつ死んでもいいから面倒ごと全部引き受けるかあ」の心境から、大舞台の場で華々しく散るために大舞台の場に出会うまで生き抜く覚悟ができたというか……散りたいのには変わりないというか(?)……

雪に覆われたイシュガルドと光に覆われたノルヴラントが重なって見えて、だからどちらも人生の転機になったのかもしれないね、せやろか?
なんでこの人、漆黒に入ってもオルシュファンについて語る項目があるんですか?

は~あ、また一人の命を背負うことになった。俺は(おそらく)オリジナル俺の8/14ってワケ、半分以上の俺ってワケ。どういうワケ? 死ねねぇじゃん……(他7人が他ヒカセンって演出良かったね)

俺もアルバートもエメトセルクも駆けつけてくれた他ヒカセンも、み~んなヴィラン! なのでヴィランズ!! 漆黒のヴィランズ!!!!
「最終決戦、下限の方が良いよ」と言われたので、フレンドと、フレンドのフレンドに駆け付けてもらってやりました。ヒカセンたちが光りすぎて「眩しっ! 偉大な相手というのは輝いて見えるものだヨ」とチャットしたら「まぶしい理由の方は訊いてないんですけど?」ってフレンドのフレンドが反応してくれて嬉しかったです。光の戦士(物理)。

ロールクエストがキャスしかまだ終わっていないので、他3つもやりたいです。ここにきて全く触れていなかったタンクが足を引っ張る。モグコレでパワーレベリング!

殺人探偵ジャック・ザ・リッパー 感想

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私立探偵「アーサー・ヒューイット」は連続殺人事件の調査中、死体を発見した強いショックからか「切り裂きジャック」を自称する別人格の存在を近くする。
奇妙な相棒を得たアーサーを中心に巻き起こる数々の事件は、やがてロンドンに蠢く闇に集束していく。

探偵として理知的に調査し、犯罪者の罪を暴くのか。
殺人鬼の昂る衝動に任せ、犯罪者を自らの手で裁くのか。

本当にその選択は正しいものだったのか。
後悔に苛まれない様によく考えろ。

選べ、善か悪か――。
(公式サイトより)

ロンドン(我々の世界の19世紀ロンドンではない)で探偵としての道か殺人鬼としての道か選べというゲームなのですが、正直「探偵ルート」と「殺人者ルート」の分岐がうまく生かしきれていないと思いました。
ちょいちょいの差分と各章の終わり方、そして終盤が違うのですが……なんだろうな、周りの人からの反応は終盤の終盤まで変わらないというか。ヒロインがマフィアと自警団の二人いるのですが、そのあたりの反応というか。

箇所箇所が雑なのも個人的にうーん……。マフィアのヒロインは左手にタトゥーをしているのですが、立ち絵によっては右手になる。立ち絵反転させているからだと思います。
あとはセーブに連打が必要なUIだったり、誤字があったり、周回させる作りなのに既読スキップができなかったり(既読未読関係なしの全スキップになります)。

で、「どっちのルートも違ってどっちも良い」という感じではなくて片方にトゥルーエンドみを感じてもやもや。
あと、推理物ではなく、サスペンスとかそういうジャンルなので、「思っていたと違った」パターンはちょっとあるかも。日本一あるあるですね。

絵は良い、特に腕の筋とかめっちゃ良いです。
ストーリー的にはもう少し富裕層視点の味方キャラいても良かったんじゃないかな、と思います。ジャックザリッパーがモチーフだからなのか、貧困層出身キャラ/寄り添うキャラが多かった印象。
キャラを好きになれるかどうかでだいぶ印象が変わるゲームだと思います。全体的に序盤で全体的にキャラヘイトが貯まるつくり。

終盤には涙ぐむところもあったのですが、それに至るまでが長いというか、そこまでに挫折する人や、片方のルート見てもう良いやってなる人も多そうだなあという印象でした。日本一の良いところと悪いところが出ているよ。

●主人公たち+診療所組

探偵ルートの終わり方はバディものとして良かった。殺人鬼ルートはなんというか、自暴自棄感が凄くて……先に見れば印象変わったかもしれない。(探偵→殺人鬼→いろいろ回収、の順番でプレイしました)

元ネタの方のジャックザリッパーの正体説の1つにウォルター・シッカートがいるので、ウォルターの元ネタはそれかな。元々黒幕の予定だったようだし。
ソフィーの初恋がアーサーなんじゃないかなって思いながら見ていました。毎日「今日はアーサー来る日だったっけ、どうだっけ。予約していない日でも会いに来てくれるかな」みたいに思っていたのかなと想像して、サブストーリーの彼女に想いを馳せて、勝手に苦しくなってた……

●マフィア組

ヒロインレースはどうしても、ゲーム開始時の前提や秘密共有しているためにローリィの方が強い印象。自分もローリィの方が好きでしたが、シャーロットが割食っちゃうなあという感じでした。シャーロットは結婚EDでも秘密を明かすことはないので……あと見せ場がね、どうしてもこっちの方がかっこよくなる印象がありましたね。

Extraでのゴンザレスとミシェル先生の組み合わせが個人的に良かった。割と尻に敷いてそう。

●警察組

ハリーが好きでした。腕がどうのこうのでばれている気がする。ハリーが過去に救えなくてずっと未練と化している死んだ恋人とかになりてぇよ俺。

殺人鬼ルートでどうしてもさ~、直接的にではないにしろシャーロットが原因でローリィが死んじゃうのがさ~…………ヘイト管理として難しいところだな、なんて思いました。
殺人鬼ルートでも「人を疑うことも時には大事だよ」「それでも私は、これこれこういう理由で疑いたくない」みたいなやりとりをがっつりする章がその前にあればよかったかもですね。シャーロット自身もこれで良いのかな……みたいな感じになって、その後最悪な形でその予感が当たってしまい「ちが……私こんなつもりじゃ……」になってたので。

夜、灯す 感想

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かつてお嬢様学校と呼ばれていた歴史ある学校、神楽原女学園
その昔、お互いの一番大事なものを交換して、卒業まで姉妹の契約をする「疑似姉妹」制度がありました。
卒業までのその特別な関係を、永遠のものにしたかったとある疑似姉妹が心中を図ったことにより、学校側から禁止されることに。彼女たちの心中はただの事故死と処理され、離れ離れ。
月日は流れ、ゲームの舞台である現代では疑似姉妹制度は残っていません。

さて、現代の神楽原女学園で筝曲部に通う「十六夜鈴」は、とある日から「お姉さま」が出てくる不思議な夢を見るようになります。
夏休みに入って間もないころ、休み明けのコンクールに向けて特訓する筝曲部のもとに、転校生「皇有華」が入部することになりました。彼女は筝曲界トップの弟子数を誇る流派の娘である皇流の家元の娘。
しかし、「楽しく」をモットーにしている筝曲部の演奏は、彼女にとって音楽への侮辱に聞こえました。
孤立する有華をなんとかしたいと頭を悩ます部長と鈴。そんななか、有華から呼び出された部長が、旧校舎の2階から転落して血まみれで見つかります。しかし有華は呼び出していないとのこと。

部長に危害を加えたのは誰なのか。筝曲部に何が起こっているのか。鈴が見ている夢はいったい何なのか。
休み明けのコンクールはどうなるのか。孤立する有華はどうなるのか。

そんな感じの作品です。が!
中身は百合ホラーというよりも、スポ根ものです。百合ホラーは序盤で終わりますので、パケ買いした人とかは「お、思ってたんとちゃう……!」ってなると思います。ただ、スポ根ものとしては良作なので、どういうジャンルのゲームなのかわかった上で遊ぶのが良いと思います。

●十六夜 鈴

スポ根ものになる要因の6-7割くらいこの子。くっそ前向き。なかなか耽美という言葉を置いてきた感じのパワフルガール、良いと思う。鈴ちゃんがいないと筝曲部すぐに瓦解してそう(小声)

●皇 有華

有華ちゃんの最初の孤立、ソリストとオーケストラの違いのようなものなので、仕方なくない!?!? ってなっていました。自分はどちらもやったことあるのですが、向き不向き・才能みたいなものなので仕方ないよ……言い方が悪いのはまああるのですが。
でも有華ちゃん自身が一緒に弾いて楽しいってなるなら、まあ俺が口を挟むことではない……。この部分がどうにも引っかかってずっともやってました。

●青柳 真弥

真弥ちゃんだけ音量が小さいんだよな~! いろんな方が言及していますがちょっと気になる。

ちょっと記号的に使われているキャラ+見せ場が終わったらギャグ要員にされたたように感じてもやもや。有華ちゃんに本音でぶつかっていくところが好きでした。大好きな子の一番が取られちゃうって気持ち凄いわかる~……田舎だと余計に閉鎖空間だしな~……そこから百合好きになるとは思っていませんでしたね

●舞原 累

有華ちゃんに秒で感情移入していたので「こ、こいつ……!」となっていました。才能あった陸上を取り上げられたところに手を差し伸べてくれた人に危害を加えていたかもしれないって思えばそりゃまあねって感じなのですが。

●田鎖 麗子

何の楽器が一番好きなんだろう、やっぱり今はお琴なんですかね
お姉さまのことがあったなら有華ちゃんと初対面の時にもう少し反応しても良いような……なんて思ったり。累との百合を押し出したいだろうから、そういう意味でも削ったんじゃないかな~と邪推。キャラ自体は割と好き……というか、もしかして俺が長髪好きなだけ……!?

●お姉さまとおばあちゃん

どのEDでも割と好きでした。

まとめるとどうしても「ジャンル注意だぜ!!」になる作品ですね

FINAL FANTASY ⅩⅣ お得意様取引 感想

蛮族クエストと同じく、メインのどこに入れるわけでもないですが、割と力を入れて攻略したしストーリーもそれなりにあるのでとまとめました。こちらもクリアし次第どんどん追記していきます。
ほぼ漁師でやってる、他の収集品のやり方、よくわかんにゃい。

また、ドマ町人地復興もここにまとめています。実質お得意様取引でええやろ!

お得意様取引解放直後はよくわからなくて放置していたのですが、この後に書いているデュランダル伯爵を進め始めたので(蒼天街の一種かと思って進めていたらお得意様だった)、「まあお得意様は、まずはシロちゃんでしょ!」と手を付けました。

良いものを食べさせてあげたい……時折悪食すらも感じさせる、結構な健啖家っぽいヒカセンが引くのはやばいと思うよ! この、製作手帳を埋めるために作ったいろいろをお食べ!!

剣の名前を持つ伯爵が、街の復興に関わるのがまずいいなって思いました。弱者に対しても、同情や寄り添いではなく、為政者として見識を深める。イイよね、イイ……
実際、一人息子が死んでいるのではないかという状況で(実際部下たちは死んだものだと思っていたっぽいし)、弟も亡くなってて残された甥は幼くて、甥(なのかな)は以前のイシュガルドにおける異端児の一人で。苦労多いに……決まっているよなあ……ヒカセン手伝うね……

ロナンタンとマエリは、このまま仲良く成長してくれると嬉しいですね。

金策にイイ! と聞いたので進めていました。こちとら銀貨がめっちゃ貯まってるんじゃ!

生き物って逞しくてイイ……って噛みしめました。モードゥナへ行っていた子どもたちがことさら逞しい。
ツラヌキのじいさんがヒエンやドマのために生き生きしているのもイイ。メインストーリーで最初にツラヌキに会った時の、全てが嫌になって狂人になろうとしてなれない感じ、ヒエンが生きていて戻ってきたことを知った時のあの反応。忘れられないんですよねぇ……老若男女新しいドマに希望を見出しているのが嬉しいです。
あ、あとブドゥガたちがミツバになついているのも個人的に好きです。そのままドマ町人地で頑張っててね♡ 俺ヒカセンは終節の合戦を制したアウラ・ゼラやぞ、文句あっか。

都度都度、オルシュファンやイゼルに想いを馳せていました。蒼天街を解放したころには復興が終わっていたので、あまりコンテンツを楽しめていない。今度行くね。BGMは桜流しね。

メ・ナーゴの真っすぐなところが描写されたお得意様でした。現時点やったお得意様でもかなり重い話なのですが、まあ仕方ない……残されたものとして必死に、みんなが残したものを守ろうとする姿が印象的でした。

最後の母親のところ、「戦線を引いて結婚を考えてほしいとか言い出すんじゃねえだろうな……」って思っていたら、「一緒に暮らせないか」って言ってきたので、chu! まじでごめん……ってなりました。捻くれた俺が悪い……
最後の最後で娘の顔になるメ・ナーゴもかわいいかわいいね。

方向は違いますが、皆スイの里とクレナイのことを想っていて良かった。実際問題、このままでいけないことも、かといって急いたら外津国に飲み込まれてしまうことも否定できず、どうしても避けて通れない問題ですよね。
前者に関しては「とりあえず自分たちの代では保守を取れば大丈夫生きていける外は戦争しているらしいけれど関係ない判断は次世代に任せる」という意識もあったのではないでしょうか。で、クレナイやヒスイたちは、その次世代でもあるので、大人は頼りにならない自分たちが判断しないといけないって気持ちが強かったのもあるのではないでしょうか。わはは、因習を打ち壊す強い女!

自機がアウラ・ゼラなこともあって、スイの里の人たちからして見ると「見た目が凄い似ているのに異質」感が強くて楽しかった。notどざえもんの稀人信仰ってこういう始まりかたをしていたんだろうな~~って思いました。

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嘘つき姫と盲目王子 感想

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本当のわたしではあなたに触れられない

王子さまは、夜な夜な森から聞こえてくる美しい歌声に聞き惚れており、その声の主に会いたいと考えるようになっていました。
しかしその美しい歌声の主というのは、人を食べる恐ろしい狼だったのです! ただ、その狼は王子に恋をしており、自らの姿を見られて嫌われてしまうことが恐ろしくてたまりません。自らの姿を見ようとやってきた王子に向かって、つい、手が出てしまいます。自らの手に鋭い爪があることを忘れて。狼の爪により、王子は眼に怪我を負ってしまいました。
目が見えなくなってしまった役立たずの王子はお城に幽閉されてしまいます。そのことを知った狼は、森に住む魔女に王子の眼を治してもらおうと思いつき、王子のもとへと向かうのでした。

……といった感じの導入!
日本一の幼女に厳しいシリーズかと思いきや、絵本シリーズとでもいえるようなやさしい新シリーズです。やさしいよ、本当だよ。発売前に「ほらきた姫とめくら王子」って言われていたのほんま笑う。

基本はステージクリア型の2Dアクションゲームです。姫(の姿をした狼)を操作し、目の見えない王子の手を引きながらステージをクリアしていきます。手を繋いだ時に姫と王子が笑顔になるのがかわいい。
操作性は~……あまり良くないかな……割ともどかしい感じの想いをする箇所が多めです。スペランカーかな。

で、肝心の物語の方はというと王道話です。絵本のような世界観で語られる切ない物語。
俺は汚い大人になってしまったので、終盤の狼と王子に多少苛ついてしまいました……全て魔女のおかげなので……しかし、導入で視力を奪わねば全て王子が解決するんじゃないかなと思わせるようなタフさはなかなか好感が持てます。いやまじでED後の王子、すごくない?? タフって言葉は王子のためにある。

ゲームというより絵本だな! 遊べる動く絵本。朗読の声優さんが雰囲気にマッチしていて、また声も聴いていて安心する。志方あきこさんの音楽やBGMも素晴らしい。世界観も大好物。あれだ、「あらしのよるに」とか好きな方に抜群に刺さりそう。
お値段とボリュームを考えると割高感は否めないので、セール期間などに購入するのをおすすめします。

休日や、なかなか寝付けない夜に、そっとプレイしてほしい。そんな作品でした。ぜひ、ご自身の手でね。

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嘘つき姫と盲目王子 感想

シルバー事件 HD 感想

「シルバー2425」の「シルバー事件 HD」部分をプレイ/クリアしました。シルバー2425の公式サイトはこちら

面白かったし普通に好きなのですが、だからこそ続編で主人公変わるときいて「じゃあ続編は別に良いかな……」となり、今のところプレイしていません。主人公がアキラだからこそ、シルバー事件を好きになったというか。名前表記カタカナ推奨なのは名前を付ける前に言ってほしかったかな!

ノベルゲームに分類されるとは思うのですが、コマの見せ方というのかな、そういうのもこだわっていてノベルより漫画に近い感じ。それでいて台詞が出るときにタイプ音が流れたりするので(タイプ音の音の数が、文字数ではなく発音に合わせられているのが、また良い!)、フィルム映画見ている感じになります。ハードボイルド~。
刑事ものかと思いきや、どちらかというとオカルトものなテイストが強いので、「思っていたのと違った」という人は多そう。実際私もその口ですが、思っていたのと違っても名作であることに変わりはありませんでしたのでヨシッ! って感じでした。

人を選ぶ感じではありますが、少し古めの映画やハードボイルドなものが好きな人にはおすすめでした。

本作の好き曲:Uehara Kamui(「プラシーボ」の2だか3だかのチャプター選択画面の特殊効果かかっているやつ? がめちゃすき)

以下、ネタバレありの感想とか考察とか。

●主人公は結局なんだったの

オリジン「ウエハラカムイ」の、
①血のつながった子ども
②オリジンの記憶保持用に選ばれた器(だけど結局記憶はどこかで破損した)

だと思っています。
カムイ後継者たちの中では何かしら特別ではあるのだけれど、優秀ではないというアレ。生き残った事実を考えれば優秀寄りではあるかな。②だとしたら、悪運が強いだけかもしれないですね。

あるいは、他のカムイたちにはいて主人公にはいなかった、主人公にとってのアヤメがいなかったから生き延びられたのかも。主人公にとっての一番アヤメっぽいサクラは、なんだろうな。「ボスの忘れ形見だから守らなくては」って印象の方が強くないですか? まあボスは生死不明だけど……。
でもサクラの存在は、それを含めてエディプスコンプレックスなのかもしれない。父的存在に代わり、かつて父的存在のものだった女を手に入れる、という。
この作品は全体を通して父と息子の関係性を描いているので、やっぱりオリジンウエハラカムイとのあいだに何かしらの特別な関係があるのではないかな、と思います。

●ウエハラカムイは結局なんだったの

なんだかんだで何かしらの殺しはした可能性は高いと思っているのですが(銀の眼を得るにあたり何かしらした気がする)、スケープゴートにされた普通の人。

結局のところ作中でナカテガワも話に出して利用しようとしているように、マスメディアなんですよ。マスメディアがウエハラカムイにどうあって欲しいかの願望なのですよ。水面に落ちた一滴の水が、ずっと波紋を作るように、その存在が大きな影響力を持ち、やがて影響力しか残らない。ウェルテル効果ですね。
政府としても飼い殺しにしている分には、民衆の眼がカムイのほうに行くし、カムイたちの育成方針にもなるし。もしかしたらカムイたちがカムイたちであるがため必要なものに、オリジンウエハラカムイの何か(細胞とか)が必要で飼い殺しにしていたのかもしれない、なんて思っています。

●作中でのクサビの行動(コトブキ/モリカワ/ハチスカ殺し)はなんだったの

コトブキ殺しに関しては、エディプスコンプレックス、エディパール的行動。
で、残り二人はどちらかというと、アブラハムコンプレックスに近そう。と思ったんだけれども、モリカワは同世代っぽいから微妙かなあ。

詳しくは後ろのキャラごとの感想のところに書きますが、結局のところスミオの一件を受けて「こう(悪い方向)なってしまうこいつを見たくない」「自分の手の届かない(=自分が守れない)ところに行ってしまうくらいならば、そこに行ってしまう前に行けなくする(=殺す)」とかだったのかなあ。

●主人公について

トキオ視点での「こいつこっわ!」という印象が強いです。いやめちゃくちゃに怖くない!? 怖かった。
作中で過去は一切説明されないんだけれど、主人公にとっての鏡写しの存在である他のカムイたちの存在で、なんとなく知ることができる。プレイヤーによってそのあたりの解釈や妄想は異なるので、割と好きにしても大丈夫なのが個人的にイイ! と思いました。

終盤の「俺が終わらせなくちゃ……俺はなんも悪くねえけど……」という雰囲気、割と好きだよ。
なんか大人たちからは気味悪がられたりするけれど、子どもたちからはよく好かれる描写が多いあたり、子どもの目線に立って話せるというか、裏切られた青年というか、そんな印象を受けます。太宰治?
実際、始まってすぐにボスという保護者存在を失って精神的にだめになっていたっぽい+その後は全て年上に流されるがままなので、精神的に同世代に比べても幼いのだと思います。

●クサビについて

ひでえ渾名つけやがって……w
仲間たちのことがなんだかんだで好きだったのだと思います。で、彼の中で「成長」と「変化」は違った。「成長」するデカチンは良かったけれど、「停滞」を選ぶコトブキや、悪い方向へ暴走する感じに「変化」したり、自分の手の届かない所へ行くことを選択するように「変化」していくハチスカ/モリカワはだめだったのかなあ、と。

●スミオについて

パレードはまじで良かった……。
好きなキャラでした。まじで、自分の行動(パレード自体)に対して何も後悔していないところとか。確固たる信念があるキャラが好きなんですよ。他人に悟らせないほどに読唇術を習得したり、復讐のためだけに生きていて自分も磨いて密かに仲間と連絡を取り合っていたのだろうなって。親を含めた故郷に対して、憎しみしかないんだろうなって。
それはそれとして「クサビに申し訳ないなあ」とは絶対に思っているじゃないですか。クサビが彼にとっての、本来の意味での保護者的存在だったんだろうなって。実際の親たちは守ってくれなかったから。

●コトブキについて

変化を恐れることは、ハチスカ(区長の方)たちと同じ、銀の眼を求める老人たちと同じになるということ。
クサビには許せなかったんでしょうね、敬愛するコトブキがそんな存在に成り下がるのが。

●モリカワについて

ハチスカのことは本気で愛していたとは思います。
クサビもなのですが、上と下がいる難しい世代。オリジン・ウエハラカムイのことを当時から比較的現場に近い立場で知りつつ、かつ今育てるべき守るべき下の世代がいるのがこの二人なんですよね(ナカテガワには下がいないし、公安でもどちらかというと補佐っぽかったのかな)。ここの二人は対比的存在なのだと思う。

●ハチスカについて

ハチスカが女として愛したのはカムイ世代でないモリカワだったので、そういう意味ではアヤメとして落第だったのかな、と思います。
カムイたちとは裏腹に、アヤメたちは生きていることが多いので、アヤメとして落第だったハチスカは死ぬ運命にあったのかなあ、なんて思いました。

●ナカテガワについて

ナカテガワはクサビに殺されたというわけではないのですが、変化したいがためにカムイ殺しに憑りつかれて、それしか見えなくなった感じがしました。それより前では一歩引いた位置にいつつ、時々「いやお前……」みたいなことをするキャラ、という印象だったのですが。
彼自身は成長を目指しているつもりだったけれども、それは後ろを向いていた。あるいは全く違う方向を向いていた。そんな感じ。

●トキオについて

バーでのマスターとのやりとりめちゃすき。
デカチンよりは精神的に安定していると思います。というか、なんだろうな。自立している? デカチンは一人で生きていけない存在で、作中で一通りの事件を体験することで、独立した。
時雄は最初から自立していて、そこからさらに強くなる、成長するための作中での事件で、そして旅に出た。そんな印象です。俺だったかもしれないお前。

5万貸してくれ。

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シルバー事件 シルバー2425 The Silver Case 感想