美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY 感想

セーラームーンのゲームでこれありといわれる名作です。原作者の武内直子先生が本作のストーリー及びオリジナルキャラクターデザインを担当していることもありセーラームーンのゲームとして優秀、キャラゲーとして優秀、またRPGとしても優秀なゲームです。

昔持っていたのですが、躓く人が多いであろう序盤の亜美ちゃん一人旅で躓いていたら、母親にいつの間にか売られてしまいました。悲しいね。どうしてもクリアしたいと思っていた作品だったので、買い直してプレイしていました。プレミア価格つくとは思わなんだ。

元々セーラームーンが好きで、原作も全巻持っています。武内先生の後輩だったり、直接お会いしたことは流石にありませんがちょっとご縁があったりします。引っ越しの時に手元からなくなってしまいましたが、Vちゃんの方も原作持っていました。
ただ、原作のレイちゃんが女の子の初恋なのですが、それもありアニメは正直受け付けられなくて見れません。所謂「ぶっ壊レイちゃん」ってやつがだめだったんですね。というか今もだめなんですね……アニメ気になっているけど見たくない……。
ぶっ壊レイちゃんに関しては、武内先生も声優さんの富沢さんも苦言を呈していたそうで。スポンサーの関係とは言え、うさぎちゃんがミーハーしているし別に良かったんじゃないかなあ……。個人的に富沢さんはとても好きだし富沢さんの声がとてもレイちゃんにマッチしていて良いと思うのですが(crystalが見れないのもこれが影響している)、難しいね。ただ、富沢さんへの贖罪も込めて作られたらしい「カサブランカ」は大好きなので、これまた難しいね。

話は本筋に戻しまして、本作は原作のセーラームーンとアニメのセーラームーンのいいとこどりな感じです。ぶっ壊レイちゃんに関しては、まあ、うん……。悲しみで話が進まなくなるからおいておこう……
原作第4期にあたるデッド・ムーンより前の敵たち+ゲームオリジナル敵が出てきます。中には一瞬しか出てこない敵キャラもいますが、猫も杓子もきれいなドット絵で表現されているので満足。一部変なポージングしているキャラがいるのは、まあ、ドット絵ならではのご愛嬌ということで。オリジナルの敵キャラクター「オポシティオ戦士」たちも魅力的、かわいく描かれています。個人的にはデス・バスターズの面々のドット絵が見れたのが嬉しかったです。可愛いんだけれども特に後半の3(4)人が、原作では一瞬なんだよね。アニメキャラのDDガールズたちも1戦だけですが、それぞれ個別に戦闘が用意されています。
アニメ設定をベースに原作要素、ところどころ原作裏設定要素も取り入れていて好印象。映画キャラのフィオレやカグヤもちょいキャラですが出てきます。一瞬ではありますが、その丁寧な一瞬によって印象って変わるよね。

セーラー戦士10人を動かせるだけあって、二手に分かれるパートなども出てきます。特定の戦士の組み合わせで特殊技(リンク技)を発動出来たり、好きな戦士たちでPT組む(セーラームーンPT固定、ちびムーン半固定なので、実質3-4人ですが)、といったこともできるので、オールスターとして素晴らしい作品だなと思います。

不満点らしい不満点といえば、やはり冒頭にも挙げた亜美ちゃん一人旅の難易度ですかね。順番的に亜美ちゃんが最初に来るのはわかるのですが、如何せん火力ががが。亜美ちゃん自身参謀役でちょっと火力低めでやわいのもあって、この一人旅がょぅι゛ょごころをへし折ってくると思います。へし折られました。亜美ちゃん一人旅は、洞窟前はともかく、専用装備取るまでは洞窟内は逃げましょう。
今書いていて思ったけれど、だから亜美ちゃんの専用装備は取り逃しがほぼない場所に置いてあるのかも。火力が高いまこちゃんの専用装備が取り返しのつかない要素だったりはるかさんの装備がかなり隠れた場所に配置されていることを考えると、そこらへんでバランスを取ろうとしていたのかと思います。キャラゲーでそんなことをするな。

とはいえデバフや補助技の大切さがわかった大人になってプレイしてみると、亜美ちゃんとせつなさんが二大壊れキャラです。この二人のどちらかが入ればほぼほぼ勝てるので、分かれて行動するパートなどは意識してチーム分けしましょう。
ちなみに私の最終PTは、ムーン(固定。マーキュリーとの補助が終わった後は攻撃)、ウラヌス(火力高い)、マーズ(火力高い&嫁)、マーキュリー(補助役。PTに入れることでセーラームーンも補助役に回ることができる)、ヴィーナス(初手補助、その後アイテム係)でした。正直ヴィーナスは、ネプチューンかサターンと入れ替えても良かったかもしれない。一応、ウラヌス→ジュピターにして内部四戦士で固めると、ラスボス戦のみかな? 通常攻撃倍率に上昇補正がかかることも書いておきます。いうてそれでも好きなキャラPTで必殺技連打の方が効率良いよ。原作にしかない必殺技もボイス付きで実装されているのが嬉しいし。
ある程度のレベルがあればどんなPTでもクリアできますし、PT&フォーメーション編成が適切なら、第二章以降最低限の戦闘だけでもクリアできるらしいです。とはいえラスボス前のボス撃破~ラスボスまでの期間、雑魚敵キャラが出てこなくてレベリングできないので、好きなキャラで攻略したい人たちはレベリング時期だけ注意しましょう。

ストーリー的にも、それぞれの個性がちゃんと反映されていて良い。うさぎちゃんこんなんだったっけ……ちょと鬱陶しいな……とはなりましたが、なんかこう、それは私が大人になったから思っているかもだし、もともと通常うさぎちゃんはそんな好きではなかったな……と思い出しました。覚悟をバチクソに決めているときのうさぎちゃんは好きなんだけどな……。
キャラクターごとの口調のぶれもほぼありません。むしろ「みちるさんがドロイドの存在を知らないので、全てダイモーンと認識している」といったような細かい設定も垣間見れる。ちびうさとせつなさんの思わずニヤリとするようなやり取りも必見。全員合流後に個々のやり取りが減ってしまうことは少し不満ですが、SFCだし許容範囲だと思います。

あと個人的好きポイントとして、アイテムの説明ですね。マニキュアが「真っ赤なマニキュア。胸が高鳴るわ」でファンデーションが「乙女の素肌を危険から守るのよ」なのは、控えめに言って大好き。真っ赤なマニキュアを自分の攻撃力高めたい時に使うよね~! わかる~~!! となりました。

あと攻略上、注意すべき点としてあげられるのは
・パズルは早めにそろえた方が良い(第2章でレベリングをしていれば大丈夫かと思いますが)
・レイちゃん編前半でしか買えない、コスパも性能も最強の回復アイテムがある
・聖杯についてのアイテムとしての効果説明が作中でないが、使わなくともどうにかなる。(お助けアイテム的な感じですが、ムーン&ちびムーンの火力が上がる代わりに、リンク技が使えなくなったり、使用以前にかけていた強化が消えたりするので注意)
・アイテム&必殺技は使い惜しみしない(特にコロン)
ってことですかね。ラストエリクサー症候群の方にはお辛いかもしれませんが、コロンを買い占めて、症候群発症していても「こんだけあれば使ってもええか……」という状態になってください。ラスエリ症候群である私はその手で行きました。

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FINAL FANTASY ⅩⅣ 蛮族クエスト 感想

メインのどこに入れるわけでもないですが、割と力入れて攻略したしストーリーもそれなりにある蛮族クエストの感想をまとめておきたいと思い、記事を独立させました。クリアし次第どんどん追記していきます。
ジョブクエも書けば良かったかな……。でもジョブクエはこっちとは違って、明確な終わりがあるわけじゃなくてどんどん続きが出てくる方式だからな……

●イクサル族

最初にクリアしました。最初に開放した蛮族クエストだからじゃあイクサルからやるかあって手を付けたのですが、イクサルが新生蛮族クエストの中で一番長いって終わり際に知って泣いちゃった。「新生の蛮族クエストとはいえエンドコンテンツ感すごいな~みんなこれを複数クリアしているのか凄いな~」とは思っていたんですよ……

「空を飛ぶ」というものはいつだって、自由の象徴であこがれだよなあと思います。絵本チョコボシリーズのラグナロクと12RWのリュドを思い出していた。どちらもクリアしています(12未クリアなのに!?)。絵本チョコボのソフトがどこかに行ったの、マジであたい許せへん。

どちらの種族も互いに対して偏見を抱いていて、その壁を飛空艇という共通の夢をもって、少しずつ取り除いていく感じ。種族だけではなく親子の壁も取っ払ってくれるのが地味にイイ。行動で示すところが親子ですね。
余談ですがクリアした日、なぜかイクサルやっている人が大量にいて笑っちゃった。いつもそんなにいないじゃん……。
後半にドラゴンヘッドに行くことになるので、デイリーの度にオルシュファンに会いに行ってからデイリーしていました。

6大好きだから、パパさんの船がブラックジャック号でもう手を叩いて喜んじゃったよね。言ったろう? 世界最速の船だって。

●アルマジャ族

「石炭をば早や積み果てつ。」有名な森鴎外「舞姫」の最初の一文です。

幼少期に父親が持っていた漫画「舞姫 まんがで読破」を読んで、終盤のエリスがトラウマになりました。今読むと多分大したことないとは思うのですが、「狂女が人形を赤子と認識して抱いている。赤子は死んでいる、あるいは生きていて成長しているのに」みたいなシチュエーションが、リアル身内の関係も併せて怖くなったのかなあ、と。
幼少期のトラウマなものですから、今でも少し、苦手というか怖いというか弱いというか、そんな感じです。

前置きが長くなりましたが、アルマジャ族の最後の部分そんな感じになりました。ザゴズ・テー、許せねえ……ルーンの代わりに俺が殺す……となってたらハムジの親父が仕留めてくれた。
決着が着くまでは手を出さず、相手が汚いことをした時に手を出す。そのうえで「掟ではあるし手を出すなとも自分で言ったけれど、それでも我が子可愛さが勝った。未熟だな」って言う父親を見て、母親に守ってもらったこと・今でも母親はルーンを守ろうとしていることを受け止め、父と母の愛を受け止めて涙を流す彼女が愛おしかったです。その後素顔を見せてくれたことも、かわいいやん。

●サハギン族

イクサルとアルマジャの後にやれてよかったなと思いました。異種族交流を強く描いたイクサルと、家族と復讐をテーマにしたアルマジャの、両方のテーマをどちらも併せ持った感じ。
「お前個人は憎くなくとも、本当はお前の種族は憎い。それはそれとして復讐の連鎖は断ち切らなければならない」とノォヴの親父が俺にちゃんと面と向かって言ってくれるのにしびれました。
そしてその異種族の交流を、親である、子どもを想う気持ちに種族は関係ないという、王道だけれども大切な気持ちで乗り越えていく。いや、本当は乗り越えられてはいないんだろうな。生き残った子どもたちが支えてくれているだけで。

あと、ここからデイリーミッションにFateが出始めて「本性表してきたわね……」となりました。前2つでは遭遇しなかったので……アルマジャで運が良かっただけ?

●コボルド族

ヒルディブランド(ギャグのノリ)が始まったかと思った。いや、蛮族クエストの全部が全部重い話されても胃もたれするだろうけれど、そ、それにしたって……お前ら……!
いうて話の中身は、学校のカーストに近いので、軽くはないのですけれども。いかんせんストーリーでガ・ブとアリゼーのやりとりを見ているため、「お前ら~~~!?」という気持ちが先に来てしまう。これ先に蛮族クエストやっていたら、ガ・ブのところでどんな気持ちになったんだろう。

最終的に他人(女)のためじゃなくて俺のためだが~~~!? って啖呵切ったのが良かったです。ブスは言い過ぎだけれども、多分ビ・ビもビ・ビで、「ダメな幼馴染を支える、優秀で健気な私」に酔っていた感じはまあある。ギ・グもうすうす思っていたんじゃないかな。
「落ちこぼれの英雄」ってアチブ名も好き、「後味はええし、まあええか……」って気持ちになる。なった。
スケートスィスがダメな男に捕まらないかだけが心配です。

●シルフ族

シルフは結構早くから解放していた(最初に開けたイクサルの、次かその次くらい)のですが、ノラクシアをどうしても思い出してしまい、後手に回っていました。俺のふっち……
それはそれとして、やり始めたら、面倒くさい運搬クエが多すぎて後手に回っていました。ぎりぎりの時間設定のものが多すぎへん!? コボルトはまだ余裕あったよ!? 新生の時点でこれをクリアできた人たちは凄いよ……

話の核は御子ちゃま(メシア)なのですが、直後にやったエクストラでは他の子どもたちも描写されるなど、次世代を守ろうというお話しでした。比較的ギャグテイストではあるのですが、コボルドに比べればまあ……
お友達を育て直すクエストが地味に怖い。シルフ族は妖精の一種扱いで良いのでしょうかね?

ヴォイスのチョコボもおもろで、なんでだませるねんと言わんばかりにヒカセンが困惑していたのがおもろでした。だませりゃなんだってええねん!

●新生エクストラ

全体的に、年若い蛮族たちがとらわれて、それを長たちが取り戻しに行くのが、姿かたちは違えど親が子を守るって良いなあと思いました。コボルド? 知らん!!
ノォヴの親父が、俺のことを子どもだと言ってくれるのとかすごい好きでした。任せてよ親父!
あと、ノォヴとセズルの組み合わせ、まじで良い。ハムジの親父のみならず、長ちゃまも結構な武闘派。ニチアサちっくな登場、ギ・グの爆弾オチも相まって「なんかようわからんけれどええな……」って気持ちになりました。大変だけどちまちまやってきてよかった~!

ナザがパンツ姿のシーン、自機も女の子なので、女の子3人でいったからちょっと、絵面が凄いことに……なった…………ヒルディと同じ人が書いていたりします?

なんか純粋に慕われるのがくすぐったかったんだけど嬉しかった。虫苦手なのですが、もう本当可愛いの。
私は「普通」って言葉が本当に苦手でいろいろ悩んだ時期もあって、結局自分を殺して周りに合わせることはやめました。それでいろいろ苦労することもありますが、自分を殺すより良いと思っています。
で、グナース族たちも自己アイデンティティの確立・それをお互いに尊重して守るための戦いの物語に見えました。物語としてもかなり好きです。
あと個人的にはイディルシャイアのゴブたちと絡むのも良かった。可愛い顔していてそれを忘れちゃうのかな……ってなっているところ、地味に好き。

始めるまでがちょっと……面倒……!! 求ム、改善……!!

やりながらイゼルに想いを馳せていました。舞台が舞台だったことや、イゼルがモーグリたち好きだったので、つい。「イゼルがやったことは無駄じゃなかったんだよ」みたいな気持ちで自機はモーグリたちに指導していた……という脳内設定にしました。ぽんぽんむしるぞとか言っているのは見て見ぬ振りします!
NPCたちがダンス踊り始めたムービーで笑いながらじーんときちゃったし、その後にドラゴンたちが人間のもぐもぐダンスを見てのほほんとして、そのドラゴンの下でモーグリ族がねんねしているのにじーんときました。見ているかイゼル……
グナースに続いてですが、オヤカタって慕われるのも嬉しいですね。必要日数がめっちゃかかるのは全然嬉しくないですね。

タレソンのじいちゃま、ほんまにゼーメル家か!?!? ってなる、なった。

個人的にクポたちよりもよほど毟ってやろうかと思った。
地形のせいはあるとは多分にあると思うのですが、それを抜きにしたって「妹に面倒くさいことをすべて押し付けて、自分は周りに指摘される問題点を改善しない、無意識に周りを見下している兄」ってのが、本当……毟りたかった…………あと戦闘面で頼り切りだったのに、踊りも結局俺が口火を切るんかいって気持ちになっちゃったので……まあエクストラで駆けつけてくれたのは、熱かったから良いけどさ……
リヌバリを始めとした表現は好きです。というかリヌバヌ以外はそこまで嫌いではなく……リヌバヌアンチか?

新生エクストラは蛮族同士の偏見描写がほぼなかったと思うのですが、蒼天はそのあたりも描かれていてかつわかりあっていく段階も描かれていて良かったです。踊りに帰結するのが良いね。
また、オル・ディーやグリンブルスティといった、竜が絡んでくるのも個人的には嬉しかったです。蒼天の異種族といえば竜ですもんね。蛮族クエストでは出てこなくとも、エクストラでがっつり絡んできてくれてうれしかった。

あとは、魔大陸にモーグリと一緒に行けたのが6好きとしては嬉しかったです。

正直アナンタすっごい好みなので、蛮族クエストがあったのすごくうれしかったです。

蛮族というよりも、種族問わないはぐれものたちの集まりという感じ。そんな人たちが無邪気で真っすぐなアルパの元で、のびのびとしながらもアルパを支えようって団結している感じ。オルミンも多分、序盤のアルパ補佐は実質的な左遷だったり、お得意様メ・ナーゴのあれこれをふまえると、地元では結構「はぐれ」に相当したんじゃないかなあ、と思っています。
メ・ゼト・ティア出てきたの嬉しかった。オルミンに認められるまで頑張りな! 師匠は応援しているよ!

あとこれはアナンタに限らずなのですが、紅蓮蛮族から目に見えてやりやすくなったな……って思いました。

コウジン族は名前からもわかる通り、想いがものに宿る付喪神の考え方を持っています。物事の考え方も基本的に長ロングスパンで、なんか「この長生きする友人たちの転機になれたのかな」みたいな、俺が死んだ後でも世界見守ってくれるんだろうな、みたいな気持ちがありました。自機ヒカセンはアウラとヒューランのハーフで長生きできないという妄想があるので……(!?)。いや俺の妄想を除いてもアウラは長生きで着なさそうじゃん?

そんなコウジン族たちが姐さんって慕ってくれるのがなんかうれしかったです。いわんやヴィエラ雌ヒカセンでも、コウジン族より年下だろうにね。

ナマズオ族蛮族クエストがあるのは知っていたのですが、てっきりユヅカ代官屋敷のナマズオたちだと思っていたので少しびっくりしました。確かにそこのテレポ、なんのためにあるんだろうとは思っていたけれど……!!

ゼラがいっぱい出てくれるの、ま~じで嬉しい。うはうはクエストでした。シリナちゃんがなかなか健啖家っぽいのが個人的にヒットしました、cute。ゼラたちはそもそもがいろんな生き方をしているので、ナマズが増えたくらいで動じないのがまた蛮族感がしていいですね。

マウントかわいいね。金ぴかマウントのお値段はかわいくないね……

八百比丘尼、好きなんですよね。その話題が出てくれて外人四コマみたいになった。カゲヤマの悪っぷりはもうクガネ内でも周知の事実になりつつあると思うのですが(「悪党成敗 クガネ城」とか紅蓮ヒルディ(途中ですが)とかクリコンのステージとか)、いい加減打首になったり永牢になったりしないんですかね。実はクガネ奉行も腐っていて、「悪党成敗 クガネ城」は二人の茶番(要人から金が得たいやつ)だったりするんじゃないか。

俺はサメ映画に寡聞にして知らないのですが、それでもサメ落ち笑えるんだから、サメ落ちってすげえよ。

●ピクシー族

違うんだってフェオちゃん!! これには深い理由があるんだって!! 浮気じゃないって!!!!

クエストが漏れなく薄ら怖い感じ。妖精図鑑とか大好きなので、「まあ~妖精ってこういう存在だよな~」という感覚がして正直好きでした。ビーバーは何?
改めてみると、ピクシー族結構大きいなと思います。この大きさの妖精にいたずらされるの、割と怖いな……でも、価値観が違うながらも子どもたちのために奔走し(時には翻弄し)、そして大好きだったあの子の面影を宿す彼女をぶん殴ってお友だちからまた始めるという、良質な妖精百合(妖精百合?)を浴びました。ゴールデンビーバーは何?

●キタリ族

ストーリーを少し変えられるのが面白かったです。子どもの無邪気な意見はちょっと夢を見すぎていると年月を重ねた大人は思うのですが、しかしそれでいて救われるのもまた事実なんだよな……
漆黒蛮族の中でも、特に多種族交流が見れるのがこちらのキタリ族。ヴィースも含め、全体的に若い世代が中心となり、それを見守り支える大人世代という感じで、閉鎖的で他の部落とのかかわりが薄かったラケティカの森も、「同じ森の仲間」としてどんどん交流を深めていくのだろうなあと明るい未来を感じさせました。森から出ていく人がいてそれがまた肯定的に書かれているところも良い。開かれた未来に向かっていけ。

●ドワーフ族

ラリホー! 4も数少ないクリアしているタイトルで、蛮族クエストが始まったときはすごいテンションが上がりました。ただ開始の仕方がいまいちわからなくて少し放置してしまった……
ユニーク枠なんですけれど、人間を巻き込んで「うぉ~~~! やるぞ~~~~~!」とがむしゃらに進んでいく姿は見ていて気持ちが良いです。というかあの世界で前に進もうとする姿が本当に気持ちが良い。創造&破壊なのもいい。

でも同時進行しているニーアの方のドワーフたちがアレすぎた。おい、あんなドワーフの風上にも置けないやつら、親方たち以外今すぐ滅ぼしてしまえ。影の英雄譚進めていると、こっちもこっちで割とアレっぽい可能性があるんだよな、ワッツたちへの対応もちとアレだし……伝統と言ってしまえば聞こえは良いけれど、それで全て許されるなと思うなよ…………

●ミーン工芸工房・影の英雄譚(4使徒)

人間も蛮族みたいなものだしここでいいや(暴言)。
ミーン工芸工房の〆クエストで夜を怖がる子どもたちに、大人たちがそれぞれが考えるそれぞれの方法で「怖くないよ」ってするの、とても良かったです。そらいきなり闇が訪れたら怖いよな……そういやミコッテとかルガディンって夜目利くんかな。
「影の英雄譚」が外にベクトルが向いたお話だとすると、ミーン工芸工房は内にベクトルが向いたお話でした。FF14に出てくる職人たちは逞しくて浴びていると健康に良い。道のりは長いですが達成感があったクエストでした。カットリス姐さん、イイ女だぁ……アラグったらまーた活躍してんねぇ!

「影の英雄譚」をクリアしてから5.0以降に行きてぇな~って思いながら必死こいて(タンヒラに漆黒はいるまで本当に触れていなかったので……タンク本当にわからない)進めていたら、やはりというべきか、やっていたための差分があって嬉しかったです。
どれも良いお話でした。どのキャラも理由は異なれど故郷から離れるのですが(サイエラも含めて)、「うお~! 俺たちの明日はこれからだぜっ!」という感じで、みんなさっぱりしているのが良い。サイエラに関しては吹っ切れているとも言えるかもしれない。
あと今を生きるのでいっぱいいっぱいだった人たちが、過去の想いも大切にしたいよね、ってなるのも良かったです。過去を捨てず、かと言って未来から目を逸らさず。「影の英雄譚」は総じてそのあたりの塩梅が上手だと感じました。ヒカセン相棒作りすぎ問題はそれはそう。

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デジモンストーリー サイバースルゥース 感想

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近未来の日本。
インターネットに視覚的かつ感覚的にアクセスすることの出来る技術によって、「電脳空間EDEN」が人々のあいだで、もう一つの日常世界となっていた。
セキュリティによって守られていた電脳空間。しかし人々の生活に密着するにつれ、そこで起こる犯罪も多くなってきていた。
中でも特殊なウィルスプログラムを利用し電脳世界に甚大な被害をもたらすハッカーたち。
そのウィルスプログラムはAIをもち、あらゆる情報を吸収、環境に応じて多種多様に進化を遂げる能力をもっていた。
人々は、その特殊なウィルスプログラムを「デジタルモンスター」と呼んでいた。

電脳空間で噂のハッカーに興味津々の主人公。ある日チャットで知り合った人物からデジモンを捕まえるための「デジモンキャプチャー」を入手するため、デジモンが出現すると噂の、電脳空間の最下層へとログインする。
待ち合わせをしていたチャット仲間のノキア、アラタと共に仮想エリアを探索し始めるが、突如発生した電脳空間の不具合により、自身の精神データの一部が破損が生じ、主人公は元の肉体にもどれず、半デジタル状態の姿「データ体」で現実世界にはじきだされてしまう!
それと同時期に、町では電脳世界のデータが実体化する怪奇現象が頻発し始めるのであった……。

(公式サイトより抜粋)

アニメの「デジモンアドベンチャー」から微妙に世代はずれていることもあり、実はデジモン系は初めて触れました。世代を外れているからこその憧れというか、ずっとやりたいなとは思っていたのですね。初めてのデジモンがこの作品でよかったと思う名作でした。正直序盤のノリで舐めてた(終始このノリですが)。名作です、おすすめ。

「日常生活でインターネットを使用しているけれども、(最初は)ハッカーに至るまで詳しいっていうわけではない」という割と大多数のプレイヤーに近しいのではないかというような主人公なので、作中デジタル関連に適宜解説が入ります。デジモンに関しても同様で、初めてデジモン世界観に触れる人でも割と安心して楽しめました。
シリーズを遊んでいないので、進化がいまいちわからない/どう進化すれば強いデジモンになるのかわからない/そもそもどのデジモンが強いのかわからない問題はありましたが、まあそもそもモンスターつながりのポケモンも新ポケモンがどう進化するかなんて基本わからないわけだし、本作は進化退化が容易なので(というか一部進化条件のために半ば必須なので)、育成もしやすく感じました。

大学時代に勉強していた文学や民俗学なども絡んできて凄い面白かったです。好きなんだよこういう分野~~~オタクくんだからよォ~~~。
いや本当、デジタルのお話なのに民俗学とか妖怪とか都市伝説とか、そういった類が出てきて、うまい具合に話にマッチしている。「オタク、こういうの好きでしょ? だから出してやったよ」ではなく、「オタク、こういうの好きでしょ? 僕も好き! だから出して、話や設定にマッチさせました!」なのが良い。一見なんてことない小ネタな感じの小事件が、巡り巡って別の事件を招待したり、本編に絡んできたりする。

ただ、難点として、人を選ぶキャラクターが多いな、と。良く言えば個性的ですが、悪く言えばアクが強い。そんなキャラクターたちです、そんなキャラクターたちしかいません。
本編中でも遠慮なくその個性を発揮しているので、ちょっと無理なテンションのメインキャラがいるな……となったらクリアまで完走は難しいかもしれません。全体的に、発売当時でもちょっと古いなと感じるインターネットのノリです。人によっては古傷をえぐられて塩を塗られるかもしれません。頑張れ。

以下、ネタバレありの感想。

●主人公

孤独のグルメみたいになってて笑っちゃった。あなた、良くそれでアルファモンの珈琲に耐えられたね……
無口系主人公ではあるのですが、表情で雄弁に語ってくるので、不思議と無口な感じはしなかったな。チャットの返信とかもあるからかも。

アルファモンやアケミのことを世界が忘れた中で、唯一覚えているけれど、誰にも話さずに大切な思い出として持っていくんだろうな。
でも作中での半デジタル体の時はもっと焦って良かったんじゃないかな!? デジタルウェイブできてラッキー♪みたいな感じも微妙に出てきたあたりは心配でした。ノキアとアラタにはもっと早めに伝えてよかったと思う。

●暮海杏子

主人公にとっては、杏子もアルファモンも、どちらも大切な師匠であったんだなっと嬉しくなりました。再構築された世界の暮海杏子は、正確に言うと主人公の知っている暮海杏子ではありませんが、アルファモン要素がない杏子と触れ合いながら生きていくんだろうね。

アルファモンの味覚、どうなってんねん。今思ったんですけれど、意識の主導権を握っているアルファモンが基本的にデジタル体寄りだから、主人公が半デジタル体でもそんなに焦っていなかったのかな。

●白峰ノキア

一番賛否分かれたであろうキャラ。正直うざいと感じるところはまああるのですが(人の話聞かんし……)、いつでもどこでも、前向きで諦めない彼女の姿勢は頼もしかったです。

●真田アラタ

男女平等パンチの使い手( ง’ω’)ڡ≡シュッシュ
いやまあ、主人公が男女選べる割には、ストーリーが全体的に男主人公前提でしたね、といった感じ。パーティメンバーの中では1番好きかな。お兄ちゃんしようと頑張っているのが偉い、好き。

●神代悠子

ごめんなのだけれども正直、終盤のこの子はそこまで好きではありませんでした……理不尽系ツンデレは私は正直そこまで……なので…………賛否分かれるキャラであろうノキアよりも正直苦手でした…………
ユーゴってわかった後のイーターデジタルダイブ時のツンデレはまあ状況が状況だったし、あの場面だけで収まるならまあ……と思っていたのですが、長引かれると……ちょっと…………

リエ(というかロードナイトモン)との最後は良かったです。クーデレ期も好きです。最後が…………

●ユーゴ

本当のユーゴが出てくるのが遅かった関係で、まあ割を食うんだろうなあとは思ってた。俺のヒロインというよりも、アキラのヒロイン。再構築後の世界でそもそもがどうなっているのかわかりませんが、リハビリに付き合うからな……。

●末堂アケミ

こんな好感度高いラスボスおってええんか!!?? 混沌善の塊みたいなやつがおってええんか!!!??? ええんです……好きです…………

社長に対してはマジで純粋に尊敬して慕っていたんだろうなと思います。そんな社長の忘れ形見が一人失われ、まだ幼い子どもたちが重く苦しい思いをしていて。見ていられなかったんだろうな。自分だけが覚えていれば良い(=辛いことは自分が背負うから)、がマッドサイエンティスト具合とは別に伝わってくるのが本当に好きです。
大きくなったアラタに対しての行動も、純粋に生物として進化してほしかったんだろうな……。もしかしたら思うところがなくはなかったのかもしれないけれど、アラタに対して生物としての進化を願うどこか保護者にも似た気持ちと、世界から悲しみを無くしたいという純粋な善の気持ちの半々、みたいな。

お前が救った世界で、俺だけがお前のことを覚えて生きていく…………。いや改めてこう書くと、まじで俺のヒロインだな……。

●岸部リエ

てゆぅかぁ~、普通にィ~、クリア後とか見るにぃ、社長に本当に惚れてたのは伝わってきてェ~? 個人的にはぁ~、好きな悪女だったかもォ~♡ 悪女なのは間違いなァ~~い♡
アケミと同じく、社長/その子どもたちは普通に好きだったと思います。少なくとも最初は。ED後の世界では後妻として兄妹との関係構築を頑張って欲しいですね。

声優さんが個人的に好きな方でした。演じ分けがほんま凄い、流石や。

●エテモンとたわこ

地味にこのコンビ好き。

もう一度言いますが、正直序盤のノリで「デジモンはまあバンナムIPだし、こういう感じなのかな……」って思ってしまいました。舐めてた。
改めて感想を見返すと、敵キャラの方が割と全体的に好感度高くて笑うな……

最近出た新しいデジモンも面白そうなので気になっています。

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コーヒートーク(COFFEE TALK) 感想

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心と心をかよわせる、一杯のコーヒーからはじまるストーリー

深夜のみ営業する喫茶店「コーヒートーク」のマスター兼バリスタとして、お店を訪れる様々な来訪者に飲み物を提供し、時に雑談を、時に人生相談を受けながら、世界の片隅で生きていく。そんなゲームです。

制作中に「VA-11 Hall-A」のクリエイターからアドバイスを受けたこともあるそうで。「VA-11 Hall-A」フォロワーゲーム? ライクゲーム? というやつですね。「VA-11 Hall-A」の感想はこちら

しかし似ているようで、操作感も物語も世界観も割と違います。お酒か喫茶店かの違いに伴うように。
「VA-11 Hall-A」と違い最初からレシピはわからないので(一度作成/提供までしないとアンロックされない)、そこは少し難しいです。あと「VA-11 Hall-A」は材料が順不同だったのに対して、「Coffee Talk」では順番が大事になっており、同じ材料でも入れる順番によって違うドリンクが出来上がります。少し難しいところ。
また、レシピにそもそも存在しないドリンクも、客から求められるし、求められる以上は作ることができるので、そこも少し難しいかな。話の作り上2週した方が良いとは思うので、1週目は何も見ずに気ままに、2週目に何かしらを見ながらプレイしても良いのではないでしょうか。のんびりとね!

本格的なバリスタではありませんが、喫茶店でバイトしていたことがあるので、その時を思い出しながらラテアートしていました。コツはミルクの泡のキメを細かくすることとミルクを注ぐ角度です。言わずもがな温度管理も大切です。まあ、本作はミルクをフォームしないんだけどね! 現実世界のラテアートより難しかったぞ。

episode2開発中に作者であるモハメド氏が若くして亡くなってしまうなどの不幸がありましたが、ありがたいことに開発は続くようです。寄付セールしていましたが、2の売り上げも一部、遺族に寄付されると良いな。ぜひ発売されたタイミングで購入したいと思います。

以下、ネタバレあり感想。

●フレイヤ

パケ絵と実際の彼女とを見比べると、なんか違和感というか別人に見えるよね。なんでだろう。実際の方が微妙にボーイッシュというか刈上げのように見えるのですけれども、でも「フレイヤ」らしいのは実際の方と思います。

さっぱりとして気持ちが良いキャラ。最初はハイテンションに驚いてしまうのですが、人を傷付けない前向きさ。時折突拍子もないことを言いだしますが、フレイヤだから許せちゃう。「主人公」の項目でも語りますが、否定しないからだろうな。驚いても「うんうんそういうのもあるよね」っていう方向に持って行く子というか。
「VA-11 Hall-A」でいうドロシーみたいな感じかな~。はちゃめちゃに好き! って感じではないんですけれど、しみじみと「好きだな……」ってなるキャラです。

●ガラ・ハイド

半世紀の仲だけあって、互いのことをわかっている。多少毒づいたりわがままを言い合えるように関係で、それを互いに許容できる関係。
いやまじで、あのハイドがAVの話題を出せて、かつ、ガラにからかわれる、みたいなのが堪らなくイイ。俺がやったら殺されるじゃん……?

ハイドは、ガラのことを恋愛対象として好きだった(あるいは現在好き)時期があると思います。ガラはどうなんだろうな。全てわかっていてあえて友人の距離感を保ち続けているのかもしれないし。案外、ルアとベイリースのことを二人も言えないのかもしれませんね。付き合いが長すぎて関係性を壊してもなあ、みたいな。

●ベイリース・ルア

思っていたよりも、真っ当というか、「普通の大学生」らしい出会い方をしていた二人。最初気にしなかった相手がいつの間にか特別になり、悲劇に酔っているわけでもなく。ロミオとジュリエットだから恋に落ちたのではなくて、ベイリースとルアだったから恋に落ちていた。そこが好きなんですよ。
個人的に気になるというか引っかかるのは、ベイリースがルアと同年代なのか、長寿感覚的な若者なのかがいまいちわからないんだよな。それぞれを匂わす発言が作中であったので……。

出会いは悲劇に酔っていたわけではないけれど、世間さまにロミジュリに見られて、愛し合っているのにずっと苦しんでいた二人。人生の先駆者たちに出会い、種族や価値観の違いに悩みながらも、互いを選ぶことが出来た二人。直面しなくてはいけない問題はまだまだあるけれど、いろんなことに悩みながらも頑張って欲しいな。
個人的にルアが、だって彼のこと好きよ! って感情を爆発させるシーンがとても好きなんですよね。言えたじゃねえか……ってなる。どこ目線?

ルアのルームメイトはマートルとアクアのどっちだろう~。性格的にはマートルの方が合いそう。

●マートル・アクア

マートルは常識人。
マートルは実際にニールと出会い系アプリで会う予定だった子だと思いますが、いざ出会ってみれば思わず他人のふりをする。まあ一般的な反応ですよね。でもニールが困っているのを見て相談に乗ってくれるあたり、優しい子だよねえ。ニールが何だか見ていて放っておけないということもありますが、アクアの人柄(人魚柄)といい、マートルは面倒見が良い。

アクアは物語が進むにつれ、SNSのアイコンがどんどん「自分に自信のある女の子」のものになっていく。これは嫌味でもなんでもなくて、アクアの最初のアイコンに比べて明確に違うんですよ。学会の発表の場という、「素人質問で恐縮ですが……」をされる場所に立っているときの緊張の表情をしている写真(=めちゃくちゃ武装している状態の自分)から、マートルというパートナーとのプリクラのアイコン(=オフの表情をしている自分)に代わる。
パートナーができて「自分の絶対的な味方が(家族以外に)いる」ということが彼女の自信につながり、「オフの自分」も認められたというかというか自分自身で愛せるようになり、だからオフの自分をアイコンにすることができた。
研究者としてのアクアはチームの一員で、だからこそ頑張れるというのもあるのでしょうが、逆に言うと個人の自分には自信が持てなかったのです。グループのアクアにも個人のアクアにも自信が持てるようになった写真でした。奨学金大変だよね、わかるよ……。

●レイチェル・ヘンドリー・ジョルジ

若い娘さんとおっさんたち。

ヘンドリーが少し行き過ぎている感じがして少し不快ではあったのですが、ヘンドリーは業界の闇を知っているし、過去に自分が担当した子たちを守り切れなかった、みたいな後悔の念もあったのではないかな、と思います。ヘンドリーが復帰したならレイチェルも、健全に、少しずつだけど確実に、業界で大きくなっていけるでしょう。

レイチェルは「VA-11 Hall-A」のミキみたいなアイドルキャラなのですが、ミキみたいにぶっとんでいるわけではなく、アイドルということを除けば等身大の女の子なので、いろんなことに悩んでいる。ミキは一見してわからない螺子が外れているからこそ、あそこまで出来るみたいなところはあるので……そこが好きなんだけれども……。

二人のぎこちない距離感を、ジョルジ(とフレイヤ)がうまく繋げてくれるのが良かった。ジョルジ、いいキャラですよね……。ジョルジの話を聞いているうちに、プレイヤーとしても、ヘンドリーとレイチェル両方の気持ちを汲むことが出来て落ち着いてくる。
ヘンドリーにミルク以外を出せばルートがbadEDに分岐するようですが、2週目だろうと俺にはそんなこと出来なかった……。現実世界の犬と猫よ、幸せであれ……悪意に晒されるな……。

●ニール

本作で異邦人である彼は、その価値観の違いから、時としてゲーム内キャラクターたちにとっても異質もプレイヤーである私たちにとっても、なかなかに異質な存在に見えます。そのようにキャラクター化されています。
しかしそのまっすぐさ故というか、登場人物たちの人の良さというか、両方というか。印象に残るキャラで蟻、そしてそれは悪い印象ではない。見ていてほっこりするんですよねえ。

エージェントは何????

●主人公

ニールのスーパーマン計画で生まれた子だと思っています。それがタイムトラベルして生まれる前の過去に来ている。

主人公がニールのスーパーマンだとしたら、ではその場合、父親はニールだとして、母親は誰になるのか、という問題。
フレイヤだと思います。

フレイヤは最初こそ戸惑ってはいますが、ニールのスーパーマン計画に対する偏見が少ない。ひいてはニールに交際(というか子作り)を求められた時も、別に否定はしていないんですよね、カルチャーギャップに驚いてはいるものの。その考え方やありかたを否定していない。

主人公がお金持ちだったのも、フレイヤが将来大作家になったとか,人間に擬態しているニールの医者としての稼ぎとか、そんなんじゃないかなあ。腕っぷしが強いっぽいのもニール譲りな気がシマス。ご都合主義に見せかけてご都合主義じゃなかった。

主人公がタイムトラベルをしているのは、両親が出会う喫茶店を守るため。この喫茶店がなくなると両親が出会った=結ばれたという事実がなくなり、主人公が生まれてこない。ひいてはスーパーマンが誕生してこないということになり、地球が消滅する。で、それを阻止するために主人公はタイムトラベルしているのではないかと思っています。スーパーマンとしてね。
スーパーマンと両親の出会い、どっちが先だったのかは、鶏か卵か問題。というか、最初はバーが潰れていなかったのかも。

「VA-11 Hall-A」と違い、主人公=プレイヤーと見せかけておきながらのこの展開ですので、正直賛否両論はあると思います。個人的にはまあありだと思いました。
2週目が「ぼろ出しまくっていた周回の話を回想する」という会話分岐があったのは面白かったです。うまくいかなかった周回、結構あるんだろうな……。まどマギか?

決定しているEpisode2も楽しみだな~。「N1RV Ann-A」みたいに、正確にいつ来るのかはわかりませんが、何か「N1RV Ann-A」より早く来そうな気がするのはどうしてでしょうね。

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FINAL FANTASY ⅩⅣ 紅蓮のリベレーター 感想

前回(竜詩戦争編)の感想はこちら

賛否両論ちっくなことは聞いていましたが、なるほどな~と納得しました。思っていたより面白かったです。
紅蓮は、というか紅蓮/漆黒は、個人的に楽しみにしていたパッチでもあります。というのも、就活現役のころにスクエニ説明会で見たFF14の動画が(その時まだヒカセンじゃなかったです)、紅蓮と漆黒を混ぜたオリジナルトレーラーだったからです。記憶が確かなら。リセとひろしが修行で殴り合うシーンや、ひろしが何者かに襲われているシーンを非常に覚えており、前者を紅蓮OPで見たときには「これ覚えてる!!」と感動に包まれました。

最初の新生感想でメスラでプレイしているといいましたが、正確に言うとメスラ・ゼラでプレイしています。なのでアジムステップで会話差分などあり、そのあたりが嬉しくてどんどん進めていました。あとFF6を拗らせているので、「ドマ~~!! ドマだ~~~!!」ってなっていました。FF6はイイぞ。

独立運動を手伝うところから始まる紅蓮は、主人公たちがずっと抑圧された側にいるんですよね。蒼天では帝国との関わりが終盤に少しだけだったこともあり、それが顕著なのだと思います。
そこがプレイしていて、シナリオ良いけど苦しさをずっと感じさせて、好きな人と嫌いな人に分かれるのかなあ、と思いました。

◆以下、ネタバレあり感想

紅蓮は全体を通して「多様性」と「自由」ですよね。多様性とはどういうことか、自由とはどういうことか。

アラミゴも、ドマ(というかクガネ)も、アジムステップも、帝国も。数多くの民族が暮らしています。数多くの民族が暮らしているということは、数多くの考え方や慣習、宗教などがあるということです。
FF14はいろんな種族が暮らしている他民族世界ですが、紅蓮ではそのことが弊害になることを改めて感じました。

敵対者が、みるからに侵略者である帝国であった新生とは違い、みるからに異形のものであった竜と対峙する蒼天とは違い(まあ一部元人間なのですが)、自分の同胞をも含んだ「人」と紅蓮は戦っていきます。
そして、戦っているリセやヒエンを、見守り、時には一兵卒として手助けする、そういったポジションとしてヒカセンは「紅蓮のリベレーター」という物語を歩んでいきます。

●リセ

彼女は確実に、物語の中で成長していました。
姉の代わりになろうと姉の真似事をしていた彼女は、リセ自身の生き方を選びました。
抗わないという道を選んでいた同胞に対しての苛立ちは、理解へと変わりました。
彼女にとっての思い出の中にしかなかったアラミゴは、彼女の体験を通して実際に感じたアラミゴへと成長しました。

ただね~、リセの問題点として、自分が言うべき台詞を自分で言わないということがね~……。急成長しないことは、個人的にはどっちでも良いかな。急成長すると蒼天のアルフィノと被るし。

少しだけ4.0~区間の話に触れるのですが、「暴力で国を治めるのは帝国や過去のアラミゴの時と同じだ、だから良くない。暴力以外で国を治めるべき」みたいなことをプレイヤーに話してくれる。そして個人的にはそれはなるほどな、と思いましたし、その信念に基づいて行動しているのはとてもいいと思いました。イイ!

しかしながら、それを自身が治めるべき群衆の前に立つと言えないのはマイナスポイントです。身近な人しか良さがわからない為政者じゃダメなんだよ。

●アリゼー

リセが「姉の真似事」からの脱却を行ったわけですが、アリゼーも「兄のそっくり」からの脱却を行っています。
紅蓮に入る時にタタルから新しい服を貰い、兄妹はそっくり双子の見た目ではなくなりました。東へ出る時にウリエンジェから彼女のために拵えてもらった武器を貰い、戦い方というかロール(DPSとヒーラー)の違いも明確に異なっていきます。

紅蓮中にバハムートを走り切ったこともあって、アリゼーの成長は個人的にかなり感じました。バハムートのアリゼー、めっちゃ成長していない? えらい。
バハムートには双子ならではの演出もあるのですが、そこを除けば、それぞれからの脱却を図り始めている時期で、蒼天ではアルフィノが、紅蓮ではアリゼーが「自分個人」を見つける話なんだなあ。蒼天か紅蓮の間にバハムートはやったほうが良いと思います。バハムートのアルフィノ、イキリフィノ時代なのに結構イイお兄ちゃんしているなって思いました。かわいいねえ……♡

それにしても紅蓮のアリゼーはすげー可愛かった。めっちゃ可愛かった。アリゼーとしても、いろんな人に見守られながら、自分の在り方について模索していたんだろうな。俺のこと好き? 俺もアリゼー好き。
アルフィノは泳げないけどねっ! って言うところ、可愛いが過ぎる……。川の時点でビビりまくっていたから察してはいたよ……。お互いに相手に背伸びした姿を見せたいお年頃なんだろうな。
「アルフィノ! 妹さんを妹にください!」とかずっと言っていました。安心しろ、アルフィノも既に俺の弟だから。

俺とリセとアリゼーの女子会……いつか絶対やろうな……!

●ドマ

ヒエンは漢字だと緋燕かな。シュン坊なので燕は確定、でまあ残ったヒは緋で良いと思います。ヒエン、お前がドマの緋色を纏う、紅蓮の解放者となれ……。
ドマの象徴であるドマ城を壊しちゃうのイイ。ヨツユの言葉を受け止めて、ドマの闇を知る。ドマの象徴であったものを、次のドマを作るヒエン自身が壊す。
ヒエンは本当に、太陽のようですよね。太陽のようなCV.小西克幸は健康にイイ。個人的にヒエンは人柄が出来過ぎていたので、ここから悩んでいる姿とか見れるのかなあ、とちょっと期待しています。

ヒエンとは対照的に、ヨツユは夜のよう。ドマの薄暗いところを煮詰めたような女であるヨツユは、まあ名前からして夜の女であることを押し付けられていますよね。従弟の名前がアサヒなのも意図的でしょう。マリンチェみたいだよね、てか割とまんまマリンチェだよね。

ヨツユは「廓きっての女狐、ナエウリの忌み子、サシハイの寡婦」と呼ばれていました。それらは全て、何かに付随している肩書です。遊廓の主、忌み子の父であるナエウリ、寡婦の旦那であるサシハイ。いやな言い方を敢えてしますが、全部男に振り回されています。ヨツユ自身、自分の力、自分自身だけの力、という肩書が「代理総督」だと感じていたのではないかな。

ヨツユは割とグリーンワートのことを気に入っていたと思っています。言葉の節々が少し優しいんですよね。なんだかんだ言って面倒を見ていて、腕っぷしとしては信頼しているようなセリフもあるし。少し愚鈍と言えてしまうようなところと誰かに振り回されているところが、昔の自分と重なったりしたのかな。
グリーンワートの「かわいそうだど」はヨツユにとって地雷ワードではあったのですが(ゼノスに散々ドマの女であることを指摘された後だったし)、グリーンワートの実験はゼノスがフォルドラに持ちかけた形とは異なり、グリーンワート側から希望したと見ています。「ヒカセン倒す」「自分が中央に戻りたい」ばかりだったグリーンワートが、中央に戻ることを捨てて、ヨツユを気遣ってヨツユを守る(のとヒカセンを倒す)ために「ヨツユ守る」「ヒカセン倒す」に覚悟を決めたのかなって。
恋愛とかではないのですが、ここの2人が、不器用で可愛くて可愛そうだなって思いました。

ゴウセツはなんというか、カイエンのキャラクター要素を、ヒエンとゴウセツで分けた感じがあるよね。主君と妻子を無くした老侍。
主君を差し置いて生き延びてしまっている、という自責の念を抱えつつ、主君から託された息子には好々爺の面だけを見せながら生きている彼が、ドタール族との交流で改めて覚悟を決めました。あのシーン良いよね、ゴウセツの強さが改めてわかってかつ覚悟が伝わってくる……。

対してユウギリはゴウセツとは違い、初めから主君がカイエンではなくヒエン。故郷を捨て、しかし故郷を含めたドマを守るために主君に尽くす。死に場所を探しているようなゴウセツとは違い、生き場所を見つけてそこを守るのがユウギリ。まあ、忍びの割には表に出てき過ぎではないかという気は……しないでもない!

●アジムステップ

帝国の支配を受けず、かといって隣国のドマにも染まらず、独自の神話信仰と慣習を持って生きるアジムステップのアウラ・ゼラの人々。余談ですがアウラ・ゼラが結構民族としてしっかり独特に描かれているのを見て、自分ヒカセンの過去設定とかどうしようかな~♪ なんて考え始めています。楽しい。

神託で暮らすモル族、魂を輝かせるドタール族、実力主義のオロニル族。そのほかにも諸々。
他の族の習慣が訳分からんとは言いつつも、アジムステップで暮らすアウラ・ゼラたちは、他民族の在り方を否定はしません。種族としてはみんなアウラ・ゼラなので、帝国やアラミゴが抱える悩みとはまた違うんですけど。合戦でヒエンが勝つことによって、そのアジムステップごとドマに組み込むのは、力業過ぎて好き。
アウラ・ゼラヒカセンで合戦を勝つの、気持ちよくない……? “わからせ”た感がすごかったです。聞いとるか余輩。マグナイクエストみたからなお前。

●アラミゴ

割と最悪ですよね。イルベルドが動かなければ帝国支配下21年目に突入していたんだろうな。んで、21年目になっていたとしても蛮神は変わらず降ろされて、アラミゴ内が荒らされるだけで終わった。
地元に愛着があるかどうかでアラミゴに対する評価が変わるんだろうな。地元に根付くヤンキーみたいな人たちばかりなので。

それはそれとしてストーリーでも4.0以降に触れられますが(今ね、4.1-2くらいです)、リトルアラミゴなどの、国外(と言って良いのかどうか)にいる難民たちをどうするのか。これから先、「アラミゴ」として他国とやっていけるのかどうか、という問題があります。
イシュガルドが戦後の対応に奮闘しているように、アラミゴも頑張って欲しいですね。

●帝国

「髑髏の処刑人」であるフォルドラ。アラミゴ人でありながら帝国の市民権を所持しておりますが、実際は、帝国内では差別の対象、アラミゴ人としては侮蔑の対象のように扱われています。余談ですが、帝国幹部(隊長格)っぽい人たちの中でフォルドラだけ装備が露出高いのも、まあそういう対象に見られていたってことなんだろうなって感じさせるよね。
属州出身でありながら上司の信任厚く部下の尊敬を集めるリットアティンは、非常に恵まれていたと言えます。

フォルドラは手柄さえ立てれば現状を変えられると信じていました。アラミゴ解放軍に対しても苛立ちを見せています。しかしながら、それは現状から目を逸らしていただけでした。少し後ろの話になりますが、父親が死んだ時点で、子どもにすら悪意を向けるアラミゴ人がいる時点で、石を投げられることを肯定した帝国軍人がいる時点で、それに気が付くべきだったんだよ。ここが若いフォルドラと、年齢と経験を重ねたリッドアティンの違いだと思います。
結局のところ上に立つもの次第で、帝国内における属州出身の待遇は変わるので。彼女自身がアラミゴ人であることはどうあがいても拭えるものではないし。差別する側を排除しまくっていたら、今度は彼女が差別される側に取り残されるだけだし……。
アラミゴにおけるヨツユなんだろうな。そしてヨツユと違い、若輩者ということもあって、仲間(髑髏連隊)がいるということと自分だけが昇級していくことの折り合いがうまく付けられなかったんじゃないかなって。ヨツユは覚悟を決めて仲間をつくらなかった。

ゼノスはね、孤独だったのでしょうね。狂信者や信徒、敵対心を抱いてくるような取るに足らない存在はあれど、自分と同じ存在はいなくて。孤独とか、そういう重いものに限らず、何が楽しいか何が嬉しいのかとかそういった小さなことを話して分かってくれる人がいなかった。だから探したし、だから生み出せるような環境を求めた。
だから倒されてから、ヒカセンのことを友と呼び始めるのでしょうね。いや、倒した感覚全然ねえけど…………。
イシュガルドの前に出会っていたら、正直どうなっていたかわかんねえなって思っています。帝国側に付いていたかもね。

あとアサヒがすっごい嫌な予感がします。アサヒの行動次第で私のリアルトラウマがピンポイントで踏み抜かれるので、主にそういう意味で戦々恐々しています。ゼノスの噂のところでワナワナしているの、ぜってーお前じゃん!!

●オルシュファン(イシュガルド

※はい、今回のBGMです。

なんだっけ、名前は忘れたのですが。テオモサンが出てくる一連のクエストを紅蓮中にクリアしました。事件屋とはまた違う、少し古典的な感じすらさせる事件男爵はイイ。少し古めの探偵小説が好きなので、是非続けて欲しいところです。エリーにも言及されて良かった〜!
イシュガルドの話が終わったのではなく、まだ続いてくれることに嬉しさを感じます。

いや~~~俺とお前で守った街を、俺だけが今日も見守っている…………クソな貴族をぶん殴りながら見守っている……(ヒント:メインジョブの一つに機工士があります)
それにしても、マジでクソな貴族が多いのに、四大貴族の本家の面々は、偉大だなと思います。騎士団の内部もわりとクソ野郎が多いのが辛いですね。アイメリク頑張れ……。
どんなに怖くたって辛くたって、イシュガルドから目は離さないからな…………全ての終わりに愛があるのなら……………………
あ、おうちのアパート、イシュガルドに引っ越しました。
あとフォルタン執事からカード強奪しまくりしたりしました。オルシュファンもらえるまであと何人だ……?

エスティニアンはおいしいところ、掻っ攫っていくよね。再会できるの、楽しみにしているからな。

紅蓮は蒼天に比べて女性が、しかも強い女性や強くなっていく女性が多かったです。イイですね。
漆黒は非常にイイと聞いているのでとても楽しみです。まあその前に、4.5までの期間が嫌な予感がするんですけれどね!!

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チャップとマヨ~のバカンス 感想

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まずゲームトップ画をみて、惹かれた人はそのまま始めましょう。こんなブログなんて読んでいないで。はよ。

チャップとマヨ~はいつも仲良し、今年は早めに仕事をやっつけて長いお休みをいっしょにとりました。南の島で楽しいバカンスを過ごすはずでしたが……という導入です。
まあ導入3分もしないでわかってしまうので言うのですが、交通事故に遭ってしまうんですね。そしてそのままあの世とこの世の間にあるであろう南の島で最後のバカンスを謳歌しようとなるのです。このかわいらしい絵柄から繰り出されるブラックな世界観は控えめに言って性癖だぞい!
クリックで探索するADVなのですがEDは自分で任意のタイミングで呼び出す形のゲームです。なので心の赴くままに探索して満足したらEDに行きましょう。

探索したときの2人……人? 2キャラクターの反応がころころ変わるのがとてもいいです。きのこを食べたときの反応は必見です、おめめぐるぐる!

お気に入りキャラクターはきのこさんです、というかみんなかわいくて、ぬいぐるみ的なものが欲しいです。シュガー&ハニーも一つの指輪しかない青い人も親を待ち続ける子どもたちも良いな……ってなる。キャラクターデザインがとてもべね。同じ作者さんの他の作品も非常に気になっていたのでこれを機に全部手を出していきますわよ!

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Pokémon LEGENDS アルセウス 感想

公式サイトはこちら
(公式サイトが巻物みたいに横スクロールになっているの、かっこいい……)

物語の舞台は、ポケットモンスター ダイヤモンド / パールで舞台であったシンオウ地方……の昔の姿、ヒスイ地方。(BDSP (BD) の感想はこちら。)
主人公は、少なくともスマホが普及しているような時代から(ポケモンがいた世界から来たのかそうでないのかは、選択肢によって変えることができます。といってもストーリーにさほど影響はなく自分設定で収まるような、メタ的にいうとポケモンシリーズを触れたことがある人もない人も遊べるように、と言った感じの選択肢です。)、サモンナイト1よろしく迷い込みます。

目を覚ましたら見知らぬ浜辺。空から落ちてきたという怪しい主人公を心配して起こしてくれたラベン博士の手伝いをし、逃げ出したというポケモンたちを成り行きで保護します。主人公が落ちてくることをわかっていたかのようなこのポケモンたちを主人公が捕獲すれば、行く当てのない主人公を「ポケモンを捕獲する能力があるのだから,自分のところ(自分が所属している組織)に来て仕事をすればいい。そして自分の夢を叶える手伝いをして欲しい」と誘ってくれます。
博士に誘われるままコトブキムラというところへ行けば、村人からは訝し気な視線、余所者であるからと一人では振舞われない食事、力を示せと与えられる試練。これから私、どうなっちゃうの~~!? というのが本作のあらすじです。

今作はよく「子ども向けじゃなくなった」などと言われているのを見かけますが、大前提として、そもそもポケモンシリーズは子ども向けではありません。

初代がそもそものターゲット層が大人だったのは有名な話ですし、本作の主人公は15歳前後であることが明確に言われています。
今までのポケモン本編主人公は10-12歳が多かったです。ポケモンの世界においてこれくらいの年齢は、一人前になる年齢であることが過去作からわかります。「そろそろ旅に出る年齢」であったり、成人の儀である「島めぐり(SM / USUM)」や「ジムチャレンジ(剣盾)」に挑む年齢であることがわかります。とはいえ、この成人の儀(=ストーリー)は、子どもが大人になる過程なので、剣盾のように見守る人たちもいるわけです。
つまり何が言いたいのかというと、15歳前後である今作の主人公は、子どもが大人になる過程を終えた、もう一人前である、ことがわかります。社会に出て数年経った、時として自分の力のみで生きていく年齢であり、時として子どもとして保護者の庇護下に入ることが容易ではない年齢であるのです。そして、本作の主人公はその「時として」に分類されます。

本作のターゲット層は間違いなく、ポケモン初代以降のシリーズと比べて違うと思います。ただでも、逆に聞きたいんですけれど、ポケモンコロシアムとかも別に本編を楽しんでいるような層をメインターゲットにしていたわけじゃないでしょ、むしろ今作はポケモンコロシアムにターゲット層似ているでしょ、と思います。

何が言いたいのかというと、本作は別に大人向けではないし、他シリーズが子ども向けというわけでもない、ということが言いたかったです。まる。

ポケモン関連のグラフィックは正直BDSPの方が良かったな! フィールドに対してもグラフィックの力を入れないといけないので、仕方ないといえば仕方ないかもなのですが……。
それよりかはシステム(UIってやつ? よくわからない)がやはり気になりました。個人的に気になった点をいくつか挙げると、

・左スティック押しっぱなしで走ることはできるが、スタミナの概念が見えないけれど存在して、すぐに走れなくなる。
・自転車などに相当する「ライドポケモン」が存在するが、ライドポケモンに乗ると手持ちのポケモンや道具を投げれなくなり(一部例外あり)、煩わしさを感じるので結局普通に歩くようになる。
・また、壁や木の傍に行くとAボタンで呼び出せるライドポケモンがいるのだが、逆に、アイテムを拾いたいのにライドポケモンを呼び出し→帰してアイテムを拾おうとするがまた呼び出し→以下ループ、という、ライドポケモン呼び出しが暴発する場面が多々あった。
・空を飛べるライドポケモンが、ライド中に上昇できない。
・ミニマップが存在しない。また任務のガイドを一つしか設定できない。(せめてメイン任務とサブ任務はわけてガイドして欲しかった……)
・任務のソートがまじでわけわからん。(番号順が複数ある? 見にくい)
・アイテム投げをカスタマイズしたかった(投げるつもりがないものを間違って投げてしまうこともあったため。せめてお気に入り登録などできれば……)。
・会話中に選択肢が出てくるときに、選択肢前の台詞にAボタンが存在しないでそのまま選択肢に行くため、選択肢決定が暴発してしまう。
・ポケモン図鑑の検索がしたい。
・バトル中にポケモン図鑑を見たい(タスク埋めたい、切実)。

といった感じでした。結構あるな……。

とはいえ、オープンワールドゲームの大半をnot for meだと思っている私が楽しくできたので、とてもありがたかったです。他のオープンワールドゲームもやってみようかな、という気持ちにもなりました。オープンワールドでやったことがあるのはFF14と倒鬼伝2くらいだな~。FF14も別にオープンワールドを目的に楽しんでいるわけでもないしな。
それにしても、オープンワールドのこういったゲームが出る中で、スクエニでシンプルなゲームがたくさん出ているのが面白いですよね。絶対好きなので買いましたよ。オープンワールド一点特化進化ではないと感じさせるの、本当嬉しい。

対戦以外の楽しみ方を――剣盾DLCでもそうですが――公式から支えてもらえることは本当に良いなと思いました。他地方でもこのレジェンドシリーズ(で良いのだろうか)が展開されることを個人的には期待しています。

あと、今回の感想で「現代」と言っているのは、大抵の場合DPt(BDSP)のことを示します。

以下、ネタバレあり感想。

●ウォロ

ウォロは、シロナとゲーチス両方の先祖だと思います。言動がゲーチスに似すぎやろ。
別に1先祖に対して1子孫とは限らないもんね,ミトコンドリア・イヴ説のような考え。というか古代シンオウ人(=本来のカミナギの民?)といっているし、シロナの先祖はほぼ確でええやろ、と思っているのですが。あるいは、そのどちらでもなくて、「古代シンオウ人の一般的な顔の特徴」なのかもしれません。
物理的にシンオウ(というか現代)では手に入らないヒスイガーディ以外、シロナと手持ちが一緒の彼です。久々に「GOTCHA!」を見返して思ったのですが、表情がそっくりだよね。

イチョウ商会には、所属するにはしていたと思います。あまり真面目ではなかったろうけれど。いろいろ知るための情報収集としては便利だし、実際に追放されていた時に売ってくれてはいたので。

ウォロの名前の由来は木のうろとか虚ろのダブルミーニングなのかなと最初は思っていたのですが、コギトのことを考えると「ウォロ-エルゴ-スム(我欲する、故に我在り)」ですね。彼は純粋に欲しかったんだな、全てが。

あと「プレートじゃねえか!!」のシーンなのですが、ギャグに見えて、割と心がぽっきり折れたシーンでもあるのではないかと思います。自分と同じ/あるいは理解者だと思っていた人が、プレートとかいう大事なものをまな板に使用しているという事実とか、自分にそれをくれなかったとかいう事実とか、そこらへんがね。

●コギト

先ほどと同様ミトコンドリア・イヴ説を用い、コギトもシロナの先祖だと思っています。(あるいは「古代シンオウ人の一般的な顔の特徴」)

コギトは「コギト‐エルゴ‐スム(我思う、故に我在り)」。ずっと思い続けて、ずっと居続けた。コギトにとってはウォロも、いろいろ欲しがるかわいい駄々っ子くらいだったのかもしれませんね。

少し下世話な話になりますが、好奇心の強いウォロが同じく好奇心の強いシロナの直系先祖と仮定した場合、誰がウォロの子を産むのか問題はコギトだと思います。ウォロ自身が古代シンオウ人以外の血を入れたくなさそうだし、ウォロが寝るという行為を出来そうなのは正直コギトしかいないよな、と。コギトもウォロならしょうがないにゃあで許しそう。俺、ウォロとシマボシさんが、ちょっと大人な関係になる妄想を発売前していたのによォ……

コギトの隠れ家は現代のカンナギタウンの位置なので、あの後も静かにひっそりと暮らしたんだろうな……。現代のカンナギタウン町長がコギトだったりしてな……、コギトなら有り得る。

●ギンガ団

北海道開拓使がモデル。
デンボクの故郷がポケモンの災害に遭った、というとは、リアルモデルが戊辰戦争で、ポケモン内でいうといかりのみずうみ関連じゃないかな、って思っています。BDSP(ダイパ)の始まりもその映像からだし。

自分たちが余所者だからこそ、余所者に対して厳しかったのではないかと思います。それはそれとしてタイミングとかがまあ悪すぎたのはしょうがないよね。デンボクのことを責められる人は少ないとは思いますが、「空から落ちてきた怪しい奴」というのを何かにつけて言ってくるので、結構無理して主人公に接していたんだろうな。それはそれとして追放はトラウマイベント。

ムベさんはミツルくんかよおめー!!
忍びの技が廃れていくことを憂いていたムベですが、現代でもポケモンの世界では忍び沢山いるし、主人公との戦いで忍びとして出し切って、暖かい地方に渡ってからは切り替えて後世に伝える活動に的な意味でも充実した余生が贈れたんじゃないかな。忍び要素としては、キョウやアンズよりは、ダークトリニティな感じがする。

●シマボシ

「所詮、自分は自分、他人は他人」という考えが、アカギとシマボシ共通。ベクトルがどこへ向いているか、という違い。

ウォロとシマボシの性別が、シロナとアカギに比べて反転しているのは、現代と比べて主人公から見ての敵味方が反転しているから、なのかなと思いました。
面子を保つために厳しいことは言いつつも主人公に便宜を図ってくれるし、最初から主人公を保護する気満々だし。
調査隊隊長として成果の上げられない中、ニャースの手も借りたいような状況で、有能な人間がやってきて、そして見る間に調査隊の地位を向上させてくれた。デンボクと普段主人公に接していたか否かの違いというのもあるのでしょうが、立場の違いもあったのでしょうね。

●コンゴウ団

ダイパに出てきたキャラの先祖が多いあたり、「先住民」というポジションなのだと思います。シンジュ団よりも古株でしょ。

時間を大切にするという考え方自体は、とても納得できますよね。せっかちキャラを持って来るのもわかりやすい。何より現代シンオウをプレイした人には、せっかちキャラは馴染みも愛着もあるでしょうし。

長がシャーマンになる(素質がある。そしてシンジュ団長のカイにはその傾向がない)というあたり、血統が正統なんだなと感じました。シンジュ団は実力主義で、コンゴウ団は比較的血縁主義寄りなのかな。
ノボリをキャプテンに起用していたり、キング・クイーンを収めているのがシンジュ団の方が多いことなど、シンジュ団の実力主義は作中で明白ですが、だからこそコンゴウ団で、本編からクリア後までも一貫してマルマインのキャプテン務めているツバキは、結構な実力者ではないのでしょうか。ツバキ賞くれるの好きだよ、トラウマイベント中だったから割と心に沁みたよ……。ヒナツちゃんは性癖です。

コンゴウ団とシンジュ団のタペストリーにアオギリとマツブサの先祖っぽいのが飾られていますが、和解はしつつも団として互いに残り、そのうちまた仲悪くなることもあったりするのかな、なんて思いました。

●シンジュ団

寒さに強いことやキャラクターたちがBWやSMで出てきたキャラの先祖が多いことから、現実世界でいう北海道にとってのロシア的立ち位置なのではないかと思います。ロシアの東進のようなものがシンジュ団の移住に当たるのではないかと。これ、発売予定日がもう少し遅れていたら、発売されていたかどうか微妙なところだったりするのかな。
ロシアの方に限らず北欧とかのあたりの人は、体格による基礎代謝の差によって、日本人に比べてそもそもの平均体温が高いそうです。火山/雪原でのカイの挙動や、ハマレンゲ(植物)が北の浜に生息する植物ことからも推測できます。

ガラナはススキとあわせて、イルマやソニアあたりの先祖かと思っていたのですが、案外プリムの先祖とかもあるのかもしれん。

カイちゃんはコルニの先祖かなあ。コンゴウ団のセキに比べて、キャラ立てしにくそうだなあ、と思ってしまった(小声)。

●ノボリ

BW(2)のリメイクと絡めて、テイルズのディスティニーみたいな扱いにするつもりだろうか(オリD→D2→リメD)(←この進行でプレイする予定)。
アルセウスではなくて、SMのリラみたいにウルトラホールに巻き込まれたのではないかと思っています。

本作ノボリはパラレルワールドの示唆で、「あくまでもたくさんある世界戦の一つから連れてこられたノボリだも~ん」で、なげっぱで終わりな気はします……。ポケモンなので…………。
というか正直、ノボリ兄さんは、というかサブマス兄弟は、案外そこらへん大丈夫な気がします。力あるが故に無意識に自分の無事を信じて疑わないで、実際にポケモン扱えるから周りも認めざるを得ないノボリと、力あるが故に相手の無事を信じて疑わないから、まあ自分もとりあえずいつも通りにお仕事頑張るかあ、みたいなクダリ。みたいな。それはそれとして、アプデ後戦闘民族すぎない?

●アルセウス

手塚治虫の火の鳥????

「うおっ、神だ!」みたいな感じでDPでできなかったクローズアップできたのは良いのですが、名前を関しているタイトルで株を下げているの、ちょっと笑っちゃうな。

●ギラティナ

アルセウス嫌い嫌い、人間怖い怖い。よっしゃ! 引き籠って大人しくヒスイ(シンオウ)守ろ!(この後人間に捕まる)。ってなっている、本作屈指の萌えキャラでした。かわいい。ゴーストタイプはかわいいってはっきりわかんだね。

●パルキア(とディアルガ)

ポーチなんとかしてくれ。シュウゾウに勝て。

ディアルガとパルキアは、互いに直毘神⇔禍津日神です。BDSPというか普段のポケモンのようにのように買う段階でかみさま(伝説ポケモン)が決まるのではなくて、物語を通してコンゴウ団シンジュ団と交流する中で、自分(=プレイヤー)にとっての直毘神と禍津日神を決められるのが個人的に良いなと思いました。

●ゲーム起動したばかりの時の私の反応

アルセウス「めざめよ……めざめるのです……」
私「FF14だこれ!」

アルセウス「異世界に送ったで」
博士「どこから来たのですか? 変な格好ですね。大丈夫ですよ、一緒に来てください。ポケモンは危険です。ポケモン捕まえるの上手ですね。手伝ってください」
博士に連れられてついた村の人々「なんだあいつ、余所者いるぜ」
私「サモンナイト無印だこれ!!」

システム「フィールドに出たからあとはある程度好きにせい。好きなだけうろつけ」
私「ゼルダBotW……なのか……?(未プレイ)」

検証のためにもゼルダBotWをやりたいと思います(?)。やりたいとはずっと思ってはいるんですけれどね、Switch初期に買えなかったから機会逃している感じはありますね……。

明確に「○○の祖先だ!」となりにくい感じのキャラ達は、次の第九世代で子孫が出てこないかな~、なんて思いました。楽しみですね。

あとは、懸念というかどうするのだろうかという感情は、やはりノボリさんですね。
ウォロがゲーチスの先祖でもあると思っているのもあるので、BW(2)のリメイクに繋がったりするのかな、なんて思います。
それならまだ良いんだけどな……SMのリラ(あとプレイしていませんがORASのハンサムも)みたいにアフターケアも何もなくて投げっぱなしで終わってしまう可能性が普通にあるので怖いです。というかリラで騒がなかった人たちが今騒いでいるのは正直なんでやねんという気持ちです。

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ベアルファレス 感想

プレイステーション ソフトウェアカタログはこちら。PSアーカイブスでプレイしました。
(製作会社であるZealsoft社が解散しており、ソニー・コンピュータエンタテインメントのウェブサイト上にあった本作のオフィシャルサイトは削除されているようです。というかソニーは全ページSSL化した方が良いよ……)

長く続いた平和によって、王族や貴族、聖職者といった上流階級達は腐敗の一途を辿り、平民は搾取され虐げられていた時代。
城壁と山脈で外界から閉ざされた「カルスの棺桶」と呼ばれる冒険者の町「カルス・バスティード」の地下遺跡には、「アスラ・ファエル」と呼ばれる太陽帝国の黄金郷が存在し、そこには不老不死を得られる秘石「アザレの石」があるという。
冒険者たち(プレイヤー・仲間)は様々な思いや野望を胸に、後に「黄昏の時代」と呼ばれる時代に至るまでの戦いの日々を迎えることになる……。

この時点でもう何となくわかったと思いますが、世界観や物語背景といったものの作りこみが凄くて、ゲーム内で見られる国の説明などを見ているだけで1~2時間は余裕で溶けます。最低限の説明はストーリー内でしてくれるので、そういう文章が苦手な方でも大丈夫です。
最初のキャラメイク的なところで、外見こそ変えられないものの、出身国や職業などを選べるのですが、これが仲間たちとの友好度や会話の差分に繋がってくる。単純に「この職業だからこの会話差分ね」みたいな感じじゃなくて、「この職業で他の選択肢との組み合わせがこうだったから、じゃあこの会話差分ね」って感じです。細か~い!

そしてこれはキャラクターたちの性格や個性にも直結します。例えば、親が経営している孤児院の資金のためにやってきた優しい女の子・サラは、主人公をどの職業にしても友好度が下がることはありません。上記で言っている通り貴族などは腐敗しきっていて、主人公の職業(というより出自か)を「上流貴族」にすると、仲間の初期友好度はそりゃあもう大抵「嫌い」とかから始まって上がり方も悪いのですが、サラはそんなことない。
で、そんなサラのお部屋を訪問するとお掃除していたり、夕方には酒場のマスター・オイゲンのお手伝いとして厨房で料理をしていたりなど(実際にサラが作った料理が、あとあと酒場で買えるようになったりします)といった行動をします。本ゲームには時間の概念もあるのですが、仲間キャラがその時々の時間・場所によって、それぞれの性格を元にしたセリフを口にしたり行動をしている。

で、その彩を支えているドット絵も凄い。FF6みたいにぱっと見で凄い! となる感じではなく、いぶし銀の凄さ。とにかく細かいところまでこだわっている。ぬるぬる動くのはメインキャラクター達だけではなく、モブキャラのおっさんたちも話しかけるとその方向に首を向けてくれます。このおっさんたちがまた深い台詞を口にしていて良いんだ……。まあ……中盤ぶん殴りたくなるんですけれど……。

で、そんな仲間キャラクターたち13人と個別ED×男女主人公で計26個ものEDが存在します! 同性でも個別ED迎えられます! わーい! これはものすごいことだと思います。別にEDの数が多ければ多いほどいいっていうタイプではありませんが、PSのゲームで恋愛の有無とか含めてこの数用意したってのは純粋にすごいことだと思います。
「どうせ性差は細かい部分が違うだけやろ」って思っていたら、キャラによってはかなり違うようです(エレアノールとか)。私はセーブデータ数の兼ね合いもあり女主人公分のEDコンプで終わろうかと思います。あ、引継等の周回プレイはできません。

その上での難点として、昔のゲームあるあるではありますが、序盤が難しい! まじで! 周回したくない最もたる所以がこれです! 序盤でシステムの売りの一つであるトラップの使い方やTB(時間内に連続して敵を倒すとボーナスが貰える)のチュートリアル的なステージが続くのですが、これがまじで難しい。こういうのって「ゲームが上手なプレイヤーはやりこんだり、あえて縛ったり。そういった、ゲームが下手なプレイヤーにとっては全くできなくても救済措置があったり、なんならスルーして大丈夫なボーナスシステム」であるべきだと思うのですが(トラップはともかく、TBとかそれにあたると思うんだよな)、序盤のステージミッションとして強制される。で、その間は他のミッションにも参加できないので、レベルを上げてゴリ押し戦法も使えない(TBはそもそもレベル上げてごり押しできるようなシステムでもない)。加えておそらくTBの稼ぎを制作側は前提にゲームバランスを想定していると思われ、これまた序盤の金策が本当にきついです。回復薬が高ぇんじゃ……。

レベリング箇所はありますが、なんと、個別ED分岐後なんですねぇ~! 一応好感度的な意味で救済キャラはいるものの、個別ED分岐がかなり早い段階でありますので「気になるキャラだなED見たいな」となればもう最初からその子をストーキングした方が良いです。「やっていればED迎えたい子が決まるかな~とりあえず進んでいくか~」ってプレイの方はご注意くださいませですわっ!

●以下ネタバレあり感想

フレーバーテキストかと思っていた、信仰が牙を向いてくるの、たまんねえな……。
ED分岐後の終盤のダンジョンでは選択したパートナーと攻略することになるのですが、その終盤ダンジョンの一つにあるステージで、仲間には故郷などの懐かしい風景が見えるのに主人公(プレイヤー)には不気味にうごめく紫の壁のようなステージしか見えない、という箇所があります。
主人公の過去が気になるところですがそこは置いておいて、「どれだけ愛し合っていても、信頼し合っていても、所詮人間同士は同じ世界を共有することはできない」とステージが言っているところに、キャラの深層心理が実体化して「本当の私を知らないくせに」と言ってくる。
「他人のすべてが理解できない、理解できないから怖い。理解できないから苦しむ。ならば全て溶けて混ざりあって一つになってしまえばいい」という敵サイドに対して、「理解できないのが当たり前だし、悩みぬいて生きていく」なんなら「苦労しないで全て理解出来たら気持ちが悪い」という答えを、個性が強い仲間たちを描くことで誰とパートナーになっても回答できるの、たまんねえな……(2回目)!

EDも基本的には「諸悪の根源の神を倒したからって、変わることのない人間たちがいるんだから世界が良くなるわけありませんわぁ~!!」といった感じ。人々の拠り所であった信仰は嘘八百だし、でもそのことをすぐに受け入れられる人は少ないし、力のあった大国は滅ぶし、力のない人たちは相も変わらず搾取されています。地獄。
けれど、そんな地獄を主人公とパートナーは生きている。生き抜いている。これがまた個性あふれていて良かった……良かったのだけれど、一部被っていて悲しかったです……。EDに至るまでの経緯で、パスカ / アッシュ / シャルン / 微妙にジェシカも結構被っている。

●アッシュ

上でも言いましたが、アッシュとパスカの道中は特に似通っているんですよね、そこは残念でした。
でもEDは割と違っていて、なんかアッシュは他のキャラに比べても妙にED演出に力が入っています。個人的にはとても好きな演出でした。映画のような演出、良いよね。

●アーサー

神父様がEDに絡んでくるかと思ったらそんなことはなかった、何だったんだあの人。
父親の跡を継いだ最初は、民からの反発も結構あったのではないでしょうか。尊敬していた父親の傍にずっといれば父親はもう少し違う道を進んだかもしれませんが、そうなるとそれはそれでアーサー自身が成長しなかったから、まあむべなるかな。

●パスカ

お前、そこは言えよ!! んも~~~!! ってなった。もだもだする男だ。普段飄々としているのもあって、そこはちゃんと決めて欲しいと思いました。
あとパスカ+主人公に加え、最終戦に連れて行ったサラも溶けているの笑った。あの空間、絶対に二人だけの世界というわけではないんだ……w

●オルフェウス

飄々としているくせに「好いた女を信じるのが男の役目」って言い切れるのがずりぃわ……。

デュオ=ニュソス→オルフェウス→イレニウス、と、どんどん名前が変わった彼ですが、忘れたといっていた本当の名前を憶えているし、そしてそれを誰の名前だったのか知るのはもう一人しいか生きていないし、その名前の持ち主ももういない世界で、主人公は未亡人しているんやな……と思うと、本当に良い意味で憎いキャラだと思いました。
主人公は好きな女からもらったリュートを奏でる彼が好きだったんだな……だなんて思う。サディーヤの言うようにきっと結婚を申し込んでくれるのを待っていたけれども、そんな日は来ないこともわかっていたのだろうな。

●ディアス

最初にサラと共に攻略しました。後々分岐条件見返すと、結構条件楽で良い奴やな……ってなる。最初こそめんどくさそうな条件で「人柄表しているな……」って思っていたけれども、オルフェウス/イヴの条件の面倒くささや,必須イベント「過去」の発生時期がかなり短いエレアノール/レイアと比べると楽だし、なんだかんだで愛に飢えていた感じを表していて始まる前とは別の意味で「人柄表しているなあ」と、良い攻略難易度だなって思いました。

あとはEDが好きです。後世にはずっと悪人としてみられてしまうけれど、きっと本当のことは仲間たちしか覚えていないし、当の2人からしてみれば仲間として思っているかどうかも怪しいけれども。後世のために自分たちを犠牲にして、でも本人たちは犠牲だなんて一切思っていなさそうなところが良い。「一緒に死んでくれ」って……ええな……。

あとディアスの選択必須である「ルカの説得」が、EDでルカの宗教改革に繋がるのがなんか好きでした。生死は影響しないけれど、信仰に憑りつかれているのを見たままだったのは耐えられなかったのだな、と。ルカにとってはディアスは大切な仲間で命の恩人だよ。

余談ですが基本的に最終戦にはパートナー+サラ(か、慣れてきた後半はパートナーと2人)でした。ので、サラが巻き込まれなかったことをディアスが安堵しているシーン差分があったわけです。やっぱり根っこは人を信じていたいキャラなんだな、というかそうでなければ宗教革命を他人に任せて所業を背負いこむことなんてできないよ、なんて思いました。

●ルカ

ルカEDはED序盤のオイゲンやクムランとのやりとりが変わって好きでした。いやまじでね、あの部分に変化があるのは嬉しい。ルカのほかはノエル/イヴくらいしか目立った変化がなかったので……。

ルカの告白イベントは笑ってしまったのですがw。それはそれとして自分の信じた信仰を貫くことが出来る強さを、この物語を経て彼が得たのがとても嬉しいです。ペアEDを向かえないでも彼が宗教革命を為すことは変わらないので。

●レイア

家族と再会できて良かった~~~! でも過去が重すぎるんだッピよ……助けた人たちから石を投げられるって本当やるせねぇよ……EDでは剣を置くことができて本当良かった。家族と再開できた以降は戦とは無縁の場所にいてほしい、俺が体を張ってくるからよォ……

●エレアノール

エレアノールとレイアは割と近しくて、レイアの父のifがエレアノールで、エレアノールの父がレイアのifです。多分話し込めば、ここ2人は決定的に相容れないと思う。

●シャルン

正直女版パスカだな? ってなりました。パスカよりもはっきり好意を伝えてくれるなってくらいです。

●ジェシカ

告白したのに拒否されちまったよ……
ジェシカのふてぶてしさは、あの掃きだめのような街で、一種の制汗剤ですよね。別に特段好きなキャラではないのですが、なんだかんだで面倒見良いし、憎めないキャラだなあと思います。
いやでも振った相手を相棒として一生連れまわしているのはどうかと思うな……。

●イヴ

好きだ~~~~!! ビアン気一見ありそうで、多分ないんだろうな……と思った次第。いるよねそういう人。
それでも一生一緒に面白おかしく二人旅できそう。振られても一生ついて行くからな……(さっきと言っていることが違う)。

一見女の子たちの中で一番大人な女性に見えて、本当は、母親に会いたい愛に飢えた、一番の少女まであるかもしれない子。だのに不安を抱えたまま「知ってる? 今あたし達が生きているところが天国よ。笑って生きていく気さえあればね。」って言って、後で“俺に”だけ不安を漏らす、ってのが堪らなく好きです。

あれだな、太宰治の「ヴィヨンの妻」がめっちゃ好きなんですよ……。「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きてさえすればいいのよ」ってのが凄い大好きで……。イヴは月の女だよね。

●ノエル

ノエルとシャルンが等身大の女の子だと思うのですが(サラは善性が過ぎて等身大の女の子に思えない。もはや慈母)、ノエルはどちらかというと、作中を通して等身大の女の子になっていく、という感じがします。
聖者の揺さぶりシーンでノエルは肉親すら出てこなく、かといって死別した発言等もないので、「側にいるのに分かり合えない」という状態だったのではないかと思います。
死別とどちらが辛いか、これは一長一短であり一概には言えませんが、だからこそEDで主人公を待つ選択をしたノエルを「立派になった」と認めて褒めてくれたクムランとの出会いがどれほどのものであったか、と思います。そりゃクムラン追ってあんな物騒な街にも行くわい。

ま、そんなクムランに俺は”勝った”んですけどね(突然の相棒面マウント)。

●サラ

この世界でこんな生き方してここまで秩序善性の塊でいられる女、おる!?!?!? 好きだ……。
最初「回復役だしな」って感じでパーティに入れていたのですが、本当に良い子でどんどん好きになって言っちゃって、「いつか悪意に晒されちゃうのかな……俺はその時に守ってやれるのかな……」って思いながら見ていたら、サラはサラ自身の善性で自分を守れるし家族もサラの善性に支えられているし、ED後がサラの善性に世界が少しずつ救われているのが本当に良かった。サラと主人公が戦に出て、おっちゃんたちが洗濯(=家事)している、ってのがまた良い。私の場合は女主人公だったので余計に。

子どもたちの帰る家になって、帰る家を守るんだな……。好きだ…………。サラと友達以上になりてぇよ……。

●オイゲン・バルデス・クムラン・サディーヤ(というかネームドNPCたち)

「バルデスの一番下の兄弟が、実は生き残っていた私だったらどうしよう……」なんて思っていました。無いと言い切れないのがこのゲームの物語の恐ろしいところですね。

「果たしてこれで良かったのだろうか?」と大人たちが思わず言ってしまうような世界の有様に対して、永遠の少年から解放されたばかりの少年と、未来を担う少年少女たち(パートナー)が「それでも胸を張って、前を向いて生きていく」と答える。ビター味なハッピーエンドだぁ……。渋いぜ……。

バルデスとクムランのバディが凄い好きでした。周りのモブからバルデスを引き合いに出されて今なしていることを責められても、相棒としてのバルデス自身とそんなバルデスの残したものを信じて必死に足掻いて、神の首に手をかける道具を生み出したクムラン。こんなん好きにならないわけないやろ……。

サラとイヴが特に好きになりました。太陽の女と月の女だよ……好きだよ…………
やっぱ序盤の難易度だな! それのせいであまり人におすすめができない作品になってしまった。世界観の作りこみが凄まじいので、世界観が好きな人にはぜひ一度プレイしてもらいたいとは思うんですけれどね……。
おすすめ職業は槍と弓です。私は槍一択でクリアしました。女はパワーでなんぼですよ。

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和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔 感想

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お題箱にておすすめしていただきました、ありがとうございます!
Switch4部作きてから遊ぼうと思っていたけれど、待ちきれなくて結局アプリで遊んじゃった。
渋い感じの推理もので、長くても2時間くらいでクリアできるくらいの長さです。

丁寧なぬるぬる動くピクセルアートが雰囲気にマッチしていてgood。ピクセル表現でなおというかなおさらというか、結構凄惨な殺人事件から物語は幕を開けます。

基本的に、情報集め→推理パート→次の現場なので、迷うことはほぼない。数が表示されているので、取りこぼしもあったら一目でわかるようになっています。
証拠などを相手に見せて証言を得る、といったようにして情報を集める箇所もあるので、ただ無心に連打している感じではなく、話をちゃんと聞いていなければなりません。推理には関係のない、ノイズ情報もあります。
とはいえ簡潔で無駄がなく、推理パートでも主人公と随一答え合わせをしながら進めていくので、話が理解しやすいです。

主人公と推理をしていくからこそ作中で引っかかった点もあるのですが、ちゃんと最後で回収されて、見事にまとまっていました。シンプルでやりやすくて、面白かった。良い作品です。2作目、3作目もやろ!

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フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと 感想

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何とも不思議で貴重な体験ができたゲームでした。ただ……ただ、酔う……! 酔うんじゃ……!!

つぎつぎと不幸な死に見舞われたフィンチ家。彼らの住む家は、屋敷にどんどん手を加え、歪に増築されていった屋敷。そんなフィンチ家はいろんな意味で有名な一族です。
プレイヤーはそんなフィンチ家の最後の生き残り、「エディス・フィンチ」として久しぶりに屋敷に足を踏み入れることになり、そして家族たちの死に想いを馳せることになります。

その屋敷が本当もう、俺の考えた最強の家って感じです。家族各々に自室があり、その各部屋が全て違う方向で魅力的になっています。誰かしらの部屋は刺さるだろうし、「ここに住みて~~~!」ってなると思います。なりました。
部屋や屋敷に散らばっているオブジェクトの一つ一つが、そこの住人たちの何かしらの思い出を表しており、家族の死というのも幻想的というか、全て物語的で。屋敷が長年放置されていたのに荒らされていたり埃が積もっていたりといった形跡が見られないのも相まって、ずっと映画でも見ているような気持ちになります。
ゲームシステムも、エディス(プレイキャラクター)操作時と回想時で全く異なるし、回想ごとにシステムがまるきり違っていて飽きさせることがない。ミニゲーム集といった感じの操作感。

本当に、酔いやすいというところさえなければ、という感じでした。ポケモンXの感想の時にも書きましたが、自分はゲーム酔いしにくい方だとは思っているので(最近自信なくなってきた)、なりやすい人にとっては本当辛いと思われます。「プレイしたいけれど酔いやすい」という人は、薬を飲むか、休み休みのプレイをおすすめします。

●以下ネタバレあり感想

プレイキャラクターのエディスが「家族の死がどうか報われますように」といった感じで追悼して想像を巡らせるゲームなので、当然といえば当然なのだけれども、エディスから離れれば離れるほど、あまり良い結末を迎えません。いや良い結末というかみんな死んではいるのだけれども、幻想的な終わり方というのかな。「その人の死を物語にできた」という感じの終わり方をしません。
逆に言えば後半に出てきたキャラクターであまり幻想的な死でないキャラクター(サムとか)は、エディスにとって見てあまり良い印象を抱いていなかった可能性が高いと思っています。美化する必要がないと思っていたことなので。

●モリー

モリーのパートは「日常生活に溶け込める、自覚のない狂人が、最後の一線の淵に立っていたから背中を押された瞬間」という感じがしました。本当に些細なことで一線は超えられてしまうものなのだと再確認。1940年代のネズミの餌や歯磨き粉って良くないもの入っていそうだもの……。

●カルヴィン

ブランコ酔いやすいけれど、空を飛びたかった(のだろう)という心境は非常に共感出来て好きです。けどなんでよりによって、酔いやすいカルヴィンが再プレイトロフィーやねんとは思いましたね……。

●バーバラ

彼女だけ普通に、明確に人間が犯人の殺人事件で、それが漫画などになっている(=見せ物化されている)のは普通に辛かったです。夢を追い続けて夢に殺された感じがする。

●ウォルター

バーバラの死の責任を感じて地下にいたのかな、と。線路もあったし電車にひかれたのかな。シェルター内部が定時に揺れる、といった説明があったし、それそのものが電車だったのかもしれません。彼を守っていたのも殺すのも、現実世界から救いだすのも、電車だった。

●サム

子どもの心境にもう少し寄り添えば死ななかったので、割と冷めた目で見ています。エディスも多分同じ気持ち。

●グレゴリー

イマジナリーフレンドに似たところがありますが、空想の世界との友達をかき消してしまう親の喧嘩声から逃げるために、空想の世界へ消えていった。ひたすらに楽しい世界と、親の喧嘩ばかり聞こえる現実。
このあたりからエディスの、家族の死に対する追悼想像が深まっていると思います。

●ガス

義母に対して、というか再婚という行為に対しての拒絶は、思春期ではまああるもので。避難した誰一人もガスについて思い至らなかった、みたいな回想があったあたり、何というか、サムに対して一昔前の家庭男性像を感じさせます。

●ミルトン

最初下へ伸びている蔦を見て「次こっちに行くのかな」って思っていたので、自分の世界を求めて蔦から家出をしたのか、あるいはその途中で転落死したのかなって思っています。個人的にはルイスとも繋がるので後者。
前作との繋がりがあるみたいで。前作凄い気になっていたのでぜひやりたいのですが、前作も凄い酔う気がする……。

●ルイス

先ほどミルトンが転落死した可能性を挙げましたが、その場合、大切な弟であるミルトンを新しい世界に旅立たせてあげる手伝いとして、見つけてしまった遺体を他の人に見つからないように処理したのがルイスなのではないかと思っています。「現実世界でミルトンの遺体が見つからない」がミルトンの生死をシュレディンガーの猫にさせるので。答えを知っているルイスさえ我慢すれば家族は希望があるし、ミルトンももしかしたら本当に幻想世界で生きていけるのではないか、という。うみねこ的な。
この場合、そりゃひきこもるし薬にも走るし病むよなって感じで、ルイス自体の死の理由にもつながっているので、割と説明になっているのではないかと思います。優しいお兄ちゃんだったから苦しんだし、外に出なければルイス自体は自分自身を空想の世界の住人にさせなかったと思うので、ことルイスの件に至ってはとどめを刺したのが母親だっていうのが、またなあ……。ルイスパートは本当に、じわじわと浸食されていく感じと、その浸食先の世界が「怖い」と「楽しい」が共存しているのが罪深い。

●イーディ

イーディの回想?で海のもう一軒のフィンチ家に向かうやつは、そのままイーディの失踪につながると思っています。

●ドーン

仕方のないことだとは思うけれども、子どもたち(ルイスとミルトン)の死の原因に多分なっている。それで本人は家を出てからそのことに気が付いたのだと思います。グレゴリーはともかくガスの件を経験しているのだし、自身もサムの死の際のエピソードを見るに理解のない親に対して思うところがあっただろうから、ルイスに対してもう少し……さ……と思わないでもない。似た者親子だったんだな。

●エディス

最後の出産の暗喩シーン、割とど直球でびっくりした。母になるにあたって、家族というものを振り返りにいった彼女。どういう最後を迎えたのかな。幸せだったといいな。

文量でわかると思いますが,ルイスとミルトンが好きでした。あとグレゴリーも。子どもが死ぬ系苦手なんですけれどもね……ゴレゴリーの死は怖くなく感じたのが救いです。

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