リバース:1999 レイクミドロの悪夢 感想

公式サイトはこちら

メイン2章と並行しつつ、なんとかかんとかやってました(復刻ではなく初回時に……つまりだいぶ前にクリアしました)。高難易度や3章クリア後にできるコンテンツは流石に無理だった、ストーリーと他のできるコンテンツをクリアしました。リメカップはできなかったので意地で。
1つのイベントでじっくり掘り下げがあるのって、丁寧だなーと思っています。ミニコンテンツにもう少し日程余裕あってもいい気はする(切実)。

物語の舞台となる「レイクミドロ」は、軍人育成所「ゼノミリタリーアカデミー」のキャンプ場のひとつ。1970年初期に閉鎖されたそこには、一晩のうちに多くの少年兵が忽然と姿を消したという伝説が残されています……
財団に所属する「トゥースフェアリー」と「ホラーペディア」はこのレイクミドロを調査するべく出かけようとしていたところに、おなじみのヴェルディソネットが遭遇。興味を持ったヴェルディと怖いけどヴェルディについていくソネットも一緒に、レイクミドロへ向かうことになりました。

一方、そのレイクミドロではたくさんの若者がキャンプにやってきていました。間抜けなマイケル、アスリートのフレディ、成績優秀なジェイソン、純真無垢なアニー、典型的な金髪女のジェイミー。まるでホラー映画に出てくる面子のグループは、突然現れた謎の殺人鬼に襲われてしまいます。最後に生き残ったアニーも追い詰められ、いよいよ絶体絶命となったところでソネットが現れ、アニーは九死に一生を得た……
と、思いきや、実はこの5人は学校の課題として映画の撮影をしていたのです。なーんだ人騒がせな! と思いきや、殺人鬼役の人について、監督のジェイミーは知らないとのこと。

いったいこのレイクミドロで何が起きているのか、ヴェルディたちは無事に帰ることができるのか。神秘学家と人間の確執は拭えないのか。

ザ・定番ホラーといった感じの内容……と見せかけつつ、「お約束」にあえて喧嘩を売っていくような終わり方でした。悪くない。ほどよいシリアスさとほどよいB級ホラー感、どちゃくそ好みの女の登場により、今のところ1番好きなイベントです。
トゥースフェアリーがまじで好きなんだけど引けんかった、悔しい。そしたら最近のPUで引けました、めちゃくちゃ嬉しい。

●ヴェルディ

ヴェルディが締めるんかい! って気持ちはあったのですが、まあホラー映画のお約束を壊すには必要だったのかも……と。全体的にお約束を壊す物語だったので。あそこでジェイミーが締めたら、「お決まり」から外れることができない。
ヴェルティがたらしでソネットちゃんったら大変そう、俺にしとかない?

●ソネット

財団のキャラクターたちを見ていると、ソネットって本当真面目というか、規律正しいキャラなのだと思いました。浮かなかったか心配しつつも、まあ周りも濃いしな……に落ち着いた。

●トゥースフェアリー

どちゃくそ好みの女♡
ホラーペディアのことをいろんな意味で信用していて、ここの組み合わせがとても好きでした。

しかし、この世界は神秘学者が生きていくのにあまりにも向いていませんね。他3人は割と幼いころから財団にいた(庇護下にいた)ような描写がありますが、トゥースフェアリーに関しては関連イベントでそうではなく研究者としての道を模索していたようにも見えるし。幸いにして家族の理解は得られたとはいえ(弟が凄い)、学業においては多少なりとも嫌な目に遭ったっぽいっしなぁ……

●ホラーペディア

おもしれー男……最後に喚いている内容がすっげーオタクで笑いました。その後のミニゲームでジェシカに悪いこと教えているあたり反省していない。ジェイミーにカメラの弁償は絶対にしろ。
財団の規則に従わない以外は問題ないし、プレイヤー俺としてはむしろ財団打ち壊してほしいのでなんら問題ない。にぎやかし要因で再登場してくれると良いな、と思います。イベントキャラって再登場するのか?

●ジェシカ

「決して悪とは言い切れないのだけれど、人間の理屈が通用しなくて、天災のようになっている人外」がめっちゃ描写されていて良かった。人外百合があんな丁寧に描写されるだなんて……
ジェイミーが彼女の世界の全てだったのだけれど、後日のミニゲームを見る限り、外の世界を知ったからこそ特別ではあるけれど唯一ではなくなって、代わりにジェイミーにとってジェシカが唯一になっていて。最終的に依存しているのはジェイミー側な気もしました。

●ジェイミー

大人になるって残酷なことで、ジェイミーに非がないというわけではないのだけれど、でも彼女のことを責められないのよね。最初こそ「こ、こいつ……」と思ったものの、最終的には憎めない子に自分の中で落ち着きました。ところで愛称は結局どれが一番使われているの。

まじで毎度毎度こんな文学作品のようなイベントなのかな。すげえな……って気持ちと、大変そうだな……って気持ちと。
イベントキャラはメインに絡みにくそうという気持ちもありますね。魅力的なキャラが多いので、何かしらの形で再登場して欲しいです。
あとは国内ソシャゲにももう少し頑張って欲しいって気持ちもある(小声)。

廻るジョーカー! 感想

ふりーむはこちら

ある日、大切な妹を殺されたモニカ。
後輩の魔女・シャロナ、助け出した奴隷の吸血鬼・ノヴァ、ゴーレムのアルファと共に、モニカは復讐に身を投じるのでした。

通常戦闘・レベルを廃止したボスバトル特化のRPGです。ボスバトルを突破して新しいアビリティを手に入れて、それをキャラクターの固有能力と組み合わせて次のボスバトルを突破して……という感じ。
カジュアルモード実装前にクリアしました、地味に自慢。鳥が一番の難敵でした。

詰将棋のような楽しさがあります。4人いて3人までしかパーティーに入れられないので、「この子が好きなのに活躍させてあげられない……」というもどかしさはあるかもしれません。
同じスキルでも使用するキャラクターによって性能が変わり、思わぬ手段がバトルの突破口になるのが楽しい。自分は運が絡む突破方法をした戦闘がいくつかあったので、他の人はどういう突破方法をしたのかが気になります。

ストーリーとしても設定がしっかりされていて、ふとした疑問が作中でちゃんと説明されるのが(短編なのに)良いなと思うポイントの一つだったりします。

Regain your Record 感想

unityroomはこちら

誰も傷つかない優しめのお話しだけど、ちょっと切ない感じのADVです。操作性はちょーと悪い気が……するね! このボリュームならなんとかなるけど。

謎解きの何度も個人的に丁度いい。何より絵柄がかわいいです。1時間くらいで出来るADV求めている時にどうぞ。
ボイスもついています、最近の1weekフリゲは凄いわね……unityroomもいろいろゲームあるんですねえ

メギド72 カカオの森の黒い犬 感想

メギド72公式サイトはこちら。(追記。ドメイン変なところに買われたようなので、リンク外しました)

ちまちま進めていました。イベント復刻していたのでやりました。
なかなか踏み込んだお話で、少しびっくりしました。ほんまにスマホゲームのバレンタインイベント? ってなる、導入の丁寧さと内容の重さでした。
問題があるのはスコルベノトなのだけれど、どちらかというと彼は「個」の話で、性自認とかのお話は割とバティンが担っている。

あとやはり、バルバトスは年長者に分類されるのかなって思いました。元ネタの方で(一説ではあるけれど)最大人数の軍団を率いているからなのかもしれません。キャラスト読め、はい。

●スコルベノトについて

スコルベノトは性が問題なのではなく(これはむしろバティンの方)、どちらかというと「「カワイイ」を万人の絶対と思って押し付けていること」「それ故に相手が「カワイイ」を強要されていることに怒っていることに気が付かないのに、理由がわからないまま謝ること」「「カワイイ」の強要が問題であることを指摘されているのに改めないこと」が問題なのだと思います。
追放メギドではない(という認識で合っていますか)ようなので、多分そこが彼の不幸なんだろうな。メギドに向いておらず、むしろヴィータとして生きる方がまだ向いている(それでも困難はありそうですが)。
ストリガさんが「お前の服装はお前の自由だが、他人に押し付けるのはよせ」と丁寧に。仲間にならないメギドでそんな考え方をしてくれて諭してくれる人がいるんだ……!?(メギドをなんだと思っているんだ発言)

ただ、多分なんですけれど、1回相手が「カワイイ」を理解する or 相手を「カワイイ」にしないと、相手を理解するための対話ができないんだろうなあとも感じます。「「カワイイ」を理解してくれない敵」みたいに捉えちゃうというか。「理解してくれない」→「なら一度自分で体験すればわかるよね!」みたいな思考回路。
そもそもが見た目通り幼いんだろうな、と思います。いつか自分がそれをされる(何かを強要される)立場になるストーリーがきて、成長するのかなあ、なんて思いました。

●バティンについて

メギドたちに性別って明確にあるのでしょうか。説明あったっけ。
なんか、ヴィータの女の子を割と「野生の雌」みたいに見てはいるのですが、「自分もそうなのかなそう振舞ったらソロモンはどうとらえるのかな自分はどうしたいのかな」って感じ。ソロモンに好意があるのかどうかまでは断言しませんが、「ヴィータ体の雌である自分」を強く意識しているとは思います。
なのでジェンダーギャップに嫌気がさしているのは、スコルベノトではなくバティンの方。スコルベノトはむしろそんな価値観などない世界にいたのでむしろソロモンやヴィータたちの反応に戸惑っているかもしれませんね。
なんとなく周りや自分に対して抱いていた苛立ちへの自分なりの対処法が見つかって、それにより再召喚に繋がったのかな~と思いました。

●軍団について

ブエルが行軍中に他人に遠慮して休みたいことを言い出せない場面があり、ソロモンの王の器としての軍団としての今後の問題的な感じの場面なのかな~、みたいに思いました。バルバトスはこのあたりも懸念していそう。

8番出口 感想

Steamはこちら

地下通路にいる。進む。ここは0番出口。進む。ここも0番出口。進む。ここも0番出口。進む。ここは0番出口……だけど、張り紙があった。張り紙を読む。

●異変を見逃さないこと
●異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
●異変が見つからなかったら、引き返さないこと

●8番出口から外に出ること

進む。何かがおかしい、引き返す。そこは1番出口。進む。先ほどと同じ通路。進む。2番出口。……

というように、ランダムに生成されたりされなかったりする「異変」を探して、通路を引き返したり引き返さなかったりを繰り返し8番出口を目指す、間違い探し脱出ゲームって感じです。

2番でも、6番や7番まで進んでいても、間違えたら即0番からやり直しです。
まじでこの異変が絶妙で、「天井、ヨシッ! 壁、ヨシッ! 点字ブロック、ヨシッ! ポスター、ヨシッ! 看板、ヨシッ! ドア、ヨシッ! おじさん、ヨシッ! ッシャア、異変ないやろこれ! 行くで!! はい、0番!!」ってなる。なった。わかった時はめっちゃ気持ちいい。
実況性の高さ、地下通路という要素、お手軽さ、わかりやすいルール、ほどよい怖さから人気を博したのかなーと思います。面白かった。慣れてくると怖さが薄れるのがまたいい。二次創作に使う設定のエモさもわかるしまあ自分も好きですが、プレイしたらしたで「そういうんじゃねぇから!」って気持ちもある。
発売後に「開発者も知らない異変」が出たの、好き。1番こわいまである。

マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス 感想

公式サイトはこちら……なんだけど、もうDLできねえ!

ピクロス」や「ののぐらむ」と呼ばれるお絵かきロジックパズルゲームのゼルダの伝説版です。個人的には「ののぐらむ」が好きなのでそれで呼んでいます。

これよりあとのクリアにはなるのですが、FF好きが高じて3DSストア終了前にFFのピクトロジカをDLしののぐらむに触れ、そこからののぐらむ結構好きになってやるようになりました。本作もストア終わっちゃうならポイント余っているし入れるか~で入れました。
チュートリアルが丁寧な作り、かつ後半の確かな難易度、めちゃくちゃおすすめです! まあ……もうDLできねえんだけど…………個人的には列跨っている数字の解き方がこのゲームでなんとなくわかったのでとてもありがたい……積んでいる人は優先してやることをおすすめします!

この手のゲームってはまると抜けられないんだよな……Switch online でできるマリオのピクロス始めちゃったし……めっちゃ時間泥棒なんだあれ……

E-999 感想

unityroomはこちら

扉の向こうのあなたは誰?

扉の向こうにいる人物と私が会話していくゲームです。
」なのです。

本作はテキストエディタを使用しており、ゲームに出てくる手紙をクリックすることで、テキストファイルをDLし、そのDLされたファイルを確認することで手紙の内容がわかります。
いわば第四の壁を越えた作品なのですが、他のゲームと違うのは「第四の壁を越えた作品だよ」というのが前提であり、驚きギミックでないことかな、と。
また、こちら側から彼女に返信を書くのですが、その内容も彼女は読んでくれる。
向こう側と「私」で文通するゲームなんですね。おもしれーんだわこれが。さくっとできてEDも豊富なのでぜひ。

あと作者さん若すぎる、2023年制作当時18歳て。今後がとても楽しみです。ドット絵が本当すごい。

バリアスデイライフ 感想

公式サイトはこちら

なんか、要素要素をそれぞれみれば「うーん、80点!」「ここも80点!」「おまんも80点!」ってなるのですが、「じゃあ全体でみるとどうなの?」って聞かれると「……55点……かな…………」って感じの作品でした。
おもろ箇所もあるんですが。まあ先にどうしてなのかを書きます。

●公式の売り方が下手

本作のシステムは、私がプレイしたことのあるゲームだとウマ娘に近いです。ということはパワプロ系だと思われます。
で、それを踏まえてSteamの公式文言を見ると

「オクトパストラベラー」「ブレイブリーデフォルト」を手掛けたスクウェア・エニックスの開発チームによる、冒険×日常RPG

とあり、Steamのジャンルは(ここはユーザー側でもある程度変更できる?不明)
横スクロール、戦略RPG、JRPG、RPG、3D
に設定されています。

オクトパストラベラー」「ブレイブリーデフォルト」って私はまだ積んでいますが、言ってしまえば初期FFやSaga系を求めている人がプレイするものですし、実際そのニーズに答えている作品だと思います。
で、それを踏まえたうえでのこのジャンル設定。
「FFのつもりで買ったらウマ娘だったぜ!?」は、そりゃ低評価付けます。

Steam低評価レビューの何割かは言ってしまえば「not for meだった」なんですけれど、公式が「これはRPG好きな君に贈るRPGだよ!」と言っているので、そりゃ買う側も文句を言う権利がある。
せめて公式が育成とかシミュレーションジャンルなどに今からでも変更するべきです、これしないのは怠慢。「やや好評」まで行かないにしても「賛否両論」までは上がると思います(ブログ執筆現在は「やや不評」)。

●キャラ性能格差が辛い

そしてシミュレーションとして本作を見ると、今度は別の問題が出てきます。
シミュレーションを楽しむ人って、多分「推しを最強にしたい」「好きな子たちと一緒にゲームをクリアしたい」というプレイ欲が強いと思います。

「推しを最強にしたい」は、ウマ娘でいう「ハルウララ有馬記念チャレンジ」のようなことを指しています。
ハルウララという馬は全戦全敗故有名。ファンから愛される馬でした。
で、ウマ娘のハルウララ育成における最終目標は「有馬記念に出走」です。
出走」で良いんです、「優勝」とか「何位以内」とかはない。で、ウマ娘には距離や芝/ダートといった適正があり、ハルウララは致命的に有馬記念と相性が悪い。そのあたりをカバーするために「継承」というシステムがある(簡単に言うと他のウマ娘から得意なものを引き継ぐ)のですがこれにも相性(例:「同じ冠名(メジロ、アグネス、マチカネなど)」「同じ重賞勝利(ダービーウマなど)」「同じ適性(中距離先行同士など)」「血統が近い(ゴルシとマックイーンなど)」「ゲーム内の設定で相部屋」など)があり、そしてハルウララは史実において他の馬と絡みが少ないことが響いて相性がクッソ制限される。相部屋のキングもなかなか難しい娘なんだ……。
加えてカード(早い話が課金の力)の関係もある。無課金/微課金勢やちょっとやそっとのやりこみでは、ハルウララに辛い思いをさせてしまうことが大抵です。

「ハルウララ有馬記念チャレンジ」というのは、「うるせえ! 知るか! 俺はハルウララが好きなんだ! 笑顔を見せてやりてえ!」みたいな感じでハルウララを有馬記念で優勝させるやりこみプレイの一貫のことです。まあ詳しくは検索してみてください。
本作はジョブスキルの観点から、このハルウララ枠が一部キャラ以外になると難しいです。

次の「好きな子たちと一緒にゲームをクリアしたい」は、まああまり説明せずとも伝わると思います。「○○でラスボスにとどめを刺したい」みたいなやつもこれに類似するかな。

そして本作はキャラ性能格差がめっちゃあります。中盤くらいまでなら気にしないで進めるけれど、終盤に差し掛かってくると「好きな子だけで固めて攻略!」みたいなのは正直厳しいです。
これが盤上や戦場の方のSRPGならば、(近年では数が減ってきたとはいえ)ユニットごとのキャラ性能格差は珍しくないので、ある程度の理解/諦め/許容があるのかなあ、と思いつつ、本作はSRPGではないので……
あと明確な強キャラが女キャラしかいないのも、開発の性癖なのかな~と感じました。

●戦闘システムが辛い

遠征が本作での戦闘フェイズに当たるのです、が……

「○○を5個とってきて!」という依頼を受けたとします、クエストで表記されている日数が3日だとします。
そして食料が余っていようが体力がまだあろうが、3日たったらクエスト失敗で帰ります。

で、仮に5個中4個までドロップできたとして、同じクエストにもう一度出ても、その4個は失われています。
採取系クエストは累計か期限なしじゃないときついぜ!

RPGを求めて購入した人にとっては「やっと戦闘だ!」という人もいると思います。そしてそこでこれをされるとそりゃ投げるよなあ……って思います。実際私も何度か投げた。

逆に、のんびりシミュレーションを楽しみたい人にとっては、戦闘フェイズでの、戦わない道中における張り付き必須が苦痛。
料理人とか精霊使いでガン見していないといけないの結構きつい。1回入力ミスったらほぼ無理だし、戦闘はいるタイミングによっては成功しても判定自体がなくなります。

あと、推奨レベルが全然推奨レベルじゃない。推奨レベル+3-5は見ておいた方が良いです。

●でも好きなところもある

ただこれも、ほぼストーリーとかです。

ゲームやる人ってシステム重視の人とストーリー重視の人がいると思っていて、私は後者なんですけれど、後者だからこそ「でも好きなところもあるよ」って言えるというか。ただ、ストーリーにもちょっともやる部分が……
「俺は前者だ!」って人がいたら「このゲームやめとけ!!」ってなります。

あと個人的には架空言語が良かった。

●それって「不老不死」か?

「エルフリック死なねえ!」→「このエレビアにいる全員が不老不死!」→「ほんなら首刎ねれば再生できへんやろ!」→「できなかった! 俺の勝ち! 閉廷(平定)!」

↑それ、不老不死ではなくない……!? ってなりました。怪我が治ったっぽい描写とかもあったのにどうして首刎ねるのはそうなる……!?
エルフリックがそれ試していないか……!? って気持ちもありました。

あと、アデレード就任後は定期船来なくてよくない!? 王族が殺されたエレビアに王族の息がかかったものが大手を振って様子を見に来る(んでこっちがなんの疑問もなく従属しているっぽい)来るのもおかしくない!? ってなりました。

●キャラについて

・主人公

基本的に過去が語られないので、「本土ではどんな人物だったんだろう」「どんなバックボーンがあるんだろう」って考えられるのが良かった。移植の時に女性キャラ見た目追加したら良かったんじゃないかと思わないでもない、イベント差分はほぼいらない作りなのだし。

・ブルーノ

オライオンを慕っているのが良い。妹想いなキャラで、そうなるのも当然の背景だと思うのですが、だからこそパートナーにした時の同棲は「い、妹はどうするねん!?!?」って考えが頭をよぎりそう、どうなの?
エフィル以外の初期キャラの定めなのですが、どうしても中盤以降から使い勝手が今一つになってくる。

・ジルダ

最初の年末でジルダと自宅に2人きりだったので「エッ!?!?!??!?」ってなりました。俺は単純だからそっから落ちちゃった。最後までメルハードとどっちをパートナーにするか悩んでいました。
ご飯たくさん食べるのがかわいいし、それを恥じていないのが良い、たくさん食べろ。

・エフィル

ストーリーやジョブ開放といい、アデレードとは違う方向で開発に愛されているなあと。
ジルダを幸せにして欲しいです。俺がパートナーに選ばなかったので……

・メルハード

パートナーにしました。メルが始末されることをわかっていながら本国に帰ろうとするのを止めるところ良かった、パートナーだから一層味わい深かったです。
使い勝手としては正直どのジョブももう一押し欲しい、器用貧乏って感じ。どのジョブも明確にアデレードの下位交換になっているのが辛かったです。

・アデレード

明確な強キャラその1&開発に愛されているキャラその2。属性がちょっと盛りすぎで「狙ってるなあ」という印象が拭えなかった。少し打たれ弱い印象はあるのでそこで調整したんだろうな。
上でも言っているように定期船が来る必要はないと思う、統治頑張って。俺も頑張るので、政治家ジョブあるんだし少しは力になれると思う。

・ルベンス

エフィルかルベンスがパーティにいた方が良いと思います。いやごめん、良い奴なのですが印象薄くて……

・オライオン

寡夫。息子をその手で始末しなくちゃいけなかったのが……辛いね
ジョブもメイン・サブ1は重いのですが、サブ2の「熱波師」のチョイスがまた良かった。

・ロゼルタ

仲間になる前でも後でも、彼女なりの倫理や信念に基づいて行動しているのが良かった。
主人公のMPをそれなりに上げていたつもりだったんですけれど、それでもロゼルタに勝てなかったのがなんか嬉しかったです。

・ファナ

明確な強キャラその2。というかファナかエフィル or ルベンスがパーティにいないと5日以上クエストの攻略は無理めです。
吟遊詩人のスキル習得があまりにもはやすぎるのだけもやもや、これはまあ単純に自分が音楽に関わっていたからの八つ当たりでしょうね。
政治家の道を選ぶエピソードなかなかに好きでした。

攻略に時間がかかる理由があったところ、なるほど~! ってなったんですけれど……やっぱりゲームの売り方がなあ。RPGと言われるとうーん……? ってなります。

GRIS 感想

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「美しさ」がここにある
自分自身の世界に囚われた女の子の物語

人生に傷つき深い悲しみにとらわれ、自分自身の世界へ迷い込んだ「Gris」。色彩が失われた薄暗い世界をGrisは旅をし、次第に色づいていく世界と成長していくGris。
その旅の果てに、何が待っているのか。

何よりも絵が魅力的なアクションパズルゲームです。説明が一切出てこないので、そういうのがもどかしい人は苦手かも。GOROGOAが好きな人とかは刺さると思います。
現実と夢が溶け合ったかのような不思議な世界が、だんだんと色鮮やかになっていくのは本当に楽しい。

ストーリーも文字情報では語られませんが、なんとなーくわかる。個人的には産み直しか死を受け入れる話だったのかな~って思います。実績が死の受容なので。
あるいは自分自身を見つめて、そのマイナス部分も好きになっていく話だったのかも。その方が良いな、ちょっと希望があるので。

Luna’s Fishing Garden 感想

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ある日、魚釣りをしていた女の子・キャシーは、突然の嵐に巻き込まれて、見知らぬ島に漂流します。済んでいた場所に戻るために、島で暮らすキツネの精霊ルナの手伝いをする事に。

嵐でぐちゃぐちゃになった島を綺麗にするためのゴミ拾いや、島で暮らす精霊達の手伝いを達成していくスローライフゲームです。めちゃかわ美麗ドット絵ってだけで最高なんだワ。割とお掃除の割合も多かったり、魚以外の資材の方が重要だったりと、タイトルにするほど釣りしないな~って印象でした。
精霊たちも魅力的なキャラクターが多いのですが、クエストが終わると話せなくなっちゃうのが不満点。汎用台詞でも良いから欲しかったところです。みんな好きなんだけど、見た目は鯉のサムが一番好きかな。キャシーがそんなこと言ったらルナが嫉妬しそう。

こんな感じでちょいちょい惜しいなって思う箇所はあるのですが、差し引いても満足感が凄い良作でした。
グラフィックに惹かれて、スローライフゲームや作業ゲームが嫌いでないのなら「買い」だと思います。定価だとちょっとお高いのは否めないので、セール時の方が良いかも。周回とかレベリングにつかれたときにおすすめです。