「デミアン」の終わり方が忘れられない

最近、リンバスカンパニーにはまっている(オンリーでます。はまりすぎやろ……)ので、読んだことのない元ネタ小説を読み始めました。
まずは3章主人公シンクレアの「デミアン」を……と軽い気持ちで読んだら、思いのほか心に刺さって抜けなくなってしまいました。たすけて。なので備忘録も兼ねてどこが刺さったのか書いて残しておくことにしました。

映画のAKIRAが刺さって抜けないオタクなんだから、デミアンが刺さらねえわけがなかったんだよな……
韓国だと人気らしいですね。2008年から2017年までの間で最も売れた古典小説だとか。

以下の表記は、自分が読んだ「デミアン」に基づきます。

●幼少期特有ホモサークルの描写がうますぎる

まあ「少年の日の思い出」の作者だと思えば納得なんですけれど、あまりにうますぎる。うますぎて序盤のジンクレエル / クロオマアパート、「よ、読みたくない……! リアル……! 辛い……!」となっていました。

ガキ大将のクロオマアを嫌悪しつつもどこか憧れがあってつい見栄を張ってしまうジンクレエルは、見栄のためについた嘘によって足元をすくわれる。そしていいように使われてしまう。幼少期の1-2歳差ってすごく大きいですよね……
クロオマアもクロオマアで、良いとこの坊ちゃんであるジンクレエルに羨ましさ妬ましさがあり、それでいてそんな彼が自分を慕っているという事実、ジンクレエルのついた嘘を利用して彼を良いように使うことが出来るという優越感。

歪ではあるんですけれど、現代でもあるような幼少期特有ホモサークル描写が見事でした。ずっと「たすけてよめない」って言っていました。

●互いのオム・ファタルだったシンクレアとデミアン

そしてそのクロオマアに搾取される状態で苦しんでいるジンクレエル(もっというと、そういう状態になったのでジンクレエルの中でのクロオマアに対する憧れなどは無くなっている)に、「クロオマア殺しちまえよ。僕は君の共犯者になるよ、君は僕の特別だから(意訳)」で近付いてきたデミアン。

もうね、ムーブが完全にジンクレイルの人生をハチャメチャにしてくるオム・ファタルそのもので、「やべえ、ジンクレエル逃げろ!!」って思いながらそのシーンを読んでいました。
案の定、デミアンはジンクレエルの前から姿を消した後も心の中に居続け、一目惚れした女性も自身の母でさえも、ジンクレエルの中から追い出して自分で上塗りしてしまった。

ところが、物語終盤になって再会した彼らの様子を見ていると、どうやらオム・ファタルだったのは、デミアンにとってのジンクレエルもだったようです。
デミアンは多分、幼少期は神童として神秘性や特別感があった。それが青年期に入ると維持が難しくなる場面が――あるいはデミアン本人が維持したいと思うことが――あったのではないでしょうか。
それが自身の特別だったジンクレエルと再会することで戻ってくる。特別を演じることが満更でもなく、幼少期の憧れを相互に保ち続けている。

二人が離れていた青年期の間、作中でそれぞれ、少なくとも一人は特殊な交流があったことが分かります。ジンクレエルはクナウエル、デミアンは日本人です。
ところが、彼らは運命の男……とみせかけて、それは一時的なものでしかない。ジンクレエルはクナウエルの自殺を結果的にとはいえ止めて懐かれる。デミアンは夜道を歩き決闘までする間柄の男がいる。けれど、二人揃って離れて行く彼らを気にも留めやしない。なぜって、デミアンとジンクレエルにとっての運命の男は、互いが居たからです。

彼らの仲を語るには、彼らを結び付けた原因であるクロオマアが必要ですが、最後の最後までそれを話題にすることはない。
そして、デミアンは間違いなくクロオマアに対して「ジンクレエルは僕を選んだ」という優越感があり、「ジンクレエルの中に居続けるのは僕で、お前は外部でしかない」という優越感がある。そうでなければ最後の最後で蒸し返したりしないので。
ジンクレエルの中にデミアンは間違いなくいるけれど、本物のデミアンにはもう会えず(だからこそ心に居続ける)、本物のデミアンを自分から切り離すその強さと強さと非情さをジンクレエルが手に入れるまでの過程と終わり方が……好き……

あと、離れてから気がつくのは「星の王子さま」みたいだなって思いました。自分、そういう物語が好きなのかもしれん……

●最後のキスは誰からのものだったのか

多分いろんな人が指摘しているとは思うのですが。最後のキスって本当にエヴァ夫人からのものだったのか? という疑問がありました。
デミアンはジンクレエルがエヴァ夫人を愛していると知った時も「知っていたさ」とはいったものの、本当はそこで初めて知った反応のような気もする。

デミアンが最後の最後になって今まで話題に出していなかったクロオマアの名を出したのはやっぱり、その切り札を使う時が来たからではないのかなと思います。
結局ジンクレエルの中に残るのは、エヴァ夫人でもクロオマアでもなく、デミアンその人なので……それを決定的にしたキスだったので……

Limbus Company 2章「愛することのできない」 感想

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FACE THE SIN, SAVE THE E.G.O

1章に続いてクリアしました。元ネタ本たちは読み進められていませんが、デイリー回収したいしね!

終わり方がま~じでよかった。「少し過激なTVSPルパン三世(名作寄り)見てたかな……?」って気分になりました。ギャグとシリアスのメリハリが、2章は凄く良い。
ルパン三世大好き、TVSPルパン大好き。ロージャがルパン、グレゴールが次元。五ェ門は~うーん、イサンかな。んで不二子ちゃんは2章ゲストキャラでどうでしょうか。どうでしょうかってなんだ?

ルパンを置いておいても、「地獄でも足掻けば希望は見えるさ」といったような、少し前向きな感じ。それでいて傷口から目を逸らさずに受け止める、ちょっとほろ苦い感じ。そして大量のギャグ要素。いやあ……好きですねえ~。

以下、ネタバレあり感想。

●ダンテ / ヴェルギリアス / カロン

そら(運の良さをMaxにしたのを入場時から適応していたなら、1階の最初のルーレットで大当たりするのは)そうよ。
ルーレットの件で責められたり、その前の質屋では入れられそうになったりと、大変でしたね。ダンテの肩を叩いてあげたくなる、変わりたくはない。

ヴェルギリアスが、ステーキ許可するところ好きだし、「予約はロジオンに任せるか」って言ったところ好きでした。1章の、ドンキホーテの質問に答えたところといい、割と囚人たちを個別で見ているのかなという感じの好き。

●イサン

ファウスト「推算するに……」
イサン「呼んだ?」
イシュメール「嘘でしょ……」
↑ここ大好き。手を叩いて笑ってしまった。やっぱノリ良い陽キャやん!
このためにローカライズでわざわざ推算(すいさん)したと思うとにこにこしちゃう。元言語だとどうなっているんですか?

ロージャに対してソーニャと話さなくて良いの? と言ったので、やっぱりクボとなにかしらあったんだろうな。「死にそうなソーニャに対して言い残したことは?」なので、死んだ共通の友がいたとか? 「理想的な朋」も、ソーニャ→ロージャの行動というよりも、ロージャ→ソーニャの(ある意味での)信頼にかかっているのかも。自虐。
ユーリは「ユーリ嬢」で、真剣な場面でのロージャは「ロジオン」と呼び捨てなので、現時点で囚人たちに対してかなり仲間意識がある方なのではないかと思います。他にあるのはロージャとかグレゴールとか。

あと、一枚絵を見る限り、シンクレア・ドンキホーテのちっこいものクラブに懐かれているの、ヒースクリフじゃなくてイサンな気もしてきました。

●ファウスト

エピとソードが、最初あからさまに馬鹿にしていたのに、途中から「ファウスト大変だな……」って態度になって、最終的に「ファウストなんだかんだで楽しそうで良かったな……」みたいになっているの、笑いました。ええ奴らやん……

エピとソード、絶対死ぬと思ったのに生き残った! ソードが「あなたたちのこと、そんなに悪くないと思い始めた」って言った時、絶対あかんと思ったのに!! 今書いてて気が付いた、2人揃ってエピソードってことですか?

●ドンキホーテ

ぽんぽん派の格好しているイラストかわいい。
そりゃあんな可愛い子に「ちょっとルーレットやってみたい!」って言われたら、「しょうがないにゃあ」でやってしまう。誰だってそうなる、俺だってそうなる。
喋るたびにテンション高くてかわいい。原作を読んでいないということもありますが、過去が全く想像できない……親が権力による不条理で殺されてるとかかなあ

●良秀

服着替えていたところやシャンデリアもですが、罵詈雑言教室笑っちゃった。P音しまくってるし、モブたちを圧倒するどころか、感心させてメモ取るところまで行ってるし。
「真打登場ですよ」みたいにイシュメールが紹介して、ノリノリで教室開催するの好き。「乗るんだ……ww」って感じで。

良秀の略語をシンクレアがわかる、ってのが、やっぱりシンクレアの秘めたる殺意を感じさせるポイントだと思います。

●ムルソー

ロージャに対して質問したのがムルソーなのが意外でした。効率的に物事を遂行するのを好みそうだから、そういう観点なのかな。まあブラフとか使わなさそうだしな……自分に扱えてかつ有効だと判断したら使いそう。
ムルソー見ていると『うみねこのなく頃に』のベルフェゴールを思い出す。怠惰に「させる」ベルフェゴール。

●ホンル

ぽんぽん派のボス人格あるんだよな……めっちゃ気になる……(持っていない)
ぽんぽん派は身内に甘い印象を受けたので、そのあたりがホンルがぽんぽん派ボスになれる素質って感じですかね。000人格だけど。それはそれとして、「ぽんル」って響きは可愛すぎる、似合っている。

今のところ、ギャグパートの方がしゃべるなあって感じです。マイペースなのでギャグパートでの転で動かしやすいのかな。

●ヒースクリフ

機転が利くチンピラだった。実際、あの場面で1階をすばやく出ようとしたら、ヒースクリフのやり方が効率的なのは間違いない。それ以降の階層どうしようか問題はありますが、あとは最上階以外、運の出番なかったしな……最上階ロージャも場数こなしている人特有の勘を用いてブラフで何とかしたし……

良秀の罵詈雑言教室で震えていたなど、やっぱり割と常識人な気がします。

●イシュメール

随所随所で仲間たちと交流ある感じの台詞が増えたな~って印象でした。1章でグレゴールに「それを言われたら言い返せない……」みたいな台詞あったり、ユーリとの交流あったりと、彼女なりに囚人たちのことを仲間としてとらえ始めているのかもしれない。
あとたまにある海から目線好き。

イシュメールかわいい、ちょっとキレ気味に守られたい(夢思考)。そして最後の一撃とかが防ぎきれずに俺が死んで、絶望した顔で看取られたい(殺され/死にたい系夢思考)。

●ロージャ

愛おしすぎて困っちゃう。1章の時点で台詞の端々から、子供に対して優しいっぽいなって思っていたのですが、多分イヴァンが彼女の心の中に居続けているんだろうなあ……
「イヴァンのばか」ってことなんですかね? それとも、原作にイヴァンが出てくる?

ちょっとシンクレアの項目と被るのですが、マラカス一枚絵ではシンクレアの横で手拍子をして(そしてシンクレアが少し自分に自信を持つようになるきっかけを作り)、良秀罵詈雑言教室一枚絵ではシンクレアの耳を塞いで聞こえないようにするなど、シンクレアはロージャにとって、保護対象の年齢なのかなって思ってます。となるとドンキホーテもかな。

「…待って。私これここで終わりにしちゃダメ?」これ、軽いように見えて、凄い泣きたくなっちゃった。地味に好き。その後にあるソーニャに「あんたわかってたよね!?!?(怒)」のところはもっと好き。
独白シーン、めっちゃ色気を感じた。「かわいい」と「色気」の違いが、違う言語なのにちゃんと伝わってきて、声優さんってすげー! ってなります。

「絶望の過去」が「理想の未来」に変わっていく演出に泣いたし、その「理想の未来」対して、誰かに声をかけられるとかでもなく自力で手を振り払えるロージャが強すぎて痺れました。
それでも不安はまだあるのが、また良い。当たり前なので……それを「私ってちょっとイケてるんだからね?」って虚勢で上塗りする姿が、また健気で好きでした。最高にイケている女だよお前は……

●シンクレア

マラカス振っている時の、BGMも一枚絵も大好き。良秀やムルソーが楽器弾いていたり、ロージャが手拍子してて、ホンルがうきうきで衣装身に付けながらグレゴールに帽子を勧める。盛り上がるモブ、感極まって泣き出すモブさえいるなかで、目を丸くしているヒースクリフ。

そして中央で静かにマラカスを演奏するシンクレア……!! カジノテーブルの上に立ち、目を閉じ、マラカスの演奏に集中するシンクレア……!! 静かに響くマラカスの音……!!
好きすぎた。そんなマリアッチボス人格があるのも笑っちゃった。しかも000人格じゃなくて00人格。

あとマリアッチの「ピニャータパーティをお前でするぞ」でえげつなくて笑ってしまった。「お前の中身が飛び散るまで殴り続けるぞ」ってことでしょ、そりゃ泣きながらマラカス振る。俺も振る。
そんなマリアッチボス人格がある(再確認)ってことはやっぱり秘めたる殺意をお持ちで……?

●ウーティス

序盤のエピに敬語を使わせたところ笑ってしまった。「序盤のエピ」ってのがまたすごい。

できないことはできないって言ってええで!! って気持ちにもなりました。指揮官気質というかワンマンアーミーというか。一兵卒だった時期がないのかな、ちょっときになる点だったりします。

●グレゴール

道中でユーリのことを話題に出すのがもう泣いちゃうよね。でも、少し明るく話せるようになったのかなと思います。
米津玄師の「死神」を歌ってほしい、似合うので。

ロジオンとグレゴールが、ロージャ/グレッグってそれぞれ言っているのが良い。ここの「人間関係地雷除去が比較的出来る囚人キャラ」男女1位たちが仲良いの、助かるぅ~。

●ソーニャ

ソーニャの言うこともすっごいわかるし、カリスマ性が実際凄いんだろうなって。机上の空論だとロージャは言いますが、論じることが出来るのがそもそもソーニャしかいなかったっぽくて、ソーニャに明確な理想があるあたり、そういう道を辿っていくのは避けられないことだと感じました。
でも、実際に死んだイヴァンを些細なことと言ってしまえるところが、やっぱりロージャと道を同じにできる/できないの違いだったのだろうなあ、と思いました。イヴァンの死でそういう対処を取った時に、逆にロージャ以外に離脱者はいなかったのだろうか……みんなある意味で、離脱する意思も芽生えないくらいに、ソーニャに飼いならされたところまで行ってたのかな。
あの時の一枚絵で、いきなりこちらを見てくる演出、ひょえってなっちゃった……

今でこそ冷静に書いているように見えますが、ソーニャ出た当時は「うわ~~~! 元カレ!? ロージャ夢人格俺に対する精神的攻撃!?」とかほざいていました。んなこたあないですね。
夢云々おいても、あの場面でソーニャの手を払いのけられるロージャが大好きになっちゃった……嘘、元から大好き。

ところで、「ロジオン」は男性名で、「ソーニャ」は女性名だと思う。詳しくないけれど。元ネタだと男女逆とかなんでしょうかね。

あと、地味にアイドの声が好きでした。死んだがな……

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Limbus Company 2章「愛することのできない」 感想

Limbus Company 1章 感想

Limbus Company 1章「属せない」 感想

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FACE THE SIN, SAVE THE E.G.O

韓国のインディーゲームスタジオ「Project Moon」が贈る初のソシャゲ、「Lobotomy Corporation」「Library Of Ruina」に連なるシリーズ3作目です。全部Lから始まっていることに今気がついた。
巨大なディストピア都市を背景に、プレイヤーは管理人兼囚人の「ダンテ」として、自分含め13名の囚人たちと共に黄金の枝を探す旅へ出ます。
前2つは積んでいる状態。本作プレイ中にいい加減やるか……となり、「Lobotomy Corporation」を始めましたが、3日目で死にまくってうぇっへっへwwってなってます。俺、これ、クリアできるんか……?

なんで本作から始めたかというと、前々から気になっていたゲームシリーズのソシャゲ(始めるのが早ければ早いほどいい)だってことと、TGS 2022で先行プレイしておもしれ~ってなったからです。
一応初日勢ですが、なんたって古いPCのSteamでやっているもんだから、全然進まない!
加えてこの手のゲームは、個人的に、元ネタをできれば履修した状態でプレイしたいとは思いつつも、あまりの量に加えて現時点では未履修の作品が多く……(感想のところで、現時点で何を履修しているか否か、残しときます。多分進んでいくうちに履修済みが増える、増やしたいね)

面倒くさい自分と折り合い付けつつ、なんとかかんとか1章クリアまで行きました。期間限定イベントあった事実に泣いたし、1章の人の心のなさにも泣いた。プロムンの洗礼を受けたわね……

以下、ネタバレあり感想。

●ダンテ / ヴェルギリアス / カロン

元ネタは履修中。
元々「うみねこのなく頃に」が好きで(こちらも履修が中途半端ですが……)、理解を深めるために『神曲』を購入して積んでいました。プレイしながらロード時間に読んでいます。
どうでもいいのですが、実際のベアトリーチェはダンテを嫌悪していた節すらあるのに慈しむ恋人のように描かれ、憧れのヴェルギリアスはダンテに甘い師匠として描かれ。「知識と教養はある童貞が書いた夢小説みたいだな……」って印象を今のところ受けています。すまん……

ダンテの感覚自体はプレイヤーに近しいものだと思うのですが、彼の記憶が失われているというのが今のところの不安。ダンテと囚人たちが凄い打ち解けた後に、実はすっごい冷酷な性格だった以前のダンテが出てきたら泣いちゃう。あの場面でグレゴールに発破かけれたあたり、その素質はあるんじゃないかなと思ったり。序章では最初ソロだったし……

反面、ヴェルギリアスは、思っていたよりも話が通じる感じでした。最後の遺品のところとか。
遺品のくだり、ヴェルギリアスも、カロンに邪魔ではないか聞いてはいるものの、無駄な行動だと言ったりか笑ったりとかはしていないんですよね。それをする価値すらなかっただけかもしれないけれど。でもユーリがカロンに地図を教えていた時間が無駄ではなかったと思っていて欲しいな……

カロンはひたすらにかわいい、ぶるんぶるん。

●イサン

元ネタは未履修、1作もです。

今のところ口数少ないので判断材料も少ないのですが、道中でのユーリへのフォローなど、気遣いができて、マイペースで、割と陽キャな印象、陽キャだったという印象。決別したっぽい知り合いも出てきたし、まあなんかあったんやろな……
ユーリをフォローしたのが、イサン/ファウストという、頭良い組だったのが意外でした。ファウストは理詰めの割合が多いフォローな印象だったんですけれど、イサンは理詰めとフォローが半々な印象を受けたので余計に。そういうことされると軽率に好きになっちゃうからやめてほしいね。

因みに、現在進行形で、イサンのガチャで爆死してます。あなや~~~! いやだって、顔も性能も良いし、私が梅大好きだから……つい……

●ファウスト

元ネタは未履修。

一人称ファウストなので、ファウストの台詞で「ファウスト」だけは毎回聞き取れるので、何か嬉しくなる。

「そして、人間が何かを悟るために熱心に悩むのは最も楽しいことなのです。ファウストは台無しにしたくないですね。」
↑これ、かなり好き台詞でした。知識を得ることが本当に好きなんだと思う。そんな姿勢の彼女が良いなってなったのと、前述の名前のことがあわさり、好き……って噛みしめる感じの好きになっています。でもポジションがポジションだから、なんかでっかい爆弾持ってそうで怖いね! このゲーム、そんなんばっかだね!

●ドンキホーテ

元ネタは未履修。

かわいい~♡ とか思っていたら、良秀殺すことに何のためらいもなくてひょえってなりました。結構狂人度が上の方。
良秀殺したドンキホーテと殺していないドンキホーテの、そのあたりの切り替えが彼女の中にはなくて、全部「ドンキホーテという自分」という地続きで見ていそう。
「どちらも同じ私ですのに、なぜ区別するのですか!?」みたいな

●良秀

元ネタは履修済み、芥川が好きなので。全作品は読めとらんが……今のところ『河童』が1番好きです。

煙草のくだり、めっちゃ良かった~~~! 良い女だ、好きだ……「死人に縋るのは意味ないけど、死人を想うのは意味あるだろ」みたいな考えをしていそう。

あと、初期人格のホームボイスとか元ネタとか考えると、地獄絵図に対して何かしらありそう。
案外、地獄を中から見た娘の方がベースなのかな。元ネタが好きだと「どういう感じで展開するのかな!?」って楽しみがあります。

●ムルソー

元ネタは未履修。

生真面目な仕事人の印象。ここだけ切り取るとイシュメールもなんですけれど、ムルソーとイシュメールの違いは口数が多いかどうかかなあ。あとムルソーの方が天然っぽいかなってイメージ。

●ホンル

元ネタは未履修。

ほわほわしていて可愛い。悪意自体は認識できていて、悪意が持ち続けると疲れちゃうものだからいらなくない? みたいな思考回路をしていそう、って今のところ思っています。
確執ありそうな兄貴出てきたな……ホンルのほうが優秀で劣等感拗らせているか、兄貴の方が優秀なのに周りから愛されているホンルに対して憎しみを抱いているかのどっちかにカシオミニをかけます。

●ヒースクリフ

元ネタは未履修。

頭に血が上らなければ割と冷静に物事を見れる人という印象です。まあその、頭に血が上ることのトリガーが簡単に引かれるタイプなのですが……
囚人の中だと、今のところ誰と仲が良いんだろう。あまりイメージがわかない。ドンキホーテとかシンクレアとかに、何故か懐かれていそうなイメージはある。
ただ、煙草はあまり吸っていなさそうってイメージです。なんとなく。

めちゃくちゃ余談なのですが、「『嵐が丘』って何文庫で出ているんだろう」と思って調べたら、結婚する前の堀北真希と山本耕史でやっている映画? 舞台? がありました。つまり原作のヒースクリフって……そういう男だってコト!?(風評被害)

●イシュメール

元ネタは未履修。

紐の結び方らへんからが本当切なかった。ユーリに対して、未来を提示したのがイシュメールなんですよ。で、そこからユーリがグレゴールに対して甘えるように未来を伺って、グレゴールが本当にうれしそうにそれを肯定する。
イシュメールにとっては何ともなかったかもしれないけれれど、「どう生きればよかったのか」と悩む彼女に対する灯りだったんじゃないかなって思いました。生真面目なイシュメールは生き方に悩むユーリと相性良かったのかもね。
あと髪色可愛い。

●ロージャ

元ネタは未履修。

すっげ~良い女、好みかもしれん……カマキリみたいに俺を食べて欲しい(?)

湿っぽいことが大嫌いって感じのムードメーカー。ユーリに対して、マスコットなんてどう? って一見突拍子もないことを言いつつも、囚人は難しいけど聞くだけ聞くことはできる、といった考えに基づいている。CoCでいうと、低EDU高INTタイプだと思います。
一度懐に入れると愛着湧いちゃう面倒見が良いタイプなんじゃないかな……かわいい……

雑談で地雷踏みかけることもあるけれど、踏まずにとりなせるタイプ。んで周りの地雷除去もたいていできる、って印象でした。

●シンクレア

元ネタは未履修。

「かわいそうはかわいい」といった嗜好の方たちに好かれそうなキャラ。いうてある時ぷっつんして俺を殺してきそうな雰囲気もしないでもない……あと二重人格っぽい雰囲気、文アルの中島敦みたいな。

カロンに丁寧にユーリのフォローしつつ地図を教えて、ユーリの死を悲しんで。そんな彼が志願するってのは、何かしらの力を得たかったとか、やらねばならないような復讐に近い動機があるとか、そんな感じかなと思っています。曇らせ展開あっても(まああるだろうが……)、その優しさを捨てないでいて欲しい……

●ウーティス

元ネタは未履修……だと思うんですけれど、『オデュッセイア』は大学の講義のどっかで扱った気がしないでもない。わからん。わからんので未履修判定で。

ダンテに対して丁寧に接しているように見えて、生き返りがなければ殺してやるぞと言わんばかりの態度。わっはっは、愉快なり。ダンテには目がないのでのくだり、まじで笑った。落語か?

過去に軍の上の方の階級に所属していたのかな。「任務以外のことを考えさせるな」と言われているということは過去を考える暇を与えるなということなので、過去封印系の記憶操作されているのかなという気もします。言動は染みついているというか。
ダンテへの対応がどこまで彼女の意志で、どこまで彼女の本心か気になるところです。主人公になる章でわかるかな。

●グレゴール

元ネタは履修済み。
というかよりによって1章主人公だったので、話読んでいる途中で元ネタに気が付いて、妹いたんだろうなってことがわかって(背景的にもう死んでいそう)、そこに絡みのある1章ゲストっぽい女の子がおるなってなって、アッ……って……なってぇ…………

ちなみに、なぜか『変身』のグレゴールは、蜘蛛や芋虫のイメージがあったんですけれど、読み返したら「甲殻のように固い背中」「何本もの弓形のすじにわかれてこんもりと盛り上がっている自分の茶色の腹」ってあって「お、俺の記憶はいったい……!?」ってなりました。「あさりちゃん」で『変身』を扱う回があってそれで『変身』自体を知った記憶もあるので、そっち釣られた記憶だったのかも?

「グレゴールがユーリについて行きたそうにしている」みたいな表記が出た時に「あっ! ここの戦闘でグレゴールを入れていないとグレゴール選べなくてユーリ死んじゃうのか! 分岐するのか~! 戦闘メンバーに入れてて良かった~」って思いながらグレゴールを選んだん……です、けれど……;;
まじで、目の前で死んだユーリに、まだ助かると言わんばかりに行動したのが辛かった。実の妹の方も、目の前で死んだのではなかろうか。本当は助からないことわかっているのだろうけれど、脳が理解を拒否して、直後にあれだよ!!
すごい捻くれた見方をすると、実験中の林檎が人間の比喩で、その中に実の妹ちゃんいたり……して……自分で言っていてやだなってなったのでこの話終わり!!

彼の戦場は終わっていないんだろうな。でもここはもう戦場ではなくて、新しい地獄で。それを自覚した1章だったのではないかな、なんて思いました。上司(ヘルマンじゃない方)とのやり取りとかランボーみたい、ポプテピでしか履修していないが。
勝手に息子呼ばわりされてプロパガンダ広告塔にされて、PTSDにならないわけがない。そのPTSDも1章のなかでやわらいでいるわけではなくて、せいぜい「過去と向き合い始めた」といったレベル。
ただ、その向き合うことは1人ではできなかったと思います。囚人たちも、ドンキホーテが妹と年齢近そうだけれど、ユーリとタイプが全く違うからな……
過去と向き合うきっかけをくれたユーリは、グレゴールにとって、一生大切な女の子であり続けると思います。遺品大切にしろよ。

ただ、多分なのですが、ユーリが死ぬまでグレゴールは妹と重ねている割合の方が大きかったと思います。「ユーリ」自身を見ていたのはイシュメールとかの方が見てたと思う。ユーリが死んでから、グレゴールは初めて、「ユーリ」自身を見たのではないかなと。
ある意味グレゴールへの罰だったのかなという気持ちと、この代償の大きさが許されてたまるかという気持ちと、愛しさと切なさと心細さ……

あと余談ですが、「cv三木眞一郎のキャラが好きな知り合いが好きそう」と思って聞いてみたら好きだったし、声優さんは韓国でcv三木眞一郎の吹き替えを担当している声優さんという情報を得ました。狙い撃ちじゃん。

●ユーリ

死亡描写があっさりしすぎていて「わ、わかってはいたけれど……! もっと丁寧に……!」って思っていたら、死体蹴りがあまりにも丁寧すぎて美しいほどで泣いてしまった。これがプロムンのやり方ですか(そうだよ)。

「じゃあ私はどうしろっていうんですか? 生き残るのが罪だっていうんですか?」
この問いが、1回目と2回目で、全然声色が違うこと、受ける印象が全然違うこと、周りの反応が全然違うこと。そしてどちらも辛く苦しく、切実なこと。本当にこのあたり辛かった……

アヤも、ユーリを可愛がってはいたけれど、ガスマスクのことを知らせなくてアヤ自身の分は確保していたあたり、なんかペット、というか実験動物や家畜に気まぐれで抱く愛情に近かった気もします。でもベルト交換しているんだよな……いやベルトは生死には関わらないか……
もしそういう可愛がり方であったのなら、ユーリは一生知らなくて良いです。もう知ることも出来ねえ……(自分で書いておいて、自分でダメージを受けた)

ホプキンス、殴りて~~~~! って気持ちしかないです。殴りて~~~~~~~~! ヴェルギリアスが嫌いそうなタイプだってことが救いです、私の中の。生死わからんけれども、実際にあのままヴェルギリアスに報告していたとしたら死んでいるだろうと思う。報告すらも方便で逃げ出して生きていたら、憧れもその程度だったんだと思う。
ホプキンスに辛辣だな、俺な……

やっぱ、1章のメインだったから、グレゴールとユーリに対しての文量が多いですね。1章からこんな展開持ってこられて、物語全体が終わる頃にはどうなっているんでしょうね……

名前部分の色はまた変えるかも。どうすれば見やすいかなあ。

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Limbus Company 1章 感想

わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言! トキメキUP! 感想

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幼少期にわがままファッションの1をかなりプレイしていたこともあり、「なんか久々にガールズモードしたい……」となりました。あと「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100(+900)」にガルモ4の楽曲が入っていて、それがなかなかいい曲だったので自力で聞きたくなったのもあり、2-4を一気に購入して順番にやっています。

店長としてお店を任されるプレイヤーは、来店するお客さまに積極して、洋服やアクセサリー、靴をコーディネートします。店長ですから服の仕入れにも行くし、メイクなどで自分自身のおしゃれを楽しんだりも。お店の内装やBGMも自分が扱いたい服にあわせて変更できるので、専門店的遊び方を私はいつもしています(ゴスロリ/ロリータ中心)。

また、出されるテーマにそったコーディネートをして、センスを競うコンテストも開催されます。このコンテストを優勝していくことで、ストーリーの進行や扱えるアイテムが広がります。専門店的遊び方をしていると、たまにやるコンテストが新鮮で面白いんだなこれが。
そして2からの追加点として、メンズファッションも扱えるようになりました。人により良し悪し変わる箇所だと思いますが、個人的にはコンテストと同じく、たまにやって新鮮で面白かったです。コンテストよりちょっと難しく感じたのは確かだけどね。

個人的には1が完成度高かった+グラフィックが綺麗になったことの弊害か、読み込みに時間がかかることが多くテンポが悪く感じて「1の方が良かったな……」と思うことも少なくなかったのです。が、1が日付連動でもどかしい思いをよくしていたので、そこが変更されたのが嬉しかったです。
不満点として、コンテストに優勝してきてくれるようになるお客が、基本的にセレブ客だということ! まだ仕入れるのも大変な時期に「高級ブランドの服が欲しい、それしかいらない」がたくさん来るのは正直辛かったです……。うるせえゴスロリを着ろ。

恋愛要素はまあ1の美也が丁度良かったので、それくらいのかる〜い感じで、ストーリーに絡む何かがあって良かったのでは、と思わないでもない。折角メンズファッションもできるんだし。(夢彼氏は個人的になんか違いました)

3、4はどんな感じになってるかな~? 好きシリーズなので、Switchでも新作が出て欲しいところです。とりあえず3やります。

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ミノニヨクシティ 感想

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自覚してはいけない。

主人公の「ピギュラ」は「ミノニヨクシティ」に引っ越してきたばかりの好奇心旺盛な少年(一つ目)。町長代理の「ホポポ」に勧められて、夢である「雑貨屋」さんを開くための準備に奔走します。

住民と交流を深める中で自覚してはいけないピギュラはなぜこのミノニヨクシティに引っ越して来たのか自覚してはいけないこの町の住民たちは自覚してはいけないなにをかかえているのかこの町に自覚してはいけない隠された秘密とは自覚してはいけない自覚してはいけない自覚してはいけない

自覚してはいけない。

以下、ネタバレあり感想。

優しい死を描く作品でした。クリアしたときに切ない気持ちになっちゃうんですけれど、これで良かったんだなって気持ちにもなる。

●戦わない優しさ

ピギュラ(ユウヤ)の死因で思うことはいろいろあると思います。
世論で「教育が行き届いていなかったり、一人で行かせたりすぐに息子に気が付かなかった親のせい」「不注意だった息子自身のせい」「子どもに気が付かなかった運転手のせい」「交通量の多い道の整備を怠った行政のせい」とかとか、いろいろ言われるものと思います。

でも結局、ミノニヨクシティにきたピギュラ(ユウヤ)自身には関係ない。知る由もない。
そして、ピギュラ(ユウヤ)は責められない(=傷つかない=戦わない)。死者が鞭打たれることはない。死者には祈りが捧げられる。

辛い作品ではあるのですが、あたたかい気持ちで溢れているのには、こういう要素もあると思いました。お母さんたちが後悔で押しつぶされていないのも良い。

●「自覚」した人たちは人の形をしている(のかな?)

人間形態をしているキャラクターたちが、ルナ / サナ / ジェミニ(微妙なライン?) / ジーキル / ギルバート
作中で人間形態になるキャラが、カラコロ→ショータ / ピギュラ→ユウヤ
ゲーム内で、この幼い2人について、ご飯を食べながらあれやこれやを知れるのは、よもつへぐいしながらいろいろ自覚しているということなのかもですね。黄泉の国とよもつへぐいは切っても切り離せない関係なので。

センセーとジョシュは、個人的には微妙なライン。2人とも幼子の死に疲れちゃったのかな。自覚しているけれど目を背けているのかもしれない。
センセーがロールシャッハ・テストなのは、「いろんな見方があって、貴方(プレイヤー)次第で善人にも悪人にも見えますよ」ってことなのかな。医者ってそういうところある……ない? インフルエンザの予防接種とか、注射を持つ先生は子どもにとって怖いだろうけれど、子どもがインフルとかにかからないように打つので。視点の問題。

ジェミニも微妙なラインですが、自覚はしている感じはするしなあ。同じく、自覚しているけれど背けているのかも。
自覚したうえで夢に溺れている時と、そんな自分を冷ややかに見ている自分がいるときがある感じがする。そんなところが好き。

因みに、最後ついてきてもらったのはジーキルでした。大人の保護者にさあ……ついてきて欲しいやん……?
ジェミニ、ギルバートと3択で迷いました。ジェミニは上記通り、ただジーキル・ギルバートに比べて若く感じたので真っ先に選択肢からいなくなっちゃった。
ギルバートも好きです。元々の気質もあるのだろうけれど、ずっとベッドの上にいたから、空想が友達。そういうところに共感を覚えました。ギルバートには共感でジーキルには憧れって感じを覚えて、だから最後はジーキル選んだ感じ。

●「ナンジノユ」

キャラごとのパーソナルスペースとしてお部屋、またお風呂(ナンジノユ)があります。
ナンジノユがその本人にしか見れないの、ゲームとしては新鮮ですけれどいいなあって思った。キャラのパーソナルスペースが守られている、作者さんのこだわりを感じる。

作者さんによると、一部キャラは、没になった過去作からということでした。
没になった過去作もやってみた~い! 上の方は悪食娘コンチータから着想を得ているのではないかと思うのですが、もう作られないかなあ。新作のSRPGの作成もされているし。SRPGが好きなので凄い楽しみです!
でも順番にやりたいから次は「END ROLL」だ!

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ミノニヨクシティ 感想

バイナリシンドローム TGS特別試遊版 感想

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TGS向けに公開されていた体験版(TGS特別試遊版)を、TGS終了後期間限定でboothに公開されていたものをプレイしました。通常公開verはプレイしていません。普段体験版はプレイしないスタイルなのですが(一目惚れした作品は製品版でやればいいと思っているので)、TGS限定版ということでDLプレイ。
同作者さんの過去作品は、2つともプレイ済み(感想書き中)です。体験版やるの久々だし、どうせなら発売前に書いた方が貢献できるかなってこっち先に書いちゃった♪

PC-98リスペクトのコマンドクリック型アドベンチャーゲームです。自分はこの時代のおたくではありませんが憧れがあり(作者さんも同様とのことでした)、プレイ中「ええわ~」とずっと噛みしめていました。ええわ〜。ここ数年、その時代の積みゲーめっちゃ増やしている。

舞台は西暦2101年。人工島の実験都市「ゼルノア島」の研究所で、主人公はアンドロイドのカウンセラーとして働いています。
TGS体験版では3人のアンドロイドのカウンセリングをすることができ、みんなとてもいい子でcute。各5分ほどで終わります。
カウンセリングが進むとカルテにも症状が書き込まれていく、TGS体験版ではとりあえず悩みを聞いたあたりで終了です。

マウス操作が推奨されているのですが、そのマウス操作が本当にプレイしやすい。システムも真似ているとしたら、PC98時代にADVが盛んだったのも納得。可愛いドット絵に拘られているシステム、製品版が楽しみです。

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バイナリシンドローム TGS版体験版 感想

深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to 感想

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根暗な兄妹がどうでもいい世間話に興じながら深夜の町を散歩するだけのお話。(公式より引用)

実家で一人暮らしをしているオカルトライターの新の元へ、妹の括弧ちゃんが帰省してきます。昼に括弧が借りたレンタルDVDを、延滞料金なしで返す為に、二人で深夜の地元へ繰り出すお話しです。
深夜徘徊に行くまでも結構あり、深夜徘徊よりも兄妹の距離感や関係性に主軸を置いた作品。哲学をこねくりまわしたい、そんな深夜二時を少し過ぎたあたりにおすすめ作品。哲学をこねくり回すのは考える葦の特権ですから。

ここらへんから薄らネタバレ

兄妹の両親は亡くなっています。なので兄妹でありつつも、どこか親子のような、保護者と被保護者も担っている。
家族に対する、感謝とか不満とか、そういうのを全部二人で行っていたんだろうな。映画AKIRAの金田と鉄雄を思い出す。

ふたりぼっちの世界が広げていくということは、周りの壁を壊していくことと同義です。

お兄ちゃんも同性愛者だったんかな~これ。そんな気がする。
妹の性的思考を知らなかった=恋愛相談受けていなかったんだな、ってことに、多分本人が気が付いたので何となく寂しくなる。それでも括弧が今度恋人を連れてくるねという、家族が増えるという楽しみと、数少ない友達の一人を紹介していいという確かな信頼が見える終わり方をするのが暖かかったです。同作者の他作品もやります。

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深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to 感想

Fire Emblem Engage(ファイアーエムブレム エンゲージ) 感想

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初めに言っておくと、覚醒もifも楽しみましたし好きですが、思うところが全くないというと嘘になる。それは風花も同じで、大好きですが思うところがないというと嘘になる。
で、その上で、価値観やゲーム内外の言動が理由で、小室氏本人が無理寄りの苦手です。もう少し言葉を選びたかったですが。(なんかあれなので追記しておきますが、覚醒自体はゲーム作品の中でもかなり好きですし思い入れのある作品です。坊主憎けりゃ感想ではないと思います。憎けりゃそも本作クリアまでやらんです。)
シリーズ30周年をお祝いする作品の予定で作られたと噂されている作品で、過去作嫌いを明言していたり自分作品以外のファンはどうでもいいと言えたり、歴代キャラを大切にしていたサイファ生放送にああいう暴言を吐く人を、本作のシナリオディレクターとしているのが本当、本当……

加えて、私自身「美少女戦士セーラームーン」が大好きなのですが、本作はセーラームーンのオマージュ要素が多すぎるのも引きました。一応オマージュとは言っていますが、正直パクリのレベルだと思っています。ジャンルの代表作にも名前があげられることの多いシリーズで、歴史のあるシリーズの商業作品でして良いことではないと思います。

シナリオ及び小室氏に対するあれやそれやの言及は各所でいろんな方がされているので、私は「本作が『美少女戦士セーラームーン』のオマージュ要素がどれほどあるのか」ということを書いていきたいと思います。

また、小室氏はおそらくアニメ版セーラームーンのファンで、私は原作版セーラームーンのファンです。セーラームーンもいろんな作品の例に漏れず、アニメ版と原作版でファンたちの対立があったりします。コードギアスで、TVシリーズ版しか認めない人と、復活の方が好きな人がいる事象のようなもんです。
原作派ではありますが、アニメ版の知識もあることにはあるので、それも交えつつ話していきます。ただ、アニメ版の知識が完璧ではないことだけ先に断っておきます。

以下、本作及び「美少女戦士セーラームーン」のネタバレと、「刀剣乱舞」の話が少しあります。

●リュールについて

父親が敵側、身体を親によって作り替えられている、作中で死亡するなど、セーラームーンのセーラーサターン(土萠ほたる)が元ネタ。
また、物語における父的存在(マルス・シグルド)が実体のない身体で行動を共にする、偉大な母を持つ、その母が自分を庇って犠牲になる(+母親の声優が三石さん)など、セーラーちびムーン(ちびうさ)も元ネタであると思います。

ヴェイルとのやり取りを見てもそれは顕著で、作中でヴェイルが操られていたのを振り切ってリュールに指輪を投げ手渡す→「ごめんなさい……! でも……! 私は友達になれてうれしかった……!」「ヴェイルーーーーー!!」みたいなシーンがあるじゃないですか。
ほたるちゃんとちびうさもあるんですよね。「ミストレス9」に身体を乗っ取られ、意識だけになったほたるちゃんが、ちびうさやセーラー戦士の魂を守るために最後の力を振り絞り(ミストレス9がちびうさの魂なども取り込んでいた)、それらを引き剥がして元の持ち主たちの元へ届ける。届けることはできたのですが、力を使い果たしてしまったので、ほたるちゃん(意識)は死んでしまう。
「……会えてよかった……友だちになれてよかった、ちびうさちゃん。――ありがとう。……さよなら」
「ほたるちゃん!? まって、消えないで!」
というやりとりを死ぬ前にちびうさと交わして。
付け加えて言うのであれば、一連の流れの前に、ちびうさとほたるちゃんはちょっと気まずい仲になります。「貴方なんて友達じゃありませんっ!」って感じのやりとりではないですが……もっと丁寧に登場人物たちの心情を描いたうえでの気まずい仲ですが……

こんな感じでキャラクターだけでなく、物語の展開も基本的にセーラームーンであるものです。セーラームーンでの物語の順番をごちゃまぜにして、かつ説明パートを全部省いているので、???? ってなるのだと思います。

あと発売前インタビューで「本当はもっとなよなよしていた」旨の発言ですが、リリスさーーーん!! うわあああああああッッッ!! の再来を、お上から指摘されてマシにしたのかな、なんて思いました。その結果が「貴方なんて友達じゃありませんっ!」ですか?

あと「竜の時水晶」は「幻の銀水晶」から。あるいは、アニメであった「虹水晶」。虹水晶は敵味方で奪い合うものだったので、本作の指輪に似ていますね。虹水晶のほうかも。

また、全体的に主君に対してため口を使用する従者キャラが多いですが、これもセーラームーン要素。

●リトスのキャラクターたち

ルミエルは言わずもがなセーラームーン(月野うさぎ)が元ネタ。1人で戦い続行けていたところは、セーラーコスモス感があります。まあ結局うさぎちゃんよ。
クラン・フランですが、ドルオタやミーハーな要素が、ムーンやヴィーナス(愛野美奈子)(+アニメ版だとマーズ(火野レイ)、ジュピター(木野まこと)も)だなあ、と思いました。
ドルオタ要素自体は別に良いんだけどさ、流石に人の形をした敵を倒す時に「目線いただきました~♡」をされると、ちょっと……となりました。最初に敵に囲まれてピンチになっているだけに、戦闘には集中して欲しいところです。

ヴァンドレにはシリーズおなじみのジェイガンポジションということもあり、流石にセーラームーン要素を感じなかったので安心しつつも、逆にここしかnot要素がないのか、とも思いました。
あと、ヴァンドレ(は老人だからだけど)とフランクラン全員白髪ですが、「白髪の守り人」という要素で、エリオスを感じなくもない。ルフレ男のデフォルトや公式のルフ男×ルキナ推しを見るに、多分氏は、エリオス×ちびうさが好きなんだと思います。

●フィレネのキャラクターたち

名前の元ネタがファッションブランドではないか、あるいはフランスの一般的な名前を使用しているのではないか、というのを見ました。各国でフィレネだけ「これ!」って感じの名前の元ネタはない。

フィレネだけは、セーラームーンやプリキュア(ソルムのみ)の要素は薄く、最初に出てくる国だからか、FE要素を感じるキャラが比較的多いかな、とは思います。
ただ、クロエは、色合いやメリンとの支援会話を考えると、セーラーネプチューン(海王みちる)を少しは元にしていると思います。
あとセリーヌ。セレーネー(月の女神)が名前の元ネタなので。覚醒/ifで、「月の女神の名前をしている、ツインテールで、ペガサスに乗ることが出来る少女」を出しておいて、さ……

あとこれは全員に言えることなのですが――特にセリーヌで思ったからここで書きます――「何か1点の個性を主張しない支援会話の方が出来がいい」「そしてそれはおそらく、氏が担当していないか、氏の監修が入っていないかのどちらか」です。セリーヌでいうと、紅茶の話題がない支援会話の方が圧倒的に出来がいいし面白いです。

●ブロディアのキャラクターたち

名前の元ネタが鉱石。
各キャラの元ネタを考えるに、セーラームーンのブラックムーン一族から着想を得ているのだと思います。

ディアマンドは名前の元ネタがダイヤモンドということと兄ということから、プリンス・デマンド。
スタルークは青色の弟、ダイヤモンドの兄の存在からサフィール。
ラピスは主人に惚れていること、ピンクを基調としたキャラデザ、主従3人の中で初期職がパワータイプであることなどから、コーアンをベースとしてベッツの要素も少し、といったキャラ。
シトリニカは黄色を基調としたキャラデザ、ユナカのことを見抜くなど大切なものを守るために周りを見ている(としたいのではなかろうか)性格、3人の中で初期魔導職という後方職であることなどから、カラベラスをベースとしてベルチェの要素も少し、といったキャラ。

また、ブロディア王の死体が操られた場面や、その後に指輪が取られた場面は、ギャラクティカ編のラストを元ネタとしていると思われます。
ギャラクティカ編では、
タキシード仮面を含めセーラー戦士たちが敵側にNTRされる→セーラームーンと戦い、セーラームーンが全員殺す結果となる→タキシード仮面NTRも丁寧に描写した上で、敵がタキシード仮面を殺す。
なので、セーラー戦士=紋章士たち、タキシード仮面=ブロディア王と置き換えると納得できるかと思われます。
再度の説明になりますが、オリジナリティを出すためか言い逃れのためか、説明を省いて順番を変えており、そのせいでツッコミどころしかない展開となっているのだと思います。

●ソルムのキャラクターたち

名前の元ネタがお菓子です。
「美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士終結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡」という映画に出てくる敵の名前や要素も元ネタがお菓子なので、ここから着想を得ていると思われます。(というか、某スレでそのことを指摘したら、ID隠した変な人が湧いたので、9割9分そうなのだと思います……)

ミスティラの声優がCrystalのセーラージュピター(木野まこと)。面倒見が良いキャラなことも、まこちゃんを意識しているかと思われます。
メリンはキャラクターまんまセーラーウラヌス(天王はるか)ですね。
パネトネの中の人がウマ娘のハルウララの声優さんだって、今調べて知りました。マジ? 声優すごい。

というかソルムは、セーラー要素よりも、プリキュア感がします。声優とかからだけど。男性声優もプリキュア出ていた人だし。
お菓子元ネタの国で、セーラーウラヌスを意識して作られたキャラと噂される(プリキュア専門ではないのでこういう言い方します)キュアショコラの声優さん持ってくるの、まじさあ……
(セーラームーンの要素をオマージュしているプリキュアは、東映繋がりでわかりますし、許されます。)

●イルシオンのキャラクターたち

名前の元ネタが植物です。
フィオレやセーラームーンアニオリ編である魔界樹編など、このあたりから着想を得ていると思われます。あと、キャラ的にはデッドムーンサーカスの要素が強い。

アイビーは、赤髪などの色合いや「テイマー」という職、またリーダー格であることからアマゾネスカルテットのベスベス(余談ですが、アマゾネスカルテットは原作とアニメ版でかなり設定が違います。アニメ版リーダー格はベスベスで、原作ではリーダーがセレセレ(セーラーセレス)であることが明確に書かれています。アマゾネスカルテット周りの設定は、アニメ派と原作派の対立を深めている要因の1つです。)
ゼルコバは、褐色肌、年長者であること(一応言うと、イルシオン王女姉妹+その臣下2人ずつの中で、です)、子どもを引き取って育てていることから、セーラープルート(冥王せつな)。
オルテンシアは童顔であることや言動、また球をモチーフにしているキャラデザからパラパラ。
ロサードは説明不要でフィッシュアイ。
ゴルドマリーは、黄色をイメージカラーにしている、自分に自信のある性格、長身なこと、毒舌お嬢様(言葉)キャラということから、セレセレをモデルにしているとわかります。

カゲツは元ネタあるかどうかわからないのですが、子安枠の新しい可能性を感じられて、そこは素直に良いなと思えました。
また、ハイアシンス王(とその関連の話の流れ)は、邪竜信仰に多少なりの洗脳が混じっていそうな様子がアニメ版土萠教授(「優しかったころのパパ」に娘が思いをはせるのも教授要素)。心の弱さに漬け込まれた結果、他国と戦争する、という点はクイン・ベリルを元にしていると思われます。

●敵側(元敵側)

ヴェイルは、リュールのところでも言った通り、セーラーサターンが元ネタ。狂暴な別人格がいるロリ、別人格に身体の支配を乗っ取られる(のちのち打ち勝つ)、父親想い、パパ呼び、なども。

セピアは、主人へ恋心を抱いていた女幹部ということから、カオリナイトやエスメロード。余談だけどエスメロードも竜に変身する(させられた)キャラでしたね。
また、声優さんや、四天王のリーダーということから、セーラーヴィーナス(愛野美奈子)も意識しているでしょう。というか氏の1番好きなセーラー戦士がヴィーナスらしいので、深見さんを採用したい+長台詞を話してもらいたいから、ああいう感じになった気がする。

Crystalでのヴィーナスの声優は伊藤静(ベレス)さんですが、「自分が担当していないシリーズ作品に出るなんて!! もう知らない!!」って気持ちで、風花からはベレトが選ばれ、それに伴って男女比という名目が成り立つので、覚醒からはマイユニでも主人公でもない、子世代のルキナ(氏の自己投影先その1)が選ばれたのだと思います。
「この状態(not仮面ルキナ)を見た時に第一声が「マルス……?」になるわきゃね~~~だろ!!」ってなっていました。その台詞でキャラ選抜理由の正当性を出せると思うな。

●馬糞について

※この項目は「流石に難癖感があるかな」と自分でも思いましたが、まあ少しでも感じてしまったことは事実ではあるので、残しておきます※

多分なのですが、小室氏が「刀剣乱舞」の「鯰尾藤四郎」が好きなのではないかなと思っています。if発売が2015年で、刀剣乱舞サービス開始も2015年なので、彼女が刀剣乱舞にはまって、そのオマージュ要素/キャラクターを出すのならば本作が初めてになるので、なくはない気がしています。
予め断っておくと、私は刀剣乱舞はサービス開始当初はそれなりにプレイしつつも、修行要素(艦これでいう「改二」あたりと思ってください)がダメで(「元主と刀」で楽しんでいた口なので……)引退しました。大包平実装あたりまではやってたし全刀所持しているはず。

話をエンゲージに戻して「なぜ刀剣乱舞が出てくるの?」ですが、ジャンル外の方には何を言っているかわからないと思いますが、一時期「鯰尾藤四郎のとあるポーズがセーラームーンに似ている」と話題になったことがありました。まとめがまだ残っていますので、気になる方は「鯰尾藤四郎 セーラームーン」で検索してみてください。

氏が刀剣乱舞に触れる→「鯰尾藤四郎」というキャラがセーラームーンに似ている要素が少しあると話題になる→気になる→好きになる
という流れはなくはないと思います。
そんでもってこの鯰尾藤四郎というキャラ、修行以降はどうなのかは引退したのでわからないのですが、少なくとも修行前の彼ですとゲーム内に「馬糞は嫌いな奴に投げる」という台詞があったり、アニメで実際に馬糞を投げるシーンがあったりします。

鯰尾藤四郎は馬糞だけの子ではないんです。ないのですが、当時のpixivオールキャラギャグ漫画などですと、馬糞キャラにされがちでした。辛かったです。
こういう「何かしらの要素一点を特化させて、それだけを連呼する」みたいなキャラ造詣は、氏の得意手法でもありますので、なんか当時の空気感とか思い出して、そして「これ(馬糞要素)、鯰尾藤四郎ちゃうか……?」となりました。というお話でした。

少なくとも、次回は発売日当日購入や発売前予約はしないです(今回した)。氏が関わっているかどうかが明らかになるまでは待つかな。過去作を積んでいるしね。
というか、会社として彼女が良人材だと思っているのであれば、発売前インタビューで出すべき。会社としてもギリギリまで隠したかった(=復帰が悪手だと思っている)のであれば復帰させるべきではなかった。のになあ、と思います。会社としてどういうスタンスをとりたいのかわからない。

言いたいことは他にもある。使いにくいUIや、あまりにも女性主人公前提すぎる作り。LGBTQ+向けを履き違えた投げやり使用(前作では履き違えていなかった+私が当事者なので、結構切実です)。クィアペインティングに近いんだよな。
割と本気で、どの層に向けた作品なのかなと疑問です。言ってもキリないし、散々言われているから今回省略しただけで。
ただなんか、怒りとか悲しみとか通り越して、呆れや無関心の域に行ってます。うけるね〜うけないです。

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Fire Emblem Engage(ファイアーエムブレム) 感想

ポケットモンスター バイオレット 感想

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壮大な自然と色彩豊かな街並みが織りなす「パルデア地方」。世界でも有数の歴史ある学校「グレープアカデミー(スカーレットだとオレンジアカデミー)」に新入生として通うことになった主人公。校長のクラベル先生にパートナーとなるポケモンを貰ったり、お隣さんかつ生徒会長のネモちゃんに学校やポケモンのことなどいろんなことを教わりながら、学校へ向かいます。
寮生活が始まるということもあり、新天地でわくわくどきどきの新生活の始まりです!

そんな初日登校中に、なにやら不思議なポケモンと出会う主人公。怪我を負っていたその子にママから貰ったサンドイッチを渡せばすっかり元気に。そのポケモンと訳ありっぽいペパーくんと出会ったり、学校の不良集団「スター団」に絡まれているボタンちゃんを助けたりと、初日から波乱万丈です。

さて、そんな主人公の通う学校では、課外授業があり、本作は登校初日から少したって始まる、この課外授業を作中で旅していきます。
テーマは「宝探し」。パルデア地方を旅して、自分だけの宝物を見つけに行きましょう!

本作はオープンワールド形式なので、この宝探しというのが、本当にプレイヤーによって違います。大まかに物語が用意されていて、ジムチャレンジとかもどのジムから挑んでも良い!
ただ、ゲーム側が推奨している順番はなんとなくあって、よく考察されていた(というよりアニメ設定でもあったのかな? アニメにわかです)「ジムリーダーはチャレンジャーのバッチの数によって、ポケモンのレベルを調整している」みたいなやつではないです。個人的ちょっと残念ポイント。

その他にも残念ポイントは多々あり――というかゲームとSwitchのスペックが噛み合っていないなあと思う――加点方式と減点方式のどちらでゲームを見ているかで評価が分かれるな、と思いました。自分自身、本作の加点箇所はめっちゃあるし、減点箇所もめっちゃあります。
減点箇所というか不満箇所はオープンワールドゲームに求めている要素の他に、「剣盾とレジェアルでできていたのに何で本作でこの機能ができないの」というところが多いです。
あとは遭遇したバグも多い、まじで多い。バグは最後にまとめて書きます、途中で書くとなんか悲しくなってきちゃうので……。自分、バグを使用するRTAとかも好きではあるのですが、通常プレイの阻害になったり、ゲームプレイという夢から覚まさせるバグが個人的にだめなんだなあって思いました。

加点箇所は主にシナリオ。ボーイ・ミーツ・ガールのスタンド・バイ・ミー。一夏の死体探しならぬ、一夏の宝探しです。これが本当に「あ、私だけの宝探しなんだな」って体験ができる。
多分、私がこのゲームで体験した思い出と、貴方が体験する(あるいはした)思い出は、別物になり、それぞれ違う宝物になります。そういうゲームで、そこが魅力のゲームなのです。

そしてシナリオのもう1つの特徴が、「終わったあとの物語である」ということ。みんなに既に物語があり、主人公はそこへ後から入っていくのです。それがどういうことなのか、どういうことを意味するのか。それは君の目で確かみてみろ!

ゲームに対してシナリオを求めるかシステムを求めるかで分かれる、そんな感じ。
私はシナリオを求めていますが、かといってシステムが全てどうでもいいわけではないのでちょっと複雑です。名作だと胸を張って言えるんだけど、傑作だとは言えない的なやつ。アプデで改善されないかなあ。

以下、ネタバレあり感想。

●主人公

他のキャラクターたちの物語が終わった後にやってくる主人公。そのことに気が付いてからは、終わった物語の歪みを正していくというか、エンドロールの向こう側を覗きに行くというか、そんな心境でした。
私の物語の主人公ではあるのだけれど、このゲームの物語のヒーローではあるのだけれど、このゲームの物語の主人公ではない。

でもこれで良いんだよなあって思える物語でした。余談だけれど大の大人ですらよろめくテラスタルを、片手で微動だにせず行うの何? 強すぎるな……バトルもポケモンを捕まえるのも体感も強いな…………

●ネモ

「チャンピオンロード」中の話を先にすると、彼女はキバナのいなかったダンデなんだな、と思いました。
パルでア地方って、ポケモンバトル以外が盛んなんですよね。アーティストのコルサ、インフルエンサーのナンジャモ、ラッパーのライムなど、文化がいろいろと発展している。
なのでジムリーダーも基本的に兼業。過去作でもそういうキャラや地方はありましたが、今までのジムリーダーと違うのは「ジムリーダーになりたくてなった専任ジムリーダーがいない」ということです(専任ジムリーダーで言えばグルーシャがいるのですが、彼もまた元プロスノーボーダーで、怪我で引退してジムリーダーに専念しているキャラ、なので)。
ガラルでいうキバナとかカブさんとか、「バトルに魅入られている人」というのかな、そういうキャラがいないんですよ。オモダカもそういうキャラではないので。

で、ネモちゃんは魅入られている。そして、なんで周りのみんなは魅入られていないのか。周りのみんなが芸術などの文化を好むように彼女もポケモンバトルを好んでいるだけのに、どうしてそれが理解されないのか。そのことで苦しんでいる。
そんな中で何も知らない主人公がお隣さんとして引っ越してきたんだもん。そりゃ、実らせたくもなる。そんな主人公がめきめきと実力をつけていくんだもん。そりゃ、ライバルになって欲しいとも思う。主人公はもしかしたら軽い気持ちで「そこまで言うならチャンピオン目指してみるー」くらいだったかもしれませんが、ネモにとってはその軽い気持ちですら、周りがくれなかったものなので。
ネモが、トップチャンピオンであるオモダカと戦った時にですら得られなかった感情を、主人公がくれた。ずっと渇望していたんだなあ。

あと「ザ・ホームウェイ」の話をすると、そちらでは船長役なんでしょうね。ネモ船長。宝物を見つけられなかった航海(前回の宝探し)と見付けられた航海(今回の宝探し)の両方を体験しているので、見つけられなかった航海を体験していないボタンや、スパイス探しは終わったけれど親との関係という意味でまだ宝探し中であるペパーを、先導する(できる)立場にいる。

船長(ネモ)が人々を導く星(北極星=カシオペア=ボタン)を伴って、宝物(金と同じ重さで取引された胡椒=ペッパー)を探しに行く。なるほど、本作の舞台をスペインにしたのも納得じゃねーの。

●オモダカ(+四天王/ジムリーダー)

四天王が交流しているところを描写してもらえるの、良~~~~~! 四天王ってちゃんと交流あるんだね……(?)
本作は四天王チャンピオン(トップチャンピオン)ともに、「どういう立場なのか」というのが伝わってよかった。チリちゃんとかいうキャラずるい、俺も大好き。ハッサク先生、ワタルたちの一族なんかなやっぱ。

オモダカとアオキは同級生なのではないかと思います。オモダカはアオキはもっと上に行けるのにって思っていて、上昇志向のないアオキにやきもきしているんじゃないかな。オモダカには上昇志向がない人の気持ちが理解できなさそうなので、あるいはする気がないので(ネモちゃんがポケモンバトルを楽しくないという人の気持ちが理解できなさそうなので、このあたりが似ている)。まあアオキは自己肯定感バチクソ高くて、ただ単に面倒ごと(オモダカの思想がこれに該当する。してしまう)には関わりたくないというタイプの男なのですが……

アオキがジムリーダーの中で唯一、オモダカのジムリーダー視察代理を言わずとも理解する(「あの人の考えそうなことです」みたいな発言)というほか、オモダカ側も、四天王としてのアオキにエースのムクホークのタイプであるひこうタイプを振るなど(無茶ぶりしたければひこうタイプ以外を指定すればいいので)、悪い関係でないことがわかります。アオキもマジでガチで嫌だったらパルデアから逃げているよ、そういう男だよあいつ。
あと個人的に好きなのが、主人公がネモとのストーリーラストバトル前の選択肢で宝食堂があること。宝食堂を選ぶとオモダカが「アオキが嫌がりそうです」といって断ります。あれってつまり、オモダカとアオキにとっての特別な場所があそこだから選択肢にあるのではないのかな。
ネモにとっての主人公が、オモダカにとってのアオキなのだと思います。ネモや主人公が切磋琢磨する姿を素晴らしいと評する彼女が求めているもの。本気を出して欲しい、ライバルで居て欲しい。だから振り回している、そんな感じ。あれだ、以前Twitterで流れてきたnoteで読んだ、おてプリとヤレ執(おてんばプリンセスとヤレヤレ執事のこと。「おてプリとヤレ執」で検索!)の系統を感じます。

●ペパー

「ザ・ホームウェイ」がまじでスタンド・バイ・ミーで、でもゴーディのポジションが主人公じゃなくてペパーくんってのが良かった。ゲーム起動画面にモンスターボールがあって、クリアすると無くなるじゃないですか。あれってもしかして、ペパーのマフィティフなのかな。クリアして快復したから基本ボールの外にいるようになった、みたいな。

ミライドンとの関係も、スタンド・バイ・ミーのゴーディも兄に対して持っていた。まんまカインコンプレックス。

本作、スタッフに相当な犬好き兄貴姉貴いる気がする。というのも、「レジェンドルート」通してのペパーのマフィティフに対する態度、特に終盤で快復したマフィティフに駆け寄るあの瞬間。犬介護していた身としてはすごいよくわかるし、「この動きするな……したな……」ってなるんですよ。もうすぐ命日なので介護の日々を思い出して泣いちゃう……
マフィティフも最高なのですが、犬好きゴーストタイプ使いとしてはボチ / ハカドッグがまじで助かった。

手持ちがさ~~~! 良いんだよな~~~! 「そこらへんで捕まえた」ポケモンたちなのに、みんな料理に関連しているポケモンだってこととか、みんなしっかり愛情込めて育てていることがわかるのが凄くいい。
授業に登場するペパーがオラチフを連れているのは(時期によってはマフィティフっぽい)、マフィティフがもう駄目なケースも覚悟はしていたんだろうなあって……2代目として捕まえたんだろうなあって…
ペパーの性格上、マフィティフ快復後もあのオラチフを悪いようにはしていないとは思う。個人的には「代わりにしちゃうのは良くない」って里親探していそうって思うな~

●フトゥー(+ミライドン / マフィティフ)

日記(個人的日記か研究記録か不明)にペパーのことを書き残すのだから、間違いなく愛していた。というより、なんかな、「愛する息子と暮らしたいからこの研究を早く完成させねば」みたいな焦りを、日記後半から感じるんですよね。

ラスボス戦の演出めっちゃ良かったな……システムのことを聞いて理解しているボタンが、ペパーに対していの一番に言葉をかけるのも良かった……寄り道して帰ろうの演出もめっちゃ良かった……デビルマンMADみたいにここ好きしか言えない……

ミライドンも犬枠。もう1匹のミライドンを見る限り、フトゥーの保護下にあったので野性を忘れていると思うんですよね。そりゃ縄張り争いにも負けるわけで。
初めて主人公と出会ったとき、凄い勇気を出してくれたんだろうなあ。

●ボタン

お父さんはピオニーだと思いますし、その前提で話を進めますね。
(シャクヤちゃんとはどっちが姉なんだろう……リーグカード考えると、ボタンが妹なのかな)

ボタンを含めたスター団たちのいじめって、かなりひどいと思っていて。というのも、アカデミーの生徒には大人も子どももいるので、日本の中学高校に比べると、大学に近いと思うのですよね。私自身、中学高校共にあまり愉快ではない思い出が多いですが、大学はそうでもない。さまざまな地方や年齢、人種、性別(自認含む)の人と関われて、濃い交流したり薄い交流したりで、楽しかったです。
グレープアカデミー(オレンジアカデミー)も同様のことと思われます。歴史のある名門校であるからなおさらです。そりゃ大人の生徒は夜の部に通う割合の方が多いでしょうが、昼の部に通う大人の生徒だってそれなりにいるでしょう。

で、スター団のいじめられっこたちは、腐っていた先生たちだけではなく、生徒の大人たち――もっというのであれば大人になってからも学びたい意思のある大人です――からもいじめを見て見ぬふり / 気が付かれなかったということになる。これって、かなり深刻だと思うんですよね。

そんないじめのケリをスター団たちがつけて、責任取る形でガラルに戻ってきた娘を、ピオニーはまたパルデアへ送り出す。
パルデアに戻ることはボタンの意志だったと思います、スター団のみんなが心配だったでしょうから。
で、ピオニーは娘を心配していないってことは絶対にないお父さんではありますが、娘たちのやりたいことや意志を尊重することができるお父さんです。「ボタちゃんの宝物があるんだな」って、信じて送り出したことも容易に想像できます。でも凄すぎない? 教師陣総入れ替えあったとはいえ、ボタンの気持ちを尊重できるの、本当凄いと思う。そりゃボタンもマジボスとして慕われるような人物に育つ。

●スター団

ボールで各キャラの性格を、初対面の時から推測できるのめっちゃ良い~~~~!!!!

クリア後に学校に通いだして、校則違反の制服をそのまま着用できる環境というのも本当嬉しいし(校長先生がみんなの個性を尊重するためになんとか頑張ったんだろうな……)、スター団を大切にスター団のイメージアップを図りつつもスター団以外と個人的に交流しようとしているのが嬉しいし、気負い過ぎたものが抜けて本当に見ていて嬉しい。
嬉しいしか言っていなくない? でも嬉しいから仕方ない。

●先生たち

ネルケはクラベルの、青春時代に憧れていた格好なのかなって。かっこいい髪型でリーゼントを選ぶと「ですよね!」と反応する先生が可愛かったです。優等生であることを誇りに思っていたのだろうけれど、不良たちに対する憧れというか羨ましさとかもあったのだろうなって。
「かっこいい不良」って仁義の不良だから、スター団たちも「まずは自分の眼でしっかりと確かめなければ!!」となったんだろうなあ。

先生たちみんなすきすきすっきでスキスキスキッスしようぜってなる。スター団もみんななる、ジムリーダーもみんななる。登場人物みんななる。
先生たちの中で最推しを言っておくとミモザ先生でした。俺の中の夢男曰く、「ミモザ先生の幼馴染になり、勝気な彼女に振り回されて大変そうねえって周りからは思われつつも自分自身はまんざらでもないというかむしろ悪い虫を追い払えるから都合がよく、そのままアカデミーへ入学、そして卒業。卒業後はリーグ職員として稼ぎを溜めつつ夢を追いかける彼女を見守り、彼女の夢の再起を後押しできた存在が自分でないことに少し悲しみを覚えつつも笑顔でアカデミーへ教師として通う彼女を見守りながらプロポーズの準備をするために指輪のサイズを図る機会を伺いたい。退勤の時間が近い日はアカデミーまで迎えに行って、悪い虫を牽制したい。なお、ミモザは俺の好意には気が付きつつも関係性に言葉をつけるのが怖くてはっきりとさせることができなくて、でも5歳に俺が言った「ミモザちゃんをおよめさんにする」を覚えていているということにする。」とのことです。怪文書じゃん。

遭遇バグ一覧より先に本作の手持ち書いちゃお! 本作は、マスカーニャ / ハカドッグ / デンリュウ / ソウブレイズ / デカヌチャン / アノホラグサでクリアしました。
基本新ポケで旅パを組むのですが、何故デンリュウがいるのかというと、旅パ確定する前に色違いに遭遇できたからでした。羊に弱いんだって!!(好きだからハンネにしている)

今作のMy favorite nicknameはアノホラグサの「あくたがわ」でした。
「アノクサ、ダンブルウィードとはわかっているけれど、反対向きの柳みたいだな」→「柳? 柳いうたら柳川隆之介や! 君の名前は『やなぎがわ』で!」→「しっくりこないからやっぱり『あくたがわ』にしよう」です。でもなかなか可愛いでしょう(自画自賛)。

●遭遇したバグ一覧(世界の裏側見えているのとかサンドイッチの挙動とかは省いています。バグなのか読み込みの問題なのか判別難しくない?)
・強制終了(バグというよりエラー?)
・表情バグ
・テラレイド中に表情が固定される。なんか最初ずっとつらそうな表情でテラクリスタルするので、メガ進化みたいになにか代償があるのかと思っていた。そんなことはなかった。
・ピクニックで表情と動作が固定される。Twitterに動画上げているので見た方が早いです。
・落ちているアイテム(モンスターボールシンボル)が拾えない。ポケモンに拾ってもらうことで対処可能とは聞いていたので、それを実行。無事にポケモンに拾ってもらえました。
・ユニオンサークル中、エリアゼロで他プレイヤーが見れる。まあ便利だったので良いのですが。因みに相手からは私の姿は見れないままでした。(通話しながらやったので判明)→画像
・再戦ジムリーダーアオキ戦で、おかみさんのテラピース黄色吹き出しが表示され続けている。→画像
・再戦ジムリーダーアオキ戦で、アオキ最後の1体台詞時になんか黒い線が表示される。→画像
・ポケモンの技の部分で見れる「Y 技の説明」の表示が消えなくなり、以降電源切るまでずっと表示されている。→画像
・レイドで手持ちの攻撃モーション時、トレーナー(つまりプレイヤー)の方を向いて殴ってくる。(デンリュウのほうでんで複数回確認)

クリア後レイドでもバグには遭遇しているので、新しいのに遭遇すれば随時更新します。

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ポケットモンスター バイオレット 感想

嘘つき姫と盲目王子 感想

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本当のわたしではあなたに触れられない

王子さまは、夜な夜な森から聞こえてくる美しい歌声に聞き惚れており、その声の主に会いたいと考えるようになっていました。
しかしその美しい歌声の主というのは、人を食べる恐ろしい狼だったのです! ただ、その狼は王子に恋をしており、自らの姿を見られて嫌われてしまうことが恐ろしくてたまりません。自らの姿を見ようとやってきた王子に向かって、つい、手が出てしまいます。自らの手に鋭い爪があることを忘れて。狼の爪により、王子は眼に怪我を負ってしまいました。
目が見えなくなってしまった役立たずの王子はお城に幽閉されてしまいます。そのことを知った狼は、森に住む魔女に王子の眼を治してもらおうと思いつき、王子のもとへと向かうのでした。

……といった感じの導入!
日本一の幼女に厳しいシリーズかと思いきや、絵本シリーズとでもいえるようなやさしい新シリーズです。やさしいよ、本当だよ。発売前に「ほらきた姫とめくら王子」って言われていたのほんま笑う。

基本はステージクリア型の2Dアクションゲームです。姫(の姿をした狼)を操作し、目の見えない王子の手を引きながらステージをクリアしていきます。手を繋いだ時に姫と王子が笑顔になるのがかわいい。
操作性は~……あまり良くないかな……割ともどかしい感じの想いをする箇所が多めです。スペランカーかな。

で、肝心の物語の方はというと王道話です。絵本のような世界観で語られる切ない物語。
俺は汚い大人になってしまったので、終盤の狼と王子に多少苛ついてしまいました……全て魔女のおかげなので……しかし、導入で視力を奪わねば全て王子が解決するんじゃないかなと思わせるようなタフさはなかなか好感が持てます。いやまじでED後の王子、すごくない?? タフって言葉は王子のためにある。

ゲームというより絵本だな! 遊べる動く絵本。朗読の声優さんが雰囲気にマッチしていて、また声も聴いていて安心する。志方あきこさんの音楽やBGMも素晴らしい。世界観も大好物。あれだ、「あらしのよるに」とか好きな方に抜群に刺さりそう。
お値段とボリュームを考えると割高感は否めないので、セール期間などに購入するのをおすすめします。

休日や、なかなか寝付けない夜に、そっとプレイしてほしい。そんな作品でした。ぜひ、ご自身の手でね。

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嘘つき姫と盲目王子 感想