Behind the Frame ~とっておきの景色~ 感想

Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜 ・ The Star Named EOS ~未明の軌跡へ

公式サイトはこちら。

画家の女性を操作し、どこかに忘れてきてしまった絵の具を探しながら作品を完成させるまでの彼女の物語を見守っていくゲームです。
締切が近い缶詰状態の彼女の毎日はとてもシンプル。時々コーヒーや軽食で一息つきながら、お気に入りの音楽を流してキャンバスに向かい続ける。向かいに住む、猫を飼っている、自分と同じく絵を描くおじいさんとの交流をはかろうとして、なんかうまくできなかったり……
そうして毎日同じことの繰り返しの、それでいて少しずつ変化していく日々の謎を、少しずつ紐解いていきます。

なんでも「90分の休憩時間に何をしたいのか?」に制作陣が雑談して出てきたのが「映画を見る」「小説を読む」「ゲームをする」の3つらしく(俺もそう。「お昼寝したい」もあるけれど……)、その3つの要素をすべて楽しめるゲームにしよう、というアイデアから生まれたのが本作とのことです。おっしゃれい!

「ラ・ラ・ランド」好きな人は好きそう。Pretenderなお話しです。
本当に90~120分くらいの時間でできるため、普段ゲームやらない人も映画1本の代わりにプレイするのはおすすめですね。難易度もそこまで難しくないし、絵柄もジブリちっくなので馴染みやすいと思います。

YELLOW LIQUID 感想

YELLOW LIQUID
製作者: mumu
掲載サイト: ノベルゲームコレクション

良く思いついたなこんなゲーム(褒めている)。

しっぽからガソリンを出す女の子のゲームです。
ガソリンです。

ガソリンが漏れそうになるのを我慢する可愛い女の子たちのゲームです。
ガソリンです。

そんな女の子たちに「(ガソリンを)出していいよ」ってするゲームです。
ガソリンです。

ぎ、技術力と発想力のある紳士……! とは思いつつ、全年齢でのちょっと危ない匂わせ程度(ヤンジャン程度)で終わるので、個人的に好みでした。ドット絵かわいいし……可愛い女の子大好きだし……なんだかんだで俺もこういう設定好きなので……

え、この作者さんにもっと作って欲しい……ちょっとえっちなSSノベルゲームもっと欲しい……

わるい王様とりっぱな勇者 感想

わるい王様とりっぱな勇者 - PS4

公式サイトはこちら。

かつて邪悪な魔王として恐れられていたが、勇者に倒されて以降は魔物も人間も守ろうとするようになったドラゴン。王様ドラゴン。
かつて魔王を倒した勇者に憧れて自分も勇者になりたい勇者の娘だが、その「かつての魔王」が誰なのかは知らない少女。ゆう。
ゆうは王様ドラゴンを「おとうさん」と呼び慕い、立派な勇者になるために毎日修行に励むゆうを王様ドラゴンは優しく見守って育てています。

しかし、なにせ魔物と人間はかつて対立していました。それに加えて、昔の王様を慕う魔物たちだっています。
それになにより、勇者になるため必要なこととは……そう、「魔王を倒すこと」ではありませんか。

1匹と1人の親子関係は、いったいどうなってしまうのでしょうか。「その時」が来た時、ゆうはどんな選択を取るのでしょうか。
ゆうは、果たして勇者になれるのでしょうか。

■

『嘘つき姫と盲目王子』(感想はこちら)の精神的続編なのですが、ゲームとしては正直「そ、そっちに進んじゃったかぁ~……」という感想でした。絵本のような美しさが魅力で、前作ではその世界観に浸れる没入感が魅力だったのに、戦闘部分でその魅力を損なうような感じ。その戦闘システムも、よく言えばレトロ、悪く言えば2-3世代くらい前なシステムです。

ストーリーはグラフィックは前作から更にパワーアップしています。ネイサンとハリーや魔本といった、サブクエストも魅力的。サブクエストは所謂「お使いクエスト」だし、ファストトラベルもいまいち使いにくい関係で少し大変ではあるのですが,それを吹き飛ばす良さは確かにあります。
不満点を羅列すると「ほぼ戦闘面だな……」ってなります。前作も良かった+ゲームシステムとの相性も良かったので、ハードル上げすぎていたかも。
おすすめできるゲームではあるのですが、レベリングがそれなりに辛いことは覚悟しておいた方が良いと思います。でもそれを乗り越えた先にある志方さんのEDは素晴らしいねんな、まじであれでおつりがくるよ。

Eastward 感想

Eastward(イーストワード)

マイニンテンドーストアはこちら。

いっせいトライアルでクリアしました。

あらゆる物を崩壊させる「タタリ」と呼ばれる瘴気が広がった世界で、逃げるようにして人類は地下で暮らしています。そんな地下で暮らす無口で優しい男「ジョン」と、不思議な出会いをした「珊(サン)」は、とあることをきっかけに外の世界へ。
崩壊した世界で、しかし外にも生きている人々はいて、青空の元には人のほかにモンスターもいて。でも「タタリ」も確かにそこにいて。
そんな世界に旅立った冒険の先で、2人は何を見るのか。何が2人を待ち受けているのか。

■

エラー落ちが多すぎて正直いっせいトライアルでやってよかったなあって思いました。ストーリーやグラフィックが良かった分残念でした。まあSteamで遊べってことかな。

不器用な男と天真爛漫な少女のバディものが好きならおすすめです。あと歪ながらも互いを想い合う家族概念。
魅力としては何よりそのドット絵。細かいところまで拘りぬかれている、執念すら感じさせるぬるぬる動くドット絵は、圧巻の一言です。
あと、ゲームシステムが頻繁に変わるので、RPG途中で飽きちゃうって人にもおすすめかもしれません。逆に言うと、何か苦手なゲームシステムに当たる可能性もあるってことなのですが。

●ジョンと珊

ジョンが最後まで諦めないのが本当に良かった。犠牲が多すぎて引き返せないと思ったのもあるのかもしれない、惚れた女(ユヴァ)とかね。
自分、「世界と一人の女の子、どちらを取るか」というテーマが好きなのかもしれません、セカイ系世代だし。だからエラー落ちめっちゃしても頑張れたのかも。

●アルヴァとイザベルとリー

リーが良いお兄ちゃんで良い町の守護者だった。やるせないんだよな、俺も大切な存在にイザベルみたいなんが現れたらそりゃ内心愉快ではないだろうし……自分、「不器用な兄概念」好きなのかもしれません、さっき見たなこのくだり。
オリジナルアルヴァとオリジナルリーがいつ生まれていつ亡くなったのかはもう知る由もありませんが、どんなアルヴァでもイザベルはアルヴァを守りたかったんだろうね。

●ウィリアムとダニエルとダニエル

この家族がああいう形に落ち着いてくれたのが本当に良かった。
なんだろうな、人間兄ダニエルが亡くなっちゃってその後に生まれた子(弟)にダニエルと名前を付けて、亡くなったダニエルの脳味噌をロボダニエルに移植して旅を始めたのかなって思いました。父と兄を尊重できる人間ダニエルは偉いよ。でも父を1発殴っても良いと思う。

A Foreign Land of Us 感想

A Foreign Land of Us
製作者: Cotton Game
掲載サイト: Apple Store

SteamやSwitchで出てない、アプリでしかできないCotton Gameの作品その1です。

今までプレイした作品に比べて、ちょっとリアル調な感じ。遠く離れた異国の地を目指して旅に出る物語。
ほんのりノスタルジーな雰囲気が全体的にしています。
どこかへ帰りたい・ここではないどこかへ行きたい気持ちが全体的にある作品でした。

難易度・プレイ時間共にお手軽にできるのでCotton Game初心者におすすめ……ではあるけれども、この会社の魅力はやっぱりあの世界観だからなあ,という気もします。
1~2箇所、詰まってしそうなところがあるのはCotton Gameのかわらないところ。作品一覧を見ると、最近はちょっとリアル調寄りやアニメっぽいゲームも作っていそうな感じ。楽しみです。

バートラム・フィドルの冒険 エピソード1:霊刻なる事件 感想

バートラム・フィドルの冒険 エピソード1:霊刻なる事件
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18世紀のヴィクトリア朝のロンドン。
冒険家バートラム・フィドルとその従者ギャヴィンは、フィドルの妻のおつかいをしていたところ、ふとしたことで世間を騒がせている凶悪な殺人鬼・ジェフと出くわすことになり……連続殺人事件を追うことに!

◼︎

Isolandのようなユニークポイントクリックアドベンチャーゲームです。英国ならではなのか、ブラックユーモアやナンセンスもかなり豊富。個人的にはかなり好みでした。

1作で完結というよりかは、エピソード2への序章といった感じ。気になった方はとりあえずエピソード1をプレイして、それで判断するのも良いと思います。なので自分は一緒に購入したエピソード2もやります。同時にセールしていたから仕方ない! わはは!

メギド72 汝、罪人なりや? 感想

メギド72公式サイトはこちら。(追記。ドメイン変なところに買われたようなので、リンク外しました)

イベント復刻していたのでやりました。かなり前。
「そして灯火は静かに消える」にも登場したカイムがメインで進むイベントで、悪魔憑き・魔女狩りが話の中心となります。

かつて「異端審問官」として働いていたカイムが突如として召喚に応じなくなったため、安否を心配するソロモンたち。
仲間にカイムのことを聞いていると、ハルファスが王宮に入るカイムを見たこと、その様子が少しおかしかったことを口にします。
なんでも、かつて解体された「異端審問会」が復活したため、カイムは潜入調査を考えたとのこと。そのために一度ソロモンとの契約を解除しシバと契約したこともあり、一行がシバに物事を問いただす中、問題が発生したときに届く手筈になっていたカイムからの手紙が届いて……
「異端審問会」とはなんなのか、一体カイムの身に何が起こったのか。そしてカイムの真意とは。それを知るべくソロモンたちはカイムを追うのでした。

アルカディアを目指したディストピア。
自分がされた痛みがどれほどのものであっても、赤の他人にそれして良いというわけにはなりません。自分がされた痛みを他の人に味あわせないようにしようとして自分の行動を正当化するのもだめ。迫害に正当性はありません。
一見素晴らしく見える領主の考えも、自分は選民側であるという傲慢が根底にありますし、自覚のない悪意を持った騎士団の手により(騎士団がああいう末路を迎えるのは非常に尊厳破壊で因果応報ですね)台無しになりました。
早い話が、必要なのは「他人に期待しないこと」でした。領主もベルナールに期待しなければ良かった。

しかしながら領主はその始末をつけることに同意しました。
それってまあ自分の罪の重さや立場の自覚があったからでしょうが、ベルナールを始めとした部下たちのことを大切に思っていたからというのもあるかと思います。誰にも期待しないことは寂しいことでもあります。
自分たちの死後、結末を知った騎士団がどういう顔をしているのか知りたいですね。
ただ、領主が他人の意見に積極的に耳を傾けようとしていなかったことも事実だと思います。

●カイムについて

「優しい人(ヴィータ)が優しいままでいれる世界であってほしい」という、すごく高潔な悪魔でした。
「そして灯火は静かに消える」と少し印象が違うように感じられたのは、あのイベントの時には「優しい人(ヴィータ)」が出てこなかったからだなって。優しいくて真面目で責任感が強いからこそ道化を演じていく道を選んでいるように感じ、割とデカラビアと同族嫌悪か? って思いました。フォラスさんに二人とも怒られてきて欲しさあるな……

火を使うことなのですが、元ネタのカイムの方が「人間の姿で燃え盛る灰もしくは石炭の中で、未来の出来事に対する最良の対応を教えてくれる」悪魔だったからなのではないかと思いました。(コラン・ド・プランシーによれば、ルターの論争の相手はカイムだったそうで)
元ネタからして、なんというか、優しい悪魔なんですよね。元天使だからなのか。

●インキュバスが必要な理由

今回登場するメギドたちを見ると、インキュバスだけ少し異質な気がします。というのも、全員悪魔ではあるのですが、今回は「調停者」「占い師」「法律の番人」といった、魔女狩りに関係のあるメンツ。
また、「インキュバス」というのは今日でも知られている「悪魔」としての代表的と言っていい夢魔(さらに言うのであれば「夢魔」の代表格でもある)です。
女性の無効化という面で大活躍ですが、人数の面から考えると、同じ能力を所持しているであろうサキュバスの方が活躍するかと思いました。それでもインキュバスが採用されているのは、
①ハルファスに安心感を与える
②ソロモン達一行は決して「正義の味方」ではないという象徴

なのかなあ、と感じました。

●カンセとセリエ

初めて見るNPCですが、なかなか敵役のように見えました。
元ネタは恐らく、錬金術師フルカネッリ(フルカネルリ)の弟子、ウージェーヌ・カンスリエかと思います。師匠は姿を明かさず、また弟子は積極的に広めようとしたという意味で対比的な師弟ですが、そう考えるとこの2人にも師匠がいるのかな。私はサービス完結までにメギド72をどこまでできるのでしょうか、乞うご期待。

ピクトロジカ ファイナルファンタジー≒ 感想

ピクトロジカ ファイナルファンタジー≒ | SQUARE ENIX
見る →

もうDLできねぇ!

ゼルダの時でも書きましたが、ののぐらむが好きです。というか、この作品で好きになった気がします。
スマホアプリの時は存在を知りませんでした。アプリの時にオルシュファンがいたらしい、手に入れたかった……

シンプルなののぐらむ部分と、詰将棋ちっくな戦闘モードに2パートがあります。ののぐらむ部分だけ終わらせました。大ボリュームで大満足!

1ステージをクリアすると次のステージが出現、出現後解放までに待ち時間があり、その待ち時間が2分4分8分みたいな感じで、倍々に増えていきます。最終的に1週間とか待つぞよ。課金すれば即空くのかな。

25行とか30行ある大きな絵もたくさん出てきます。手ごわくて楽しかった!
モーグリによるチュートリアルもあります。ただチュートリアルに関しては、個人的には、ゼルダのドミナチュートリアルの方がわかりやすかったです。

FFもゼルダもですが、ドット絵があった時代のゲームとののぐらむは相性が良い。
自分が知らなかっただけでののぐらむ系のゲームはアプリ買い切り含めてたくさんあったので、ちーまちーま進めていきます。おすすめあったら教えてね。

ルパン三世 史上最大の頭脳戦 感想

ルパン三世 ~史上最大の頭脳戦~

公式サイトはもうない!!
任天堂が紹介してくれているページはこちらです。

いつものことながら、不二子の頼みでお宝を狙うルパンと、それに付き合う次元。今回のお宝はビリゲッツ美術館にある、隠れた天才芸術家パラドックスの残した絵画の欠片。絵画の欠片を集めるとパラドックスの遺産の在処が分かるとのこと。そのことを聞いたルパンは次元とパラドックスの館に向かいます。果たしてそこでルパンたちを待ち受けていたものは。

■

実は親の影響でルパン三世が大好きです。全て履修できているわけではありませんが、アニメもTVSPも映画も風魔も原作も大好きです。風魔は特に、塩沢五ェ門が大好きです。
本作には、ルパンを操作して部屋に仕掛けられた謎を解明しながら進んでいく「潜入ミッション」と、レイトン教授シリーズのように問題を解いていく「IQミッション」の2パートがあります。まあどちらも謎解きよ。謎解きゲームとしてはレイトンフォロワーに近い感じですが、潜入の方で違いを出しています。

ストーリーはTVSPって感じ。謎の美女ゲストとそれに弱いルパン。さらわれる不二子ちゃん。随所で活躍する頼りになる次元と五ェ門。めっちゃ追ってくるとっつぁん。ルパンTVSPはそれでいいんだよ、それがいいんだよ。
懐かしいキャストの声も収録されており、個人的には嬉しい楽しい一作でした。そういや新キャストになってからゲーム作られてないのか、そのうち作って欲しいですね。

実は幼い頃(発売当時かな)に購入して、難しくて投げたことがあります。今回プレイして当時わからなかったところを確認したら序盤も序盤でした、ステージ6くらい。ょぅι゛ょにはちょっとはやかったですね。

Isoland 2 – Ashes of Time (アイソランド 2 – 時間の灰) 感想

Isoland 2 - Ashes of Time

1の感想はこちら。

CottonGameの世界観が好きなんですよね。1の時の感想でも似たようなことを言いましたが。

キャンペーンシナリオだけど同じ探索者で行かなくても良いCoCシナリオって感じです。
今回もEDは二種類(1週目と2周目で違う)あります。
過去と現在とを行き来するやつ、シンプルながらもこういうギミック好き~。
公式で「前作を超える面白さとボリューム」とありますが、ボリュームは前作とさほど変わらない印象あります。

4が最近出たしIsoLandシリーズはもちろん、同社の他のタイトルもプレイしていきたいです。
HPにある「IsoLand Pumpkin Town」というタイトルは開発中なのだろうか。Mr.パンプキンも好きなので楽しみ、2は積んでいます。